記録ID: 109678
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
和名倉山[白石山](二百名山)
2011年05月07日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
5/6 23:00東伏見=1:20三ノ瀬上駐車スペース(車中泊)
5/7 三ノ瀬上駐車スペース5:20-5:30三ノ瀬-5:55牛王院下分岐-6:45七ツ尾根58/62林班界交差点-7:05牛王院平-7:15山ノ神土-8:20東仙波-[10分立ち話]-9:25川又分岐-9:35二瀬分岐-9:50和名倉山頂上10:20-[休憩15分]-12:00東仙波-13:10牛王院平-13:25将監峠-13:30将監小屋[昼食40分]14:10-15:15三ノ瀬-三ノ瀬上駐車場
*[ ]で書いた箇所以外悪天も手伝い休憩をとりませんでした。従い「12:05○○」等の標記はすべて通過時間です。
5/7 三ノ瀬上駐車スペース5:20-5:30三ノ瀬-5:55牛王院下分岐-6:45七ツ尾根58/62林班界交差点-7:05牛王院平-7:15山ノ神土-8:20東仙波-[10分立ち話]-9:25川又分岐-9:35二瀬分岐-9:50和名倉山頂上10:20-[休憩15分]-12:00東仙波-13:10牛王院平-13:25将監峠-13:30将監小屋[昼食40分]14:10-15:15三ノ瀬-三ノ瀬上駐車場
*[ ]で書いた箇所以外悪天も手伝い休憩をとりませんでした。従い「12:05○○」等の標記はすべて通過時間です。
天候 | 曇り〜雨〜曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
5/6 天気が悪いので出かけるのを逡巡していたが、このGW連休景鶴山だけで山を済ませていいのか?という訳のわからない自責の念?が心中に沸き起こり(笑)、我が家のボスからも「行ってもいいわよ」のご許可も頂いたので9時過ぎてからよろよろ準備を始めた。連休後半のしかも夜中ということもありクルマは少なく極めて順調に三ノ瀬に着いた。三ノ瀬の集落をすぎてちょっと走った左側にある空き地にクルマを停めた。(この場所は以前来たときに目星をつけていた秘密の場所?である) 5/7 朝4:40にウグイスのほーほけきょに目が覚めた。アウトドアキャンプならさてコーヒーでも・・・・となるが今日はそうはいかない。いくぞ! 5:20発。 5:30 三ノ瀬より林道に入る。勝手知ったる道だ。以前、七つ石尾根への牛王院平下の分岐には何もなかったが、今は指導標が立っている。ここから山道に入る。今日は曇り。天気予報では南岸に低気圧が通過し、関東地方はその北側の縁にあたるので悪天だという。本日10時ころに一番接近し、そのあと太平洋を東に去るので天気はよくなるだろう。今日はひとりなのでとにかく自分の体と相談しながら休まずに行く。 6:45 七ツ石尾根を登っていくと昭文社エアリア2009年版に出ていない58/62林班界の表示が立つ明瞭な交差点に出た。指導標の類は一切ない。ありゃどっちだ? 今回は1/25000地形図も持参していないので困った。エアリアで見ると牛王院平は北。交差点は左折すれば北のようだ。左の木には赤テープがある。よしこっちだ!と左折して暫く進んだがやはり何かがおかしい。道は西に向かうようになっている。仕方なくすぐに戻ることとし交差点に戻ってからとにかく上へ!と左折することとする(すなわち尾根上を直進した)。結局この道が合っていた。(註:あとで将監小屋のオヤジさんに確認したところこの道は牛王院平に向かって左に(すなわち私が間違った方向)行くとそのまま下って三ノ瀬の上の中川にかかる中川橋のたもとに出る。また右に行くと将監峠へと導かれる林道だとのことだ。帰ってから1/25000地形図で確認したらその道が出ていた。地形図を持っていれば迷うこともなかった。しかしなぜ昭文社2009年版に出ていないんだろうか? どたたかご存知でしたらご教示ください) そのあと鹿柵が現われひもをほどいて中に入る。しばらくすると今度は鹿柵の出口が現われてもういちどひもをほどいて出る。と思ったらすぐに牛王院平の指導標だった。7:05通過。それにしてもこの指導標もう少し新しいものにはならないのかな? すぐに東洋大学工学部WV部の部員の遭難碑がある。5月1日とのことで季節は一緒だ。自分もWV部出身でもあり他人と思えず手を合わせた。そこからすぐに山の神土。ここの指導標はすばらしいものに変わっていた。右に入り途端に山道はさびしいものになる。いよいよひとりだ。淋しいなぁと思っていたら前に単独の方。聞くと昨夜は将監小屋に泊まったが、本日天気が悪く行くかどうかを迷っているとのこと。天気はどうですか?と聞かれたので「今日はこんなものだと思います」と答えたら「ありがとうございます。」とまた歩き出された。(しかし結局どこかで戻られたようだった) やがて西御殿岩からの尾根すじに右側から絡み(途中水場1箇所)、リンの峰とその南にあるコブを一緒に左から巻く。まいた後西仙波への登りへとかかる。樹林帯あり草原あり白樺の疎林あり石楠花のトンネルあり露岩ありと変化ある大変楽しい尾根道だ。西仙波の急な露岩の下りをしのぎ風に吹かれながら天気がよければ気持ちのよいであろう草原状を登る。 8:20 東仙波頂上。単独行の人は見えない。ここは要注意ポイントだ。右手には下りたくなるようなたおやかな草原の尾根が伸びている。直進方向もカバアの頭への尾根が誘っている。(頂上にはテープが通せんぼしているので迷うことはないと思うが)進行方向は左だが頂上直下は尾根が張り出していない。急な下りを少し下りる伐採跡に出て気持ちのよい草原だ。焼小屋ノ頭を過ぎ、吹上ノ頭を左から巻いて八百平のあたりで向こうから人が来た。同じくヤマレコをやっておられる「錫杖さん」だった。300名山をやっているとのことだ。昨日は南アルプスの笊ヶ岳にいたと素晴らしい写真を見せてくれた。来週は景鶴山に行くという。精力的な姿に感銘を受けた。10分ほど立ち話をしたあとお別れして急な登りに入る。9:35に二瀬分岐で和名倉山登山者には有名?な警察の面白い表示を見たあと右折し、ゆるやかな道を進んで和名倉山頂上へ。 9:50 和名倉山頂上。南アの深南部か北八ツのような苔むした黒木の密林の中を縫って到達する。頂上表示板が多数ある中にM形をした明大WV部のものもあって懐かしく思った。ヤブ山ではこのM形をよく目にしたものだ。しかし登山道がなければこの三角点を見つけるのは困難だろう。頂上は密林に囲まれており周辺は倒木の嵐だ。気温が下がってきて指がじんじんしてうまく記録が書けない。ゆっくりしようと思ったが早めに下ることとした。 雨が降ってきた。下山途中で2人連れと若者に会った以外は誰にも合わなかった。12:00東仙波の下りでは風雨となる。今が一番悪い時間帯だなと思った。牛王院平からは将監小屋に立ち寄って昼食にする。将監小屋には笠取山に行ってきたという学生たちがいた。小屋主によるとこの連休は人が少なかったという。やはり震災の影響だろうか。食事のあとゆっくり林道を下ったが、そのころには雲もあがり遠くには新緑の山が見えていた。 |
写真
撮影機器:
感想
・雨とわかって出かけましたが悪い山行にはなりませんでした。
・山ノ神土の上で単独行氏にひとり、和名倉山の下でひとり、下ったときに和名倉山の下で二人組、さらに若者の単独行と計5名に会いました。こんな天気でも気合を入れて登っている人がいるんだなぁと感心しました。意思あれば道あり・・・いや道あれば意思あり…かな?
・将監小屋からの下りで晴れてきた。悔しかったなー。
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楽しく拝見して拍手させていただきました。5月9日の日記も拝見しています。日記は書いて投稿することに力が入りますが、他の人の日記を読むことが、ヤマレコ日記に慣れるコツです。山行記録の投稿とは違った事情がありそうですし、人の日記を読むのも楽しいですよ。山行記録同様の楽しい日記を期待しています。ainaka ren
(字句訂正07;15)
ご指摘ありがとうございました。ついつい…という感じで。もう少し他の人の日記も読んでみたいと思います。楽しそうですよね。
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