春間近の砥石山

2017年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 10.1km
• 登り: 887m
• 下り: 886m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:08
• 合計: 5:38

距離 10.1km 登り 890m 下り 888m

10:16 小林峠登山口
11:24 11:25 T4分岐点
12:07 12:20 三角山
13:05 13:56 砥石山
14:19 14:20 三角山
14:32 奥盤渓山
14:51 T4分岐点
15:48 15:50 小林峠登山口
15:54 ゴール地点

相変わらずのレリーズまくりでゆっくり目に登っています。

天候

快晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

こばやし峠の駐車場は冬期間は5〜6台が限界。今回は満車でしたので、手前のちょっとしたスペースに無理矢理駐めました。

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所はありません。標高600m以上では北向き斜面が締まりの悪い雪でグリップが非常に悪く、軽アイゼンを装着しました。南向き斜面はざくざくで問題なしです。

その他周辺情報

小林峠にトンネルが開通しました。お陰で駐車場はかなり交通量が減りましたが、ぶっ飛ばしていく車が見受けられますので、注意ください。

写真

3/19 10:24

駐車場到着。気温3℃とは春ですねえ。

3/19 10:27

駐車場は満車です。手前のスペースへ無理矢理入れました。

3/19 10:28

スノシューと軽アイゼンは持ちましたが、つぼ足でスタート。

3/19 10:29

こばやし峠の石碑が入り口です。天気が良く、気持ちの良い山行の予感。

3/19 10:31

気温が高いのでざくざくです。

3/19 10:39

いきなりキツい斜面です。

3/19 10:43

途中山頂方面（一番左）が見えました。神居岳、烏帽子岳、百松沢山も見えてますね。

3/19 10:44

腕時計が調子が悪く10年ぶりに新調。マイナーですが、BARIGOが好きで歴代使ってます。今回はE7ブラックを購入。

3/19 10:49

最初のピーク、434m峰です。これからアップダウンの連続です。

3/19 11:03

アップダウンが連続するのですが、高度はしばらく上がりません。

3/19 11:16

山頂から東側へ伸びる稜線です。

3/19 11:20

雪上でこの虫をよく見ますよね。調べたらセツジョウカワゲラの仲間だそうです。

3/19 11:28

きつい登りがあるんですが・・・。

3/19 11:33

まだ462m・・・。

3/19 11:38

札幌周辺自然歩道の看板がありました。

3/19 11:48

やっと二つ目の長い急登に入ります。

3/19 12:12

久しぶりの山行でキツいキツい。

3/19 12:18

登り切った！と思ったら、また鞍部が。この連続なんです。

3/19 12:18

いやぁ、青空が気持ちいい。

3/19 12:23

札幌市街が見えますな。

3/19 12:23

藻岩山。混でそうだね。

3/19 12:24

札幌駅周辺。

3/19 12:24

増毛の山並みがキレイだ。左から神居尻山、ピンネシリ、隈根尻山

3/19 12:25

ちょっと見づらいが、イルムケップ山が見えている。

3/19 12:28

北向き斜面の雪が緩い。軽アイゼン装着。ガシガシいけた。

3/19 12:35

三角山到着。眺めがいい。

3/19 12:35

支笏湖の山並みも素晴らしい。

3/19 12:36

恵庭岳アップ！

3/19 12:36

手前が風不死岳、奥が樽前山。

3/19 12:36

紋別岳！

3/19 12:38

砥石山方向。山頂は手前のピークで見えていません。

3/19 12:43

さて先を進みます。アップダウンが続きます。

3/19 12:57

最後の急登に入りました。

3/19 13:06

雪庇の横を登ります。案外安全です。

3/19 13:06

途中振り返って札幌市街地。いやあ気持ちいい。

3/19 13:08

手稲山がどっしり。男らしい。

3/19 13:15

目の前をアカゲラ横切る。慌てて望遠レンズ装着。音は小さいが見事なドラミングだ。

3/19 13:18

最後の登り。

3/19 13:54

山頂到着！山頂標識がカッコイイ！

3/19 13:21

山頂から西方を望む。

3/19 13:21

山頂から南東方を望む。

3/19 13:29

お昼ご飯の場所を探し回してて思いっきり踏み抜き！そのあと悲劇が・・・。

3/19 13:29

穴から何とか抜け出した瞬間「バキっ！」って音とともに・・・（涙）。踏み抜いたときに頭から落としていたらしい。。。

3/19 13:41

お昼で気を取り直そう・・・。いつものショット！本日はカレーメシ。普通のが一番美味い。

3/19 13:34

気温5℃。いやぁ、暖かい。

3/19 13:55

ご飯を食べたので、望遠レリーズタイム！手稲山！

3/19 13:55

烏帽子岳。冬に行ってみたい。

3/19 13:55

右、神居岳。左、定山渓天狗山。両山とも荒々しい。

3/19 13:56

右から、無意根山、中岳、喜茂別岳、小喜茂別岳。

3/19 13:56

再び支笏火山群。

3/19 13:58

自宅方面。マンションが見えている。家族は何やってるのかな？

3/19 13:59

日本海と暑寒の山並み。遠くて分からん。

3/19 14:01

少し西側へ下りると右：札幌岳と左は狭薄山か。こうやって見ると札幌岳は山体がデカイ。

3/19 14:03

二つの山頂標識のコラボ。

3/19 14:16

満足満足。さて、戻りますか。

3/19 14:18

早速グリセード。けっこう長い距離を滑っています。分かりますか？

3/19 14:33

途中振り返って山頂方面。また来るよ。

3/19 14:38

白樺並木。雪、青空とコラボ。気持ちよすぎ。

3/19 14:39

中途半端な足長・・・。短いのがばれる。

3/19 14:42

標高600くらいの稜線。雪庇はありますが、大丈夫。気持ちいい！

3/19 14:45

途中、奥盤渓山へ寄り道。

3/19 14:45

奥盤渓山の山頂標識。ここで斜面の下の方から「ヴ〜っ」と低いうなり声が・・・。こんな時期に？？？一応大声を上げて、熊鈴を準備しました。周辺に足跡は見当たりません。聞き間違えかな。。。

3/19 14:59

標高400m付近までダッシュ！久しぶりに焦りました。

3/19 15:15

標高が落ちたが冷えてきた。風も強く、稜線では5〜6m/s程度の風を感じます。

3/19 15:38

森の神木か。周囲2mはありそう。

3/19 15:40

ツルアジサイ。枯れていますが冬に唯一見られるお花です。

3/19 15:52

最後の登り返しを登り切り、あとは下るだけ。

3/19 15:57

直滑降グリセード。

3/19 16:02

駐車場が見えました。みんな帰ったようです。

3/19 16:04

下山！トンネル開通前はひっきりなしに車が通過していました。

3/19 16:07

車に到着。お疲れ様でした！

撮影機器：

Canon EOS M3 Canon

装備

個人装備

アウター（厚） 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 キネシオロジｰタープ グローブ アウター手袋 予備手袋 登山靴（冬） ゲイター（厚） ザック アイゼン スノーシュー ストック コンロ 水1? 昼ご飯 行動食（チョコ 塩キャラメル 柿ピー） 飲料（900mlペット） マグ スティックコーヒー シート 地形図 筆記用具 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 保険証 JRO登録証 携帯 高度計付き腕時計 温度計 サングラスorゴーグル タオル ビニール袋数枚 カメラ 替Tシャツ 携帯トイレ ティッシュ3つ ネックウォーマー ツェルト 細引き エマージェンシーシート キネシオロジｰテープ（予備） 痛み止め お風呂道具 着替え サンダル

感想

yo-sha

今回は砥石山（標高826m）です。札幌近郊の低山で、比較的登山者は多いですが、少々マイナーなお山です。登山ルートは、こばやし峠、盤渓、福井からアクセスするルートがメインですが、冬は皆さん色々なところからアクセスしています。山の形成期は700〜170万年前。火山噴出物で形成されたようです。かなり開析がすすんでいますが、一応円錐形ですね。こうなる前の山体がどうだったか気になるところ。ちょうど南側の豊平川では800〜1000万年前のサッポロカイギュウやクジラの化石が見つかっています。

朝、起きた時間が7:30。実は仕事が混んでて今日は休息日と決めていました。しかし外は空一面の青空が・・・。嫁はんも「今日山に行かないの？」と悪魔のささやき。8:30位になり、居ても立ってもいられなくなり「今日、山行く！」と家族に宣言。流石に時間が遅すぎなので、近場の砥石山にしました。

山行はこばやし峠からのアプローチ。このコース、アップダウンが多く、登り返しが意外ときついんです。トレーニングにはもってこいですが、ゆるゆる雪で、先行者の踏み抜きを更に踏み抜く。。。痩せないとダメだなあ。
最初のピークを越えると、標高400mくらいでアップダウンを繰り返しながら尾根沿いを歩きます。標高が上がらないので正直ツライの一言。標高500mにさしかかりやっと登りになりますが、そこを登り切っても再びアップダウン。まあこれが砥石山なんですが。。。
我慢我慢でしばし進み、最後の鞍部を越えて登り切るとようやく山頂。天気に恵まれいい眺めだ。周りの山がほぼ全て見える。途中一人が登ってきましたがすぐに下ったため、基本山頂独り占め。お昼とレリーズをゆっくりさせていただきました。

下りは奥盤渓山経由で下山。しかし奥盤渓山を出発するときに斜面の下か「う゛〜っ」と低いうなり声。「何っ？」と思いましたが、再び「う゛〜っ」・・・。「うお〜」と悲鳴に近い大声を上げ、転げ落ちるように下山。少し離れたところで熊鈴（一応準備してた）をザックから取り出し装着！そうなんです、ここ砥石山はクマさんのメッカなんですよ・・・。でも時期的に早すぎるし、本当に熊だったのか・・・。まあ確認したくはないですが（笑）。

冬は木々の間から周りが見渡せるため、比較的楽しめますな。しかも青空！キツいけど楽しい山行でした。家族にも感謝。でも明日は会社だあ。疲れが残るなあ。まあストレスたまるよりはいいか。さてさて、次は何処に〜。

コメント

750RS

因果関係
yo-sha さん、こんにちは。
今日の秋田市はいいお天気です。
山行の予定でしたが・・・
起床は9時・・・諦めました。笑うしかありません。
バイクの整備でもします。

なかなか面白そうなコースですね。
小林峠って・・・藻岩山の山頂に行く道路・・・の先の峠ですよね。
あそこは通ったことがありますね。

アップダウンが多くと体力の消耗がひどいですね。
食料の補給も・・・頻繁になりますね。
踏み抜きと体重・・・
確かに直接的な因果関係がありますね。
頑張ってください。

そろそろ山オヤジも活動を開始しましたか・・・
威嚇されましたね・・・
近づきすぎたようですよ。
親子連れには注意してください。
しかも内地とは違って・・・ヒグマですからね。

yo-sha

Re: 因果関係
750RSさん
こんばんは。コメントありがとうございます！先ほど帰宅しました。返信が遅れすみません。
秋田もいいお天気だったんですね。札幌も一日快晴でした。会社の窓からうらめしや〜状態でした

9:00起床でしたか。それはお山、諦めですね（笑）。バイク、現役なんですね。すばらしい！私は子供が生まれたことで手放しちゃいました。また乗りたいなあ。ちなみに中免でインパルス乗ってました

小林峠、ご指摘の通りです。つい先日トンネルが開通したので、もう登山以外で通ることはなさそうです。なので駐車場広げて欲しいなあ、なんてワガママでしょうか

山行はアップダウンに締まりの悪い雪で、距離はないのにえらい体力を消耗しました。。。こんなときは食糧補給がとっても重要ですね
踏み抜きと体重は間違いなく因果関係にあります。私自身の身体で証明できます

山オヤジ、この時期に起きることはほとんどないのですが。。。そういえば仲の良いハンターさんから「最近エゾシカ食ってるから冬眠しないヤツもいるんだよな〜」なんて言われてたのを思い出しました。もしかしてその輩かも。いやあ、ビビり僧全快でした