記録ID: 107279
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無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹
静岡・龍爪山(静岡浅間神社〜龍爪山〜高山〜平山温泉)[本州横断シリーズ]
2010年06月13日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,372m
- 下り
- 2,217m
コースタイム
静岡・浅間神社〜賎機山〜桜峠〜竜爪山〜穂積神社〜高山〜平山温泉
06:10駐車場発
08:10福成山着 08:20発
09:00別ルートから福成山着
10:50トリカブトの段着 11:00発
11:40若山分岐着 11:45発
12:15鉄塔工事現場着12:25発
13:15龍爪山
17:20平山温泉着
06:10駐車場発
08:10福成山着 08:20発
09:00別ルートから福成山着
10:50トリカブトの段着 11:00発
11:40若山分岐着 11:45発
12:15鉄塔工事現場着12:25発
13:15龍爪山
17:20平山温泉着
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・縦走を終えたあと、バスに乗って静岡の浅間神社まで戻ってクルマを回収した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本州横断の南側をどう辿るかは、安倍奥山稜に決めていた。 安倍川に沿って真っすぐ伸びるこの山稜。 これをたどらずして横断は完成しない。 いかにも登山者を誘うかのように南北に伸びたこの山稜を選ぶのには躊躇しなかった。 早朝、静岡ICを降りるころ夜が明ける。浅間神社のPを探しているとなんと入り口の集金器が壊れている。 数台しか止まっていないPに車を乗り入れて、そそくさと準備をする。 6:10出発。いつぞやKWV150周年記念のときにお祈りした場所を過ぎて、やがて通称百段。早朝数えてみると104段か105段あった。上がりきると、賎機山古墳。墳丘には登れないようになっている。人が多い。その中を快適に飛ばす。調子はいい。このあたりに三角点があったようだがトラバースでパスしてしまった。それにしても年寄りが多い。やがて道は賎機山に導かれる。何やら塔が立っているが、それ以外はあまり興味がわかない頂上である。早朝に来た人がベンチで寝転んでいる。下の街並みはよく見える。そこからいきなり山道らしくなりうれしくなる。城跡があり。周囲は、お茶畑だ。やがて、一本松という頂上に出て三角点がある。じっさい一本の松もある。そこから道は右にまわり、急に下る。下ったところで、車道に出る。車道はぐるりと巻くように下っており、やがて、そこからまた山道に入る。ところどころ茶畑がせまっていて、通りにくい。景色のいいところもある。やがて、茶畑や農道を絡みながら登る。途中で、カメラを持ったお兄さんが「どこまで?」と聞いてくる。竜爪までだというと「ああ、竜爪ですか」という。知ってるの?私も山をやりますから知ってますと。じゃ、桜峠は通れますかね。いやそれは知らない。行ったことがないから。 そのあとまたひたすら進む。やがて黒く蟠った福成山が見えてくる。茶畑を過ぎ、人登りで福成神社。 福成山。8:10だった。ちょっと水を飲み8:20、出発。福成神社を正面に見て、右手の道を下っていくと、やがて、2人の女性が登ってくる。こちらが桜峠の方ですか?いや、私たちは○○の方からですよ。こちらは桜峠ではないですよ。という言葉に惑わされ、登り返した。どちらまで。いや竜爪山まで。あそこは道がないみたいですよ。いやいけないこともないでしょ。と言いつつ、大丈夫かな?と思う。とにかく直進する道を進む。桜峠への尾根の2本左の尾根を下り、そこからトラバースして、桜峠への尾根のひとつ左の尾根にのり、そこからそのままその尾根上を直進すると、そこに林道終点がある。それをひたすら下る。舗装道路だ。主尾根は上の方にある。 ちくしょー。外してしまったわいと思いつつ、歩くと賎機山コースなどと書いてある。あれ?まずはここを登って尾根に戻ろう。はあはあいいながら、戻ると、尾根上に導かれた。このまま桜峠へ行ってもいいが、福成山との間が途切れてしまう。つなげよう!と思い、そのまままた福成山まで戻る。せかせか登るとやがて先ほど女性が登ってきた道になり福成神社に導かれた。9:00だった。一時間のロスだ。しかしこれで尾根は繋がった。休みをとったあと、また先ほどのところまで戻る。そこから直進する。竹が美しい場所を通り過ぎると、やがて茶畑の脇を通り、桜峠へ。桜峠まで舗装道路が登ってきており、風情がない。桜峠からは踏み跡程度になりさらに北上する。そしてぽっかり空けたように第二東名の切通しに出る。これを自然破壊と言わずして何というのだろう? 少しおりて、道沿いにだんだんのところをトラバースする。そして路面に下りる。ひとりの男が、パワーショベルをメンテしている。挨拶をしたが知らん顔だ。そっから法面の左脇の階段上をひたすら登る。登りきると、第二東名ははるか下だ。さて北上しようと思ったが、道がない。よく見るとうっすらと道がある。そこを進む。右手は何かの畑となっており、よく見るとひとりの農夫がやってくる。竜爪山まで行くんだが道ありますかねん。いや、行ったことないからちとわかんねーな。道は荒れているよ。この上あがって、そこを行くだな。 直上した小ピークをコンパスを振りながら右手に取る。小屋の脇のがれきを乗り越えて直上する。このあたりが一番ヤブっぽかった。すぐに右から道が合わさり、テープもたくさん出てきて大変歩きやすくなった。道は結構いい。ひたすら登る。途中で、茶畑が出てきてその脇を登る。道は確かだ。 途中送電線があり、展望がひろがる。ちょっと迷うが、すぐに進むべき道はみつかる。 10:50 トリカブトの段。三角点あり。ホトトギスがやたらに鳴いている。確かにトッキョキョカキョクって鳴くんだなと思った。写真を撮ったあと、11:00発。三等三角点だった。11:40若山分岐。ベンチに座って休む。これでつながった。すばらしい。あとはちんたら歩くだけだ。ここまで少しヤブっぽかったな。ガスが巻いている。涼しい。11:45発。12:15、830m中部電力鉄塔工事現場。つかれたーなもう。またトッキョキョカキョクと鳴いている。ヌエだろうかぼーぼーと鳴いている。12:25発。13:15竜爪山頂上着。ガスで何も見えないが暖かい。地図を見ながらゆっくり過ごす。至福の時だ。ふたりの登山者が山談義を交わしている。自分も聞くともなしに聞いている。そこから、穂積神社に下り、ブナ立山(ここが888.8mというお目出度い場所なのだ!)に上り、戻ったあとひたすら今度は高山を目指す。途中から林道が並走する。登山道を離れ、頂上。すぐ下に送電線がある。写真を撮って下る。少し迷うが問題がない。登山道をひたすら下る。下りきると林道。林道をひたすら下る。もう竜爪山は、ガスの中。やがて雨が来るのだろう。案の定、4時すぎに雨がやってきた。下に下りたらもう雨。平山温泉は5時にしまっていて、着いたのが5時20分。ざ〜んねん!バス停をひとつ分歩き、そこから新静岡までバスで戻る。 とにかくこれで、静岡の海岸から山伏までつながったのである。 |
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