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Yamareco

記録ID: 110052
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

和名倉山(二瀬尾根〜和名倉山〜ヒルメシ尾根)

2011年05月07日(土) 〜 2011年05月08日(日)
 - 拍手
kengamine その他1人
GPS
28:15
距離
14.6km
登り
1,759m
下り
1,671m

コースタイム

5月7日
埼大山寮6:15-8:10反射板跡8:40-9:25造林小屋跡9:30-和名倉山展望台10:55-笹ッ場11:30-北ノタル11:35-二瀬分岐11:55-和名倉山12:15-ビバーク地

5月8日
ビバーク地-川又分岐6:55-水場7:20-7:55桃源郷8:00-ヒルメシ広場8:20-9:00鹿のマーチ広場9:05-1165m乗越(アセビ尾根)9:35-10:30川又バス停
天候 5月7日 曇りのち霧雨、夕方から晴れ
5月8日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ヒルメシ尾根登山口…
川又バス停の50mほど手前の路肩に10〜15台の駐車スペースあり、トイレは川又バス停で。

二瀬尾根登山口…
埼大山寮の隣に5台ほどの駐車スペースあり、少し手前に公衆トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
二瀬尾根、ヒルメシ尾根どちらも踏み跡は概ね明瞭だが、落葉に埋もれていたり倒木も多い。テープなどの目印も等間隔にある。
懸案のスズタケの藪も漕ぐような箇所はなかった。

なおヒルメシ尾根のコースタイム中のポイントは、09年度高校総体の参加校によって名付けられたようで、以下を参照にしました↓
http://www.shochi-club.jp/wgel/report/2009/wanakura/09wanakura_top.html

なおルート図は推定の部分もあるので、あまり参考にはしないで下さい。

水場…
造林小屋跡の沢、二瀬分岐と川又分岐の中間点から東の沢、川又分岐からヒルメシ尾根に向かう途中の沢、下山口手前の和名沢合流点手前の左斜面に引水。

トイレ…
埼大山寮手前、下山口の川又バス停にあり。

温泉…
道の駅「大滝温泉」600円。塩化物泉らしく舐めるとしょっぱい。
川又バス停手前の駐車スペース
まずこちらに1台デポして埼大山寮へ向かいます
来た時は皆横向きに駐車してましたが、下山したら他の車は縦向きに駐車してました
縦向き駐車なら10〜15台ほど駐車できそうです
2011年05月08日 18:02撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:02
川又バス停手前の駐車スペース
まずこちらに1台デポして埼大山寮へ向かいます
来た時は皆横向きに駐車してましたが、下山したら他の車は縦向きに駐車してました
縦向き駐車なら10〜15台ほど駐車できそうです
埼大山寮隣の駐車スペース
この裏に登山口があります
2011年05月08日 18:03撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:03
埼大山寮隣の駐車スペース
この裏に登山口があります
駐車スペースから見る吊橋
2011年05月08日 18:03撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:03
駐車スペースから見る吊橋
吊橋を渡って二瀬尾根に向かいます
2011年05月08日 18:04撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:04
吊橋を渡って二瀬尾根に向かいます
吊橋を渡って左へ行き、程なくして分岐を右へ
真っ直ぐ行くと登尾沢へ行ってしまいます
2011年05月08日 18:04撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:04
吊橋を渡って左へ行き、程なくして分岐を右へ
真っ直ぐ行くと登尾沢へ行ってしまいます
植林帯の急登を過ぎると右に自然林、左に植林の尾根に出ます
2011年05月08日 18:06撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:06
植林帯の急登を過ぎると右に自然林、左に植林の尾根に出ます
登山道の真ん中にこんな立派な木も
2011年05月08日 18:06撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:06
登山道の真ん中にこんな立派な木も
熊の爪あと
2011年05月08日 18:07撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:07
熊の爪あと
踏み跡は概ね明瞭です
2011年05月08日 18:11撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:11
踏み跡は概ね明瞭です
反射板手前より望む三峰辺りの山並み
2011年05月08日 18:08撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 18:08
反射板手前より望む三峰辺りの山並み
反射板跡
2011年05月08日 18:09撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:09
反射板跡
造林小屋跡までは森林軌道跡を歩く
2011年05月08日 18:10撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:10
造林小屋跡までは森林軌道跡を歩く
倒木を越える
2011年05月08日 18:12撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 18:12
倒木を越える
造林小屋跡に残されたままのレールや車輪
2011年05月08日 18:13撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:13
造林小屋跡に残されたままのレールや車輪
捨てられた一升瓶
2011年05月08日 18:14撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:14
捨てられた一升瓶
朽ち果てた造林小屋
2011年05月08日 18:14撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:14
朽ち果てた造林小屋
警告です
2011年05月08日 18:15撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:15
警告です
造林小屋の先にある水場の沢
2011年05月08日 18:15撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:15
造林小屋の先にある水場の沢
苔むした斜面を登って行きます
2011年05月08日 18:16撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:16
苔むした斜面を登って行きます
この赤布が藪の始まりの目印らしいです
2011年05月08日 18:17撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:17
この赤布が藪の始まりの目印らしいです
警告とは裏腹によく拓かれてました
2011年05月08日 18:18撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:18
警告とは裏腹によく拓かれてました
スズタケの藪を抜けた少し先で岩稜にぶつかる
2011年05月08日 18:19撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:19
スズタケの藪を抜けた少し先で岩稜にぶつかる
岩稜の一番上は和名倉山の展望台のはずなんですが…
2011年05月08日 18:20撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:20
岩稜の一番上は和名倉山の展望台のはずなんですが…
尾根の左斜面を歩いて行くと…
2011年05月08日 18:22撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 18:22
尾根の左斜面を歩いて行くと…
開けた場所に出ました
2011年05月08日 18:23撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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開けた場所に出ました
笹ッ場だそうです
2011年05月08日 18:23撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:23
笹ッ場だそうです
北ノタルは苔むした原始林が広がる
2011年05月08日 18:24撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:24
北ノタルは苔むした原始林が広がる
二瀬分岐
2011年05月08日 18:25撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:25
二瀬分岐
千代蔵休ン場
2011年05月08日 18:25撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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千代蔵休ン場
和名倉山山頂
2011年05月08日 18:26撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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和名倉山山頂
ビバークします
2011年05月08日 18:26撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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ビバークします
二瀬分岐と川又分岐の中間点から東の水場
2011年05月08日 18:28撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 18:28
二瀬分岐と川又分岐の中間点から東の水場
翌日、川又分岐からヒルメシ尾根に向かいます
2011年05月08日 18:29撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:29
翌日、川又分岐からヒルメシ尾根に向かいます
赤テープも等間隔にあります
2011年05月08日 18:30撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:30
赤テープも等間隔にあります
このような涸れ沢を何度も通過します
2011年05月08日 18:39撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:39
このような涸れ沢を何度も通過します
水場のある沢には雪が残っていました
2011年05月08日 18:31撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:31
水場のある沢には雪が残っていました
水は出てました
2011年05月08日 18:32撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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水は出てました
道標
2011年05月08日 18:33撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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道標
コース中、唯一開けた場所から見た奥秩父の稜線
真ん中の鞍部は多分雁坂峠
2011年05月08日 18:33撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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コース中、唯一開けた場所から見た奥秩父の稜線
真ん中の鞍部は多分雁坂峠
こんな道が続く
2011年05月08日 18:37撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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こんな道が続く
桃源郷
切り株に鋸が刺さったままです
2011年05月08日 18:40撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 18:40
桃源郷
切り株に鋸が刺さったままです
桃源郷先の唐松林
2011年05月08日 18:41撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:41
桃源郷先の唐松林
ヒルメシ尾根に乗るとスズタケの藪になります
2011年05月08日 18:42撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:42
ヒルメシ尾根に乗るとスズタケの藪になります
ヒルメシ広場
2011年05月08日 18:43撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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ヒルメシ広場
藪は刈り払われています
2011年05月08日 18:44撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 18:44
藪は刈り払われています
鹿のマーチ広場
2011年05月08日 19:39撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 19:39
鹿のマーチ広場
鹿のマーチ広場の先は浮石の多い斜面を下る
2011年05月08日 19:40撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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鹿のマーチ広場の先は浮石の多い斜面を下る
この倒木を上から越して行きます
2011年05月08日 19:41撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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この倒木を上から越して行きます
登山道を塞ぐ落石が見えます
2011年05月08日 19:42撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 19:42
登山道を塞ぐ落石が見えます
削られた跡を見るとつい最近のようです
2011年05月08日 19:43撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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削られた跡を見るとつい最近のようです
見上げるとこんな感じ
2011年05月08日 19:44撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 19:44
見上げるとこんな感じ
アセビ尾根
左の木に白いプレートあり
かつてはアセビ尾根と書かれていたそうですが、今は1165m乗越と書いてありました
ここから尾根の右斜面を下って行きます
2011年05月08日 19:48撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 19:48
アセビ尾根
左の木に白いプレートあり
かつてはアセビ尾根と書かれていたそうですが、今は1165m乗越と書いてありました
ここから尾根の右斜面を下って行きます
落葉のザレ場で歩き難い
2011年05月08日 19:51撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 19:51
落葉のザレ場で歩き難い
ここにも白いプレート
ヒルメシ尾根にはポイント毎にこのようなプレートがありましたが、全て文字は消えてしまっていました
2011年05月08日 19:49撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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ここにも白いプレート
ヒルメシ尾根にはポイント毎にこのようなプレートがありましたが、全て文字は消えてしまっていました
谷筋沿いに少し下る
2011年05月08日 19:51撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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谷筋沿いに少し下る
見上げると新緑が眩しいです
2011年05月08日 19:53撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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見上げると新緑が眩しいです
植林帯を抜けて…
2011年05月08日 19:52撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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植林帯を抜けて…
新緑眩しい道を行くと…
2011年05月08日 19:53撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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新緑眩しい道を行くと…
左手に水場が見えます
2011年05月08日 19:54撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 19:54
左手に水場が見えます
最後はこの吊橋を渡って、上の国道に出ます
2011年05月08日 19:55撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
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5/8 19:55
最後はこの吊橋を渡って、上の国道に出ます
川又バス停
2011年05月08日 19:56撮影 by  Canon PowerShot SX110 IS, Canon
5/8 19:56
川又バス停
撮影機器:

感想

和名倉山のバリエーションルートでまだ未踏だった二瀬尾根とヒルメシ尾根を歩いてきました。
今回の行程は十分に日帰りできるコースでしたが山中でビバークしてマッタリと過ごそうと、今回もご同行頂いたやまかっぺさんと意見が一致、1泊での山行となりました。

(5月7日)
自宅を3時に出発、夜明け前の道を快調に走り川又には5時半に到着。
見上げる山の上にはガスがかかっているが、予報では今日の午前中は時々雨のち曇りと大きく崩れる心配はなさそうだ。
程なくしてやまかっぺさんも到着し、ここに1台車をデポして二瀬尾根登山口の埼大山寮に向かいます。

駐車スペース裏から吊橋を渡り、左に行くとすぐに踏み跡が二手に分かれます。
真っ直ぐ行くと登尾沢に向かってしまうので、ここは右上に伸びる踏み跡を辿って行きます。
この登りは植林帯の中の急登で、九十九折れとはいえスタートしてすぐはキツイ!
おまけに久々のテント装備でザックも重く、当然歩みも重くなる。
早くもタップリと汗を搾り取られた頃、徐々に視界が明るくなり、ようやく尾根に取付きました。

尾根に乗ると傾斜も緩やかになりホッと一息。
この先も何度か急な登りをこなし、最後はスズタケの藪を一登りすると反射板跡に到着です。
傍らには登尾沢ノ頭1369mと書かれた小さな標識、この上にある三角点峰を見てみようと1人少しで登って行きましたが見つからず、おまけにウロウロしたため戻る時に軽く道迷いでヒヤリ!

反射板跡から造林小屋跡までは、ほぼ水平な森林軌道跡を歩くのでラクでした。
打ち捨てられたままのレールや滑車、一升瓶などが見えてくると造林小屋跡に到着、ここもかつては作業員たちで賑やかだったことでしょう。
この辺りからポツリポツリと雨が降り出してきました。
造林小屋跡からは苔むしたゴーロ状の急斜面を登って行きます。

やがて頭上に赤布が見えると、スズタケの藪に突入です。
ただ藪にはシッカリと道形がついていたので、心配していたほどの煩わしさはありませんでした。
それでも不意に笹パンチを食らうこともありますし、急な登りでキツイですが…

藪を抜けると程なくして岩稜になり、唯一開けた場所からは和名倉山が見えます(この日はガスでしたが…)
岩稜を過ぎ、尾根の左斜面を歩いて行くと急に開けた場所に出ました。
左の木の幹には小さく「笹ッ場」と書かれたプレートが付けられています。
笹ッ場からすぐ先の北ノタルは鬱蒼としたシラビソ林とビッシリと倒木を覆い尽くす苔が何とも言えない幻想的な雰囲気で、これぞ奥秩父の原風景といった感じです。

二瀬分岐を抜けて遂に和名倉山に到着、造林小屋跡から降ってきた小雨は止む気配がなく、更には風も出てきて寒くなってきました。
木の下で風雨を避けてラーメンをすすり、早々にビバーク地へ向かいます。
雨の中のテント設営はイヤだなと思っていましたがその頃には雨も止み、設営作業によって体も若干温まり、外での宴会スタート。
夕方には日も射してきて、ようやく日が暮れ始めた19時前までマッタリとしたひと時を過ごしました。

(5月8日)
この日は4時間ほど下るだけなので朝もノンビリ、4時半頃に小雨が降りましたがすぐに止み、出発の頃には風は強いものの青空が広がっていました。
ヒルメシ尾根へは川又分岐から下って行きます。
尾根の西斜面に広がる白樺や唐松の林の中を下って行くと、水場になっている沢を越えて行きます。

相変わらず単調な道を下って行くと樹間から奥秩父の山並みが望める場所があり、結局ここが唯一の展望スポットでした。
すぐ先の1826m地点で直角に右に進路を変え、10分ほどで「桃源郷」と言われる開けた場所に着きました。

桃源郷からも尾根の西斜面を歩いて行き、赤テープに従い左に進路を変えるとスズタケの藪が見え、ようやくヒルメシ尾根に乗ることになります。
すぐに藪を抜けるとまたまた開けた場所に辿り着き、ここは「ヒルメシ広場」と言われています。
1762m地点へやや登り返して右へ、1669m地点への尾根の西斜面を行きます。
やがて笹藪の道になってくると尾根を右に分けて、左の拓かれた急な笹薮の道をジグザグに下って行きました。

笹薮を抜け、浮石の多い疎林の明るい場所になると「鹿のマーチ広場」に到着です。
更に下ると右に倒木が見えてきて、何となく左へ行ってしまいそうになりますがそっちにはテープ等はなく、右の倒木の先にテープが見えるのでルートは倒木を越えていくことになります。

最近のものと思われる落石の跡を越え、久度沢の源頭部のザレた道を行くとワイヤー等が残置された尾根に出ます。
すぐ先の木の幹にくくられた白いプレートがあり小さく1165m乗越と書かれていましたが、かつては「アセビ尾根」と書かれていたとかで、なるほど周囲にはアセビの林になっていました。

ここから尾根筋を外れ、右のザレた落葉の斜面をジグザグに下り、涸れ沢を渡るとテープに導かれるまま植林帯に入って行きます。
この辺りから樹間越しに栃本の集落が眼下に見え、気分的にも大分ラクになりました。
やがて沢音が聞こえると右下に小さな滝が見え、和名沢沿いに歩いて吊橋を渡ると階段を上って川又バス停前に出て来ました。

二瀬尾根登山口で車の回収後、道の駅大滝温泉で温泉&蕎麦。
帰路は羊山公園の芝桜見物の渋滞を避けるため県道43号で皆野、長瀞へ抜け、R254→R16で3時間半で帰宅となりました。



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