三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812) 牛の背(1757)
- GPS
- 13:40
- 距離
- 22.5km
- 上り
- 1,813m
- 下り
- 1,814m
コースタイム
いやしの温泉郷 発 1:55-- 林用作業小屋跡 3:32 --1791m標高点 5:36 --菅生下山口標識 5:39---三嶺ヒュッテ 6:01---三嶺 (6:21-6:50) ---西熊山 (8:14-8:33) ---お亀岩 8:58 ---天狗峠綱附森分岐 9:45 ---天狗峠西山林道分岐 9:55---天狗塚山頂 (10:28-10:49)---牛の背三角点 (11:24-11:32) ----天狗峠西山林道分岐 (12:29-12:40) ---1476標高点 13:04---西山林道天狗峠登山口 ( 13:26-13:33 ) ---ふるさと林道 --- いやしの温泉郷 着 15:35
天候 | 晴れ 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
------------------------------------ 【大雪の冬 お亀岩避難小屋】 大雪の冬は お亀岩避難小屋付近では お亀岩避難小屋自体 含めて 過去何度か雪崩に見舞われています 小屋が雪崩に見舞われるのは 古く 剱沢小屋の雪崩遭難事例など 多雪地帯では珍しことではなく 多々あります。 くれぐれも 積雪期 お亀岩避難小屋周辺の幕営は 槍平小屋周辺の雪崩遭難例もあり 大雪の冬は ご注意! http://shumiyama.com/nadare/cat232/ https://goo.gl/TgYHr8 ------------------------------------ 【お亀岩から 天狗峠までの区間】 天狗峠東面 カール状の地形に シリセード痕が。。。 大雪の年には天狗峠東面には数多くの雪崩痕を見かける。 雪山は天候 雪質など 与えられた条件は 時々刻々 変化。 四国のような南国の雪山は一日のうちで雪質の変化が激しい。 先行者がトレースをつけた時間には 正解でも 何時間か経過したあとに 後続が 通過する時間帯には 状況が一変。やはり通過する時間にあわせて自分なりに その都度 的確にルートを判断 いくことが大切。 私は 積雪期 お亀岩〜天狗峠 間は 雪崩リスクが より少ないと 自分で判断する雪崩地形を避けたルートを採用することにしています ■2015年2月1日 お亀岩から 天狗峠までの区間 http://shumiyama.blogspot.jp/2015/02/201521.html ■2010年1月24日天狗峠には無知な登山者 驚くべき光景を目撃 http://shumiyama.blogspot.jp/2010/01/2010124_24.html ■2008年 天狗峠 東面 雪崩 http://shumiyama.web.fc2.com/kiroku-huyu/2008tengpass.html ■大雪だった2005・2006年のシーズンの 三嶺 天狗峠 天狗塚 雪崩マップあり http://shumiyama.web.fc2.com/kiroku-huyu/2006nadare.html ------------------------------------ 【安全登山】 この山行では 安全登山のために 以下を実行しています。 ■「コンパス」にて 登山計画届・下山届 を提出しています。 山と自然ネットワーク「コンパス」 http://www.mt-compass.com/ ■山中では 常時 「ヒトココ」 を携帯しています。 電子登山計画届「コンパス」と連動して 「ヒトココ ID」 を届け出ています。 http://www.authjapan.com/ http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1117 ■ヤマレコ ヤマメモ 登山中の「登山メモ」を一般公開しています 「shumiyama」 http://www.yamareco.com/modules/yamamemo/ http://www.yamareco.com/modules/yamamemo/userinfo.php?uid=42886 ■APRS アマ無線「APRS」にて 登山中の現在位置をリアルタイムに一般公開。 「 JJ5MDM-7 」 アマ無線ハンディー機 144/430MHz帯 (含 予備電池)2台 を携行。 http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600 「 JJ5MDM-5 」スマホアプリ「APRSdroid」使用。 http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600 ------------------------------------ 【APRS】 2017年2月4日 APRS(Automatic Packet Reporting System) APRSは山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて公開 閲覧でき、山岳遭難対策には有効なシステムです。 ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者資格、無線局の開局免許が必要す。 今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、 多くのアマチュア無線家のみなさんには 大変お世話になり ありがとうございました。 ------------------------------------ ■三嶺(1893) 冬の名頃コース 特に ご注意。 三嶺 徳島県 東祖谷 側からの 登山ルートとして名頃からのコースは夏はポピュラーな一般コースですが 多雪の冬は 樹林限界を越えたところで 雪の不安定なときは 危険な箇所がでてきて 適確な雪質判断と 慎重な行動が要求される厳しいコースとなります。 ここは かねてから 積雪期には 雪崩のリスク高いと 指摘されています。 http://shumiyama.com/nadare/2013/12/1893-1.html ------------------------------------ |
その他周辺情報 | いやしの温泉郷 冬期休業中 3月31日まで |
写真
感想
【山頂】
■三嶺「マイナス4.1度 北 4.6m 晴れ 東の空があかくなった 夜明け前 剣山 次郎笈 天狗塚 見える 」(累計登頂回数 528回)
縦走路で朝日
山稜は 27日に比べ 雪が一気に減って 締まっていて 歩きやすくなっていた。
■西熊山「マイナス1.8度 北 4.0m 曇り 三嶺 次郎笈 天狗塚 見える 遠く笹ヶ峰 瓶が森 石鎚山 見える」(累計登頂回数 429回)
■天狗塚 「マイナス0.6度 北 4m 三嶺 剣山 次郎笈 石鎚 瓶が森 笹ヶ峰山系 見える 」(累計登頂回数 514回)
大雪の後 いい天気が続き 雪は大幅に減って 快調に縦走することができた。
心配していた お亀岩避難小屋の裏からの雪崩は大丈夫だった。
牛の背では 2-30頭のシカの大群が いくつも 次々 でてきては 走り去っていた。数群で 推定 100頭以上。
【お亀岩〜天狗峠登り区間の検証】
大雪の後の 前週1月27日に 三嶺から天狗塚までの縦走をめざし 西熊山の先で 積雪状況 ラッセルの進み具合など 勘案し 日帰り縦走の範囲を超えると判断。縦走は断念し 三嶺に 引き返した。
前回 引き返しの最大 懸念要因となった お亀岩〜天狗峠登り区間。
今回の登りで 積雪量を つぶさに検証。
下部の大岩付近 や 上部 の雪庇のあるあたり を見ていると ゆきが少なくなっても まだ かなりの積雪が たまっていた。
たぶん 前週は 大量の締まらない湿雪にもぐりこみ 雪崩 雪庇ブロック崩壊の危険にさらされながら 苦戦のラッセルを強いられ 夏タイム数倍の所用時間がかかっていたと類推。
縦走断念は 無難な判断だった。
【ふるさと林道 林道阿佐名頃線】
■さらに 西山林道に降りて みると 轍 除雪なし。
西山方面にはツボ足トレースがあったが 菅生方面はトレースなし。
北側で 道路面 約20センチくらいの雪で ラッセルというほどでもないが やはり トレースなしの 林道歩きは つらい。
前週は この何倍かの積雪量だろう。
この場合 久保まで 下りて 除雪された国道439号を歩く選択もでてくるが それでもバス運休なので 時間がかかる。
長い 菅生への林道阿佐名頃線だが 幸い 林業機械が残置されている付近(この日は林業作業なし)まで くると 林道が除雪されていた。
除雪のありがたみ が よくわかった。
【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72157679964801375
【動画】
https://youtu.be/J5tplfUar-o
【趣深山ブログ】
http://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/76bd207d8c1c24b3aa001a877215c0de
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