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Yamareco

記録ID: 1062105
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

観月台〜鋸山〜林道口(関東ふれあいの道@千葉26「東京湾を望むみち」)

2015年12月05日(土) [日帰り]
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hadzuki その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:07
距離
10.5km
登り
734m
下り
726m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:40
休憩
2:26
合計
6:06
10:15
12
10:50
10:58
37
11:35
12:04
5
12:09
12:40
26
13:06
14:06
22
14:28
14:38
44
15:22
15:25
35
16:00
16:00
21
鋸山ダム
16:21
保田駅
関東ふれあいの道@千葉26「東京湾を望むみち」を利用しました。
日帰りではなく、保田駅から館山駅へ移動して一泊しています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路は、京浜急行・京急久里浜駅から神奈川県の久里浜港まで徒歩(のんびり実測40分)。久里浜港から千葉県の金谷港まで東京湾フェリー(40分)。金谷港からコース起点のJR内房線・浜金谷駅まで徒歩(のんびり実測15分)。
コース終点は、JR内房線・保田駅。
コース状況/
危険箇所等
関東ふれあいの道として整備された登山道と林道です。ただし鋸山の石切場跡から「東京湾を見晴台を望む展望台」への石段は、通称「絶壁階段」と呼ばれる急峻で狭い石段ですので、ハイカー同士のすれ違いなどには十分に注意してください。
その他周辺情報 当日はコース終点の保田駅から電車で館山駅に移動し、休暇村・館山で一泊。翌日はゆっくりと館山の海岸と南総里見八犬伝ゆかりの館山城を散策しました。
東京湾フェリー乗り場のある久里浜港に向けて、京急久里浜駅から平作川沿いへ。たくさんの釣り船が係留されていて、これから出発みたいで賑やかです。
2015年12月05日 07:25撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 7:25
東京湾フェリー乗り場のある久里浜港に向けて、京急久里浜駅から平作川沿いへ。たくさんの釣り船が係留されていて、これから出発みたいで賑やかです。
紺碧の空と白い建物が波紋にゆれて、その中をたゆたうカモメが綺麗ですね〜
2015年12月05日 07:28撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 7:28
紺碧の空と白い建物が波紋にゆれて、その中をたゆたうカモメが綺麗ですね〜
平作川の河口に架かる開国橋を右に折れ、ペリー通りを歩きます。
2015年12月05日 07:39撮影
12/5 7:39
平作川の河口に架かる開国橋を右に折れ、ペリー通りを歩きます。
ペリー通りには当然「ペリー公園」があって、そこにはやっぱり「ペリー来航記念碑」が立っていますね〜
2015年12月05日 07:47撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 7:47
ペリー通りには当然「ペリー公園」があって、そこにはやっぱり「ペリー来航記念碑」が立っていますね〜
駅からのんびり散策しながらテクテク40分ほどで、千葉の金谷港行きに東京湾フェリー乗り場に到着〜
2015年12月05日 07:59撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 7:59
駅からのんびり散策しながらテクテク40分ほどで、千葉の金谷港行きに東京湾フェリー乗り場に到着〜
東京湾をわたるフェリーのトンビとカモメがいっぱいついてきます〜「とどけーー!えびせん」この写真は翌年2016年のKTWR日本語放送フレンドシップラジオ(グアムから送信)のベリカード画像に採用されました。
2015年12月05日 08:29撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 8:29
東京湾をわたるフェリーのトンビとカモメがいっぱいついてきます〜「とどけーー!えびせん」この写真は翌年2016年のKTWR日本語放送フレンドシップラジオ(グアムから送信)のベリカード画像に採用されました。
今日はお天気絶好調で見通しも良く、富士山が綺麗ですね〜「一富士、二鳶、三タンカー」かな〜
2015年12月05日 08:44撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 8:44
今日はお天気絶好調で見通しも良く、富士山が綺麗ですね〜「一富士、二鳶、三タンカー」かな〜
さあ、千葉へ上陸しました〜売店で試食の練り物に舌鼓を打って、げそ天1袋お買い上げ〜外に出ると雲一つない快晴ですね。ホントに空が青いにもほどがある〜
2015年12月05日 09:25撮影
12/5 9:25
さあ、千葉へ上陸しました〜売店で試食の練り物に舌鼓を打って、げそ天1袋お買い上げ〜外に出ると雲一つない快晴ですね。ホントに空が青いにもほどがある〜
こっちは隣接する「The Fish」。さっきの売店より格段に賑やかで鮮魚いっぱい!でも、これからウサトレだし鮮魚は買えんな〜
2015年12月05日 09:26撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 9:26
こっちは隣接する「The Fish」。さっきの売店より格段に賑やかで鮮魚いっぱい!でも、これからウサトレだし鮮魚は買えんな〜
「The Fish」から浜金谷駅に向かってデカい駐車場を歩いていると、すぐ隣りにコンビニが見えました。今回はここでランチ用おにぎりを仕入れました。
2015年12月05日 09:37撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 9:37
「The Fish」から浜金谷駅に向かってデカい駐車場を歩いていると、すぐ隣りにコンビニが見えました。今回はここでランチ用おにぎりを仕入れました。
その先は駅まで、素朴な通りをのんびりを歩いていきます。
2015年12月05日 09:51撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 9:51
その先は駅まで、素朴な通りをのんびりを歩いていきます。
15分ほど歩くと今日のコース起点・浜金谷駅です。コンパクトで簡素ですが、待合いはとてもきれいなです。
2015年12月05日 09:54撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 9:54
15分ほど歩くと今日のコース起点・浜金谷駅です。コンパクトで簡素ですが、待合いはとてもきれいなです。
駅前の広場(というほどのものでもないけど)には関東ふれあいの道の綺麗な案内板がありました。これならコース整備も大丈夫かな?
2015年12月05日 09:54撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 9:54
駅前の広場(というほどのものでもないけど)には関東ふれあいの道の綺麗な案内板がありました。これならコース整備も大丈夫かな?
このとき広場には10人近いご年配のハイカーグループがみんなで準備体操していました。このままでは彼らの集団に飲まれてしまうので、出発時間をずらすために、駅の待合室のベンチで朝ごパンをいただくことにしました〜
2015年12月05日 09:58撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 9:58
このとき広場には10人近いご年配のハイカーグループがみんなで準備体操していました。このままでは彼らの集団に飲まれてしまうので、出発時間をずらすために、駅の待合室のベンチで朝ごパンをいただくことにしました〜
20分ほど休憩して、それでも当初計画より1時間早めに出発。まずは観月台へ向かうため、車力道との分岐を目指し、金谷川を渡ります。
2015年12月05日 10:18撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:18
20分ほど休憩して、それでも当初計画より1時間早めに出発。まずは観月台へ向かうため、車力道との分岐を目指し、金谷川を渡ります。
駅から5分ほど歩くと、観光案内所「石の舎」。ここで地元産のハイキングマップを入手しました。やっぱり地元作成のマップが一番情報が新しい。
2015年12月05日 10:19撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:19
駅から5分ほど歩くと、観光案内所「石の舎」。ここで地元産のハイキングマップを入手しました。やっぱり地元作成のマップが一番情報が新しい。
こういう住宅地や市街地は、かえってルートが分かりにくいものですが、関東ふれあいの道の指導標識が結構マメに立っています。
2015年12月05日 10:21撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:21
こういう住宅地や市街地は、かえってルートが分かりにくいものですが、関東ふれあいの道の指導標識が結構マメに立っています。
名称の定かでない金谷川支流に沿って歩くと、前方には房総の里山が見えてきました。
2015年12月05日 10:22撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:22
名称の定かでない金谷川支流に沿って歩くと、前方には房総の里山が見えてきました。
整備修繕されたばかりなのか、白木が妙に新しい雰囲気の天王神社で安全祈願をしておきます。浜金谷駅で知り合った関東百名山踏破目前のお兄さんも、ここでお詣りしていました。
2015年12月05日 10:24撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:24
整備修繕されたばかりなのか、白木が妙に新しい雰囲気の天王神社で安全祈願をしておきます。浜金谷駅で知り合った関東百名山踏破目前のお兄さんも、ここでお詣りしていました。
内房線の高架下をくぐると、道はいっきに里山っぽくなります。
2015年12月05日 10:25撮影
12/5 10:25
内房線の高架下をくぐると、道はいっきに里山っぽくなります。
いよいよ車力道分岐到着。山ガール2名が観月台コースと車力道コースをどっちに行くか悩み中。さっきお兄さんはさっさと「車力道」を選択したようです。
2015年12月05日 10:28撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:28
いよいよ車力道分岐到着。山ガール2名が観月台コースと車力道コースをどっちに行くか悩み中。さっきお兄さんはさっさと「車力道」を選択したようです。
ウサクマは当然、観月台コースを選択。この階段を登ります〜
2015年12月05日 10:28撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:28
ウサクマは当然、観月台コースを選択。この階段を登ります〜
急な階段だけど、途中に所々踊り場のようになったところがあって、そこで振り返ると、木立の間から富士山が綺麗に望めます〜
2015年12月05日 10:32撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:32
急な階段だけど、途中に所々踊り場のようになったところがあって、そこで振り返ると、木立の間から富士山が綺麗に望めます〜
冨士山を振り返りながら登って行くと、階段じゃなくてゴロゴロした岩の急坂になりました〜階段よりもこういう岩を登る方が断然面白いですね〜
2015年12月05日 10:43撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:43
冨士山を振り返りながら登って行くと、階段じゃなくてゴロゴロした岩の急坂になりました〜階段よりもこういう岩を登る方が断然面白いですね〜
車力道分岐から一気に100mちかく登って、観月台に到着です。まずは富士山といっしょに撮ろうとしたけど、背景は白トビして写りませんでした〜(^^;
2015年12月05日 10:49撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:49
車力道分岐から一気に100mちかく登って、観月台に到着です。まずは富士山といっしょに撮ろうとしたけど、背景は白トビして写りませんでした〜(^^;
観月台からの眺望〜麓の金谷の町並み、金谷港、そして東京湾越しの富士山が見事ですね〜
2015年12月05日 10:49撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:49
観月台からの眺望〜麓の金谷の町並み、金谷港、そして東京湾越しの富士山が見事ですね〜
鋸山への道標はなかなか味があります。でも、ここからいったん下ります。ええ〜せっかく登ったのに〜
2015年12月05日 10:52撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:52
鋸山への道標はなかなか味があります。でも、ここからいったん下ります。ええ〜せっかく登ったのに〜
下りきったあたりは少し開けていて「あじさい広場」とのこと。季節がよけれな見どころなのでしょうが、今はただの草むらですね。
2015年12月05日 10:55撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:55
下りきったあたりは少し開けていて「あじさい広場」とのこと。季節がよけれな見どころなのでしょうが、今はただの草むらですね。
でも、ここで重要なのはあじさいじゃなくて「トイレ」! ここを逃すと、終点の保田駅まで延々とトイレの無い死のロードです〜
2015年12月05日 10:56撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 10:56
でも、ここで重要なのはあじさいじゃなくて「トイレ」! ここを逃すと、終点の保田駅まで延々とトイレの無い死のロードです〜
トイレすっきりで少し歩くと、ちょっと視界が開けた先に断崖絶壁が見えます〜あれが「地獄のぞき」ですね。昔行ったことがあるので、今回のルートではパスしています。
2015年12月05日 11:01撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:01
トイレすっきりで少し歩くと、ちょっと視界が開けた先に断崖絶壁が見えます〜あれが「地獄のぞき」ですね。昔行ったことがあるので、今回のルートではパスしています。
歴史を感じる古い石段の山道に海抜150mの標識。ちょうど木漏れ日がいい感じだったのでパシャリ!
2015年12月05日 11:05撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:05
歴史を感じる古い石段の山道に海抜150mの標識。ちょうど木漏れ日がいい感じだったのでパシャリ!
このあたりに続くちょっと変わった石の道は「樋道跡」と呼ばれる史跡のようです。
2015年12月05日 11:06撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:06
このあたりに続くちょっと変わった石の道は「樋道跡」と呼ばれる史跡のようです。
樋道は切り出した石を滑らせて運ぶための運搬経路だったそうです。
2015年12月05日 11:17撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:17
樋道は切り出した石を滑らせて運ぶための運搬経路だったそうです。
細い道に石を滑らせる? 暴走したら? ほとんどインディージョーンズの世界だな。
2015年12月05日 11:20撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:20
細い道に石を滑らせる? 暴走したら? ほとんどインディージョーンズの世界だな。
樋道の途中にはおそらく運ぶ途中の石を一時積み置いたと思われる平地があって、古い石組みが作られていました
2015年12月05日 11:22撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:22
樋道の途中にはおそらく運ぶ途中の石を一時積み置いたと思われる平地があって、古い石組みが作られていました
ここで日本寺分岐です。関東ふれあいの道の指導標識は「疲れ切った」感じだけど・・・
2015年12月05日 11:27撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:27
ここで日本寺分岐です。関東ふれあいの道の指導標識は「疲れ切った」感じだけど・・・
隣りにはスチール製の焼付塗装っぽい、イラストとカラー写真も入った、やたらに豪華か案内板が設置されていました。「房州石と芸術のまち金谷」とデカデカと銘打っているので、富津市(金谷地区)の成せるワザか。
2015年12月05日 11:27撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:27
隣りにはスチール製の焼付塗装っぽい、イラストとカラー写真も入った、やたらに豪華か案内板が設置されていました。「房州石と芸術のまち金谷」とデカデカと銘打っているので、富津市(金谷地区)の成せるワザか。
ここから新道コースへ。鋸山崖下を400m歩くこのコースは、かつて石切り職人が現場へ行くのに通った、いわば「通勤コース」だそうです。通勤ごくろうさま〜
2015年12月05日 11:27撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:27
ここから新道コースへ。鋸山崖下を400m歩くこのコースは、かつて石切り職人が現場へ行くのに通った、いわば「通勤コース」だそうです。通勤ごくろうさま〜
あ、さっきよりももっと近くに「地獄のぞき」が見えるようになりましたね〜
2015年12月05日 11:34撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:34
あ、さっきよりももっと近くに「地獄のぞき」が見えるようになりましたね〜
さあ、いよいよ巨石ワールドへ
2015年12月05日 11:45撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:45
さあ、いよいよ巨石ワールドへ
なんなんだ〜この直線・直角・並行な切り口は〜豆腐かバターみたいにスッパリ切っちゃってます。
2015年12月05日 11:48撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:48
なんなんだ〜この直線・直角・並行な切り口は〜豆腐かバターみたいにスッパリ切っちゃってます。
もう使われなくなって久しい朽ち果てた機械が、なんとなくアンドレイ・タルコフスキー監督の世界を思わせます。
2015年12月05日 11:49撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:49
もう使われなくなって久しい朽ち果てた機械が、なんとなくアンドレイ・タルコフスキー監督の世界を思わせます。
巨石に圧倒されながらも時々こんな眺望が広がってホッとします。石切場は巨大ですが所詮人の手によるもの、自然の創造に比すれば小っちゃい小っちゃ・・・くないな〜
2015年12月05日 11:52撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 11:52
巨石に圧倒されながらも時々こんな眺望が広がってホッとします。石切場は巨大ですが所詮人の手によるもの、自然の創造に比すれば小っちゃい小っちゃ・・・くないな〜
おいおい、この切り取り方になんか意味はあるのか?
2015年12月05日 12:03撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 12:03
おいおい、この切り取り方になんか意味はあるのか?
ここから展望台へは恐怖の「絶壁階段」。この勾配はハンパじゃない。とてもじゃないが写真なんか撮ってられませんでした〜ということで高低差100m近い「絶壁階段」を登りきると「東京湾を望む展望台」案内板です。
2015年12月05日 12:24撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 12:24
ここから展望台へは恐怖の「絶壁階段」。この勾配はハンパじゃない。とてもじゃないが写真なんか撮ってられませんでした〜ということで高低差100m近い「絶壁階段」を登りきると「東京湾を望む展望台」案内板です。
さすがに「東京湾を望む展望台」と銘打つだけあって、ここからは麓の富津の町から東京湾、その先の丹沢、伊豆半島、そして富士山まで一望に収めることができます。
2015年12月05日 12:26撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 12:26
さすがに「東京湾を望む展望台」と銘打つだけあって、ここからは麓の富津の町から東京湾、その先の丹沢、伊豆半島、そして富士山まで一望に収めることができます。
地球の丸みを感じられる光景なので、パノラマでも撮影してみました〜逆光ですが、かえって面白いかも〜
2015年12月05日 12:30撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 12:30
地球の丸みを感じられる光景なので、パノラマでも撮影してみました〜逆光ですが、かえって面白いかも〜
展望台は狭くベンチが4つほど。休みたい家族連れも多いのでウサクマは先に進みます〜と登山道を歩くと路傍には「巡視路」の標識・・・よく見ると「TEPCO」。
2015年12月05日 12:50撮影
12/5 12:50
展望台は狭くベンチが4つほど。休みたい家族連れも多いのでウサクマは先に進みます〜と登山道を歩くと路傍には「巡視路」の標識・・・よく見ると「TEPCO」。
路傍を見ながら歩くと、たしかに所々に電柱らしきものが立っています。この送電設備を管理するための巡視路なのかもしれませんね。でも、管理する人も大変だな。
2015年12月05日 12:54撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 12:54
路傍を見ながら歩くと、たしかに所々に電柱らしきものが立っています。この送電設備を管理するための巡視路なのかもしれませんね。でも、管理する人も大変だな。
どうも道がよく分からんな〜左のような気もするし、右にトレースもある。ということで、右に行ってみます〜
2015年12月05日 13:00撮影
12/5 13:00
どうも道がよく分からんな〜左のような気もするし、右にトレースもある。ということで、右に行ってみます〜
あれ、なんか無線中継局みたいな建物にたどり着きました。まあ、これだけの人工物が建ってるんだから、コースアウトだとしても大したことはないな。
2015年12月05日 13:02撮影
12/5 13:02
あれ、なんか無線中継局みたいな建物にたどり着きました。まあ、これだけの人工物が建ってるんだから、コースアウトだとしても大したことはないな。
どうやら今通ってきた道はショートカットだったらしく、鞍部に下りるとぐるっとまき道がありました。ここから木の根の急坂を登ると、展望台を出て20分ちょっとで、鋸山山頂に到着しました〜
2015年12月05日 13:06撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 13:06
どうやら今通ってきた道はショートカットだったらしく、鞍部に下りるとぐるっとまき道がありました。ここから木の根の急坂を登ると、展望台を出て20分ちょっとで、鋸山山頂に到着しました〜
さっきのは関東ふれあいの道の案内板で、こっちの小さいのが山頂碑のようですね〜「房州低名山 鋸山」(^^;
2015年12月05日 13:06撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 13:06
さっきのは関東ふれあいの道の案内板で、こっちの小さいのが山頂碑のようですね〜「房州低名山 鋸山」(^^;
それにしても、この狭い山頂スペースにずいぶんいろんなもん詰め込みましたね〜山頂標識の他に、関東ふれあいの道の山頂案内板、基準測量三角点、でっかい菱形基線測点、そして休憩用の野外卓が一組。
2015年12月05日 13:10撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 13:10
それにしても、この狭い山頂スペースにずいぶんいろんなもん詰め込みましたね〜山頂標識の他に、関東ふれあいの道の山頂案内板、基準測量三角点、でっかい菱形基線測点、そして休憩用の野外卓が一組。
さっきの展望台よりもはるかに手狭な山頂スペースですけど、運用く独占状態。ここでメシを喰わずにどこで喰う!ということで金谷港で買ったげそ天)を入れて即席のげそ天そばを作りました。おにぎりとともに、いただきま〜す。
2015年12月05日 13:32撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 13:32
さっきの展望台よりもはるかに手狭な山頂スペースですけど、運用く独占状態。ここでメシを喰わずにどこで喰う!ということで金谷港で買ったげそ天)を入れて即席のげそ天そばを作りました。おにぎりとともに、いただきま〜す。
14:00 鋸山山頂を後に、林道口に向かって下山開始。ここでちょうど計画の時刻に。ということは浜金谷駅出発のときの1時間の貯金を使い果たしたことに。でも、あの絶壁階段ですから、オンスケでここを出発できるだけで「善し」とします。
2015年12月05日 14:03撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 14:03
14:00 鋸山山頂を後に、林道口に向かって下山開始。ここでちょうど計画の時刻に。ということは浜金谷駅出発のときの1時間の貯金を使い果たしたことに。でも、あの絶壁階段ですから、オンスケでここを出発できるだけで「善し」とします。
下りも結構キツイな〜ゴロゴロとした岩と木の根の急坂が多いので全然気を緩められないですね。岩の尾根もだんだん痩せてきました〜
2015年12月05日 14:16撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 14:16
下りも結構キツイな〜ゴロゴロとした岩と木の根の急坂が多いので全然気を緩められないですね。岩の尾根もだんだん痩せてきました〜
これは根のか? こうなったシチュエーションが想像しがたいです〜
2015年12月05日 14:27撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 14:27
これは根のか? こうなったシチュエーションが想像しがたいです〜
落ち葉の厚く積もった緩やかなコブ(鋸山東の肩かな)の林を歩くと『危険!安兵衛井戸・沢コース(上級者向けコース)』の看板が! さっき山頂で出会ったお兄さんが「迷ったと思った」と言ってたのは、きっとこのコースですね〜くわばらくわばら
2015年12月05日 14:28撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 14:28
落ち葉の厚く積もった緩やかなコブ(鋸山東の肩かな)の林を歩くと『危険!安兵衛井戸・沢コース(上級者向けコース)』の看板が! さっき山頂で出会ったお兄さんが「迷ったと思った」と言ってたのは、きっとこのコースですね〜くわばらくわばら
また尾根がゴロゴロした岩で痩せてきました〜でも木漏れ日の中で風が吹き抜けて、気持ちいです。
2015年12月05日 14:41撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 14:41
また尾根がゴロゴロした岩で痩せてきました〜でも木漏れ日の中で風が吹き抜けて、気持ちいです。
やった〜久しぶりに視界が開けました。こうして眺めてみると、本当に房総半島って山だらけですね〜
2015年12月05日 15:00撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 15:00
やった〜久しぶりに視界が開けました。こうして眺めてみると、本当に房総半島って山だらけですね〜
林の中を抜ける穏やかな道になりました。こういう倒木のアーチは、登山道を歩いているとよく見かけますね〜整備の一環なのか、自然の妙なのか。
2015年12月05日 15:14撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 15:14
林の中を抜ける穏やかな道になりました。こういう倒木のアーチは、登山道を歩いているとよく見かけますね〜整備の一環なのか、自然の妙なのか。
またかなり平坦でだだっ広い丘陵の平地で、こうなるとかえって道がわかりにくいですね〜テープと踏み跡を確認しながら進みます。
2015年12月05日 15:16撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 15:16
またかなり平坦でだだっ広い丘陵の平地で、こうなるとかえって道がわかりにくいですね〜テープと踏み跡を確認しながら進みます。
15:20過ぎにようやく林道口に出ました。関東ふれあいの道の案内板もありましたが、ちょっと汚れ気味なので写真なし。
2015年12月05日 15:22撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 15:22
15:20過ぎにようやく林道口に出ました。関東ふれあいの道の案内板もありましたが、ちょっと汚れ気味なので写真なし。
その代り、林道の立派な開通記念碑が立ってました。この林道は「南房総金谷元名線」ですね。
2015年12月05日 15:22撮影 by  iPhone 5c, Apple
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その代り、林道の立派な開通記念碑が立ってました。この林道は「南房総金谷元名線」ですね。
ここからは林道で歩きやすい道になりますが、保田駅到着目標16:30まであと1時間。保田駅まで4.6km。こりゃ〜いつもの「のんびりウサトレ」じゃ間に合わんな・・・「加速装置!」
2015年12月05日 15:23撮影 by  iPhone 5c, Apple
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ここからは林道で歩きやすい道になりますが、保田駅到着目標16:30まであと1時間。保田駅まで4.6km。こりゃ〜いつもの「のんびりウサトレ」じゃ間に合わんな・・・「加速装置!」
この林道、道幅は広くてしっかりしているけど、かなり多くの場所で路面が大きく浸食されてたり、落石も多いみたい。これじゃ綺麗な舗装はなかなか難しいかな。
2015年12月05日 15:31撮影 by  iPhone 5c, Apple
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この林道、道幅は広くてしっかりしているけど、かなり多くの場所で路面が大きく浸食されてたり、落石も多いみたい。これじゃ綺麗な舗装はなかなか難しいかな。
こんな傾いた陽射しを見ると「つるべ落とし」という言葉が頭をよぎります。
2015年12月05日 15:33撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 15:33
こんな傾いた陽射しを見ると「つるべ落とし」という言葉が頭をよぎります。
でも、初冬の西日を受けた山肌が綺麗ですね〜まだまだ紅葉真っ盛りです。
2015年12月05日 15:39撮影 by  iPhone 5c, Apple
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でも、初冬の西日を受けた山肌が綺麗ですね〜まだまだ紅葉真っ盛りです。
こんなところにスイセンの群生地がありました。保田駅の向こう側にあたる江月地区には江月水仙ロードという観光名所があって、見頃は12月〜2月とのこと。
2015年12月05日 15:54撮影 by  iPhone 5c, Apple
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こんなところにスイセンの群生地がありました。保田駅の向こう側にあたる江月地区には江月水仙ロードという観光名所があって、見頃は12月〜2月とのこと。
鋸山ダム(元名川水系)のダム湖は、碧空と紅葉の山々を映して、幻想的な美しさでした。
2015年12月05日 15:58撮影 by  iPhone 5c, Apple
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鋸山ダム(元名川水系)のダム湖は、碧空と紅葉の山々を映して、幻想的な美しさでした。
保田駅まで2.3km。時刻は16:00.林道口を出発して30分ちょっとで半分を走破。ウサトレではかなり快調な速度です。
2015年12月05日 16:00撮影 by  iPhone 5c, Apple
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保田駅まで2.3km。時刻は16:00.林道口を出発して30分ちょっとで半分を走破。ウサトレではかなり快調な速度です。
さっきの鋸山ダムを正面から見るとこんな感じ〜ダム湖の神秘さとは打って変わって、ダム本体は実用本位なコンパクトダムって感じです。背後のとんがり帽子は地理院地図に山名のない179m峰でしょうか。
2015年12月05日 16:01撮影 by  iPhone 5c, Apple
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さっきの鋸山ダムを正面から見るとこんな感じ〜ダム湖の神秘さとは打って変わって、ダム本体は実用本位なコンパクトダムって感じです。背後のとんがり帽子は地理院地図に山名のない179m峰でしょうか。
富津館山道路(国道127号バイパス)の高架橋下をくぐります。頭の上はかなりの交通量が伺えるエンジン音が響きます。
2015年12月05日 16:02撮影
12/5 16:02
富津館山道路(国道127号バイパス)の高架橋下をくぐります。頭の上はかなりの交通量が伺えるエンジン音が響きます。
高架下の先には日本寺への分岐標識。ココを曲がると元名ダムをかすめて日本寺へ続くらしいので、地域としては、実はこっちが本道ではないかという気もします。
2015年12月05日 16:03撮影
12/5 16:03
高架下の先には日本寺への分岐標識。ココを曲がると元名ダムをかすめて日本寺へ続くらしいので、地域としては、実はこっちが本道ではないかという気もします。
保田駅まで、遂にあと500m。周辺はすっかり一般住宅地となってきました。
2015年12月05日 16:13撮影
12/5 16:13
保田駅まで、遂にあと500m。周辺はすっかり一般住宅地となってきました。
ちょっとレトロな元名川橋梁をくぐります〜上を走っているのはJR内房線。もう保田駅はすぐそこです。
2015年12月05日 16:17撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 16:17
ちょっとレトロな元名川橋梁をくぐります〜上を走っているのはJR内房線。もう保田駅はすぐそこです。
16:20 関東ふれあいの道@千葉26「東京湾を望むみち」のコース終点、保田駅に到着しました。目標の電車まで余裕を持って辿りつけました。
2015年12月05日 16:20撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 16:20
16:20 関東ふれあいの道@千葉26「東京湾を望むみち」のコース終点、保田駅に到着しました。目標の電車まで余裕を持って辿りつけました。
ホッとして駅前を眺めると、これまたなんとも寂寥感の漂うお店・・・の跡?ほとんど朽ちた看板には「休憩所」の文字。日本寺の表参道は保田駅側なので、昭和37年に鋸山ロープウェイが開通する前は、参拝客で賑わったのかな〜などとしみじみ考えながら電車を待ちました。
2015年12月05日 16:24撮影 by  iPhone 5c, Apple
12/5 16:24
ホッとして駅前を眺めると、これまたなんとも寂寥感の漂うお店・・・の跡?ほとんど朽ちた看板には「休憩所」の文字。日本寺の表参道は保田駅側なので、昭和37年に鋸山ロープウェイが開通する前は、参拝客で賑わったのかな〜などとしみじみ考えながら電車を待ちました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

そもそも今回のウサトレは、休暇村制覇に燃えるウサさんの野望の一環として8月下旬にすでに「休暇村 館山」を予約したことに端を発しています〜歩くコースは後から考えたのです。

千葉県鋸南町と富津市の境に位置する鋸山は、もう10年以上前に車で訪れたことがあります。その際に鋸山ロープウェーや日本寺の「地獄のぞき」や大仏などは既に見ていたので、今回のコース設定からはバッサリ外すことができて、そのおかげで1日で久里浜からフェリーで金谷に渡って、浜金谷から鋸山山頂へ登って保田駅に下り、館山に移動して休暇村に一泊、という行程が可能になりました。
館山の休暇村でのんびり夕食を食べたいがために設定した保田駅のゴール予定時刻です。

さて、今回の一泊ウサトレも盛りだくさんに楽しいことが詰まってましたが、ここでは1日目の鋸山登山にスポットします。

まずは有明の月が残る早朝に横浜の自宅を出て久里浜から東京湾フェリーで金谷へ。ここは鋸山登山のための前座(ロード)なのですが、京急久里浜駅から歩いて夫婦橋か開国橋に向かって平作川沿いを歩く道が、なかなか趣きがあって楽しい道です。開国橋で海岸に出ると、東京湾越しに見えるあの山なみ、もうあれば房総の山々です。へぇ〜房総半島って三浦から見るとこんなに近いんだ〜と感慨。海の向こうの山なみを眺めながら歩き、東京湾フェリーふ頭です。ここで買ったばかりのフェリー乗船券が行方不明になるハプニング(><)。買い直して出航しました。行方不明の切符が出てきたのは、金谷に着いてからでした(ーー;

でも、お天気も上々で、フェリー甲板からは富士山もバッチリ!おまけにトンビとカモメが遊んでくれたおかげで、ウサさんはすっかり「えびせん投げ」に没頭〜あっという間に金谷港に到着です。

金谷港の「The Fish」で高級バームクーヘンを、という計画もあったけど、結局その手前のフェリー乗り場売店で美味しそうな「安い」バナナチョコバーム見つけたて「これでいいのだ〜」 さらに試食コーナーにはたくさんの種類のかまぼこやさつま揚げ。ちょっとつまんで、んまい。こっちも、おお、これもなかなか、それならあっちのはどうだ? ううむ甲乙つけがたい・・・おいおい、どんだけ喰うんだよ、とお店のオバサンは苦笑い・・・じゃあ、一番ウマかった「げそ天」買っちゃいます〜これはあとでの楽しみに。

コース起点の浜金谷駅についてみると、待合室で出会ったお兄さんは結構バリバリのトレッカーらしく、関東百名山も、もう残すところ、この鋸山と神津島だけらしい〜すっげーな。

車力道との分岐で、お兄さんは車力道方向へ。他の資料を見ても車力道がおススメらしいです。だが断る!関東ふれあいの道@千葉26は、観月台への階段が正規ルートなんですよ〜やっぱり関東ふれあいの道って、「本道」からなんかちょっとズレてる気がしますな〜

この階段は、確かに結構きついです! でも途中で振り返って金谷港の方向を望むと、東京湾から丹沢山塊、伊豆半島を越えて、5合目あたりまで雪化粧した秀麗な富士山が綺麗に見えました。これは疲れも吹っ飛びます〜

しかし、こんな階段で「キツイ」なんて言っていたウサクマは、まだまだ甘い。このコースの本当の恐ろしさを分かっていませんでした。

観月台を越えてしばらく行くと、「あ!あそこに見えるのは地獄覗きじゃね?」 そうそう、10年以上前に来た時に覗いた岩の出っ張りは、あんな感じだったよね! あれか〜じゃ、あの近くが石切場跡だなってことで、たどり着いた石切場跡は、想像以上に不思議な光景でした。まるで石をバターか豆腐のように真四角に切り取ってあります〜

お兄さんが選んだ車力道のルートで来ると、観月台を通らずに、ここに出てくるらしい・・・次にココにくる機会があったら、今度は車力道を歩いてみるかな。

で、問題はここから。この石切場跡ってルート断面図でみると、がっくり標高が下がってるんだよね〜そして、ここから展望台まで水平距離にして100mほどに間に、一気に垂直方向100m近く登ってる・・・単純計算しても45度の角度。これって平均だから場所によっては60度近くありそうな、マジ「絶壁階段」なのです!

しかも、登る階段の幅は狭くて、石は濡れてて滑りそう・・・加えて、上から下ってくるハイカーもたくさんいて、すれ違いは結構ヒヤヒヤします。これって前の週に仏果山のヤセ尾根歩いたから平気な顔して歩いていたけど、いきなりここに来てたら尻込みしていたかも〜(クマの本質は「高所恐怖症」です)

そんな苦労して登ると「東京湾を望む展望台」。標識には「新展望台」って書いてあったから、昔は見通しの利かない「見えない展望台」だったのかもしれません。今の展望台は素晴らしい、それこそ!東京湾を「一望」にできて、久里浜と金谷の間のフェリーがすれ違う様子とかが眼下に広がります。

そして、遠方に目を向ければ、これまた秀麗な富士山。お天気上々で見通しがいいから、「東京湾を望むみち」というより「富士山を望むみち」というのが実感でした〜

鋸山山頂のスペースはかなり狭いです。山頂碑と三角点と休憩ベントとテーブルが1基。運良く誰もいなかったので、ようやくここで山ランチに。 なんといっても金谷港で買った「げそ天」が食べたくて、山專ボトルに入れてきた熱湯で作った即席お蕎麦に乗せて、う、う、うますぎる〜〜

この山頂で山ガール(オールドバージョン)と山お兄さんに出会いましたが、どちらも「絶対道に迷ったと思った〜真っ暗なトンネルとかあった〜もう絶対来ない!」とを揃えてぼやくことしきり。このお二人さん、どうやら麓の観光協会で貰ったハイキングコースマップに載っていた「安兵衛井戸・沢コース」という上級者向けコースを登ってきたらしいです。お二人ともそこそこ山に行っている経験者っぽいので、その二人が口をそろえて「もう来ない!」というからには、相当に厳しいコースなんでしょうね〜

そのコースへの分岐は、山頂から林道口へ向かう尾根道の途中、鋸山東の肩の辺りにありました。分岐点には目いっぱい『危険! 安兵衛井戸・沢コース(上級者向けコース)この先は首都圏自然歩道ではありません』の標識が貼ってありますので、まあ間違ってそっちに行ってしまうことはないと思いますが、注意!

この山頂から林道口までの尾根道も、実は結構ゴロゴロとした岩が露出したヤセ気味の尾根。さっきの絶壁階段と、先週の仏果山のヤセ尾根(難易度4)を経験してからここに来たから、あんまり危険とは感じなかったけど、十分に「難易度3」なんですよね〜

林道口から保田駅までは、冒頭のとおりゴール予定時刻を設定していたので、ウサクマ的には、かなり飛ばして歩きました。おかげで、当初計画通りの電車で保田駅から館山駅まで移動できました〜🎉

そして、ゆったり余裕をもって休暇村館山に到着〜まずはひと風呂浴びてから、バイキング形式の晩ごはん。なんと「鍋バイキング」というのもあって、初めての経験。フロアー係のお兄さんが「1つのお鍋は少なめにすると、何種類かのお鍋が楽しめますよ〜」とせっかく教えてくれたのに、ウサクマは初心者で要領がよく分からず、3つ目のチゲ鍋は殆ど食べられませんでした〜残念!次回は完璧な計画で3つは食べるのだ!

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