記録ID: 1092555
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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
日光白根山(丸沼高原スキー場コース)
2017年03月25日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:12
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 655m
- 下り
- 646m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:11
距離 7.3km
登り 655m
下り 664m
15:03
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
スキー場の駐車場は、土日祝日は1000円の駐車料金がかかります。 ロープウェイは往復2000円(+保証金1000円)で、8時半から運行開始です。リフト券売場は7時45分頃から窓口が開きました。登山者は予め登山届を記入の上、インフォメーション窓口にてリフト券を購入します。 ロープウェイの最終下り便は15時半で、道中ラッセルがあると、相当タイトな行程になる印象です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪期も夏道を忠実にたどるコース取りになります。前半3分の2が樹林帯で、残り3分の1が森林限界超の稜線行動になります。 直前の降雪量が多い場合、スノーシューがないと、特に中盤の樹林帯をトラバース気味に進む区間のラッセルが大変厳しいです。トレースがはっきりつけば、アイゼンのみでも一応進行は可能なようですが、少なくともワカンの携行を推奨します。 後半3分の1は稜線上の行動になり、雪はぐっと少なくなりますが、急斜面なので、クラスト時にはアイゼン+ピッケルが必要だと思います。この日は山頂までスノーシュー一本で大丈夫でした。 前日までの降雪が多かったためか、中盤で予想以上にきついラッセルを強いられて、かなり時間と体力を費やしました。先頭集団で適宜ラッセルを交代しながら進むのが得策と思われます。 積雪期もピンクテープや樹木のマーキングを追跡しつつ進めば大丈夫ですが、一部次の目印が視界に入らずに進路を見誤りかけた区間がありましたので、地図をよく確認しながら進む必要があります。 GPSのログを参照すると分かりますが、標高2250m付近の沢筋を2本連続で横切る箇所で、先頭集団全員で迷走した形跡があります。従前の進行方向に沿ってそのまま手前の沢を横切っても、次の沢を越えられずに行き詰まってしまいます。ここは手前の沢を横切る前に、上方のピンクテープに向かっていったん目印を越えて少し登り、沢を横切りやすい角度の場所で横断すると、沢筋間の樹木にマーキングが発見できますので、横切りやすい角度のところでもう一本の沢を横断して進むのが正解です。 ロープウェイの最終便が15時半ですので、最大でも13時半が山頂滞在のデッドラインと思われます。トレースがはっきりつけば、下山時はスノーシューを脱いでアイゼン着用で進んだ方がスムーズかもしれません。 リフト券売場で登山届が提出できます。 トイレはロープウェイ駅で利用できます。 携帯電話(au)は全体的に電波状態が悪く、見通しが良い場所でも通信が不安定でした。 |
その他周辺情報 | スキー場から下る途中に複数の日帰り温泉施設が点在していますが、一番近いのは数キロ下った先にある白根温泉薬師の湯です。800円で日帰り入浴ができ、広々とした露天風呂が魅力で、休憩にも適しています。 なお、スキー場にも温泉施設が併設されているようです。 |
写真
撮影機器:
感想
日光白根山には夏季に一度同じコースで登っており、昨秋にはマイナーな白根隠山から本峰の雄姿を望んでいることから、満を持しての積雪期初挑戦となりました。
白根山は技術よりも体力が要求される山で、特にトレースがないと樹林帯のラッセルが厳しいと聞いていたのですが、実際に直近の降雪がたっぷりあって、スノーシューをもってしてもずっぽりと埋まる区間が少なくなく、森林限界に達するまでは非常に苦しいラッセル行程となりました。
苦労を経てたどり着いた二度目の白根山登頂の喜びは格別なものがあり、ロープウェイの時刻の関係であまり山頂でのんびりできなかったのは残念でしたが、北関東以北最高峰の名に恥じない素晴らしい全方位の眺望を楽しむことができました。
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