雨の残雪ハイク「毛石山」(五泉市・川内山塊)
- GPS
- 04:16
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 923m
- 下り
- 926m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:14
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口前の車道幅員がやや広いので、通行の妨げにならないように路駐した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ※夏道の整備度は、恐らく「1〜2」 ★体力難易度 :2.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度 ★登山道の眺望:2〜3?(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :3?(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:0人、ヤマドリ2羽、ノウサギ1匹)】 ◆毛石山までの夏道は、35〜40度ほどの斜面をトラバースするように付いている区間が大半で、積雪が多い場合は、デブリも多く注意が必要である。冬期間や残雪が多い時期は、夏道に拘らず、若干の藪漕ぎはあるが、尾根に沿って歩いた方が良いだろう。ちなみに、本日、帰路のルートは、藪はあるが、特に危険性はなかった。 ◆残雪期は、夏道を利用できない区間が多く、本日は、夏道5%、雪上80%、藪15%程度の割合であった。ただし、藪と言っても、上層には大きな樹木があるので、激薮ではなく、比較的歩きやすい。 ◆尾根を利用して歩けば、特に危険性のある箇所はないが、強いて挙げるなら毛石山の北側の山頂直下は、斜面勾配が40度ほどあり、更に掴まる樹木が無い区間もあるので、下りは、積雪の状態によっては、注意が必要。その他は、緩やかな稜線が多く、ゆったりと静かな森の中を歩くことができる。 ◆本日は、持参したワカンやピッケルは未使用。時折、踏み抜くこともあるが、ツボ足で支障は無かった。 ◆本日は、視界不良のため、山頂からの眺望は無かったが、東側が開けているので、木六山や銀次郎、五剣谷の稜線は、良く見える立地であった。 |
写真
感想
本日の天候は全国的にイマイチな空模様。
そんな雨天でも楽しめそうな近場で未登頂の山へ出向くことにしました。
向かった先は、川内山塊の「毛石山」。
越後白山の裏側にある標高800m弱のマイナーな山で、「夏道があるらしい」という情報程度で急遽、登ることにしました。
登山口の車道で出発の準備をしていると、「カメラ」と「マーキングテープ」を忘れたことに気が付きました。
慌てて準備するとロクなことがないですね〜
止む無く、写真はスマホで撮影、道迷いの可能性があれば撤退を前提に登ることにしました。
天候は、回復どころか、冷たい小雨が降りしきり、標高300mでガスに入り、終始、視界不良の悪条件となってしまいました。
更に上りは、夏道をトレースして歩きましたが、徐々に急峻な残雪トラーバースとなり、挙げ句は、標高400m地点で視界不良&残雪で夏道をロストし、止む無く、稜線に上がることとしました。
積雪期の毛石山は、夏道のトレースではなく、尾根に沿って進むのがセオリーのようで、尾根に逃げると、昨日以前のトレースが2〜3人分付いていました。
この先は、トレースを参考に稜線に沿って毛石山を目指します。
積雪量は標高600m程度で1〜2m程度あるので、基本的には残雪を歩きますが、南西側の尾根には雪が無く、一部で苦にならない程度の藪漕ぎがありました。
毛石山直下は、急峻な斜面で、雪面の状態が悪ければ、下りは注意が必要な箇所があります。
本日は、容易にキックステップできる雪質であったので、特にワカンやピッケルを使用せずに毛石山に登頂することができました。
山頂は、東側が開けているので、恐らく木六山や銀次郎山、五剣谷岳の稜線は一望できるハズ。
天候は悪かったですが、人里から離れ、霧立ち込める幻想的なブナ林の残雪歩きは、それはそれで楽しかったです。
次回は、天候が良い時にでも、また訪れてみたいです。
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