記録ID: 1056386
全員に公開
ハイキング
房総・三浦
逗子スピリチュアルスポットをめぐる（光明寺裏山〜住吉城址〜海前寺首塚〜披露山〜名越切通〜まんだら堂やぐら群）
2016年03月21日(月) [日帰り]
hadzuki
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:44
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 359m
- 下り
- 356m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 6:49
「光明寺裏山からの展望」と「披露山公園」という2つの「かながわの景勝50選」をめぐる「披露山コース」と、鎌倉幕府の防衛線である名越切通を抜ける「名越切通コース」の2つの逗子市ハイキングコースをオリジナルでつなぎました、
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路：JR横須賀線・逗子駅でゴール |
| コース状況／ 危険箇所等 |
町歩きレベルのハイキングコースなので危険個所はありません。 |
| その他周辺情報 | 今回訪れた「まんだら堂やぐら群」は、毎年期間限定公開ですので、公開日は事前に確認してください。 http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/syakyou/newbunkazai/nagoe/ |
写真
今回の起点・光明寺へはJR横須賀線・逗子駅からバスで。逗子駅前の「Suzukiya」さんは朝から店を開けていて、美味しそうなパン屋さんも。グループハイキングのランチかと思われるほど、しこたま美味しそうなパンを買い漁りました。
3/21 9:04
今回の起点・光明寺へはJR横須賀線・逗子駅からバスで。逗子駅前の「Suzukiya」さんは朝から店を開けていて、美味しそうなパン屋さんも。グループハイキングのランチかと思われるほど、しこたま美味しそうなパンを買い漁りました。
駅前バスロータリーの7番乗り場が「鎌40」系。ここから光明寺までバスで移動しますが、その前に早くも腹ごしらえ〜
バス停のすぐ近くには光明寺、九品寺、和賀江嶋への標識。英語、中国語、韓国語で書かれているあたり、逗子のそれなりの観光ルートらしい。
3/21 10:18
バス停のすぐ近くには光明寺、九品寺、和賀江嶋への標識。英語、中国語、韓国語で書かれているあたり、逗子のそれなりの観光ルートらしい。
GoogleMapで光明寺バス停から光明寺までの徒歩ルートをとったら、海側のバス停から境内の周囲をぐるっと回って山側から入るように表示されたんだけど、実際はバス停のすぐ前に立派な境内案内図がありました。
3/21 10:20
GoogleMapで光明寺バス停から光明寺までの徒歩ルートをとったら、海側のバス停から境内の周囲をぐるっと回って山側から入るように表示されたんだけど、実際はバス停のすぐ前に立派な境内案内図がありました。
光明寺は江戸時代には浄土宗関東十八檀林（だんりん）の第一位として格付けされた格式の高い寺院だそうです。これが山門、さすがにデカい〜
3/21 10:27
光明寺は江戸時代には浄土宗関東十八檀林（だんりん）の第一位として格付けされた格式の高い寺院だそうです。これが山門、さすがにデカい〜
まずはお詣りを済ませて、御朱印をいただきました。あ、御朱印帳の向こうに何かいるのニャン♪
ここの境内にはネコタがいっぱい〜〜やばい、先に進めな〜〜い。σ(^_^;)
光明寺裏山は「かながわの景勝50選」にも選ばれていますので、「かな景」ハンターの宇ウサクマは見逃せません。本堂右手から裏山に登る細い道が続いています。ちゃんと「景勝展望台」と標識に。
3/21 10:50
光明寺裏山は「かながわの景勝50選」にも選ばれていますので、「かな景」ハンターの宇ウサクマは見逃せません。本堂右手から裏山に登る細い道が続いています。ちゃんと「景勝展望台」と標識に。
裏山に登ってみると「展望台」というイメージよりもかなりライトな感じの白木作りのデッキが。すでに数人のご年配さんスケッチをしていました。展望は光明寺の本堂や山門を鳥瞰するような感じで、その向こうに逗子の海が臨めます。今日は富士山は見えませんでした〜
3/21 11:01
裏山に登ってみると「展望台」というイメージよりもかなりライトな感じの白木作りのデッキが。すでに数人のご年配さんスケッチをしていました。展望は光明寺の本堂や山門を鳥瞰するような感じで、その向こうに逗子の海が臨めます。今日は富士山は見えませんでした〜
「かな景」の石碑はどこ？とあたりを見回してみても、それらしい石碑がない・・・「最近、かな景から外された」とのネット情報もあり、ええ！やっぱりそうなの？ と思ったら「あら、あるじゃん石碑」
3/21 11:05
「かな景」の石碑はどこ？とあたりを見回してみても、それらしい石碑がない・・・「最近、かな景から外された」とのネット情報もあり、ええ！やっぱりそうなの？ と思ったら「あら、あるじゃん石碑」
ここからは逗子市のハイキングコース「披露山コース」に乗るはず・・・だけど、それらしき標識は見当たらず。とりあえず逗子市立第一中学校の周囲をぐるりと回ると、桜がちらほら綻び始めてました〜東京では今日3月21日に桜の開花宣言が出たらしい。横浜は3月23日予想。もうすぐだな〜
3/21 11:09
ここからは逗子市のハイキングコース「披露山コース」に乗るはず・・・だけど、それらしき標識は見当たらず。とりあえず逗子市立第一中学校の周囲をぐるりと回ると、桜がちらほら綻び始めてました〜東京では今日3月21日に桜の開花宣言が出たらしい。横浜は3月23日予想。もうすぐだな〜
披露山コースのマップと地理院地図を見比べると、どう見てもこの辺りで右手に入るはず。え？この階段？どっかのお宅に入っちゃわない？いっか〜突撃！あ、いいみたい・・・なんで全然標識ないのよ、この入口なんて、普通に歩いてたら絶対に見逃すな。
3/21 11:10
披露山コースのマップと地理院地図を見比べると、どう見てもこの辺りで右手に入るはず。え？この階段？どっかのお宅に入っちゃわない？いっか〜突撃！あ、いいみたい・・・なんで全然標識ないのよ、この入口なんて、普通に歩いてたら絶対に見逃すな。
このあたりも海岸間近まで山が迫ってる地形だから、裏山から小坪海岸に向かって下って行くこのコースは、結構狭い急坂。しかも、道は普通の民家の軒先をかすめていく感じ。路傍にはたくさんの春のいのちが芽吹いていて、全然飽きませんね〜
3/21 11:11
このあたりも海岸間近まで山が迫ってる地形だから、裏山から小坪海岸に向かって下って行くこのコースは、結構狭い急坂。しかも、道は普通の民家の軒先をかすめていく感じ。路傍にはたくさんの春のいのちが芽吹いていて、全然飽きませんね〜
光明寺裏山からだいぶ下りきった頃、やたらとまっすぐな道に出ました。ここは国道134号に沿って走っている道路らしい。少し光明寺側へ戻るように進むと、トンネルが出現。トンネルの手前まで来てみると、トンネルの上を越えていくように階段が伸びてます〜
3/21 11:22
光明寺裏山からだいぶ下りきった頃、やたらとまっすぐな道に出ました。ここは国道134号に沿って走っている道路らしい。少し光明寺側へ戻るように進むと、トンネルが出現。トンネルの手前まで来てみると、トンネルの上を越えていくように階段が伸びてます〜
おお、ようやく標識が出ました〜この階段を登ると、今回最初のスピリチュアルスポット・住吉城址らしい。
このトンネルは「小坪隧道」？すわ！これが心霊スポットとして有名な「小坪トンネル」か？でも、小坪トンネルは今回ルートの最終盤で歩く名越切通の下をぶち抜いていると聞いたぞ。どうやらこれは「同名」の別トンネルらしい（こんな近所でそんなことがあるんだ〜不思議）3/21 11:25
このトンネルは「小坪隧道」？すわ！これが心霊スポットとして有名な「小坪トンネル」か？でも、小坪トンネルは今回ルートの最終盤で歩く名越切通の下をぶち抜いていると聞いたぞ。どうやらこれは「同名」の別トンネルらしい（こんな近所でそんなことがあるんだ〜不思議）
この上に住吉城址があるって？住吉城址って今回の目的地の1つになってるスピリチュアルな史跡〜でも、それらしいの、ないね〜あ、ここ入るんじゃない？って入ったのはどう見ても「道」ではないな〜（少し行ってあえなく撤退）
3/21 11:30
この上に住吉城址があるって？住吉城址って今回の目的地の1つになってるスピリチュアルな史跡〜でも、それらしいの、ないね〜あ、ここ入るんじゃない？って入ったのはどう見ても「道」ではないな〜（少し行ってあえなく撤退）
このあたりにあるんだろうけど、よくわからんね〜ま、いっか〜と相変わらずユルい乗りのウサトレ。先に進もうとすると何やら怪しげなトンネルがぽっかり・・・「住吉隧道」
1
3/21 11:33
このあたりにあるんだろうけど、よくわからんね〜ま、いっか〜と相変わらずユルい乗りのウサトレ。先に進もうとすると何やら怪しげなトンネルがぽっかり・・・「住吉隧道」
トンネルを抜けてみても住吉城址らしき遺構や標識は見当たらず、そのまま海に向かって下りていきます。
その先にはさっきのトンネルが別世界のように、逗子マリーナのヤシの木がお迎えしてくれてます。
坂を下りきったところからすぐに別の急な石段が延びてます。この上が「正覚寺」らしい。今回は名刹巡りもスコープ内なので、これは是非お詣りしていきましょう。
3/21 11:38
坂を下りきったところからすぐに別の急な石段が延びてます。この上が「正覚寺」らしい。今回は名刹巡りもスコープ内なので、これは是非お詣りしていきましょう。
石段を登りきり庫裡らしき、建物の脇を抜けていくと、おお、その奥にいい感じの石段とお社が見えるじゃないですか〜
このお社が住吉神社で、このあたり一帯が住吉城址なのですね〜いにしえからここに佇んでいるであろう苔むした祠「住吉社」と、ぽっかり黒い口をあけた洞窟「くらやみやぐら」。これはやっぱりスピリチュアルスポットとしての貫録十分です〜
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3/21 11:47
このお社が住吉神社で、このあたり一帯が住吉城址なのですね〜いにしえからここに佇んでいるであろう苔むした祠「住吉社」と、ぽっかり黒い口をあけた洞窟「くらやみやぐら」。これはやっぱりスピリチュアルスポットとしての貫録十分です〜
登り切って社の前に立ってみると小さな案内板が1枚無造作に。なになに・・・「住吉城址」マジか――――！
住吉城址を後に海まで戻ると、そこはヤシの木の生えた公園「小坪飯島公園」。ここまで来て、ようやく「住吉城址」の案内板がありました。ってことは、本当は逗子マリーナ側から人が来ることを想定している・・・まあ、そうでしょうな。わてらが裏から来ましたのや〜
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3/21 11:58
住吉城址を後に海まで戻ると、そこはヤシの木の生えた公園「小坪飯島公園」。ここまで来て、ようやく「住吉城址」の案内板がありました。ってことは、本当は逗子マリーナ側から人が来ることを想定している・・・まあ、そうでしょうな。わてらが裏から来ましたのや〜
小坪飯島公園の臨海部分のコンクリート壁沿いに、なにやらシュノーケリングに良さそうな岩場がありますね〜今夏のシュノーケリング計画に組み込むかを確認するのも、今回のウサトレの目的の1つでした。ここは、なかなか有望そうです。
3/21 11:59
小坪飯島公園の臨海部分のコンクリート壁沿いに、なにやらシュノーケリングに良さそうな岩場がありますね〜今夏のシュノーケリング計画に組み込むかを確認するのも、今回のウサトレの目的の1つでした。ここは、なかなか有望そうです。
逗子マリーナ6号棟、7号棟を右手に見ながら、ヤシ並木を歩きます。この辺りの雰囲気は、いつ来ても日本離れしてますな〜
ここで、いきなり次の目的スポット、海前寺の標識が出現。地元のオジサンに続いてウサクマも石段を登ります。
海沿いの崖に貼りつくような集落の小路を登って行くと、きれいなお堂がありました〜ここが海前寺です。
しっかりお詣りをした後で、目的のスポットはどこ？と入口を見ると、年季の入った案内板。どうやら、この道はまだまだ奥がありそうです。
3/21 12:08
しっかりお詣りをした後で、目的のスポットはどこ？と入口を見ると、年季の入った案内板。どうやら、この道はまだまだ奥がありそうです。
ここが「海前寺の首塚」、しっかり手を合わせてます。今はお彼岸のためか、綺麗にお花が供えられていて、おどろおどろしい所はないですけど、ここが本日2番目のスピリチュアルスポットです
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3/21 12:10
ここが「海前寺の首塚」、しっかり手を合わせてます。今はお彼岸のためか、綺麗にお花が供えられていて、おどろおどろしい所はないですけど、ここが本日2番目のスピリチュアルスポットです
海前寺から小坪寺へ集落の小路を歩いていくと、たくさんの石仏が積み上げられていました〜お花も綺麗にお供えされていて、なかなか壮観です。
3/21 12:12
海前寺から小坪寺へ集落の小路を歩いていくと、たくさんの石仏が積み上げられていました〜お花も綺麗にお供えされていて、なかなか壮観です。
小坪寺への道を探っていたら、赤い首輪の茶トラねこたに遭遇。この子はあんまし遊んでくれなかったニャン。ちゃんと飼い主さんがいるからだろうか〜
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3/21 12:16
小坪寺への道を探っていたら、赤い首輪の茶トラねこたに遭遇。この子はあんまし遊んでくれなかったニャン。ちゃんと飼い主さんがいるからだろうか〜
民家の軒先みたいな細い道を歩いて、墓地を抜けたら、小坪寺がありました。境内は妙にひと気がなかったけど、墓参のひとはお寺には寄らずに墓地に直行なのかも。
3/21 12:21
民家の軒先みたいな細い道を歩いて、墓地を抜けたら、小坪寺がありました。境内は妙にひと気がなかったけど、墓参のひとはお寺には寄らずに墓地に直行なのかも。
いったん小坪港へ下りて、長蛇の列の「ゆうき食堂」を横目に眺めながら、漁港沿いに歩きます。（まだ空腹じゃなくてよかった〜）
突き当りが佛乗院でした。その入口近くに大きめのお地蔵さんが2つ並んで立っていました。「お願い地蔵尊」だそうです〜頭なでなで。
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3/21 12:29
突き当りが佛乗院でした。その入口近くに大きめのお地蔵さんが2つ並んで立っていました。「お願い地蔵尊」だそうです〜頭なでなで。
この階段が今日のコース最大の傾斜かもね。途中からは小坪港が一望できます〜曇り空の漁港もなかなかいい風景です。
住宅地の一般道からひょいって脇に入るような感じで、「天照大神社」の入り口がありました〜なんか、大神社というわりにはこじんまりした印象だな〜
3/21 12:39
住宅地の一般道からひょいって脇に入るような感じで、「天照大神社」の入り口がありました〜なんか、大神社というわりにはこじんまりした印象だな〜
ウサクマが入ってきたのは裏参道で、実はこの階段が表参道らしい。だからこじんまりして見えたのか〜失礼しました。
妙にだだっ広い公園のような、分譲住宅地のような、不思議な空間の入り込みました〜この雰囲気もある意味、スピリチュアルなスポットかも。ここは「披露山庭園住宅」という高級な住宅地らしい。
3/21 12:57
妙にだだっ広い公園のような、分譲住宅地のような、不思議な空間の入り込みました〜この雰囲気もある意味、スピリチュアルなスポットかも。ここは「披露山庭園住宅」という高級な住宅地らしい。
さて結界のような「披露山庭園住宅地」を抜け出して、ようやく今日もう1つの「かながわの景勝50選」になっている披露山公園の入口に到着です。
3/21 12:58
さて結界のような「披露山庭園住宅地」を抜け出して、ようやく今日もう1つの「かながわの景勝50選」になっている披露山公園の入口に到着です。
入口から少し上り坂を歩くと、披露山（標高92m）の山頂。ここは高台広場のようになっていて、ここが「披露山公園」らしい。かな景碑もすぐに見つかりました〜
3/21 13:01
入口から少し上り坂を歩くと、披露山（標高92m）の山頂。ここは高台広場のようになっていて、ここが「披露山公園」らしい。かな景碑もすぐに見つかりました〜
展望台からは江の島が良く見えました〜見通しが良ければ、富士山も絶景らしい〜残念
ここには孔雀や水鳥、ニホンザルを飼育している動物舎やレストハウス、トイレ、展望台、電波塔なんかがあって、かなり広いスペースの公園になってます。上空にはトンビがくるりと輪を描いて・・・獲物（ハイカーさんのお弁当）を狙ってる！
3/21 13:41
ここには孔雀や水鳥、ニホンザルを飼育している動物舎やレストハウス、トイレ、展望台、電波塔なんかがあって、かなり広いスペースの公園になってます。上空にはトンビがくるりと輪を描いて・・・獲物（ハイカーさんのお弁当）を狙ってる！
公園でランチも済ませて、名越切通までは閑静な住宅地の一般道を延々と歩きます。
住宅地を歩くのもだいぶ飽きたころ、神奈川県道311号鎌倉葉山線にあるトンネル、もうひとつの「小坪トンネル」の脇に到着〜ある意味で日本一有名なトンネルと。毎年夏になると、なにかしら媒体で話題に上がるくらいに日本でも有数のスピリチュアルなスポットです。このトンネルの上が鎌倉七口と言われる七つの鎌倉防衛遺構の1つ「名越切通」。これからそこへ向かいます。
3/21 14:29
住宅地を歩くのもだいぶ飽きたころ、神奈川県道311号鎌倉葉山線にあるトンネル、もうひとつの「小坪トンネル」の脇に到着〜ある意味で日本一有名なトンネルと。毎年夏になると、なにかしら媒体で話題に上がるくらいに日本でも有数のスピリチュアルなスポットです。このトンネルの上が鎌倉七口と言われる七つの鎌倉防衛遺構の1つ「名越切通」。これからそこへ向かいます。
ずっと続いてきた住宅地が途切れると、無造作に工事用のゲートが出現。ここから先が国指定史跡の「名越切通」です〜「まんだら堂やぐら群」の限定公開案内札もかかってます。
3/21 14:31
ずっと続いてきた住宅地が途切れると、無造作に工事用のゲートが出現。ここから先が国指定史跡の「名越切通」です〜「まんだら堂やぐら群」の限定公開案内札もかかってます。
しばらく砂利で整地された道を進みます。お彼岸であることと、「まんだら堂やぐら群」が公開中であるためか、そこそこの人数のご年配ハイカーの姿を見かけます。
3/21 14:32
しばらく砂利で整地された道を進みます。お彼岸であることと、「まんだら堂やぐら群」が公開中であるためか、そこそこの人数のご年配ハイカーの姿を見かけます。
「名越切通」の標識と案内板があって、ここからがいよいよ切通に突入します。「名越切通」は古都鎌倉を守る7つの切通しのうち最も東にあるを国指定史跡です。
3/21 14:33
「名越切通」の標識と案内板があって、ここからがいよいよ切通に突入します。「名越切通」は古都鎌倉を守る7つの切通しのうち最も東にあるを国指定史跡です。
切通の脇が塚になっていて登れたので、上から切通を見下ろしてみました〜馬に乗った敵も一騎ずつしか通れない狭さだね〜きっと。
まんだら堂やぐら群に到着です〜常時公開されていないわりには、この標識は真新しくて綺麗に整備されています。
これが今回メインのスピリチュアルスポット「まんだら堂やぐら群」です。崖一面にやぐらが配されていて2階建て3階建ては当たり前。
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3/21 14:56
これが今回メインのスピリチュアルスポット「まんだら堂やぐら群」です。崖一面にやぐらが配されていて2階建て3階建ては当たり前。
まんだら堂やぐら群の特筆すべきは、やはりその規模でしょう。全容を収めるようにパノラマ撮影してみました。スケール感を出すために写っていただいたオジサン、オバサン、ありがとうございます。
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3/21 14:57
まんだら堂やぐら群の特筆すべきは、やはりその規模でしょう。全容を収めるようにパノラマ撮影してみました。スケール感を出すために写っていただいたオジサン、オバサン、ありがとうございます。
遺構全体を俯瞰できる展望広場からみると平場も多くみられます〜正面尾根上の小さな平場からは大小10個切石を敷き並べた遺構が発見され、西側からは斬首された頭蓋骨が埋められていたとか・・・火葬跡も多く見つかっていて、やっぱり今回最大のスポットの資格十分です。
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3/21 15:01
遺構全体を俯瞰できる展望広場からみると平場も多くみられます〜正面尾根上の小さな平場からは大小10個切石を敷き並べた遺構が発見され、西側からは斬首された頭蓋骨が埋められていたとか・・・火葬跡も多く見つかっていて、やっぱり今回最大のスポットの資格十分です。
興味深くて1時間も居座ってしまった「まんだら堂やぐら群」を過ぎても名越切通は続きます。
ここが大町口。ここを左に行くと鎌倉の長勝寺、安国論寺方面へ抜けられるらしいけど、今回は右の法性寺方面に向かいます。まんだら堂やぐら群からこのあたりが、スピリチュアルスポットとして名高い小坪トンネルの上です。日没後には通りたくないな〜
3/21 15:46
ここが大町口。ここを左に行くと鎌倉の長勝寺、安国論寺方面へ抜けられるらしいけど、今回は右の法性寺方面に向かいます。まんだら堂やぐら群からこのあたりが、スピリチュアルスポットとして名高い小坪トンネルの上です。日没後には通りたくないな〜
名越切通から外れて、お彼岸で綺麗にお花の供えられた無縁仏の供養塔を過ぎたあたりで、あ、ネコタが〜〜路肩境界のロープに匂い付け〜可愛いすぎる♪
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3/21 15:48
名越切通から外れて、お彼岸で綺麗にお花の供えられた無縁仏の供養塔を過ぎたあたりで、あ、ネコタが〜〜路肩境界のロープに匂い付け〜可愛いすぎる♪
ネコタとお別れして、大切岸と法性寺の分岐です。左手に行くと石廟や大切岸があって面白そうな衣張山ハイキングコースになっているらしい。でも、今回は右手の法性寺に向かいます〜
3/21 15:57
ネコタとお別れして、大切岸と法性寺の分岐です。左手に行くと石廟や大切岸があって面白そうな衣張山ハイキングコースになっているらしい。でも、今回は右手の法性寺に向かいます〜
分岐を過ぎると崖に貼り付いたような結構急な狭い下りの石段。その途中の石を切り出した跡のようなくぼみに水が溜まってます〜でもよく見ると水は透明で綺麗。たまり水ではなく、もしかしたら湧水かも。
3/21 15:59
分岐を過ぎると崖に貼り付いたような結構急な狭い下りの石段。その途中の石を切り出した跡のようなくぼみに水が溜まってます〜でもよく見ると水は透明で綺麗。たまり水ではなく、もしかしたら湧水かも。
坂の途中にぽっかり空いた大きな岩窟が〜中に入ってみると岩をくりぬいた窓が付いていて、その先に何やら塔が見えます。きっとここからあの塔を見ながら修行したのかもね。
3/21 16:01
坂の途中にぽっかり空いた大きな岩窟が〜中に入ってみると岩をくりぬいた窓が付いていて、その先に何やら塔が見えます。きっとここからあの塔を見ながら修行したのかもね。
しばらく下ると、お堂2つと鳥居が出てきました。奥のお堂（祖師堂）を見ると「両山奥之院」と掲げられていました。ここまでスピリチャルなハイキングを無事に踏破できたことへの御礼と、ここから家に「何か」を連れて帰らないように、しっかりとお詣りさせて頂きました。
3/21 16:04
しばらく下ると、お堂2つと鳥居が出てきました。奥のお堂（祖師堂）を見ると「両山奥之院」と掲げられていました。ここまでスピリチャルなハイキングを無事に踏破できたことへの御礼と、ここから家に「何か」を連れて帰らないように、しっかりとお詣りさせて頂きました。
祖師堂の左手にある石窟（やぐら）は「御避難の法窟」と呼ばれ、松葉ヶ谷法難の際に日蓮さんが避難した場所であると伝えられているそうです。
3/21 16:14
祖師堂の左手にある石窟（やぐら）は「御避難の法窟」と呼ばれ、松葉ヶ谷法難の際に日蓮さんが避難した場所であると伝えられているそうです。
「山王大権現」と掲げられた鳥居をくぐって急な参道石段を登ると、日蓮避難の法窟がある岩山頂上に法性寺鎮守の山王権現祠がありました〜祠は小祠と、左右に題目石碑、五重塔が置かれています〜やっと雲の晴れた青空に五重塔が映えます。あ・・・この塔って、さっきの岩窟の窓から見えた塔だ〜やっぱりあそこからこの山王様を拝んでいたんだね。
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3/21 16:07
「山王大権現」と掲げられた鳥居をくぐって急な参道石段を登ると、日蓮避難の法窟がある岩山頂上に法性寺鎮守の山王権現祠がありました〜祠は小祠と、左右に題目石碑、五重塔が置かれています〜やっと雲の晴れた青空に五重塔が映えます。あ・・・この塔って、さっきの岩窟の窓から見えた塔だ〜やっぱりあそこからこの山王様を拝んでいたんだね。
この祠のある岩山からの眺望はなかなかです〜この岩山はもともと尾根筋と連続していたものが、間を人工的に掘り下げられた結果、取り残されたものらしい。
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3/21 16:10
この祠のある岩山からの眺望はなかなかです〜この岩山はもともと尾根筋と連続していたものが、間を人工的に掘り下げられた結果、取り残されたものらしい。
山門に到着〜もう目の前は県道205号線とJR横須賀線の踏切。山門を見上げると「猿畠山」の山号が書かれた扁額左右には、日蓮さんを導いたとされる白猿があしらわれていました。
3/21 16:24
山門に到着〜もう目の前は県道205号線とJR横須賀線の踏切。山門を見上げると「猿畠山」の山号が書かれた扁額左右には、日蓮さんを導いたとされる白猿があしらわれていました。
撮影機器：
感想
逗子鎌倉界隈は歴史的な史跡や遺構がたくさん。そこを「かながわの景勝50選」と絡めて歩こうというコースは、ずいぶん前から計画にありました。このあたりのコースならば、道の状態や標高差は問題にならないので、お山に行けない時の「雨傘番組」的に考えていたんだけど。。。
時は九州福岡で桜が開花した2016年春分の夜、ウサさんがネット情報で大発見〜『まんだら堂やぐら群、3月21日まで期間限定公開中』
ちょっと待った！
まんだら堂やぐら群って、奥鎌倉の秘境といわれる鎌倉七口に1つ「名越切通」に存在するという鎌倉時代後期の葬送遺構といわれる、あれか？
国指定史跡で逗子市ハイキングコース「名越切通コース」でも、思いっきり「閉鎖中」と書いてある、あれか？
神奈川県民おなじみの心霊スポット「小坪トンネル」の真上にあるという謎の岩窟石塔群。あれかーーー？
これは是非とも行かねばなるまい！
かながわの景勝50選の「光明寺裏山の展望」と「披露山公園」も近いから、逗子市ハイキングコース「披露山コース」と「名越切通コース」をくっつけてしまえ〜〜そうすれば、そのコース内に逗子のスピリチュアルなスポット「住吉城址の洞窟」とか「海前寺の首塚」とかも通るから、これは名刹＆スピリチュアルスポットを巡るコースにもなる！
ということで「清めの塩」を懐に忍ばせ（ウソです）、朝8時半に横浜から逗子に向かい、移動開始しました〜実に、2月11日の三浦富士以来、6週間ぶりのハイキングです。
ゆっくりめのスタートだけど、JR逗子駅界隈のパン屋さんはどこもお寝坊さん。10時開店、11時開店、そんなのばっかり。そんな中で駅前のスーパー「SUZUKIYA」さんだけは朝から開いていて、その中に焼き立てパン屋さんも。コロッケバーガー、メロンパン、さつま芋カスタード、クリームホーン、クロワッサンフロマージュ、ミニラタトゥーユブレッド、コーンブレッド・・・お店のお姉さんもこれを二人で食べるとは思っていなかったかも。でも、どのパンも美味しそうで外せないな〜しかも、お値段もとってもリーズナブルです。
最初の名刹「光明寺」は、思ってたよりもずっと大きなお寺でした。山門も巨大〜境内の桜はまだつぼみだったけど、ネコタが2匹。そのうちの1匹が仲良くしてくれました〜お詣りの後には、しっかりと御朱印をいただきました。
「かな景」にもなっている「光明寺裏山」に登ってみると、木造のプラットホームが2基設置されて展望台に。ここから、たとえハイキングコースのマップを持っていたとしても絶対に見逃したであろう細い脇道に入って、春の草花の間を小坪海岸に向かって下りていくと、途中の民家の庭先から、おばちゃんがニコニコしながら「どこから来たの？」なんて聞いてくる。どうやらNHK大河ドラマ「真田丸」で高島弟さんの北条氏が「いい味」を出しているせいか、最近ここを訪れるハイカーが増えているようでした〜後続にいたオジサンたちも、オバサンから色々と説明を聞いていた（聞かされていた）みたい〜
逗子マリーナ（最近はリビエラ逗子マリーナと呼ぶらしい）へ下りる途中で「小坪隧道」という市道トンネルを越えました。さては、ここが心霊スポット「小坪隧道」かと思いきや、あれは名越切通の下。同じ名前のトンネルが同一地域に2か所ある。なぜ同名が使われたのかははっきりしないらしく、ある意味これもミステリーです。
このあたりに住吉城址と錆び獲れた住吉神社があるらしいとの情報で、トンネルの上あたりのヤブに分け入ってみたけど、あえなく通行止め。まあ、いっか〜と、正覚寺というお寺さんへ登ってみると、その奥に住吉城址（住吉神社）はありました。かなり錆びれたお堂で、お詣りをすませて周囲を見渡すと、苔むした石塔と大きな洞窟がぽっかり真っ黒な口をあけてます〜〜ド真昼間だからのんきに見物してるけど、日が暮れたらここには居たくないかも〜
次なるスポット「海前寺の首塚」は海沿いの高台で、お彼岸の花が添えられていました。昔はここに斬首場があったらしいけど、場所的にはけっこう見晴のよい場所でした。
「逗子披露山庭園住宅地」という、よくわからん、だだっ広い分譲住宅地のような地域を通過しました。標高が約100mほどの小高い小坪山(披露山)を造成した日本屈指の高級住宅地だそうです。1965年から開発が始まって、バブル期には「日本のビバリーヒルズ」などと言われただけど、あえなくバブル崩壊・・・なんとなく分かるような気がします〜あの雰囲気。
苦労することの多い「かな景」碑探しですが、披露山公園の碑はすぐに見つかりました〜動物舎か園内のかなりのスペースを占めていてビックリ！。今日のお天気では見通しが今一つだったけど、江の島が綺麗に見えてました〜見通しがよければ、その先に霊峰富士が見えるそうな〜今回のコースでは、ここが最大唯一のランチスポットです。
さて、ここでちょっと作戦変更。光明寺からここまで、いろいろな名刹やスピリチュアルなスポットをのんびり巡ってきたので、ランチを食べ終わったらすでに13:30。ここから七曲りを逗子海岸、そして不如帰の碑まで行くのが本来の披露山コース。そして、そこから「真白き富士の嶺」歌碑を経て浦賀道を北上し、名越切通へ向かう計画だったのですが、それでは今回の最大の目的地、名越切通の「まんだら堂やぐら群」の公開時間（夕方16時まで）に間に合わない可能性が・・・
要は優先度の問題。今回絶対に外せないのは期間限定公開の「まんだら堂やぐら群」。ならば披露山公園から「なぎさ〜ふれあいロード」という短いハイキングコースをつかって披露山入口バス停まで歩き、そのまま一般道を連絡路として利用して名越切通コースの途中に合流するってのはどう？
この作戦が功を奏して、14時半には名越切通の入口に。う〜ん、切通しはいつ歩いてもワクワクします。「まんだら堂」が公開されているせいか、ご年配ハイカーもかなりいる様子。ここの管理をしているのかボランティアらしきオジサンが、いろいろと道案内や解説をしてくれました〜切通を10分ほど登ると「まんだら堂やぐら群」に到着〜思ったよりも大きな面積の遺構で、百メートル以上の崖にたくさんの岩窟が穿たれ、その中にたくさんの石塔が立ってます。
この石塔1つ1つが五輪塔（納骨供養塔）らしい、ということは、ここに一体何人の人が葬られているのか・・・敷地内には今は埋め戻された火葬のための遺構などもあるとのこと。これだけの規模の埋葬施設遺構ともなれば、それは夜は通りたくないな〜しかも、ここの成立などに関してはいまだに不明な点が多いらしく、スピリチュアルなスポットとしての「格」をさらに押し上げてます〜
最後に名越切通を法性寺に向かうと、途中になんとも人懐っこいネコタ2匹がお出迎えしてくれました。こやつら、全然人を畏れないってか、メシよこせ〜〜〜って感じで、かわいいです〜そういえば、光明寺でも、小坪寺に向かう途中でも、ネコタに出会ったね。今回のウサトレはネコタ遭遇密度の高いトレッキングだったニャ〜
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