剱岳(別山尾根往復)(備忘録)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,702m
- 下り
- 1,711m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:10
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:45
天候 | 1日目:曇り午後雷雨、2日目:曇り時々雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・雪渓が多いので夜道は危険 ・雨に濡れた岩場は滑りやすい。結構難渋した。渋滞も発生。 |
その他周辺情報 | 剱御前小屋で宿泊(当時1泊2食付きで5,200円):お盆休みのため、混雑していたが、布団は一人一式確保できた。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
1987年8月の山行記録。もう30年もの昔の備忘録。
富山へ帰省ついでに、親戚の集まりを抜け出して室堂へ。富山駅を8時半過ぎに出発。お盆なのでアルペンルートは大混雑。ケーブルで2時間以上も待たされ、室堂に着いたのは12時半。
早速歩き出す。剱御前小屋に14時40分到着。同時に激しい雷雨となった。富山県には大雨警報が出された。1時間もすると雨は小やみになった。近くのピークに立つと、みるみる雲は取れて、剱の雄姿を目の前にした。実に立派だった。振り返ると、立山や後立山連峰も姿を現した。虹がかかって実に幻想的であった。15分もすると、再びガスがかかってきて、視界を遮られてしまった。短い時間しかなかった分、その美しさも強く印象に残った。
翌朝は4時出発。まだ、辺りは真っ暗だった。ヘッデンを付けて歩いていると、まもなく雪渓に出くわす。どこを歩いていいのか分からないので、結局、明るくなるまで待つことにした。
一服剱で、埼玉から来られたH氏と写真を取りあったことをきっかけに、以後、行動を供にする。物腰柔らかく、良い同伴者が得られた。
前剱、剱本峰へと岩の道はどんどん険しくなる。小雨も降っているため、歩きにくいことこの上ない。カニの縦バイでは渋滞発生。実際に登ると滑りやすく、かなりてこずった。高校時代に来たときは、乾いていたためか登りやすく、余裕であったのに。
精神的にも身体的にも疲労困憊になり、ようやく剱岳到着。7時40分。剱岳頂上は祠があり、意外と広い頂上であった。雨は降り続いている。景色は諦め、30分そこそこで頂上を後にする。
カニの横バイでは大渋滞。前剱までは1時間半もの時間を要した。うっぷんを晴らすかのように、一服剱から剣山荘までは一気に駈け下りた。
剱御前の登り返しはきつかった。剱御前小屋で食事をとると元気がよみがえって来た。後はH氏と談笑しながら雷鳥坂を下りて行った。奥穂から西穂へ縦走経験のあるH氏によると、今回のコースはそれより厳しい印象を受けたという。さすがわ剱岳は日本でも一流の山だと、改めて認識した。
室堂発15時のバスに乗り、富山で待っている家族と親戚に合流した。親戚のおばさんからは、「この山キチガイが」と、冗談半分で頭を小突かれてしまった。
山は変わらないんですね〜(笑)
室堂からの立山、御前小舎からの剣岳、五竜など、今もイケメン健在で変わらぬ存在感!
雨の中での別山尾根ルートは想像しただけで恐い。。
こっちにも、コメントありがとう。
また、剱に行きたくなった。大変だけど 。
今度は早月尾根から挑戦してみたいです。
俺だと1泊は必要だろうな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する