まるでブリザードの入道ヶ岳
- GPS
- 06:15
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 828m
- 下り
- 826m
コースタイム
天候 | ときおり雪雲の通過で、降ったり照ったりの風の強い日でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
今年の鈴鹿は雪が深く、昨日は、トレースのない根の平峠まで4時間を要した。それでは、地元の登山者にはポピュラーな入道ヶ岳は入山者も多く、トレースもしっかりしてるだろうとの興味から訪れてみた。(結果から言うと、雪山でも、トレースさえ在れば、夏場の自分の所要実績の1.5〜2.0倍で計画すると、自分なりの冬山が楽しめそうだ)
入道が岳登山者駐車場として許可されている、神社参道一番下の駐車場に車を留め歩き出す。北尾根ルート登山口へ、階段を右手に見ながら向かうと既に堰堤の脇に1台駐車があった。登山道には先行者の踏み跡もしっかりついていた。昨日とは全く異なり、順調に高度を稼げた。
陽は差したりしてるので、昨夜積もった雪も表面が湿り始め、アイゼン無しなので、踏み出した足が滑る。スノーシューのつま先に雪が乗り重く成るのは承知で、標高450m辺りでスノーシューを履く。傾斜がきついので、ワカンの方が好ましいのだが持ってないのでやむを得ず履き通す。
標高550m辺りで井戸谷の左岸に渡るが、そこは雪ダルマを敷き詰めた川であった(写真参照)。沢は丸裸で、身を守って呉れそうな樹木も全く無く、締まったダルマを踏みながら、足早に川を通過した。渡り切った脇の斜面では、径を大きくしながら車輪が転がり落ちて来るのも目撃したので、このダルマの河原は、層雪崩ではなく、斜面を転がり落ちて来たダルマの集積かも知れない。それにしても面積は膨大である。
しかし、雪崩の知見に乏しい自分は、この光景を見たら、豪雪時の井戸谷登山は今後避けようと思った。無知の恐怖はそれほど怖かった。
同様に、北尾根ルートのアセビのトンネルも、積雪で嵩上げされて居て、数カ所はイザリでないと通れない。スノーシューを履いたままのイザリは、体の硬い身には、起ち上がるのがとても難儀であった。
私にとっての入道ヶ岳のベストシーズンは、アセビと福除草の開花期のようである。
豪雪に伴う昨日今日の、冬山登山のこの悪印象、根の平峠も入道ヶ岳も、汚名挽回登山を計画をしなければならないな!
追記
ネットで雪崩の写真を見てたら、写真のダルマの河原は、雪崩後のデブリだそうです。
井戸谷コース お気を付け下さい。
こんばんは、dedeppo5 さん。
まさか入道ヶ岳で雪崩ですか!
確かに井戸谷コースは傾斜もきついし、植林も有りませんが、
それでも雪崩が起こる程、積雪しているのですね。
昔、伊吹山で歩いてる途中に、
すぐそばで小さな雪崩に出くわせた事は有りますが、
やっぱり恐怖ですよね。
デブリの塊も落ちて来たとの事、ご無事で何よりです。
豪雪による雪山の悪印象ですか・・・
きっとdedeppo5 さんの人に対する優しいお気持ち、
一緒に行かれた方のお気持ちを考えて、そう思われるのでしょうね。
またいつか雪山、ご一緒させて頂けたら幸いです。
ご苦労様でした。
スキー場で指導員に、雪崩に巻き込まれたら人間なんて
ズタズタになるよ、と、聞かされてましたので、雪山は
注意してます。
でも、雪崩の後の状態を見たことが無いので、ヤマレコ
にアップ後に、ネットで写真を探したら、井戸谷の光景と
そっくりなので、ようやく、これがデブリなんだと知り
ました。
ヤマレコ・入道ヶ岳で検索したら、同日、目の前で雪崩
が起きたとのレコがありました。
今年は豪雪でしたから、気温も高くなるこれからが地元
の山も、雪崩の危険が高まりますね。
注意しましょうね。
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