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Yamareco

記録ID: 1057158
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

南蔵王 屏風岳

2017年01月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:29
距離
13.7km
登り
1,173m
下り
1,170m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:06
休憩
0:24
合計
8:30
8:17
231
白石蔵王スキー場
12:08
12:11
73
13:24
13:33
18
13:51
13:57
12
14:09
14:12
34
14:46
14:49
118
16:47
白石蔵王スキー場
天候 麓は晴れ、稜線はガス
強風
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白石スキー場の駐車場を利用。
登山者カードはスキー場のセンターハウス内に有り。
コース状況/
危険箇所等
●白石スキー場〜水引入道(ジャンボリーコース)
眺望が開けない樹林の道が長く続く。
登山道は雪で埋もれて判別出来ず、目印は乏しい。
冬季の入山者は少ないルートで、トレースがある事は殆ど無し。
道迷いに注意。

●水引入道〜屏風岳
水引平から屏風岳稜線への登りは急登。
雪は深いが一部クラストしている箇所があり、ワカンやスノーシューでは厳しい。
雪崩の危険もあると思われるので、ジグを切るよりも直登の方が無難だろう。
急登を登り切り、稜線上に上がった場所には樹氷原が広がる。
樹氷原は踏み抜きが多いので、樹木が無い東面寄りを歩きたくなるが、
東面側には雪庇が出来ている為、樹氷原から大きく離れると踏み抜く危険有り。
白石スキー場。
晴れてはいるが強風の為、駐車場はガラガラ。
2017年01月28日 08:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/28 8:22
白石スキー場。
晴れてはいるが強風の為、駐車場はガラガラ。
神嶺林道へ進む。
2017年01月28日 08:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 8:25
神嶺林道へ進む。
林道を少し進むとラッセルになった。
2017年01月28日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 8:35
林道を少し進むとラッセルになった。
水引入道登山口までは行かず、ここからショートカット。
2017年01月28日 08:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 8:43
水引入道登山口までは行かず、ここからショートカット。
林業用のマーキングがちらほら。
2017年01月28日 08:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 8:54
林業用のマーキングがちらほら。
ぶなじゅり〜ん、その1
2017年01月28日 09:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 9:41
ぶなじゅり〜ん、その1
ぶなじゅり〜ん、その2
2017年01月28日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 10:51
ぶなじゅり〜ん、その2
樹林の奥に水引入道が見えてきた。
2017年01月28日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 11:14
樹林の奥に水引入道が見えてきた。
不忘山の東尾根。
2017年01月28日 11:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 11:31
不忘山の東尾根。
樹林を抜けると、雪原状にルートが開ける。
この辺からクラストし始め、ラッセルの負荷が減った。
2017年01月28日 11:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 11:41
樹林を抜けると、雪原状にルートが開ける。
この辺からクラストし始め、ラッセルの負荷が減った。
前回訪れた時は真っ白だった木々だが、今回は黒い。
2017年01月28日 11:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 11:57
前回訪れた時は真っ白だった木々だが、今回は黒い。
もうすぐ、水引入道
2017年01月28日 12:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 12:09
もうすぐ、水引入道
水引入道の山頂に到着。
山頂は風が強い。
2017年01月28日 12:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 12:11
水引入道の山頂に到着。
山頂は風が強い。
お隣の馬ノ神岳。
明日、登る予定。
2017年01月28日 12:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 12:12
お隣の馬ノ神岳。
明日、登る予定。
今日進むのはこちら。
屏風岳へ進む。
2017年01月28日 12:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 12:14
今日進むのはこちら。
屏風岳へ進む。
水引入道と馬ノ神岳
2017年01月28日 12:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 12:23
水引入道と馬ノ神岳
水引平に到着。
今日は風が強いが、ここは風穏やか。
2017年01月28日 12:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 12:24
水引平に到着。
今日は風が強いが、ここは風穏やか。
水引平を後にし、屏風岳稜線へと向かう。
稜線へのルートは急登。
スノーシューでは無理そうなので、アイゼンとピッケルを使用した。
2017年01月28日 13:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:02
水引平を後にし、屏風岳稜線へと向かう。
稜線へのルートは急登。
スノーシューでは無理そうなので、アイゼンとピッケルを使用した。
ここは蔵王三大急登の一つ。
雪の深さもあり、なかなか辛い。
2017年01月28日 13:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:09
ここは蔵王三大急登の一つ。
雪の深さもあり、なかなか辛い。
中間地点で一休み。
足攣りそう。
2017年01月28日 13:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:18
中間地点で一休み。
足攣りそう。
ここから上は、更に雪が深い。
股下ラッセルになった。
2017年01月28日 13:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:24
ここから上は、更に雪が深い。
股下ラッセルになった。
急登を登りつめ、屏風岳稜線に到達。
そこには、ポツンと佇む樹氷が一つ。
この樹氷は下降路の目印になるので場所と形を覚えておこう。
2017年01月28日 13:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:32
急登を登りつめ、屏風岳稜線に到達。
そこには、ポツンと佇む樹氷が一つ。
この樹氷は下降路の目印になるので場所と形を覚えておこう。
屏風岳の樹氷原。
今年は前半の雪不足のせいか、出来が良くない。
所々で黒が目立つ。
2017年01月28日 13:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:37
屏風岳の樹氷原。
今年は前半の雪不足のせいか、出来が良くない。
所々で黒が目立つ。
これはなかなか良い出来栄え。
立派なモンスターになっている。
2017年01月28日 13:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:43
これはなかなか良い出来栄え。
立派なモンスターになっている。
樹氷原を進む。
2017年01月28日 13:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:47
樹氷原を進む。
屏風岳の山頂、と思われる地点。
ガスで視界が悪く、苦労の割には残念な登頂。
2017年01月28日 13:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:51
屏風岳の山頂、と思われる地点。
ガスで視界が悪く、苦労の割には残念な登頂。
馬ノ神岳の方向を見てみるが、真っ白で何も見えてこない。
2017年01月28日 13:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:52
馬ノ神岳の方向を見てみるが、真っ白で何も見えてこない。
少しだけガスが薄くなった。
2017年01月28日 13:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:52
少しだけガスが薄くなった。
山頂を後にし、屏風岳の最高標高点(1825m)へ向かう。
東面側には雪庇が出来ているので、そちらには近づかない様に。
2017年01月28日 13:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:53
山頂を後にし、屏風岳の最高標高点(1825m)へ向かう。
東面側には雪庇が出来ているので、そちらには近づかない様に。
最高標高点に到着。
こちらもガスで真っ白け。
景色は冴えない。
2017年01月28日 13:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 13:59
最高標高点に到着。
こちらもガスで真っ白け。
景色は冴えない。
屏風岳を後にし、下山する。
水引平へ下降路は、視界が悪いと見つけるのが難しい。
下降路なのか、雪庇なのか、判断がつかず、目印無しだと苦労する。
2017年01月28日 14:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 14:16
屏風岳を後にし、下山する。
水引平へ下降路は、視界が悪いと見つけるのが難しい。
下降路なのか、雪庇なのか、判断がつかず、目印無しだと苦労する。
水引平へ戻ってきた。
2017年01月28日 14:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 14:37
水引平へ戻ってきた。
馬ノ神岳と水引入道を眺めて一休み。
2017年01月28日 14:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 14:37
馬ノ神岳と水引入道を眺めて一休み。
水引入道の背景には青空が見える。
どうやら、屏風岳稜線だけガスってる模様。
やはり、屏風岳はなかなか晴れてくれない。
2017年01月28日 14:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 14:39
水引入道の背景には青空が見える。
どうやら、屏風岳稜線だけガスってる模様。
やはり、屏風岳はなかなか晴れてくれない。
馬ノ神岳
明日は晴れますように。
( ̄人 ̄)
2017年01月28日 14:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 14:53
馬ノ神岳
明日は晴れますように。
( ̄人 ̄)
水引入道を過ぎて、少し下ると再び青空が広がった。
麓側は相変わらず晴れてるようだ。
2017年01月28日 14:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 14:55
水引入道を過ぎて、少し下ると再び青空が広がった。
麓側は相変わらず晴れてるようだ。
太陽と地吹雪
2017年01月28日 14:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
1/28 14:57
太陽と地吹雪
風紋が美しい。
2017年01月28日 14:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 14:57
風紋が美しい。
一瞬だけ不忘山の山頂が見えたが、再び雲に隠れてしまった。
2017年01月28日 15:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 15:08
一瞬だけ不忘山の山頂が見えたが、再び雲に隠れてしまった。
神嶺林道まで下山。
あとはトレースを辿ってスキー場へ帰る。
明日も使うトレースなので、しっかり固めておこう。
2017年01月28日 16:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/28 16:24
神嶺林道まで下山。
あとはトレースを辿ってスキー場へ帰る。
明日も使うトレースなので、しっかり固めておこう。

感想

雲に包まれた真っ白な山頂。
周囲には樹氷原が広がり、そこには怪物のような形相の樹氷達が佇んでいる。
時折、強風が吹きつけて、轟々と響くその音は、
周囲を取り囲む怪物達の咆哮のようにも聞こえる。
ここは南蔵王の屏風岳。
快晴であれば、絶景が広がる山頂も、この天候では景色は冴えず。
樹氷鑑賞目的で登ってみた訳だが、今シーズン序盤の雪不足の影響か、
今年の樹氷は細く、所々で黒が目立っており、出来栄えは良くない。
"やれやれ、何の為に登ったんだか・・・"
思わずそんな愚痴をこぼしたくなる、残念な登頂であった。
氷の怪物達に囲まれ、強風吹き荒ぶ屏風岳山頂。
そこには死者の国のような暗い雰囲気が漂っており、長居する気が起きず、
早々に山頂を発って、下山ルートの水引入道へと引き返した。

水引入道まで下山すると視界は良くなり、そこからは明日登る馬ノ神岳が見えた。
今日の天候が悪かっただけに、明日は晴れる事を願わずにはいられない。
明日は晴れますように、と。
水引入道にてお祈りしてから下山したが・・・
どうやら、その祈りは通じたようである。

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