タル沢尾根〜将門馬場〜鷹ノ巣山
- GPS
- 06:19
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
タル沢尾根(一般登山道ではありません): 取付き点から仕事道を拾いながら進み、伐採地の下を巻いてからモノレール沿いに支尾根を登ると、標高840mあたりで主稜に乗ることができました。登山詳細図(西編)のルート取りとは異なります。標高1000mの作業小屋からは尾根沿いに鹿柵が現れますが、柵の左(モノレール側)は急斜面になり苦労するので右(西)側を歩くのがポイント。バリエーションルートながら危険個所は少なく易しい方だと思いますが、下降する場合は枝道が多くてルートファインディングが難しいのではないでしょうか。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS
ロープ
チェーンスパイク
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感想
まだ登ったことのないタル沢尾根にチャレンジしようと、再び日原にやって来ました。日原の里は桜が咲き始めていて春本番といった感じですが、山を見上げるとまだまだ寒々しい。先週の降雪は大半溶けてしまったようですが、鷹ノ巣山の山頂近くは少し白いものが残っているようです。
タル沢尾根には一旦日原川に下ってから取付きます。もちろん道標などは皆無ですが、仕事道はしっかりしていて、歩き易い方を選びながら登ってゆくと思ったより楽に尾根に上がることができました。GPSの軌跡は守屋マップと異なるラインでしたが危険個所はなかったので正解だったと思います。
主稜線は歩き易く特に問題ありませんが、作業小屋から先、モノレールのある尾根の左側を進むと、急斜面とヤブに阻まれてしまい、逃げようとしても鹿柵で尾根の右側に回れず苦労しました。途中、柵が壊れている箇所を見つけ強引に乗り越えました。あとは特に問題なく将門馬場まで辿り着くことができました。近隣のバリエーションルートである鷹ノ巣尾根やネズミザス尾根などと比較すると難易度は低いと思いますが、逆に人手が入りすぎていて、自然林の美しさという点では今一つかもしれません。
将門馬場からは、いつもの石尾根を辿り鷹ノ巣山へ。雪はほとんど残っていませんが、まだ春はここまで登ってきていないようです。鷹ノ巣山頂では、これから七ツ石に泊るという青年と出会い、暫く山の話をした後、稲村岩尾根を下りました。下り始めると雪がかなり残っていて、ヒルメシクイノタワの辺りまで慎重に歩きました。
稲村岩尾根はいつ来ても森が美しい尾根だと思います。ただ、稲村岩のコルから巳ノ戸沢へ下る道は難所で、滑落したらお陀仏という斜面もありますし、巳ノ戸橋までの沢沿いは左右からの落石のリスクが高く、毎度ながら気を緩めることができません。今日はガレ場の上の方で落石の音が聞こえたので、様子を見ながら走って通過する場面がありました。正直なところ、バリエーションルートの尾根の方が安全な気がします。
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