真っ白な伯耆大山1729m
- GPS
- 05:49
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 935m
- 下り
- 936m
コースタイム
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 12:16
天候 | 晴れ(地吹雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天気次第だと思います。特に草鳴社ケルンから山頂部の雪原はホワイトアウトをするとキケンだと思います。 |
その他周辺情報 | 参道沿いに日帰り入浴施設の豪円湯院あり。モンベルが南光河原駐車場から橋を渡ったところにあり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
晴れ予報で冬型が緩むというので久々に伯耆大山へ行くことにした。ただ何十年ぶ
りという大雪の鳥取なので果たして登山口まで行けるか?ちょっと心配だ。
東広島を20時半に出発して国道375号を北上し尾道自動車道三良坂から高速にのっ
て松江自動車道溝口インターで下りて升水高原へ。大山には傘雲がかかっている。
明日は大丈夫か?
升水高原から大山寺への道路がなだれの危険があるとのことで通行止めになってい
た。やむなく引き返して県道36から24を経て南光河原駐車場へ。0時には着きたかっ
たけれども15分遅れだった。誰もいないかもと思っていたけどあきらかに登山者の車
も。それほど気温は低くなかったのに薄着だったからか冬用シュラフを持って行った
けれども寒くてあまり寝れず。
翌朝7時頃から続々と車がやってくる。寒いのでのんびり準備をして8時20分に出
発した。去年と違ってものすごい雪の量だ。道路の両側には背丈より高い雪の壁がで
きている。登山者が多いのでワカンジキはおいていった。気温が高いので霧氷は望み
薄か。木々に雪が着雪していてときどきどさっと落ちてくる頭の上の塊が落ちたら首
がおれそう・・こわ。
雪はモフモフの新雪(状態)。踏み跡を外すと膝まで埋まってしまう。野田ヶ山
あたりが見えている。今までで一番真っ白だ。9時50分に五合目に着いた。山の神さ
んはまわりを除雪してある。木々に雪がついて重たそう。ユートピアあたりに雪煙が
なびいている。かなり風が強そう。
10時10分に6合目の小屋のところまで登ってきた。ここで6本アイゼンを装着し
た。ザッグをみると12本も持ってきてしまっていた。小屋は埋まっているのを入口だ
け掘り起こされている。
さらに登っていく。真っ白で雪たっぷりの大山の展望を楽しみながら登る。自然が
作り出した雪紋が美しい。1400mを越えたあたりから強風で雪煙がまうようにな
る。左には雪庇に大きな割れ目ができている。沈んだ霞があるので隠岐は見えない。
11時に草鳴社ケルンのところまで登ってきた。左の七号尾根?から二人の男性が
登ってきた。ラッセルが大変だっただろう。真っ白な剣ヶ峰がみえている。久しぶり
の対面だ。11時15分に尾根の左がすぱっと切れたところへ。トレースは夏道より右
側を進んでいる。5分ほどすると右側が雪原になった。木道は隠れている。キャラボ
クはほとんど雪の下。顔をだしているのは雪でデコレーションされている。
11時45分に山頂の小屋まで登ってきた。屋根だけがでている。ただ入口は掘り起
こされている。温度計を見ようとしたけど雪の中だった。小屋へは入らず山頂へ。真
っ白な剣ヶ峰は最高。いつまででも見ていたいけど風が強くて長いできず。石碑は頭
だけがでている。12時8分に下山を開始。めちゃめちゃ風が強い。だんだん風が強く
なってきている。地吹雪がものすごい。雪がパラパラ当たって痛くて風上を見ること
ができない。
13時5分に6合目小屋に着いた。ドローンを担ぎ上げて下りてきた男性がいた。で
もさすがにこの風ではとばせなかった様子。何人かが元谷の方へ歩いて行った。大屏
風の上に人影がみえる。下には数名確認できる。この雪だと登るのは大変そう。13時
半に五合目までおりてきた。ヘリが飛んでいる。見回りに来たのか?14時過ぎに登山
口まで戻ってきた。ここでアイゼンを外して駐車場には14時10分に着いた。やっぱ
り伯耆大山はすばらしい。帰りは下道は雪の夜通行止めがこわいので高速道路で帰っ
て17時過ぎに帰宅した。
ohkamoさん、おはようございます。
今の大山の状況がよくわかりました。
ありがとうございます。
写真 66 / 73ですが、大屏風ではなく別山ではないでしょうか?
真ん中のよく登られているラインが別山バットレス中央稜です。
おはようございます。
いつもレポートを楽しみに拝見しています。
ご指摘ありがとうございます。
修正します。
かなり風がきつかったのですが気温が高かったです。
稜線にトレースがありました。
今年は雪がたっぷりですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する