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記録ID: 1110585
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ハイキング
東海

<東海の山> Vol.31 : 御在所岳 (鈴鹿の盟主は岩また岩)

2017年04月23日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.1km
登り
965m
下り
950m

コースタイム

日帰り
山行
3:58
休憩
1:25
合計
5:23
9:58
9:59
39
10:38
10:57
53
11:50
12:52
74
14:06
14:09
46
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往路 : 三交湯の山温泉バス停
帰路 : 同
コース状況/
危険箇所等
中道登山道は急坂が続くうえ、ザレた岩で滑り易いので、下りに使うのは少し危険かもしれません。
その他周辺情報 下山後は温泉施設のアクアイグニスが快適です。名古屋からの高速バスに乗車すると100円割引券を貰えます。
きょうは市長選の日、この街の住人として清き一票を投じたいところですが、私の住民票は広島市、参政権はありません…
きょうは市長選の日、この街の住人として清き一票を投じたいところですが、私の住民票は広島市、参政権はありません…
…というわけで、高速バスに乗り込んで、木曽川を渡って三重県へ。よく晴れた青空の下、進行方向に鈴鹿の連山が近付いてきました。
…というわけで、高速バスに乗り込んで、木曽川を渡って三重県へ。よく晴れた青空の下、進行方向に鈴鹿の連山が近付いてきました。
名阪道が車4台の玉突き事故(!)で渋滞していた為、定刻を20分程遅れて、終点の三交湯の山温泉バス停に到着。ここに来るのはちょうど半年ぶりです。
名阪道が車4台の玉突き事故(!)で渋滞していた為、定刻を20分程遅れて、終点の三交湯の山温泉バス停に到着。ここに来るのはちょうど半年ぶりです。
まだ花が残っています。これから目指す御在所岳を見上げます。半年前は曇っていましたが、きょうは快晴で御在ます。
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まだ花が残っています。これから目指す御在所岳を見上げます。半年前は曇っていましたが、きょうは快晴で御在ます。
しばらく車道を歩くと中道登山口です。さぁ、行きますか。
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しばらく車道を歩くと中道登山口です。さぁ、行きますか。
いきなりの急登です。岩肌や木の根っこを掴んでよじ登るような感じです。
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いきなりの急登です。岩肌や木の根っこを掴んでよじ登るような感じです。
ロープウェイを見上げます。私を含めた登山者と、乗客の方とで、手を振りあいます。いいものですね。
ロープウェイを見上げます。私を含めた登山者と、乗客の方とで、手を振りあいます。いいものですね。
大きめの岩がゴロゴロしている道をよじ登っていきます。二本の足だけでは無理、両手も使って四輪駆動です。
大きめの岩がゴロゴロしている道をよじ登っていきます。二本の足だけでは無理、両手も使って四輪駆動です。
しかし、岩ばっかりだなぁ…。
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しかし、岩ばっかりだなぁ…。
五合目まで登ってきました。眼前に御在所岳が立ちはだかっています。なかなかピラミダルな山容です。ロープウェイの支柱も高く聳えています。
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五合目まで登ってきました。眼前に御在所岳が立ちはだかっています。なかなかピラミダルな山容です。ロープウェイの支柱も高く聳えています。
目を転じると鎌ヶ岳。こちらの山容はさらに鋭角、昨夏登ったときに、ホントに登れるのかなと不安になったのを思い出します。
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目を転じると鎌ヶ岳。こちらの山容はさらに鋭角、昨夏登ったときに、ホントに登れるのかなと不安になったのを思い出します。
これから目指す山頂を見上げます。まだ結構距離がありそうです。
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これから目指す山頂を見上げます。まだ結構距離がありそうです。
「キレット」という岩場です。槍穂の大キレット(行ったことないけど)のように危険ではありませんが、皆さん慎重に登下降されるので、どうしても渋滞しがちです。20分ほどかけて通過します。
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「キレット」という岩場です。槍穂の大キレット(行ったことないけど)のように危険ではありませんが、皆さん慎重に登下降されるので、どうしても渋滞しがちです。20分ほどかけて通過します。
ここから先もまだ岩の急登です。ザラザラしていて滑り易いので四輪駆動を続けます。
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ここから先もまだ岩の急登です。ザラザラしていて滑り易いので四輪駆動を続けます。
延々と続く岩また岩の急登。我が故郷九州の名山、大崩山を思い出します。
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延々と続く岩また岩の急登。我が故郷九州の名山、大崩山を思い出します。
山頂近くになって、ようやく緩やかな道になります。驚いたことに、まだ残雪が見られます。
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山頂近くになって、ようやく緩やかな道になります。驚いたことに、まだ残雪が見られます。
山上一帯は広い公園のようになっています。これはスキー場で、その先のピークが、これから目指す山頂です。
山上一帯は広い公園のようになっています。これはスキー場で、その先のピークが、これから目指す山頂です。
山頂へ向けて、最後のひと登りです。
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山頂へ向けて、最後のひと登りです。
山頂到着。鈴鹿の主稜線はどこもそうですが、三重県と滋賀県との県境、ここから西が「西日本」なんですかね?
山頂到着。鈴鹿の主稜線はどこもそうですが、三重県と滋賀県との県境、ここから西が「西日本」なんですかね?
言うまでもなく、御在所岳は鈴鹿の盟主。盟主に相応しく、一等三角点の標識、鈴鹿艦隊の旗艦です。
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言うまでもなく、御在所岳は鈴鹿の盟主。盟主に相応しく、一等三角点の標識、鈴鹿艦隊の旗艦です。
艦橋から僚艦の鎌ヶ岳と伊勢湾を見下ろします。本日ハ晴天ナリ、旗艦ニ坐乗スル提督ノ気分デアル。
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艦橋から僚艦の鎌ヶ岳と伊勢湾を見下ろします。本日ハ晴天ナリ、旗艦ニ坐乗スル提督ノ気分デアル。
御在所岳の最高地点は一等三角点から少し西にあります。こちらからは雨乞岳が一望、琵琶湖もうっすらと霞んでいました。
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御在所岳の最高地点は一等三角点から少し西にあります。こちらからは雨乞岳が一望、琵琶湖もうっすらと霞んでいました。
さて、ちょうどお昼時、きょうは時間に余裕があるので、久しぶりに「山メシ」にします。まずはメスティンで炊飯。
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さて、ちょうどお昼時、きょうは時間に余裕があるので、久しぶりに「山メシ」にします。まずはメスティンで炊飯。
きょうはこれを使います。昨日スーパーで見付けてビビッときました。
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きょうはこれを使います。昨日スーパーで見付けてビビッときました。
ご飯が炊きあがる少し前にフタを開けて、先程の食材と、温泉玉子とネギを載せます。
ご飯が炊きあがる少し前にフタを開けて、先程の食材と、温泉玉子とネギを載せます。
そして、ダシを回しかけます。このダシ、昨日ヒマをもてあましていたので、昆布と鰹節と酒と醤油で手作りしていたものです。
このあと弱火でことこと数分…
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そして、ダシを回しかけます。このダシ、昨日ヒマをもてあましていたので、昆布と鰹節と酒と醤油で手作りしていたものです。
このあと弱火でことこと数分…
…出来ました。温玉チャーシュー丼。我ながら結構上手く出来ました。山と丼って、相性いいですよね。
…でも、山では塩分補給も大事。ダシはもう少し濃いめにしたほうが良かったかな…。次回への教訓にしましょう。
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…出来ました。温玉チャーシュー丼。我ながら結構上手く出来ました。山と丼って、相性いいですよね。
…でも、山では塩分補給も大事。ダシはもう少し濃いめにしたほうが良かったかな…。次回への教訓にしましょう。
展望と昼食を愉しんだ後、裏道を下ることにします。
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展望と昼食を愉しんだ後、裏道を下ることにします。
眼下は伊勢湾や濃尾平野の広大な展望です。iPhoneではどう頑張ってもこんなものですが、中景には木曽三川と名駅のビル群、遠景には御嶽山や白山が望まれていました。
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眼下は伊勢湾や濃尾平野の広大な展望です。iPhoneではどう頑張ってもこんなものですが、中景には木曽三川と名駅のビル群、遠景には御嶽山や白山が望まれていました。
中道とは違って、裏道は静かな趣です。傾斜もそれ程ではなく、坦々と下ります。
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中道とは違って、裏道は静かな趣です。傾斜もそれ程ではなく、坦々と下ります。
いつの間にか明るい沢沿いを歩くようになります。
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いつの間にか明るい沢沿いを歩くようになります。
途中にあるのは藤内小屋、軽食や飲料が販売されていて、多くの方が休憩されています。
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途中にあるのは藤内小屋、軽食や飲料が販売されていて、多くの方が休憩されています。
藤内小屋からは緩い道です。湯の山の温泉街が近付いてきました。きょうも無事に終わりそうです。
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藤内小屋からは緩い道です。湯の山の温泉街が近付いてきました。きょうも無事に終わりそうです。
再び湯の山温泉バス停に戻ってきましたが、汗かいたし、ここは温泉地だし…
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再び湯の山温泉バス停に戻ってきましたが、汗かいたし、ここは温泉地だし…
…というわけで、寄り道して定番のアクアイグニスで汗を流します。ここの湯はすべすべしていて気持ちいいです。
…ここで偶然にも、とある山ともさんに遭遇、きょうは雨乞岳に行かれていたとのこと。奇遇ですなぁ。
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…というわけで、寄り道して定番のアクアイグニスで汗を流します。ここの湯はすべすべしていて気持ちいいです。
…ここで偶然にも、とある山ともさんに遭遇、きょうは雨乞岳に行かれていたとのこと。奇遇ですなぁ。
さて、帰りましょう。
さて、帰りましょう。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック
備考 湯の山は古くからの温泉街ですが、こういうところの常で、廃墟となった旅館の跡が多数…。昭和の昔、社員旅行やら団体旅行やらで賑わったのでしょうが、いまとなっては昔のこと。撤去するにもお金が掛るので、このまま放置プレーなんですかね。

感想

半年前に訪れたときは曇天で不完全燃焼でしたが、きょうは快晴で満足しました。御在所岳は訪れる人が多いので、大してきつくはなかろうと思っていましたが、中道の急登はかなりの手応えでした。でも、このガッツリ感こそ、鈴鹿の醍醐味だと思います。

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