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Yamareco

記録ID: 107671
全員に公開
山滑走
積丹・ニセコ・羊蹄山

積丹岳-ポンネアンチシ山-余別岳〜滝ノ沢左岸尾根から我呂ノ沢源頭を経て余別岳北尾根へ〜

2011年04月29日(金) 〜 2011年04月30日(土)
 - 拍手
GPS
14:15
距離
26.4km
登り
1,888m
下り
2,007m

コースタイム

【4月29日】自宅6:30-琴似駅6:57-小樽駅7:50-9:10美国-9:28滝ノ沢先の美国川の橋-9:35林道入口-10:10尾根上-12:15 P826-12:49 P971・頂上稜線-13:30 P1130 13:38-14:11積丹岳山頂14:42-15:09 P1130西コル・南斜面下降点-15:51幕営地
【4月30日】幕営地6:01-6:55 P838-8:08ポンネアンチシ山-8:19最低鞍部-9:28余別岳山頂10:10-10:53 960m鞍部-11:15 P1029西尾根上-11:50 P949.1付近-12:01 P756-12:51林道ゲート13:00-13:44国道-13:53岬の湯14:04-14:39美国15:09-16:29小樽16:35-円山第一鳥居-自宅
天候 4月29日■雨のち霧の地吹雪
4月30日■快晴のち霧
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
林道の入口。雪がつながっているので早速ここからスキーを履いて登り始める
2011年04月29日 09:37撮影 by  iPhone 4, Apple
4/29 9:37
林道の入口。雪がつながっているので早速ここからスキーを履いて登り始める
ちょっと行って美国の方を振り返る。雨が降ってイヤな感じ
2011年05月01日 13:29撮影 by  iPhone 4, Apple
5/1 13:29
ちょっと行って美国の方を振り返る。雨が降ってイヤな感じ
美国川対岸のP545.7
2011年05月01日 13:47撮影 by  iPhone 4, Apple
5/1 13:47
美国川対岸のP545.7
林道を北東方向へ進んで尾根に上がる
2011年05月01日 13:40撮影 by  iPhone 4, Apple
5/1 13:40
林道を北東方向へ進んで尾根に上がる
美国川の下流、美国の街の方を見下ろす。左に見えるのは大森山?
2011年05月01日 13:14撮影 by  iPhone 4, Apple
5/1 13:14
美国川の下流、美国の街の方を見下ろす。左に見えるのは大森山?
尾根に上がったところから見たP545.7
2011年05月01日 13:11撮影 by  iPhone 4, Apple
5/1 13:11
尾根に上がったところから見たP545.7
この尾根を登っていく。断続的に降る雨に濡れる。これで風が吹いたらイヤだな
2011年05月01日 13:04撮影 by  iPhone 4, Apple
5/1 13:04
この尾根を登っていく。断続的に降る雨に濡れる。これで風が吹いたらイヤだな
尾根の左側を登る
2011年05月01日 13:24撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:24
尾根の左側を登る
見えているのは626m標高点付近か
2011年05月01日 13:38撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:38
見えているのは626m標高点付近か
登りの尾根の右側の沢型沿いに美国方面を見下ろす
2011年05月01日 13:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:36
登りの尾根の右側の沢型沿いに美国方面を見下ろす
沢型に入ったりしながら登っていく
2011年05月01日 13:20撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:20
沢型に入ったりしながら登っていく
美国川対岸の山。左にP599が見える。泥ノ木山は雲の中
2011年05月01日 13:34撮影 by  iPhone 4, Apple
5/1 13:34
美国川対岸の山。左にP599が見える。泥ノ木山は雲の中
626m標高点付近まで来ると、尾根は広く傾斜は緩く木は少なくなってくる。風も強まるが、寒くはない
2011年05月01日 13:45撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:45
626m標高点付近まで来ると、尾根は広く傾斜は緩く木は少なくなってくる。風も強まるが、寒くはない
美国、大森山の方を振り返る。
2011年05月01日 13:41撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:41
美国、大森山の方を振り返る。
P545.7からP599の尾根が見える
2011年05月01日 13:09撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:09
P545.7からP599の尾根が見える
尾根はかなり平らになってくる
2011年05月01日 13:17撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:17
尾根はかなり平らになってくる
緩いが滑りやすそうな斜面。大森山の左に海が見える
2011年05月01日 13:39撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:39
緩いが滑りやすそうな斜面。大森山の左に海が見える
中央にP545.7からP599の尾根
2011年05月01日 13:27撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:27
中央にP545.7からP599の尾根
2011年05月01日 13:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:15
大森山の向こうには海
2011年05月01日 13:43撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:43
大森山の向こうには海
海の方は晴れているが...
2011年05月01日 13:31撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:31
海の方は晴れているが...
積丹岳の夏道の尾根も近い
2011年05月01日 13:37撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:37
積丹岳の夏道の尾根も近い
海の方も霞んでくる
2011年05月01日 13:33撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:33
海の方も霞んでくる
ダケカンバが多かった
2011年05月01日 13:30撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:30
ダケカンバが多かった
P826に立つダケカンバ
2011年05月01日 13:51撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:51
P826に立つダケカンバ
このあたりで、夏道の尾根をスキーで下るパーティに遭遇
2011年05月01日 14:16撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:16
このあたりで、夏道の尾根をスキーで下るパーティに遭遇
頂上稜線に上がると猛烈な風。中央はP960
2011年05月01日 14:31撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:31
頂上稜線に上がると猛烈な風。中央はP960
時折、雲が風に流されて青空が見えるが...
2011年05月01日 14:26撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:26
時折、雲が風に流されて青空が見えるが...
積丹岳の山頂方向は雲の中
2011年05月01日 14:06撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:06
積丹岳の山頂方向は雲の中
P1130から山頂がうっすら見える
2011年05月01日 13:53撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 13:53
P1130から山頂がうっすら見える
山頂ににじり寄る
2011年05月01日 14:21撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:21
山頂ににじり寄る
積丹岳の北尾根が見える
2011年05月01日 14:23撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:23
積丹岳の北尾根が見える
もうすぐ山頂か?
2011年05月01日 14:23撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:23
もうすぐ山頂か?
2011年05月01日 14:19撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:19
ようやく山頂にたどり着く
2011年05月01日 14:12撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:12
ようやく山頂にたどり着く
山頂の標柱。我呂の沢源頭へ向かって南斜面を滑ろうとするが、南風が強過ぎて風上を向けない
2011年05月01日 14:14撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:14
山頂の標柱。我呂の沢源頭へ向かって南斜面を滑ろうとするが、南風が強過ぎて風上を向けない
太陽が見えた
2011年05月01日 14:28撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:28
太陽が見えた
頂上から南斜面を滑るのはあきらめ、登ってきた尾根を下る
2011年05月01日 14:10撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:10
頂上から南斜面を滑るのはあきらめ、登ってきた尾根を下る
微かに頂上が見える
2011年05月01日 14:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:11
微かに頂上が見える
北尾根のP1121が見える
2011年05月01日 15:03撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 15:03
北尾根のP1121が見える
我呂の沢源頭へ下れなければ、この北尾根を下ろうか
2011年05月01日 14:39撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:39
我呂の沢源頭へ下れなければ、この北尾根を下ろうか
この雲
2011年05月01日 16:32撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:32
この雲
P1130の西のコルまで下ると少し風が弱まってきたので南斜面を下る
2011年05月01日 16:19撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:19
P1130の西のコルまで下ると少し風が弱まってきたので南斜面を下る
少し下ったところから積丹岳の山頂方向
2011年05月01日 16:29撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:29
少し下ったところから積丹岳の山頂方向
我呂の沢の源頭部、たぶんポンネアンチシ山の方向を見下ろす
2011年05月01日 16:27撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:27
我呂の沢の源頭部、たぶんポンネアンチシ山の方向を見下ろす
積丹岳の山頂の方を見上げる
2011年05月01日 16:31撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:31
積丹岳の山頂の方を見上げる
ここを滑り下っていく
2011年05月01日 16:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:11
ここを滑り下っていく
この程度の斜面
2011年05月01日 14:48撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:48
この程度の斜面
少し急なところも
2011年05月01日 16:18撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:18
少し急なところも
下が近づいてくる
2011年05月01日 16:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:15
下が近づいてくる
右の沢型を滑ることにする
2011年05月01日 15:02撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 15:02
右の沢型を滑ることにする
左を向くと見えるのはP735か
2011年05月01日 16:21撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:21
左を向くと見えるのはP735か
2011年05月01日 14:47撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:47
何とか滑れる雪
2011年05月01日 14:43撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 14:43
何とか滑れる雪
下るに従って大きな木も出てくる。右の沢型を滑る
2011年05月01日 15:06撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 15:06
下るに従って大きな木も出てくる。右の沢型を滑る
沢型を滑ったシュプール
2011年05月01日 16:25撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:25
沢型を滑ったシュプール
2011年05月01日 16:46撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:46
まだ下る
2011年05月01日 17:18撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 17:18
まだ下る
中央の雲の中が余別岳
2011年05月01日 16:55撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:55
中央の雲の中が余別岳
下ってきた斜面を振り返る
2011年05月01日 16:39撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:39
下ってきた斜面を振り返る
右(東)のP971方向。明日天気が悪ければ、こちらからエスケープ
2011年05月01日 17:20撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 17:20
右(東)のP971方向。明日天気が悪ければ、こちらからエスケープ
さらに右のP910.6の方向
2011年05月01日 17:22撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 17:22
さらに右のP910.6の方向
さあ、どこにテントを張るか? 中央のP735が高くな見えてくる
2011年05月01日 16:42撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:42
さあ、どこにテントを張るか? 中央のP735が高くな見えてくる
右のピークの左から滑り出して、左の白いところを下ってきた
2011年05月01日 16:50撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:50
右のピークの左から滑り出して、左の白いところを下ってきた
晴れ間ものぞくが...
2011年05月01日 16:53撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:53
晴れ間ものぞくが...
2011年05月01日 17:12撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 17:12
積丹岳と余別岳の間の尾根
2011年05月01日 16:44撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:44
積丹岳と余別岳の間の尾根
2011年05月01日 16:51撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:51
積丹岳の山頂方向
2011年05月01日 17:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 17:11
積丹岳の山頂方向
中央が積丹岳の山頂。右のピークの左のコルから滑ってきた
2011年05月01日 16:59撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 16:59
中央が積丹岳の山頂。右のピークの左のコルから滑ってきた
左が積丹岳の山頂
2011年05月01日 17:08撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 17:08
左が積丹岳の山頂
2011年05月01日 17:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 17:15
明日は左の方へ登る予定
2011年05月01日 17:17撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 17:17
明日は左の方へ登る予定
張り綱を付けていなかった
2011年04月29日 19:18撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/29 19:18
張り綱を付けていなかった
夜は南から、そして朝3時頃からは、北の山の方からの強風
2011年05月07日 01:09撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 1:09
夜は南から、そして朝3時頃からは、北の山の方からの強風
強風で起きてみれば、雲ひとつない快晴
2011年05月02日 10:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 10:15
強風で起きてみれば、雲ひとつない快晴
ポンネアンチシ山。まずはあそこを目指す
2011年05月02日 10:21撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/2 10:21
ポンネアンチシ山。まずはあそこを目指す
2011年05月07日 01:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 1:34
左にポンネアンチシ山、右に余別岳
2011年05月02日 10:38撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/2 10:38
左にポンネアンチシ山、右に余別岳
積丹岳を見上げる
2011年05月02日 10:39撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/2 10:39
積丹岳を見上げる
余別岳
2011年05月02日 10:37撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 10:37
余別岳
積丹岳の南斜面
2011年05月02日 10:07撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/2 10:07
積丹岳の南斜面
積丹岳の南斜面パノラマ
2011年05月07日 01:41撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 1:41
積丹岳の南斜面パノラマ
中央のピークの左側を滑った
2011年05月02日 08:47撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 8:47
中央のピークの左側を滑った
左のポンネアンチシ山から右の余別岳に登る予定
2011年05月02日 08:51撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 8:51
左のポンネアンチシ山から右の余別岳に登る予定
2011年05月01日 21:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/1 21:34
ポンネアンチシ山へ、左のP1020との間の平坦な尾根から登るつもりだが、上は急そう
2011年05月02日 10:28撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 10:28
ポンネアンチシ山へ、左のP1020との間の平坦な尾根から登るつもりだが、上は急そう
ポンネアンチシ山
2011年05月02日 10:35撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 10:35
ポンネアンチシ山
積丹岳南面をバックに、我呂ノ沢源頭の緩やかな起伏を越えていく
2011年05月07日 01:45撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 1:45
積丹岳南面をバックに、我呂ノ沢源頭の緩やかな起伏を越えていく
こんなところも。左の木の向こうにポンネアンチシ山
2011年05月02日 10:09撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 10:09
こんなところも。左の木の向こうにポンネアンチシ山
雪崩のデブリ
2011年05月02日 11:25撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:25
雪崩のデブリ
こういうところも楽しい
2011年05月02日 11:17撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:17
こういうところも楽しい
右のポンネアンチシ山へ向かって緩く登っていく
2011年05月02日 11:35撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:35
右のポンネアンチシ山へ向かって緩く登っていく
積丹岳南面
2011年05月02日 11:16撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:16
積丹岳南面
積丹岳南面パノラマ
2011年05月01日 21:43撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/1 21:43
積丹岳南面パノラマ
緩い尾根を行く
2011年05月02日 11:03撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:03
緩い尾根を行く
余別岳
2011年05月02日 11:21撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:21
余別岳
振り返れば積丹岳の右に海が見える
2011年05月02日 11:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:34
振り返れば積丹岳の右に海が見える
積丹岳南面
2011年05月02日 11:38撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:38
積丹岳南面
P735の奥に泥ノ木山
2011年05月02日 11:35撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:35
P735の奥に泥ノ木山
余別岳
2011年05月02日 11:24撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:24
余別岳
ポンネアンチシ山から余別岳の稜線
2011年05月01日 21:56撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 21:56
ポンネアンチシ山から余別岳の稜線
ポンネアンチシ山
2011年05月02日 11:09撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:09
ポンネアンチシ山
ポンネアンチシ山から余別岳のパノラマ
2011年05月07日 01:51撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 1:51
ポンネアンチシ山から余別岳のパノラマ
余別岳
2011年05月02日 10:57撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 10:57
余別岳
ポンネアンチシ山(左)
2011年05月02日 11:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:11
ポンネアンチシ山(左)
ポンネアンチシ山(右)
2011年05月02日 11:05撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 11:05
ポンネアンチシ山(右)
積丹岳
2011年05月07日 01:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 1:52
積丹岳
余別岳
2011年05月03日 22:25撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/3 22:25
余別岳
余別岳(左)と積丹岳(右)
2011年05月01日 22:37撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 22:37
余別岳(左)と積丹岳(右)
積丹岳
2011年05月01日 22:44撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 22:44
積丹岳
積丹岳
2011年05月03日 22:39撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/3 22:39
積丹岳
ポンネアンチシ山の頂上
2011年05月03日 22:28撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/3 22:28
ポンネアンチシ山の頂上
余別岳(右)へ延びるポンネアンチシ山からの稜線
2011年05月01日 22:54撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 22:54
余別岳(右)へ延びるポンネアンチシ山からの稜線
稜線の雪庇崩壊による雪崩の跡
2011年05月02日 19:47撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/2 19:47
稜線の雪庇崩壊による雪崩の跡
余別岳
2011年05月03日 22:21撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/3 22:21
余別岳
積丹岳
2011年05月03日 22:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/3 22:36
積丹岳
ポンネアンチシ山へは左から登るが、頂上直下はかなり急
2011年05月03日 22:23撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/3 22:23
ポンネアンチシ山へは左から登るが、頂上直下はかなり急
余別岳
2011年05月04日 10:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 10:11
余別岳
余別岳(右)からポンネアンチシ山への尾根
2011年05月04日 10:01撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 10:01
余別岳(右)からポンネアンチシ山への尾根
ポンネアンチシ山の頂上部。左の岩場の上に出て南面から巻いて頂上に出た
2011年05月04日 10:05撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 10:05
ポンネアンチシ山の頂上部。左の岩場の上に出て南面から巻いて頂上に出た
P1020。左に泥ノ木山とP735
2011年05月04日 12:05撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 12:05
P1020。左に泥ノ木山とP735
ポンネアンチシ山の頂上へ
2011年05月04日 12:12撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 12:12
ポンネアンチシ山の頂上へ
左の岩の上の傾斜が緩くなったところへ上がる
2011年05月04日 11:04撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 11:04
左の岩の上の傾斜が緩くなったところへ上がる
2011年05月07日 02:44撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 2:44
積丹岳
2011年05月04日 10:37撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 10:37
積丹岳
ポンネアンチシ山から南南東に延びる尾根。大きく見えるのがP883.0
2011年05月04日 11:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 11:15
ポンネアンチシ山から南南東に延びる尾根。大きく見えるのがP883.0
ポンネアンチシ山の頂上(右)と余別岳(中央)
2011年05月04日 11:08撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 11:08
ポンネアンチシ山の頂上(右)と余別岳(中央)
中央右寄りに珊内岳、左寄りにガニマナコの二つのピークが見え、そこへポンネアンチシ山の南西尾根が延びている
2011年05月04日 11:04撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 11:04
中央右寄りに珊内岳、左寄りにガニマナコの二つのピークが見え、そこへポンネアンチシ山の南西尾根が延びている
余別岳(中央)とポンネアンチシ山(右)のパノラマ。左端に珊内岳
2011年05月07日 03:18撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/7 3:18
余別岳(中央)とポンネアンチシ山(右)のパノラマ。左端に珊内岳
余別岳(右)
2011年05月04日 10:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 10:36
余別岳(右)
ポンネアンチシ山の頂上から、登ってきた東の広い尾根を見下ろす。P1020、P735、泥ノ木山が見える
2011年05月04日 11:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 11:11
ポンネアンチシ山の頂上から、登ってきた東の広い尾根を見下ろす。P1020、P735、泥ノ木山が見える
中央にポンネアンチシ山の頂上の岩と余別岳。右に積丹岳
2011年05月01日 23:39撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/1 23:39
中央にポンネアンチシ山の頂上の岩と余別岳。右に積丹岳
ポンネアンチシ山の頂上から、右下に東の広い尾根をとP1020。左に積丹岳
2011年05月01日 23:40撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/1 23:40
ポンネアンチシ山の頂上から、右下に東の広い尾根をとP1020。左に積丹岳
積丹岳
2011年05月04日 11:25撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 11:25
積丹岳
ポンネアンチシ山の頂上の岩と余別岳
2011年05月04日 10:28撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 10:28
ポンネアンチシ山の頂上の岩と余別岳
ポンネアンチシ山の頂上の岩
2011年05月04日 11:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 11:52
ポンネアンチシ山の頂上の岩
余別岳
2011年05月04日 11:57撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 11:57
余別岳
積丹岳
2011年05月04日 19:21撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:21
積丹岳
最低鞍部から余別岳へ。尾根の右は雪庇崩壊が怖いので左側を巻く
2011年05月04日 19:26撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:26
最低鞍部から余別岳へ。尾根の右は雪庇崩壊が怖いので左側を巻く
ポンネアンチシ山を振り返る
2011年05月04日 12:33撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 12:33
ポンネアンチシ山を振り返る
ポンネアンチシ山と南西尾根
2011年05月01日 23:48撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/1 23:48
ポンネアンチシ山と南西尾根
余別川の源頭
2011年05月04日 12:35撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/4 12:35
余別川の源頭
ポンネアンチシ山
2011年05月04日 19:40撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:40
ポンネアンチシ山
尾根の左側はハイマツやダケカンバが露出しているので、かなり下を巻く
2011年05月04日 19:54撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:54
尾根の左側はハイマツやダケカンバが露出しているので、かなり下を巻く
余別川の源頭。奥の珊内岳は巨大なジャンプ台のよう
2011年05月04日 19:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:36
余別川の源頭。奥の珊内岳は巨大なジャンプ台のよう
右が余別岳のピーク
2011年05月04日 19:22撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:22
右が余別岳のピーク
珊内岳とガニマナコ
2011年05月04日 19:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:34
珊内岳とガニマナコ
ポンネアンチシ山(中央)が小さくなる
2011年05月07日 02:07撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 2:07
ポンネアンチシ山(中央)が小さくなる
余別岳の山頂(左)と積丹岳
2011年05月07日 02:08撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 2:08
余別岳の山頂(左)と積丹岳
ポンネアンチシ山(中央)と、その左にP1020
2011年05月04日 19:49撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:49
ポンネアンチシ山(中央)と、その左にP1020
余別岳の山頂
2011年05月04日 18:33撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 18:33
余別岳の山頂
ポンネアンチシ山(中央)とP1020(左)
2011年05月07日 02:10撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 2:10
ポンネアンチシ山(中央)とP1020(左)
積丹岳(左)と、一夜を過ごした我呂ノ沢源頭
2011年05月04日 19:28撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/4 19:28
積丹岳(左)と、一夜を過ごした我呂ノ沢源頭
余別岳からみた積丹岳
2011年05月06日 11:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:52
余別岳からみた積丹岳
積丹岳と我呂ノ沢源頭のパノラマ
2011年05月07日 02:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/7 2:11
積丹岳と我呂ノ沢源頭のパノラマ
積丹岳の北尾根。こちら側は雪が融けている
2011年05月06日 11:47撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:47
積丹岳の北尾根。こちら側は雪が融けている
余別岳の頂上の北西側。こちらに下る
2011年05月06日 11:40撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:40
余別岳の頂上の北西側。こちらに下る
あっという間に雲の中
2011年05月06日 11:42撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:42
あっという間に雲の中
余別岳の頂上から下る
2011年05月06日 11:26撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:26
余別岳の頂上から下る
緩く広い尾根を行く
2011年05月06日 11:50撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:50
緩く広い尾根を行く
頂上を振り返る
2011年05月06日 11:42撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:42
頂上を振り返る
しかし、またもや雲の中
2011年05月06日 11:30撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:30
しかし、またもや雲の中
微かに見える程度
2011年05月06日 11:35撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:35
微かに見える程度
雪庇に注意
2011年05月06日 11:32撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:32
雪庇に注意
これは幌内府川か?ウエンド川か?
2011年05月06日 11:46撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 11:46
これは幌内府川か?ウエンド川か?
尾根上はハイマツが出ているので、左(西)側をトラバースする
2011年05月06日 12:01撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 12:01
尾根上はハイマツが出ているので、左(西)側をトラバースする
ハイマツだけでなくダケカンバのわい性木?も多い
2011年05月06日 13:23撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:23
ハイマツだけでなくダケカンバのわい性木?も多い
この下を巻いて、左の尾根上に出る。余別岳北尾根が広くなる949.1m標高点付近
2011年05月06日 13:32撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:32
この下を巻いて、左の尾根上に出る。余別岳北尾根が広くなる949.1m標高点付近
ハイマツ帯
2011年05月06日 13:20撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:20
ハイマツ帯
中央付近の尾根上を目指す。949.1m標高点付近
2011年05月06日 13:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:15
中央付近の尾根上を目指す。949.1m標高点付近
幌内府川の対岸に丸山の尾根。右はP871
2011年05月06日 13:14撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:14
幌内府川の対岸に丸山の尾根。右はP871
幌内府川対岸の丸山の尾根
2011年05月06日 12:59撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 12:59
幌内府川対岸の丸山の尾根
949.1m標高点付近から北尾根を振り返る
2011年05月06日 13:10撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:10
949.1m標高点付近から北尾根を振り返る
2011年05月06日 13:15撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:15
949.1m標高点付近
2011年05月06日 13:12撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:12
949.1m標高点付近
尾根がかなり広く緩くなる
2011年05月06日 13:19撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:19
尾根がかなり広く緩くなる
ダケカンバが大きくなる。晴れてきた
2011年05月06日 12:55撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 12:55
ダケカンバが大きくなる。晴れてきた
このあたりから、この尾根で初めての楽しい滑り
2011年05月06日 13:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:11
このあたりから、この尾根で初めての楽しい滑り
海へ向かって下っていく
2011年05月06日 13:25撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:25
海へ向かって下っていく
開けたところを滑る
2011年05月06日 13:29撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:29
開けたところを滑る
2011年05月06日 13:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:34
こんなところにも雪庇
2011年05月06日 13:41撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:41
こんなところにも雪庇
最後にこんな楽しいところが待っているとは
2011年05月06日 13:50撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:50
最後にこんな楽しいところが待っているとは
もちろんスキーで下っていく
2011年05月06日 13:44撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:44
もちろんスキーで下っていく
ずり落ちそう。人も雪も
2011年05月06日 13:38撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:38
ずり落ちそう。人も雪も
下から見るとこんな感じ
2011年05月06日 13:43撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:43
下から見るとこんな感じ
よくもまあ繋がってたものだ
2011年05月06日 13:55撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:55
よくもまあ繋がってたものだ
最後の斜面もスキーで下る
2011年04月30日 12:45撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 12:45
最後の斜面もスキーで下る
ちょうど林道のゲートのところで雪が消える
2011年05月06日 13:55撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:55
ちょうど林道のゲートのところで雪が消える
逆からみるとこんな感じ
2011年05月06日 13:44撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:44
逆からみるとこんな感じ
野塚の海に向かって歩いていく。奥は積丹岬の方
2011年05月06日 13:52撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:52
野塚の海に向かって歩いていく。奥は積丹岬の方
余別岳の方を振り返る
2011年04月30日 13:06撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 13:06
余別岳の方を振り返る
奥に積丹岬
2011年05月06日 13:40撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/6 13:40
奥に積丹岬
こちらは積丹岳
2011年04月30日 13:18撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
4/30 13:18
こちらは積丹岳
2011年05月06日 13:53撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
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路傍のカタクリ
2011年04月30日 13:25撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
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路傍のカタクリ
積丹岬
2011年05月06日 13:41撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
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積丹岬

感想

毎日がGWのような生活だが、やはりGWにはそれなりのところに行きたい。休みだからという訳ではなく、残雪があって日が長い、一年で一番山登りに適した季節だから。

と言っても、一泊しかできず、車も免許もないので、それほど遠出はできない。ということで、積雪期に行ったことのない積丹に決定。今年2度目の札幌脱出。

当初は、神恵内側からポンネアンチシ山に登り、余別岳へ縦走して北尾根を下ろうと思っていたが、直前に、美国側から積丹岳を越えていくルートに変更。文献と地形図を見ていて、我呂ノ沢源頭に泊まり、そこからポンネアンチシ山への緩く広い尾根をたどってみたくなったのだ。

自宅からタクシーで琴似駅まで行ってJRに乗り、小樽駅からバスで積丹へ。
実は、積丹の神威岬まで行く朝のバスは、7時丁度に小樽駅前を出るのだが、札幌からの始発列車が小樽に着くのが7時。ギリギリ間に合わない。神威岬行きの次の便は昼近くになってしまう。この接続の悪さはどうにかならないものか。
仕方なく美国止まりのバスに乗る。

神威岬行きのバスに乗れれば、婦美で降りて夏道コースから積丹岳に登るところだが、美国から歩くと結構あるので、タクシーに乗ることにする。どうせタクシーに乗るなら、標高差は変わらないものの歩く距離が短くなる滝ノ沢左岸尾根を登ることにして、美国川沿いの道を上流へ行ってもらい、橋のところで降りる。

少し戻ったところの開けたところに林道の入口。雪が繋がっているようなので、スキーを履いて登り始めるが、雨が降っていて気分が乗らない。断続的に、時々強くなり、雨具の上を持って来なかったので、濡れる。上へ行けば風が強いはず。濡れた体が冷えるとイヤだなあ。
今日明日は、好天のはずだったのだが、数日前からどうも予報が変わってしまった。明日回復する見込みがなければ、こんな天気では中止にしているところだ。

はじめは滝ノ沢の左岸沿いに登っていた林道が分岐しているところから、尾根をトラバース気味に登っている右の道をたどる。一ヶ所雪が切れてスキーを脱ぐが、しばらく行くと尾根の上に出る。美国川の対岸にP545.7の岩場が見える。

ここからは傾斜の緩い尾根上を行く。はじめは細い尾根だが歩きやすい。やがて尾根は広くなり、傾斜は少し強くなってくる。右には沢型もあり、そこを絡めながら登っていく。シラカバやダケカンバが多い。翌日も含めてハイマツ以外の針葉樹はほとんど見なかった。

626m標高点付近まで来ると、尾根はだだっ広くなり、傾斜は再び緩む。木は疎らになってきて、スキーは滑りやすそうだが、当然のごとく風が強くなる。といってもさほどではなく、寒くもない。P826を過ぎて、夏道との合流点が近くなると、右の方に数人のパーティが見えた。登っているのかと思ったら、夏道コースの方へスキーで降っていった。すでに昼過ぎ、今朝頂上まで登って下ってきたのか、あるいは強風で引き返したのか。

頂上稜線に出てP971あたりまで来ると、尋常じゃない猛烈な風。頂上は雲の中。ここから我呂ノ沢源頭に下ってしまおうかとも思うが、やはり、ここまで来たら頂上までは行きたい。頂上から下ってきた単独の人とすれ違う。

尾根を登って行くに従って、さらに風が強くなる。吹きつけてくる雪が顔に当たって
痛く、なかなか前に進めない。時折、雲が強風に吹き飛ばされて青空がのぞき、頂上が見えるが、それも一瞬。P1130の西のコルから、我呂ノ沢源頭に何とか下れそうなことを確認する。

何とか積丹岳の山頂にはたどり着いたものの...ここから南斜面を我呂ノ沢源頭に向かって滑るつもりなのだが...視界不良で急斜面の下がよく見えないということもあるが...それ以前に...風が強すぎて、風上のこの斜面の方を向けない。30分ほど様子を見たが回復の兆しはなく、時折ザックが飛ばされそうになるほどなので、あきらめて来た道を降り始める。

もうあきらめて北尾根でも下ってしまおうかとも思うが...先ほど目をつけていたP1130の西のコルまで下ると、風が少しだけ和らぎ、南を向けるようになったので、ここから南斜面を下る。極端に急な斜面ではなく、雪質もそれほど悪くはないが、悪天候のためもあって思い切って滑れない。下るに従って風も弱まり、途中から右の沢型に入って標高差400mほど下ると、かなり平坦になってくる。

幕営地を探しながらさらに下っていく。ここまで下ってもかなり風が強い。木がそれほど多くはなく、風除けになる針葉樹もないので、ツエルトに毛が生えたテントもどきに適したところはあまりない。ちょっと沢筋まで下ってみるが、あきらめて適当な木のそばにテントを張る。適当にブロックも積むが、一時は弱まっていた風がまた強まり、一風ごとにテントがほとんどつぶれそうになる。

結局、この夜は、寒さと風のためにほとんで眠れず、深夜に弱まったかに思えた風が3時頃から、今度は北の山の方からさらに強くなって吹いてきた。天気が悪ければ、P971の方に登り返して夏道コースへエスケープするしかないだろう。そんなことを考えながら3時半頃テントの外を見たら、東の方に黄色い光が見えた。何だろう?後から考えたら月だった。

そして4時。相変わらず風は強いが、外に出てみると雲ひとつない青空。そして、その下に、ポンネアンチシ山から余別岳、積丹岳と連なる山稜が、我呂ノ沢源頭を取り囲むように広がっていた。まるで円形劇場。これは行くしかあるまい。

ここから余別岳に登ってもいいが、やはりポンネアンチシ山に緩く広い東尾根から登ってみたい。よく見ると頂上直下がかなり急で、雪庇も見えているが、何とかなるだろう。南西方向へ、尾根を乗り越しながら、複雑に入り込んだ沢の源頭を巻くように、とりあえずは838m標高点を目指して登っていく。こういうところをルートを考えながら行くのも楽しい。

838m標高点まで来れば、後はだだっ広い尾根を登っていくだけ。正面にポンネアンチシ山、後ろには昨日下ってきた積丹岳の南斜面(その向こうには海)、右には余別岳。ポンネアンチシ山から余別岳への稜線の最低鞍部のこちら側の急斜面には、雪庇崩壊によると思われる雪崩の跡が見える。

ポンネアンチシ山の頂上直下はやはり、結構急そうだ。右(北)側は雪庇があるので、左(南)側の岩場の上の傾斜の緩そうなところに斜上し、そこからさらに南側に回り込んで、南西尾根に上がる。尾根上はハイマツが出ていて歩きにくいが、頂上の巨岩まではすぐ。南西方向には、珊内岳やガニマナコの特徴的な山容が見える。

ポンネアンチシ山から余別岳へ。最低鞍部までひと滑り、あっという間、という記録も見たが、それはもっと早い時期のこと。今はハイマツのおかげで、とてもまともに滑れたものではない。だからシールを付けたまま行く。

最低鞍部からも、先ほど見た雪崩跡の記憶も新しく、尾根の右(北東)側は雪庇が怖くて近づけない。尾根上のブッシュ(ハイマツ)の際を行ってもいいのだが、ここは左(南西)側の斜面を行くことにする。しかし、こちら側はハイマツが露出しているので、かなり下を巻く形になる。左に、余別川の源頭を見ながら、南西の肩に上がる。

珊内岳やガニマナコは雲に隠れたり現れたり。珊内岳は巨大なジャンプ台のよう。北東の緩斜面を油断して滑っていったら、あっという間に真っ逆さま!そうこうしているうちに、西側の空にはどんどん雲が...。

余別岳の山頂からは、南東斜面を我呂ノ沢の源頭に向かって滑ってみたいと思っていた。しかし頂上に着いて間もない9時半頃、あっという間に雲に包まれてしまう。雪が降っていないだけで、昨日と同じような状況。のんびりしていては、下るのも大変になるかもしれない。南東面滑降はあきらめ、北尾根を降り始める。

尾根上はハイマツやダケカンバが出ているので、尾根の左(西)側の下の方をトラバースすることになる。ガスで視界が訊かないので雪庇も怖く、困難さに拍車をかける。

尾根が広くなる949.1m三角点のところは左から巻く。このあたりから雲が晴れてくる。かなりの緩斜面だが、やがて今日一番の快適な滑り。木も多くなって林間滑降となる。最後は尾根が細くなり、この尾根上に細く残った雪を積丹岬の海に向かって滑っていき、林道のゲートに達する。スキーを担いで野塚の温泉施設まで歩き、バスで美国まで行き、寿司を食い、寿司折を買って帰った

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コメント

羨望の山行
昔、余別川からガロの沢へ沢で行きました。ポンネアンチシ山頂の大岩、登りましたよ。懐かしい。

積丹三山の見事な独自ライン、ガロノ沢源流のカールのような広大な集水域に泊まる、車使わず縦走のっこし式など、僕好みの山行組立です。温泉に美国の寿司がつけばあこがれのフルコースです。ここ、温泉あるんですね。

嵐の後の素晴らしい山容写真もとれましたね。山のデータの写真に登録お願いします。ポンネアンチシの写真なんてなかなかないですよ。
2011/5/14 18:44
我呂ノ沢源頭に遊ぶ
我呂ノ沢源頭は素晴らしかったですね。円形劇場のようで、ここに定着してもいいぐらい(風は強かったですが)。もっとポピュラーになってもよさそうなものです。

最初は神恵内側から登ろうと思っていたのですが、地形図を見ていて、我呂ノ沢源頭からポンネアンチシ山への尾根の太く緩くカーブしている等高線のラインを無性に登ってみたくなってしまいました。
こうした沢が入り組んだ源頭部は、どこを登ろうかとルート取りを考えながら登っていくのも楽しいですね。

余別岳北尾根は、yoneyamaさんの記録も参考にさせていただきましたが、時期が遅かったので、上部の尾根上はハイマツやダケカンバが出ていて、ほとんど西側の斜滑降・トラバース。中間部分の緩斜面はあまり滑らず、下部の林間が、滑りとしては一番楽しかったです。

温泉はバス停があるから行っただけで、時間がなくて入れませんでした。バスの時間の関係で、「温泉にしますか?寿司にしますか?」ということになってしまったので。

一日目にはよっぽど、積丹岳の頂上から北尾根を下ってしまおうかと思ったのですが、二日目の朝には、そうしなくてよかったと思いました。
しかし、余別岳の頂上に近づく頃には、珊内岳の方から雲が押し寄せ、9時半にはあっという間に雲の中。前日に近い状況になってしまいました。おかげで余別岳から我呂ノ沢源頭に滑れなかったのが残念です。
2011/5/14 23:20
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