記録ID: 1057158
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積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山
南蔵王 屏風岳
2017年01月28日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:29
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
天候 | 麓は晴れ、稜線はガス 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者カードはスキー場のセンターハウス内に有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●白石スキー場〜水引入道(ジャンボリーコース) 眺望が開けない樹林の道が長く続く。 登山道は雪で埋もれて判別出来ず、目印は乏しい。 冬季の入山者は少ないルートで、トレースがある事は殆ど無し。 道迷いに注意。 ●水引入道〜屏風岳 水引平から屏風岳稜線への登りは急登。 雪は深いが一部クラストしている箇所があり、ワカンやスノーシューでは厳しい。 雪崩の危険もあると思われるので、ジグを切るよりも直登の方が無難だろう。 急登を登り切り、稜線上に上がった場所には樹氷原が広がる。 樹氷原は踏み抜きが多いので、樹木が無い東面寄りを歩きたくなるが、 東面側には雪庇が出来ている為、樹氷原から大きく離れると踏み抜く危険有り。 |
写真
撮影機器:
感想
雲に包まれた真っ白な山頂。
周囲には樹氷原が広がり、そこには怪物のような形相の樹氷達が佇んでいる。
時折、強風が吹きつけて、轟々と響くその音は、
周囲を取り囲む怪物達の咆哮のようにも聞こえる。
ここは南蔵王の屏風岳。
快晴であれば、絶景が広がる山頂も、この天候では景色は冴えず。
樹氷鑑賞目的で登ってみた訳だが、今シーズン序盤の雪不足の影響か、
今年の樹氷は細く、所々で黒が目立っており、出来栄えは良くない。
"やれやれ、何の為に登ったんだか・・・"
思わずそんな愚痴をこぼしたくなる、残念な登頂であった。
氷の怪物達に囲まれ、強風吹き荒ぶ屏風岳山頂。
そこには死者の国のような暗い雰囲気が漂っており、長居する気が起きず、
早々に山頂を発って、下山ルートの水引入道へと引き返した。
水引入道まで下山すると視界は良くなり、そこからは明日登る馬ノ神岳が見えた。
今日の天候が悪かっただけに、明日は晴れる事を願わずにはいられない。
明日は晴れますように、と。
水引入道にてお祈りしてから下山したが・・・
どうやら、その祈りは通じたようである。
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