天狗原山BC-浅海川＆中海川周回-

2017年04月16日(日) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,587m
• 下り: 1,591m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:29
• 休憩: 1:03
• 合計: 9:32

距離 17.9km 登り 1,600m 下り 1,608m

2:12 スタート地点
2:17 小谷温泉
2:35 2:36 雨飾高原バス停
5:32 5:35 1520m屈曲点
5:47 5:53 水場
6:15 6:32 ・1741
7:31 7:42 ・1949
8:44 9:09 天狗原山
11:31 小谷温泉
11:44 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小谷温泉山田旅館下の車道脇に駐車可
4/21から雨飾荘近くまで車で入れる

コース状況／危険箇所等

　中海川中間部〜下部は沢床がデブリで埋め尽くされていて左岸を高巻いていく必要あり。この高巻きが急傾斜で大変長く続くため、下りでも足が疲れる。また、湿地帯の前後は、沢割れしている箇所があるので注意が必要。状況にも寄りますが、賞味期限はあと1週間くらいが妥当かと思います。

その他周辺情報

大町温泉 薬師の湯 割引券利用\500

写真

4/16 4:54

ヘッ電で急斜面をよじ登ってきた。

4/16 4:54

ようやく明るくなってきた。

4/16 4:55

大渚山(1566.3m)がすぐ後ろにあった。

4/16 5:21

ブナの樹間から雨飾山

4/16 5:22

狭い尾根を登行
トレースはもちろん自分のしかない

4/16 5:24

希望の朝が来た！
雲が赤く染まってきた。

4/16 5:30

高妻山がちらっと見えたので、

4/16 5:30

アップしてみた。

4/16 5:30

日が出るまでにだいぶ上がってきた。

4/16 5:35

後立山連峰中南部はまだガスでよく見えないが、雪倉＆朝日はくっきりと見える。

4/16 5:54

雨飾山に朝日が当たる

4/16 5:55

同アップ

4/16 5:59

GWに予定している旭〜雪倉

4/16 6:03

天狗原にも朝日が当たる

4/16 6:04

ブナ林を行く

4/16 6:11

雪庇の向こうに目的地がある

4/16 6:17

天狗原山

4/16 6:17

雨飾山

4/16 6:33

妙高山

4/16 6:34

傾斜が急に

4/16 6:36

乙妻＆高妻

4/16 6:36

高妻山アップ

4/16 6:56

後立山連峰

4/16 6:56

白馬岳

4/16 6:59

今日の装備はChoOyu、Superlight2(この2つで1175g)、TLT5、3Dアセント

4/16 7:02

振り返るとこれだけのロケーションです。
北ア中南部が全て見えた。

4/16 7:03

鹿島槍、五龍、唐松

4/16 7:03

唐松アップ
1年前に滑ったDルンゼや唐松沢がよく見える。

4/16 7:11

後立山連峰揃い踏み

4/16 7:11

東側には常に雪庇が張り出していて、偏西風の強さを物語っている。

4/16 7:18

ダケカンバ＆トドマツ帯になった。

4/16 7:22

後立山連峰北部

4/16 7:23

白馬本峰、鉢ヶ岳、雪倉岳

4/16 7:35

この急斜面を3Dアセントで乗り切った。
地図上ではガレ危とある箇所

4/16 7:42

振り返るとこの景色

4/16 7:42

北ア南部
一番右が槍

4/16 7:42

鉢＆雪倉アップ

4/16 7:44

乙妻、高妻、戸隠連峰

4/16 7:55

天狗原が近くなってきた

4/16 7:53

同アップ

4/16 7:56

妙高山

4/16 8:03

あと少しガンバ！

4/16 8:05

唐松再度アップ

4/16 8:16

雪倉アップ

4/16 8:16

鉢-雪倉間アップ

4/16 8:16

白馬-鉢-雪倉

4/16 8:22

乙妻、高妻、戸隠連峰

4/16 8:22

乙妻、高妻アップ

4/16 8:24

雨飾

4/16 8:26

ピンクが今日の登路です。

4/16 8:28

雨飾

4/16 8:29

最後にもう一度雪倉アップ
GWまで待っていてください！

4/16 8:33

雨飾

4/16 8:40

気づくと左側の3Dアイゼンが無くなっていた！
外れて紛失してしまったようだ。ショック！

4/16 8:44

妙高山＆笹ヶ峰方面

4/16 8:44

さあ、いよいよゴール目前

4/16 9:15

天狗原山(2197.1m)にゴール！
まっ白な火打山(2461.8m)

4/16 9:15

そして、焼山(2400.3m)

4/16 9:15

金山(2245m)

4/16 9:17

天狗原山直下にシュプールをつける

4/16 9:17

妙高山(2454m)と笹ヶ峰
手前は金山谷

4/16 9:17

金山谷
ここも笹ヶ峰林道が開通したら滑ってみたい。

4/16 9:18

鞍部まであっという間
一番左がマイシュプール
右のシュプールは鞍部から金山へと向かっていた。

4/16 9:19

浅海川源頭部にイン！
ここから先は全くのノートレース

4/16 9:20

マンダムな景色です。深い山の中で孤独感もありますが、それでも山に浸れ、だからこそ非常にときめきます。

4/16 9:22

天狗原山-金山の鞍部を振り返る
ここが浅海川の源頭です。

4/16 9:24

浅海川は極上ザラメでスキーがよく走り、最高！

4/16 9:24

後立山連峰を眺めながら、爽快な浅海川滑走

4/16 9:24

雪庇が上方に張り出しているのが少し気にかかります。

4/16 9:26

すべすべです。真ん中にシュプールがうっすら。

4/16 9:26

まだまだ楽しめます。

4/16 9:28

少しデブリが出てきた

4/16 9:32

マイシュプール

4/16 9:33

デブリが沢床を塞いでいた。

4/16 9:36

1650m地点で浅海川の滑走終了し、シールオン

4/16 9:36

コルまで100mの登り返し

4/16 10:02

コルに到着
天狗原山を振り返る。マンダムな浅海川滑走でした。

4/16 10:02

こちらは反対側の中海川です。

4/16 10:02

結構な斜度です。

4/16 10:08

雨飾山がかなり近づいた。

4/16 10:08

ここからも後立山連峰の眺めが抜群！

4/16 10:09

中海川に飛び込む

4/16 10:10

まだバーンは堅かった。

4/16 10:11

後立山連峰北部と大渚山を見ながら落ちていく

4/16 10:13

急斜を終えると下にデブリが...

4/16 10:15

Oh, my God!

4/16 10:17

デブリの中を右岸→左岸へ渡る

4/16 10:17

ホッとひと息

4/16 10:34

息つく暇もなく左岸の高巻きが続く

4/16 10:34

沢床にはあちこちに穴らしい窪地が...

4/16 10:34

左岸をトラバース中すぐ下の沢床に穴があった。

4/16 10:34

アップしてみると水流が。どうりでゴーゴー音がする訳だ。

4/16 10:36

左岸高巻きようやく終了
スノーブリッジを横断し、ようやく1095mの湿地帯へ。

4/16 10:36

湿地帯

4/16 10:47

スノーブリッジが薄くなってしまい、少し上流にバック

4/16 10:47

これでは渡る気にならない。

4/16 10:48

通過してきた湿地帯を振り返る

4/16 10:52

中海川＆合流した大海川
ずっと左岸を進んで行くと、

4/16 10:55

橋が見えた。

4/16 10:58

スキーを履いたまま橋を恐々と渡り、

4/16 11:04

スキーを脱ぎシートラーゲンで林道を雨飾荘まで辿る。
その後はスキーで林道脇を山田旅館近くまで滑った。

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Canon

感想

hareharawai

　前からずっと行きたかった天狗原山BCに行くチャンスがたまたま訪れた。Wさんを誘いたかったが、会津の大戸沢岳と三岩岳を連日ではさすがに3日目は無いだろう。一人で行くしかない。しかも、午後は早くガスが発生し初めてのルートで視界の無いのはゴメンなので1:30に起床し、2:12に出発した。どこから天狗原のブナタテ尾根に取り付くか思案したが、林道で1055mを過ぎた比較的傾斜の緩い尾根に取り付き、これは上手くいった。上部で斜面が氷化してきたので3Dアセントを装着したが、シールにダンゴができてしまい、何度も払い落としながら進んでいるうちに気づくと左側の3Dアイゼンが無かった。仕方なく右の3Dだけを頼ってどうにかこうにか天狗原山に到着。初見参の浅海川滑走は最高、それに対して中海川の方は最初だけ爽快であとはデブリの横断と左岸の急傾斜の高巻きと試練の滑りであった。かなり中身の濃いBCとなった。