ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1103911
全員に公開
雪山ハイキング
大山・蒜山

大山地獄谷(キリン沢〜三本槍沢〜振子沢)

2017年04月13日(木) [日帰り]
 - 拍手
fli-fla その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:55
距離
9.7km
登り
1,344m
下り
1,338m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
1:50
合計
7:50
距離 9.7km 登り 1,344m 下り 1,347m
8:00
90
健康の森登山口
9:30
10:00
40
1405P
10:40
10:50
20
地獄谷
11:10
11:20
40
三本槍沢
12:00
12:10
40
東尾根
12:50
13:10
70
振子沢の頭
14:20
14:30
30
駒鳥小屋
15:00
15:20
30
鳥越峠
15:50
健康の森登山口
天候 曇りのち晴れ 時々強風
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道315号から大山環状道路、健康の森登山口。
奥大山スキー場から鍵掛け峠は前日に開通したそうです。
コース状況/
危険箇所等
◎健康の森登山口〜1405P
 …湿雪腐りかけ、スノーシュー不要。1405P南西の尾根からはピーク手前のヤブ  がひどいので1本東の尾根がよいです。クラック数ヶ所あり。
◎1405P〜キリン沢
 …稜線直下は急、一段下には大きな破断面。滑落、はまり込みの危険。
  落石、落氷。
◎地獄谷〜三本槍右俣
 …落石・クラックは随所にみられる。
  三角小ピークはヤブ露出につき乗り越え不能と思われます。
◎東尾根〜振子沢
 …東尾根は雪が残っていません。ヤブ漕ぎとなります。
  左岸の露出部分からは勢いよく雪解け水が流れ込みます。水流に要注意。
  落石・雪崩は・クラックはほぼみられない。
◎地獄谷〜鳥越峠〜木谷
 …駒鳥小屋へはスノーブリッジを越えることになります。踏み抜き注意。
  急登、倒木など。
その他周辺情報 奥大山スキー場 トイレが借りられます。
鍵掛峠 トイレ再開。展望良。
鍵掛峠まで開通しました。
はやくも駐車場が埋まりそうです。
1
鍵掛峠まで開通しました。
はやくも駐車場が埋まりそうです。
この時期にしてこの高さの雪壁。
今年はすごかった。
2
この時期にしてこの高さの雪壁。
今年はすごかった。
木谷を歩く。
根開きの深いものは2mほども。
1
木谷を歩く。
根開きの深いものは2mほども。
風が速い。
雲が湧いてるのか、なかなか晴れてくれない。
2
風が速い。
雲が湧いてるのか、なかなか晴れてくれない。
烏ヶ山と鳥越峠。
当初の予定は鳥越峠から地獄谷。
ちょっと寄り道をしていく。
2
烏ヶ山と鳥越峠。
当初の予定は鳥越峠から地獄谷。
ちょっと寄り道をしていく。
1405Pは上部のブッシュがひどいので南西を避けて上がる。
1
1405Pは上部のブッシュがひどいので南西を避けて上がる。
ヨコに走るクラックが数ヶ所。
ヨコに走るクラックが数ヶ所。
もう少しでピーク。
あいかわらず晴れ間が出ない。
もう少しでピーク。
あいかわらず晴れ間が出ない。
少しの間晴れ待ちをしましょう。
??
4
少しの間晴れ待ちをしましょう。
??
なにかおる気がする。
2
なにかおる気がする。
もう少しだ。
太陽コイ!
3
もう少しだ。
太陽コイ!
キターッ!
出た―っカオナシ!
関西弁を話すカオナシさん3人衆。
ゆかいな方たち、驚かせてくれてありがとうございました。
4
出た―っカオナシ!
関西弁を話すカオナシさん3人衆。
ゆかいな方たち、驚かせてくれてありがとうございました。
余分に登ってしまったので、
少し体力節約で、キリン沢を下降します。
余分に登ってしまったので、
少し体力節約で、キリン沢を下降します。
一段下りたところに長ーい破断を確認。
注意して乗り越えた後、思わぬところで落下。
肩まではまる。思った以上に深い。
2
一段下りたところに長ーい破断を確認。
注意して乗り越えた後、思わぬところで落下。
肩まではまる。思った以上に深い。
キリン沢の本流。
キリン沢の本流。
この先が見えなくて不安があった。
滝になってたらOUT。
5
この先が見えなくて不安があった。
滝になってたらOUT。
繋がっています。
繋がっています。
シュルンド的な。
シュルンド的な。
滝状になって雪解け水が流れ込む。
1
滝状になって雪解け水が流れ込む。
あらゆる方位を警戒しながら
あらゆる方位を警戒しながら
キリン沢通過。
真ん中は右俣。
1
キリン沢通過。
真ん中は右俣。
上流。
気づかなかったがどこかに魚断の滝があるはず。
2
上流。
気づかなかったがどこかに魚断の滝があるはず。
壁沢分岐。
雪塊が転がっている。
1
壁沢分岐。
雪塊が転がっている。
壁沢源頭部の様子。
大きな破断と雪崩跡が見える。
2
壁沢源頭部の様子。
大きな破断と雪崩跡が見える。
こういう切れたところが危ないです。
1
こういう切れたところが危ないです。
三本槍沢へ到着。
少し休みながら、ルートを選ぶ。
三本槍沢へ到着。
少し休みながら、ルートを選ぶ。
真ん中は無理なので右俣へ。
真ん中は無理なので右俣へ。
随所にみられるクラック。
1
随所にみられるクラック。
振り返って
雪で埋まった地獄谷。
1
振り返って
雪で埋まった地獄谷。
三角ピークの左下は上部と中ほどにクラックが2段。
無難に右を選択。
三角ピークの左下は上部と中ほどにクラックが2段。
無難に右を選択。
右へ右へと進んで東尾根直下。
右へ右へと進んで東尾根直下。
尾根に乗りました。
尾根に乗りました。
1636P方向、ここの尾根通しはきびしい。
1636P方向、ここの尾根通しはきびしい。
トラバースしていくが、
トラバースしていくが、
えらい。
降りちゃったほうが楽だ。
えらい。
降りちゃったほうが楽だ。
振子沢へ降下。
ひたすら登る。
振子沢へ降下。
ひたすら登る。
ちょっと汚れてきてるけどきれい。
大きな沢だ。
2
ちょっと汚れてきてるけどきれい。
大きな沢だ。
さすがに視覚的にきつくなって、
右の稜線に逃げる。
4
さすがに視覚的にきつくなって、
右の稜線に逃げる。
稜線に出ました。
象ヶ鼻の上あたり。
稜線に出ました。
象ヶ鼻の上あたり。
東尾根全体像。
夏山道と元谷を見渡す。
夏山道と元谷を見渡す。
主稜線。
天狗直下雪なさそう。こわい。
1
主稜線。
天狗直下雪なさそう。こわい。
Sさんと記念撮影。
3
Sさんと記念撮影。
ガスってきました。
ガスってきました。
割れ目の外にも足跡があります。
割れ目の外にも足跡があります。
墓場尾根。
1636Pまで行って本沢を観察。
1636Pまで行って本沢を観察。
まずここから下りるなんて怖すぎる。
まずここから下りるなんて怖すぎる。
横に走るクラックがいくつか見えるので
やめることにする。
1
横に走るクラックがいくつか見えるので
やめることにする。
本日振子沢は中盤で一名見かけたのみ。
本日振子沢は中盤で一名見かけたのみ。
では遠慮なく??
いってらっさい。
2
では遠慮なく??
いってらっさい。
さようなら…
振子沢はほとんど落石なし。
たまにこんなの。
振子沢はほとんど落石なし。
たまにこんなの。
なんてきれいな。
2
なんてきれいな。
また来年。
絶妙なバランスです。
もしかして人工物?
2
絶妙なバランスです。
もしかして人工物?
雪の下から大きな水流音がする場所があります。
ぞっとします。にげろにげろ。
雪の下から大きな水流音がする場所があります。
ぞっとします。にげろにげろ。
大型爆弾が落ちるのを想像。
避けきれないかもしれない。
大型爆弾が落ちるのを想像。
避けきれないかもしれない。
地獄谷にもとんがり(尖塔)発見。
2
地獄谷にもとんがり(尖塔)発見。
烏ヶ山です。
ブナの木が青空に映える。
ブナの木が青空に映える。
地獄谷振子沢出合。
広ーい!
1
地獄谷振子沢出合。
広ーい!
下から見る東尾根と天狗ヶ峰への稜線。
下から見る東尾根と天狗ヶ峰への稜線。
スノーブリッジを恐る恐る渡って
スノーブリッジを恐る恐る渡って
駒鳥小屋へ。
埋まっていますね。
1
駒鳥小屋へ。
埋まっていますね。
ヒーヒー言いながら
やっと鳥越峠。
1
ヒーヒー言いながら
やっと鳥越峠。
木谷の森、春を感じます。
1
木谷の森、春を感じます。
ゼブラ模様。
鍵掛峠にて。
今日もありがとうございました。
7
鍵掛峠にて。
今日もありがとうございました。

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ゲイター ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック カメラ

感想

環状道路は奥大山スキー場〜鍵掛峠まで開通しました。
朝8時前には木谷の登山口Pはほとんど埋まるくらいでした。
(みなさん振子沢かと思ってましたが、BCの方誰もいませんでした)

鳥越峠から地獄谷の予定でしたが、1405Pが近くに見えてしまったのでつい寄り道をしてしまいました。
少し待ったおかげで、青空バックに雪の裏大山を見ることができました。

写真にある通り、素敵な出会い(?)がありまして、
そのお方はなんとジブリ映画でおなじみカオナシさんでございました(笑
いろいろ突っ込みどころはありましたが、晴れ待ちのしばらくの間楽しませていただきました。3人衆の方、ありがとうございました。

1405Pから少し進んだ場所からキリン沢を下りました。
長い破断面が見えていたのですが、回避できなかったので乗り越えました。
同行者のフォローしてると思わぬところで脇まで落ちてしまいました。
幸い脇で止まって、木の根に足がかかったので難なく抜けられましたが、落ち方によっては大変危険なので、さらに気をつけないといけません。

キリン沢〜地獄谷〜三本槍沢と、まだ雪はしっかりあって、落石も一部で小規模といったかんじでした。
ただし、沢の上部、中部は横にクラックが走っているのでそのへんは危ないです。
三本槍の右俣は難なく上がれました。
東尾根はヤブ漕ぎです。あの固い灌木なので、アイゼンつけて進むとケガしそうです。振子沢へ下りました。

初めて通る振子沢、雪が減って時期的にはいい時を逃してるようですが、
すごくよかったです。登っても登っても続く大きな沢の風景、圧巻でした。
できれば本沢下降と思ってました。でも最初の一歩が怖いなあということで振子沢へ戻りました。

今まで歩いてないところをいくつか経験できたので、満足のいく山歩きでした。
Sさん、今回もありがとうございました。




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1231人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら