那須岳(峠の茶屋から茶臼岳〜朝日岳〜三本槍岳へ)
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- GPS
- 06:15
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 938m
- 下り
- 941m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
またすぐ下に第2駐車場もある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
峠の茶屋P〜中の茶屋跡まではほぼ雪道で、その先は峰の茶屋跡避難小屋手前の雪渓以外は雪なし。 茶臼岳までは、ほぼ雪なし。 剣ヶ峰の雪渓のトラバースは2箇所、どちらもステップが良く刻まれているのでアイゼンなしでも問題ないが、滑落しないように慎重に通過すること。 朝日岳までは岩場、ガレ場、ザレ場が続くが特に問題ない。 朝日の肩から三本槍岳までも危険箇所はないが、清水平への下りから雪道。 特に清水平〜北温泉分岐までは雪が緩み、膝から腰まで踏み抜くことがある。 水場なし、トイレは峠の茶屋にのみあり。 温泉… 「鹿の湯」400円、那須に来たら外せない温泉。湯治場雰囲気が最高だがガラン、シャンプー、石鹸等ないので、それらが必要ならすぐ先の旅館でも500円ぐらいで日帰り入浴OKなので、そちらへ行ったほうが良いかもしれません。 |
写真
感想
高原山から下山後、道の駅「那須高原友愛の森」で車中泊。
直接峠の茶屋の駐車場まで行っても良かったが、夏用シュラフだと少し寒そうなのでやめておいた。
翌朝5時過ぎ、峠の茶屋に着くと予想に反して車は4台しか止まっていません。
時期的なものなのか、時間的なものなのか、風はやや強いがとりあえず出発です。
駐車場脇の登山口から既に雪、この先中の茶屋跡辺りまでは雪道が続きます。
出発時には雲が多かった空も徐々に青空が覗き出し、山頂での展望に期待が高まる。
ここからは、前方に見える峰の茶屋跡避難小屋を吹き抜ける風をダイレクトに浴びて寒い。
緩やかなガレ場を進むと避難小屋手前に雪渓、すぐ上の稜線へのトレースがあったのでショートカットして行きました。
稜線に出ると先ほどより強い風でしたが、煽られるほどではないので普段に比べたらまだマシなのでしょう。
茶臼岳へは東から回り込むようにガレ場を登って行きます。
辿り着いた山頂は案の定誰もいません。
ここはロープウェイの運行時間になれば、GWですから観光客でごった返すんでしょうね。
ユックリ大展望を楽しんでから避難小屋へ戻ると、5名ほど登山者が休んでいました。
そのうちの単独男性が朝日岳へと向かって行くので、私も遅れて後を追います。
剣ヶ峰直下の2箇所ある雪渓を慎重にトラバースし、右に望む朝日岳の荒々しい山容に目を奪われながら歩を進めます。
鎖場をトラバースし、岩場を登り詰めると朝日の肩に到着、ここから一登りで朝日岳山頂へ。
ここも山頂独占、展望も抜群で茶臼岳はもちろんだが残雪の流石山〜三倉山のたおやかな稜線が秀逸だ。
少し遅れて先ほどの単独男性がやってきたので山頂独占を譲ることにし、一路三本槍岳へ向かうことにしました。
1900mピークまで遮るもののない大展望が続き、とにかく歩いていて飽きさせない。
清水平への下りからまた雪道となり、清水平から先は夏道を道が覆っています。
なるべく踏み荒らさないようにと雪道を歩いていきましたが、北温泉分岐辺りでは雪が緩んでいて腰ぐらいまで踏み抜いてしまい、慌てて脇の道を歩くことにしました。
途中で単独男性とすれ違い、三本槍岳には他に誰もいないとのこと。
道を覆う雪で倒された木々の枝をなるべく踏まないように歩きながら進み、最後にやや急な登りをこなすと、程なくして三本槍岳山頂に着きました。
ここでは流石山〜三倉山の稜線が眼前に迫り、北へ目を向ければ鋭鋒が一際目を引く旭岳、その遥か彼方には磐梯山や朝日連峰、飯豊連峰なども望むことができました。
大展望を楽しんでいましたが、徐々に雲行きが怪しくなってきたので下山します。
この先朝日の肩までの間に20人ぐらいの人たちとすれ違い、また熊見曽根分岐で振り返ると流石山や三本槍岳にガスが上がってきたのを見ると、時間的にドンピシャのタイミングだったんだなって感じました。
峰の茶屋跡避難小屋までも多くの人たちとすれ違い、雪渓も無事通過したので避難小屋でコーヒーブレイク&昼食。
渋滞にハマる前に帰宅したいのでやや足早に下山し、これまた絶対寄ってみたかった鹿の湯へ。
ここも思った通りの良い温泉でした。
那須ICまで少し混みましたがウンザリするような渋滞もなく、ジャスト3時間での帰宅となりました。
帰りの東北道で目にした被災地支援からの帰着中の自衛隊の皆さん、本当にご苦労様でした!
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