赤岳(行者小屋でテン泊)


- GPS
- 29:36
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:37
天候 | 3/4 晴 3/5 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八ヶ岳山荘(美濃戸口)から赤岳山荘(美濃戸)までは凍結の可能性ありで4WDでも金属チェーン無しの車は自粛を促す通行規制中でした。 |
その他周辺情報 | 八ヶ岳山荘駐車場 500円/日(駐車券1枚に珈琲1杯付) 行者小屋テント料 1000円/人/日 |
写真
感想
(動画は電池切れで最後変な終わり方になってます)
朝8時半過ぎに八ヶ岳山荘駐車場に到着。3段目の駐車場でスペースには余裕あり。気温はマイナス1度程で暖かめ。駐車場内には雪が10cm程積もってたが、翌日の3時過ぎにはすっかり溶けていた。
車の中で登山靴、ゲイターを履き日焼け止めをつけ、オニギリを食べて諸々の準備後八ヶ岳山荘でトイレを借りた。利用料100円。
登山のコンパスで登山届を出した。
この時点でもう9時半。随分ゆっくりしたが、本日の行程は行者小屋までなのでまだ時間に余裕ある。
美濃戸山荘でチェーンアイゼンをつけたが、
雪が団子になって付く。塊が成長したら取りながら歩いた。上がれば付きにくくなるだろうと思いながら歩くも、やはり付く。横岳が見えてきた辺りでアイゼン外した。
最初から12本爪にしとけばよかった。
美濃戸から行者小屋までコースタイム3時間程なので、4時間程で到着予定としていたが2週間ぶりの山行で運動不足なのか、日頃の疲れが溜まっていたのか、なかなか足が前に進まない。甘納豆やキットカットを食べながら度々1〜2分の立ち休憩をとりながらゆっくり歩いた。
荷物多めという事もあっただろうけれど。
テン場は生憎前客整地済の場所が残っていなかったため、スコップで新たに整地をし足で踏み固めた。ペグには竹の割りばしを十字に麻紐でくくったものを使用した。
寒いハズなのに体が熱くなってきた。設営後小屋でビール調達しグビッといった。
風が吹いたのは設営時の数分のみで、あとは晩も朝方もほぼ無風の状態。とてもいいコンディションだった。
夕方にはベーコンの炙り焼きで一献。これ最高。
暗くなって晩飯にラーメン。九条葱マシで入れてみたが、葱の風味が強すぎてせっかくの豚骨スープの旨みがあまり分からなかったのは少し残念。でも葱効果で温まった。
テント内は寝る8時過ぎ時点では霜張ってなかった。が、朝になるとテント内霜張っていた。
1月2月は晩飯の湯気が直ぐに霜になって張り付くのに。もう春、暖かい3月なんだとつくづく思った。
PM8時頃、周りもすっかり静かになった。寝る前に、寒いから出たくないと思いながらもトイレに出た。空を見上げると星が素晴らしい、まじ凄い。オリオン座だけは認識できた。あとは・・・まだ勉強中。山と渓谷社の星座の本は家に置いてきた。流れ星見れなく少し残念。
文三郎道は雪たっぷりで良く締って踏み固められていて歩きやすかった。
キレット分岐をちょっと過ぎたあたり、少しのけぞり気味で岩を回る狭い足場の箇所があった。岩は掴みどころが少なく、バランス崩して後ろに倒れたら真っ逆さまに転げ落ちそう。昨年1月、2月に来た時こんなとこあったっけな? 雪の量でコンディションは変わるものだ。
頂上直下までは鎖をつたい、鎖の無いところはピックを刺して三点確保で登れば問題なくいけた。
頂上直下で右と左の2方向に分かれていた。左は岩が多め、でも先が良く見えないし危ないような気もする。右は足跡があるものの急坂。岩なし雪のみで上まですべてが見えた。この右を選んだ。この10mが今回一番の核心部だった。登り始めると昼前ということもあり雪も緩みかけていた。ピックをしっかりと刺しながらゆっくりと上がっていった。先行者の足跡を伝って無事頂上に着いた。
下りは左のルートをとった。上から見ればは右のルート。こっちだったら楽勝だったのに
と歩いて思った。
残りの文三郎道の下りはまだ雪が締まっていたので歩きやすかった。
それにしても行動食として山で食べるキットカットはうまい。
夏はチョコが溶けてしまうから、これは期間限定の楽しみかな。
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