記録ID: 107958
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
長沢背稜(酉谷山〜雲取山)〜石尾根縦走(七つ石山〜奥多摩駅)
2011年04月29日(金) 〜
2011年05月01日(日)
- GPS
- 53:58
- 距離
- 44.2km
- 登り
- 2,920m
- 下り
- 3,197m
コースタイム
4/29 8:30東日原〜11:23三ドッケ〜14:00酉谷山
4/30 6:34酉谷山避難小屋〜10:40芋ノ木ドッケ〜13:15雲取山
5/1 6:41雲取山避難小屋〜7:47七つ石〜10:12鷹ノ巣山〜14:28奥多摩駅
4/30 6:34酉谷山避難小屋〜10:40芋ノ木ドッケ〜13:15雲取山
5/1 6:41雲取山避難小屋〜7:47七つ石〜10:12鷹ノ巣山〜14:28奥多摩駅
天候 | 4/29 曇りのちあられ。 4/30 曇り時々晴れ。 5/1 雨まじりの強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス | 行き;東日原(JR奥多摩駅からバス)。 帰り JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*登山ポストは奥多摩駅 *全ルート、山と高原地図の実線ルートで特記すべき危険箇所は無し。 但し、石尾根はず〜と長〜〜〜い緩い降り道が続くので膝痛を抱えている人(→俺)には辛い。 4/29 朝は晴れていたが11時頃〜2時頃まであられが降る。 東日原からヨコスズ尾根で一杯水まで登り、主稜線である長沢背稜を西に行き酉谷山へ。 山頂から少し東南に降りた所にある酉谷避難小屋に一泊。小屋は沢山の人(9人、1人は土間に寝る)で満員御礼。小屋の外にもテントが5張、尾根反対側(秩父側)にも4張とさすがGW連休初日。 あちこちに「小川谷林道は崖崩れで通れません」との張り紙がしてあったが宿泊者の中に日原から小川谷林道を通り七跳尾根を登ってきた5人のグループが居たので状況を聞いてみたら「車は通れなくなっているが人が通る分には、道路に少し大きな石が落ちている程度で全然問題なく歩いてこれる」とのことであった。 4/30 曇りのち晴れ 酉谷から長沢山までは南側の開けた展望を見ながら長沢背稜を気持ち良く歩く。 長沢山から芋ノ木ドッケまでは急な岩づたいの登りがあり、天気も良くなり日差しが暑いこともありかなりバテぎみとなる。 芋ノ木ドッケからは正面に雲取山を見ながら大ダワのクビレまで急尾根を降りる。 ここから雲取山頂までは北側斜面となるので道には所々まだ氷が解けずに残っている。特に雲取山荘から山頂までは結構残っていて注意しないと滑るがアイゼンを履くほどではない。 雲取山山頂に着いた時は曇りで残念ながら富士山は見えず。 避難小屋に荷物を置いて、前からず〜と気になっていた「小雲取山」を探しに降りてみる。富田新道へ行く分岐点の上に踏み跡がほとんどついてない小高い所があり、膝より低い熊笹を藪漕ぎで登って行くと山頂が少し広くなっている。周りを見渡していると下に「小雲取山」と書かれた木の表札が落ちていたのでここが小雲取山の山頂であることが確認できた。小雲取山山頂までは踏み跡がないのでここに登ってくる人はいないのであろう、みんな分岐から巻き道で雲取に登っていく。 GWで避難小屋は満員になるのかと思っていたが12人ほどでゆったりと場所を確保できて寝れた。小屋に泊まる人達と明日どこに行くか聞きあい、鴨沢へ降りる人、三条の湯へ行く人、飛龍から丹波に行く人、なんと甲武信〜金峰山へ行く人と色々であった。明日の天気はどうも雨で風もかなり強いので飛龍から将監峠に行ってもう一泊しよう思っていたが辞めて(鴨沢に下りるだけではもったいないので)石尾根を通り奥多摩駅まで歩くことにした。 5/1朝、 強風+雨。 案の定の悪い天気なので急いで七ツ石まで降り、分岐から石尾根に降りていく。尾根は緩やかで展望も良く気持ち良く歩いていける尾根で高丸山、日陰名栗山を越えて鷹ノ巣山避難小屋に着く。相変らず風が強いので小屋の中で食事を取った後に鷹ノ巣山に登った。山頂から南側は眺望がすばらしいが曇っているので遠くの山は見えない、北側は木で見えないので少し北側に降りていって見ると今まで登ってきた長沢背稜の全景が見えた。 鷹ノ巣山からは南側に奥多摩湖、北側に長沢背稜を見ながら石尾根をず〜〜〜〜と、ず〜〜〜〜と降りていくと正面に大岳山と御前山が見え、更にず〜〜〜〜と降りていくと本仁田山が大きく見えて来て、その下には奥多摩の街が見えてくる。ここで天気は曇りから晴れとなり、標高も下がったせいもあり気温もかなり上がって暑くなる。 石尾根登山口のある舗装道路に出て道標に従い奥多摩の駅まで下山する。とにかく長〜い下山コースであった。鴨沢からバスで奥多摩駅まで来る所をを歩いてくるのだからかなりの距離があるのは当然だが、とにかく長い下りで膝に堪えた。 |
写真
撮影機器:
感想
今回の山行目的はゆったりと4日間、山に浸り「山歩き」を満喫することでバリエーションは一切無しであったが、雲取山山頂であまりの強風と雨が降っていたので飛龍〜将監峠へ行くのを辞め下山した為、結果3日間となったが小屋で沢山の人達と出会い、色々な話を聞くことができて本当に楽しい山行であった。
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はじめまして、lizhijpさん
ukkysuzと申します。
1日はかなりの強風でしたが、稜線上などは麓に比べたらさらに荒れてたのではないのでしょうか?
こんなゆったりした奥多摩山行も楽しそうですね
小雲取山の標識
自分も巻道から登りつめて探したのですが、見つけられませんでした。
実はちゃんとあったのですね
コメントありがとうございます。
健脚の方には、こんなゆったりな山行に見えるかもしれませんが、私にとってはこれが精一杯の楽しい山登り山行です 。
私は雲取山3回目で初めて小雲取山に登りましたがこれも探索の時間があったからです。
「別に小雲取山に行かなくても」と言う人がほどんどでしょうが・・・・
山頂の表札の拡大写真(下のURL)載せて置きます。
http://twitpic.com/4sdjkw
>私にとってはこれが精一杯の楽しい山登り山行です
失言を、、失礼しました。
次の機会に小雲取山に寄った時は散策してみますね
ありがとうございました
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