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Yamareco

記録ID: 1111330
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

中央分水嶺トレイル:和田峠〜三峰山〜二ツ山ピストン(大展望の残雪期足跡繋ぎ)

2017年04月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:48
距離
19.3km
登り
1,462m
下り
1,452m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:55
休憩
1:41
合計
10:36
7:04
7:12
33
ビーナスライン・ショートカット(その1):藪撤退
7:45
7:45
73
ビーナスライン・ショートカット(その2):分水嶺トレイル出合
8:58
9:14
36
9:50
9:56
58
残り3.9km標識
10:54
10:54
13
トラバース終・尾根道合流点
11:07
11:15
75
小ピーク
12:30
13:13
37
13:50
13:50
6
残り1.4km標識
13:56
13:56
122
小ピーク
15:58
16:15
40
16:55
16:56
16
17:12
17:14
14
天候 朝方高曇り、のち快晴
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道142号線よりビーナスライン入口へ、和田峠・農の駅に大駐車場(無料)あり。水道・売店等なし。(工事関係者用のトイレ使わせて戴きました。有難うございます。)
コース状況/
危険箇所等
和田峠より分水嶺トレイルまで、積雪期限定のビーナスラインのショートカットルートがありますが、赤・黄テープや先人の足跡を頼りに谷筋へ入ると、残雪期は笹藪に突っ込んで撤退を余儀なくされます。(小生も最初のチャレンジで失敗…)旧中山道の案内に従い、石碑の立つ旧和田峠から素直に分水嶺トレイルを歩いた方が、やや遠回りですが安全確実です。稜線に出ると、夏道が一部残雪に覆われている区間あり、雪渓を上下する際スリップ注意。
 三峰山頂から二ツ山方面は最初急下降(つまりピストンの場合、帰路は地獄の登り返し…)しますが、随所に標識・赤テープあり。夏道はよく踏まれており、ルート不明瞭箇所は殆どありませんが、春先は行き交うハイカーもほとんどなく、降雪後ほぼノートレースのトラバース区間(吹き溜まりではヒザ下ぐらい)も度々出現。雪はそこそこ柔らかく、ツボ足で歩けますが、谷筋に滑らぬようステップをしっかり切りながら歩きましょう。
 二ツ山直下の急登はつづら折れの区間はじめ残雪も多く(今年は3月の降雪もあり例年以上?)、特に下りはアイゼン必須でした。全体として三峰山〜二ツ山間は、夏場は気持ちの良いハイキングコースの感じですが、片道5.5kmと距離も比較的長く、残雪のトラバース等でサクサク歩きにくいこの時期は、夏場の3〜5割増しでコースタイムを見込んでおいた方が良さそうです。
その他周辺情報 下諏訪の市街地はずれに日帰りの健康温泉センター「ゆたん歩゜」あり。大人400円、午後8時まで営業。(プチ露天風呂や休憩スペースもあり、コスパ高くオススメです。)
本日は、ここ和田峠の道の駅ならぬ「農の駅」よりスタート。20年ほど前に、職場のツアーで鷲ヶ峰方面から歩いてきて以来です。最初はこのスキー場跡右端の小トレースを辿ると、ビーナスラインの上部に出られます。
2017年04月22日 06:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
4/22 6:49
本日は、ここ和田峠の道の駅ならぬ「農の駅」よりスタート。20年ほど前に、職場のツアーで鷲ヶ峰方面から歩いてきて以来です。最初はこのスキー場跡右端の小トレースを辿ると、ビーナスラインの上部に出られます。
ビーナスラインの雪解けは進んでます。早朝から高速ラリー走行の車多し…。。
2017年04月22日 06:51撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 6:51
ビーナスラインの雪解けは進んでます。早朝から高速ラリー走行の車多し…。。
「分水嶺トレイル」の気づかぬぐらい小さな標識あり。スキー場横の小路を登っていきます。
2017年04月22日 06:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 6:53
「分水嶺トレイル」の気づかぬぐらい小さな標識あり。スキー場横の小路を登っていきます。
ビーナスラインから旧「中山道」のトレイルが分岐します。小生は、歩行距離短縮のためビーナスラインのショートカット作戦を選択したのですが、結果的にここを素直に登った方が早かったようです…(反省)。
2017年04月22日 06:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 6:58
ビーナスラインから旧「中山道」のトレイルが分岐します。小生は、歩行距離短縮のためビーナスラインのショートカット作戦を選択したのですが、結果的にここを素直に登った方が早かったようです…(反省)。
いきなりヤブですが、ここから赤テープ頼りに谷筋のルートへ。
2017年04月22日 07:03撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:03
いきなりヤブですが、ここから赤テープ頼りに谷筋のルートへ。
笹藪に突っ込んで撤退…。再びビーナスライン沿いへ。。
2017年04月22日 07:11撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
4/22 7:11
笹藪に突っ込んで撤退…。再びビーナスライン沿いへ。。
早朝から高曇り状態ですが、霧ヶ峰の向こうに、蓼科が見えてきました…
2017年04月22日 07:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
4/22 7:18
早朝から高曇り状態ですが、霧ヶ峰の向こうに、蓼科が見えてきました…
黄色テープ頼りに、再びビーナスラインのショートカットにチャレンジ。今度は藪も薄く、何とかなりそう…。
2017年04月22日 07:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:27
黄色テープ頼りに、再びビーナスラインのショートカットにチャレンジ。今度は藪も薄く、何とかなりそう…。
ヤブの薄いエリアを赤テープ目指し登っていくと、頼りなげですが一応尾根上のトレースに合流。。
2017年04月22日 07:31撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:31
ヤブの薄いエリアを赤テープ目指し登っていくと、頼りなげですが一応尾根上のトレースに合流。。
ここでようやくビーナスライン復帰。ショートカット成功ですが、エラク疲れました…。。
2017年04月22日 07:38撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:38
ここでようやくビーナスライン復帰。ショートカット成功ですが、エラク疲れました…。。
ここからは再びビーナスラインを離れ、稜線沿いの登山道を目指します。
2017年04月22日 07:39撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:39
ここからは再びビーナスラインを離れ、稜線沿いの登山道を目指します。
やっとの思いで本来の分水嶺トレイル復帰。残雪はありますが、最初から素直にこのルートを辿った方が良さそう。。
2017年04月22日 07:42撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:42
やっとの思いで本来の分水嶺トレイル復帰。残雪はありますが、最初から素直にこのルートを辿った方が良さそう。。
こちらは浅間山方面でしょうか…。
2017年04月22日 07:44撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:44
こちらは浅間山方面でしょうか…。
蓼科、霧ヶ峰の向こうに、八ヶ岳南嶺が堂々の風貌で登場!
2017年04月22日 07:46撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
4/22 7:46
蓼科、霧ヶ峰の向こうに、八ヶ岳南嶺が堂々の風貌で登場!
ここからは、ひたすら恐竜の背のような分水嶺トレイルを進みます。
2017年04月22日 07:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:48
ここからは、ひたすら恐竜の背のような分水嶺トレイルを進みます。
先週来の雨と気温上昇で、だいぶトレイルの雪も消えました。彼方には南ア南部も登場!
2017年04月22日 07:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:49
先週来の雨と気温上昇で、だいぶトレイルの雪も消えました。彼方には南ア南部も登場!
南西方向に純白の山出現。御嶽のようです。
2017年04月22日 07:52撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:52
南西方向に純白の山出現。御嶽のようです。
こちらは中央アルプス。高山が次々姿を現し、なかなか前へ進めません…。
2017年04月22日 07:54撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 7:54
こちらは中央アルプス。高山が次々姿を現し、なかなか前へ進めません…。
残雪の上にシカの足跡あり。人間より早く、動物たちも活動開始したようです
2017年04月22日 08:04撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:04
残雪の上にシカの足跡あり。人間より早く、動物たちも活動開始したようです
天候回復傾向。中央アルプスにもキレイに日が射してきました。
2017年04月22日 08:05撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:05
天候回復傾向。中央アルプスにもキレイに日が射してきました。
分水嶺トレイルの標識再び。フルマラソン並みの歩行距離ですね。。
2017年04月22日 08:09撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:09
分水嶺トレイルの標識再び。フルマラソン並みの歩行距離ですね。。
ここから眺める三峰山は、さながら九州・阿蘇/九重の火山のようです。
2017年04月22日 08:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 8:10
ここから眺める三峰山は、さながら九州・阿蘇/九重の火山のようです。
ここはミニ雪渓をステップ切って横断します。
2017年04月22日 08:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:13
ここはミニ雪渓をステップ切って横断します。
最初の本格残雪ゾーンへ。。雪はそこそこ柔らかく、アイゼンなしでOK。
2017年04月22日 08:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:15
最初の本格残雪ゾーンへ。。雪はそこそこ柔らかく、アイゼンなしでOK。
分水稜線にも春の息吹が。
2017年04月22日 08:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:18
分水稜線にも春の息吹が。
三峰山接近。本格的に晴れてきました!
2017年04月22日 08:22撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:22
三峰山接近。本格的に晴れてきました!
御嶽が雲の上に頭一つ抜きん出てます。
2017年04月22日 08:24撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:24
御嶽が雲の上に頭一つ抜きん出てます。
ビーナスラインの三峰大展望台からのショートカット登山道もあります…。
2017年04月22日 08:39撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 8:39
ビーナスラインの三峰大展望台からのショートカット登山道もあります…。
中アの手前は、岡谷の街。
2017年04月22日 08:41撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 8:41
中アの手前は、岡谷の街。
三峰山頂の三角点着。気持ち良さそうな芝斜面の向こうに、美ヶ原ドーン!
2017年04月22日 08:56撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 8:56
三峰山頂の三角点着。気持ち良さそうな芝斜面の向こうに、美ヶ原ドーン!
ここが山頂標識。雲の彼方に乗鞍、穂高、常念など北ア・オールスターズが恥ずかしげに登場!
2017年04月22日 08:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 8:59
ここが山頂標識。雲の彼方に乗鞍、穂高、常念など北ア・オールスターズが恥ずかしげに登場!
一応初踏破なので、証拠写真撮っときます。。
2017年04月22日 09:01撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 9:01
一応初踏破なので、証拠写真撮っときます。。
快晴無風、展望絶佳の山頂に、小生ただ一人…。二ツ山方面はいきなり急な下りで、気合いを入れないと…。
2017年04月22日 09:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 9:02
快晴無風、展望絶佳の山頂に、小生ただ一人…。二ツ山方面はいきなり急な下りで、気合いを入れないと…。
二ツ山への長い道程。だいぶ雪は減りましたが、北側斜面は結構残雪あり。
2017年04月22日 09:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 9:13
二ツ山への長い道程。だいぶ雪は減りましたが、北側斜面は結構残雪あり。
ここで一旦左へ大きく折り返し、つづら折れの急降下区間へ。ここから二ツ山まで、片道5.5kmのロングなアップダウン…(汗)
2017年04月22日 09:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 9:15
ここで一旦左へ大きく折り返し、つづら折れの急降下区間へ。ここから二ツ山まで、片道5.5kmのロングなアップダウン…(汗)
三峰山の北面は峩々たるアルプス的風貌。帰りの登り返しがキツそう…(冷汗)。
2017年04月22日 09:22撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 9:22
三峰山の北面は峩々たるアルプス的風貌。帰りの登り返しがキツそう…(冷汗)。
最初の標識。ここは尾根を右へ巻きます。
2017年04月22日 09:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 9:28
最初の標識。ここは尾根を右へ巻きます。
若干イヤらしいトラバースですが、雪は柔らかく、今のところアイゼン不要。。
2017年04月22日 09:29撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 9:29
若干イヤらしいトラバースですが、雪は柔らかく、今のところアイゼン不要。。
右の夏道の方が、ビミョーに凍結していてビビります。。
2017年04月22日 09:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 9:33
右の夏道の方が、ビミョーに凍結していてビビります。。
この区間、残雪多くルートが分かりにくい感じ。右の尾根方向へ一旦下ります。赤テープあり。
2017年04月22日 09:46撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 9:46
この区間、残雪多くルートが分かりにくい感じ。右の尾根方向へ一旦下ります。赤テープあり。
標識その2。35分で1.5km移動、なかなか距離が稼げません…。
2017年04月22日 09:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 9:49
標識その2。35分で1.5km移動、なかなか距離が稼げません…。
平らな区間に入ると少し雪が減り、歩きやすくなります。この区間も尾根の右斜面を巻きます。
2017年04月22日 10:03撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 10:03
平らな区間に入ると少し雪が減り、歩きやすくなります。この区間も尾根の右斜面を巻きます。
ここは開けた樹林帯を抜けます。地面の赤テープと、獣たちの蹄の跡が良い手がかり。。
2017年04月22日 10:06撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 10:06
ここは開けた樹林帯を抜けます。地面の赤テープと、獣たちの蹄の跡が良い手がかり。。
ここの手前で大きく左旋回。残り4km切りました…!
2017年04月22日 10:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 10:10
ここの手前で大きく左旋回。残り4km切りました…!
トラバース道は案の定残雪ベッタリですが、雪は相変わらず柔らかく、今のところツボ足で問題ナシ。。
2017年04月22日 10:11撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 10:11
トラバース道は案の定残雪ベッタリですが、雪は相変わらず柔らかく、今のところツボ足で問題ナシ。。
ここのトラバース、ちょっと斜度があるので慎重に…。
2017年04月22日 10:32撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 10:32
ここのトラバース、ちょっと斜度があるので慎重に…。
久しぶりに標識出ました(傾いていたので直しときました)。目指す二ツ山も、ようやく眼前に…。
2017年04月22日 10:41撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 10:41
久しぶりに標識出ました(傾いていたので直しときました)。目指す二ツ山も、ようやく眼前に…。
巻き道終わり。雪も消え、かなり歩きやすくなりました。ただ、二ツ山山頂直下は遠望した限り、残雪タップリ…。
2017年04月22日 10:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 10:53
巻き道終わり。雪も消え、かなり歩きやすくなりました。ただ、二ツ山山頂直下は遠望した限り、残雪タップリ…。
最後の登りに備え、小ピークでカロリー補給、小休止。北斜面は雪タップリの二ツ山もだいぶ近づきました。。
2017年04月22日 11:07撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 11:07
最後の登りに備え、小ピークでカロリー補給、小休止。北斜面は雪タップリの二ツ山もだいぶ近づきました。。
久々の残り距離表示あり。最後の登りがキツそうです…!
2017年04月22日 11:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 11:20
久々の残り距離表示あり。最後の登りがキツそうです…!
ここのトラバース区間、少々イヤらしいので通行注意。先達のトレースは二本爪のケモノのみ…。
2017年04月22日 11:38撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 11:38
ここのトラバース区間、少々イヤらしいので通行注意。先達のトレースは二本爪のケモノのみ…。
雪の付いた急斜面を何とかツボ足で突破、広くてなだらかな道となりました。頂稜まであと少し。下りはアイゼン必須…。
2017年04月22日 12:11撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 12:11
雪の付いた急斜面を何とかツボ足で突破、広くてなだらかな道となりました。頂稜まであと少し。下りはアイゼン必須…。
ついに二ツ山の頂稜に到達。ここで3年前の鉢伏山からの足跡と無事繋がりました!
2017年04月22日 12:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 12:25
ついに二ツ山の頂稜に到達。ここで3年前の鉢伏山からの足跡と無事繋がりました!
地味な三角点あり。バックは超豪華な八ヶ岳大伽藍。。
2017年04月22日 12:26撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 12:26
地味な三角点あり。バックは超豪華な八ヶ岳大伽藍。。
鉢伏山からの伸びやかな稜線を歩いたことが懐かしく思い出されます。あの時も一人ぼっちでしたが…
2017年04月22日 12:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 12:28
鉢伏山からの伸びやかな稜線を歩いたことが懐かしく思い出されます。あの時も一人ぼっちでしたが…
三時間前に出発した三峰山もだいぶ遠くなりました…。
2017年04月22日 12:30撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 12:30
三時間前に出発した三峰山もだいぶ遠くなりました…。
苦しいポーズですが、一応証拠写真を自撮り。
2017年04月22日 12:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
3
4/22 12:33
苦しいポーズですが、一応証拠写真を自撮り。
この山名標識の陰に三角点あり。手袋で「バンザイ」してみました…。
2017年04月22日 12:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
4/22 12:34
この山名標識の陰に三角点あり。手袋で「バンザイ」してみました…。
山頂で寛ぐ虫たち。。
2017年04月22日 13:11撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 13:11
山頂で寛ぐ虫たち。。
さあ、長い帰路の始まりです。山頂直下のつづら折れ区間、下りはアイゼン装着で安心感あり。
2017年04月22日 13:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 13:27
さあ、長い帰路の始まりです。山頂直下のつづら折れ区間、下りはアイゼン装着で安心感あり。
美ヶ原が巨大な龍の背中のようです。。
2017年04月22日 14:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 14:13
美ヶ原が巨大な龍の背中のようです。。
残雪の多い巻き道を無事クリア。行きの自分のトレースが使えて、帰りはかなりラクです!
2017年04月22日 14:44撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 14:44
残雪の多い巻き道を無事クリア。行きの自分のトレースが使えて、帰りはかなりラクです!
朝は低層雲に覆われ気付きませんでしたが、諏訪湖がキレイに見えてます!
2017年04月22日 14:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 14:53
朝は低層雲に覆われ気付きませんでしたが、諏訪湖がキレイに見えてます!
この区間、ヤセ尾根通行注意です。この先はまた残雪のトラバース区間に入り、三峰山への最後の登り返しです…。
2017年04月22日 14:57撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 14:57
この区間、ヤセ尾根通行注意です。この先はまた残雪のトラバース区間に入り、三峰山への最後の登り返しです…。
どうにか三峰山直下まで戻ってきました。距離は僅かですが、地獄の登り返し…(汗)
2017年04月22日 15:37撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 15:37
どうにか三峰山直下まで戻ってきました。距離は僅かですが、地獄の登り返し…(汗)
逆光ですが、2時間前に出発した二ツ山と右後ろに鉢伏山。頑張って雪混じりの道を往復してきました…。
2017年04月22日 15:40撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 15:40
逆光ですが、2時間前に出発した二ツ山と右後ろに鉢伏山。頑張って雪混じりの道を往復してきました…。
ヤッター、ついに三峰山頂に戻ってきました!やはり登り返しはキツかった…。朝は平穏だった浅間から噴気が上がってます。
2017年04月22日 15:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 15:58
ヤッター、ついに三峰山頂に戻ってきました!やはり登り返しはキツかった…。朝は平穏だった浅間から噴気が上がってます。
逆光ですが、朝は恥ずかしげに姿を隠していた北アのスター軍団が勢揃い!特に穂高と常念が立派です。
2017年04月22日 15:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 15:59
逆光ですが、朝は恥ずかしげに姿を隠していた北アのスター軍団が勢揃い!特に穂高と常念が立派です。
頑張って足跡を伸ばしたご褒美に、フルーツ缶オープン!
2017年04月22日 16:06撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
4/22 16:06
頑張って足跡を伸ばしたご褒美に、フルーツ缶オープン!
雲が取れ、槍ヶ岳の絶頂も見えてきました!
2017年04月22日 16:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 16:13
雲が取れ、槍ヶ岳の絶頂も見えてきました!
芝と雪渓のコントラストがキレイです!
2017年04月22日 16:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 16:16
芝と雪渓のコントラストがキレイです!
奇跡の一本松のような立ち木です。
2017年04月22日 16:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 16:18
奇跡の一本松のような立ち木です。
夕映えの三峰山もステキです!
2017年04月22日 16:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 16:25
夕映えの三峰山もステキです!
これぞ「ザ・分水嶺トレイル」という雰囲気。。
2017年04月22日 16:26撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 16:26
これぞ「ザ・分水嶺トレイル」という雰囲気。。
本日のロングトレイル最後のピークを通過。ここを下れば、ようやくゴールの駐車場帰着!陽もだいぶ傾いてきました…
2017年04月22日 17:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 17:08
本日のロングトレイル最後のピークを通過。ここを下れば、ようやくゴールの駐車場帰着!陽もだいぶ傾いてきました…
中山道の旧峠跡の古蹟。本ツアーの締めは、ここから1km弱、しばし古(いにしえ)の街道を歩いてみます。。
2017年04月22日 17:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 17:14
中山道の旧峠跡の古蹟。本ツアーの締めは、ここから1km弱、しばし古(いにしえ)の街道を歩いてみます。。
最後の1区間だけ中山道を下り、無事駐車場帰着!お疲れ様でした…
2017年04月22日 17:37撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 17:37
最後の1区間だけ中山道を下り、無事駐車場帰着!お疲れ様でした…
(おまけ1)下諏訪は桜がちょうど満開!
2017年04月22日 18:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/22 18:10
(おまけ1)下諏訪は桜がちょうど満開!
(おまけ2)これでもか、というぐらい咲いてます。。
2017年04月22日 18:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 18:10
(おまけ2)これでもか、というぐらい咲いてます。。
(おまけ3)諏訪大社まで、ずっと桜のプロムナード状態…。
2017年04月22日 18:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 18:15
(おまけ3)諏訪大社まで、ずっと桜のプロムナード状態…。
本日の修行のご褒美は、下諏訪の日帰り温泉、ゆたん歩。名前もGoodですが、大人400円でプチ露天風呂もあり、コスパ抜群です!
2017年04月22日 18:30撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/22 18:30
本日の修行のご褒美は、下諏訪の日帰り温泉、ゆたん歩。名前もGoodですが、大人400円でプチ露天風呂もあり、コスパ抜群です!

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 ザック アイゼン(10本爪) 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 予備バッテリー
備考 水分消費:ペットボトル500ml×1(アセロラドリンク)、ガッツギア1本、水400ml(昼食時)

感想

今週末は、甲信地方の好天予報に誘われ、大型連休の尾瀬・残雪期名山ツアーのトレーニング兼ね、中央分水嶺トレイルの足跡繋ぎに出動。金曜深夜の中央道を愛車で快走し、24年前に職場のハイキングツアーで鷲ヶ峰方面から下りてきた旧中山道の要衝、和田峠の「農の駅」で前泊。今回はここから足跡を伸ばします。
 翌朝、空は高曇りながら視界良好、風も弱いロングウォーク日和。早朝からハイスピードでビーナスラインを疾走するラリーカー以外には登山者の車も現れず、この日も孤独に歩き始めます。ビーナスラインはかなりのワインディングのため、歩行距離を節約すべく、赤テープ&先人のGPS足跡を頼みに残雪の樹林帯に突っ込みますが、最初は敢えなく笹藪に行く手を阻まれて撤退。再度のチャレンジでようやく本来の分水嶺トレイルに合流しますが、結局かなりの時間ロス。素直に旧中山道のハイキングトレイルを辿れば良かった、と反省です。
 ここからは、ビーナスラインを右下に見下ろしながら、笹原に伸びる文字通りの分水嶺尾根を辿る気持ちの良いルート。登るにつれて四周の展望も開け、蓼科、南八ツ、御嶽、中ア、そして南アと次々姿を現す中部日本の名山たちに目を奪われ、なかなかペースが上がりません。時折夏道を覆う雪渓をザクザクと乗り越えながら、和田峠から2時間余で最初のターゲット、三峰山到着。山頂からは、眼前に不沈空母のような美ヶ原、そして恥ずかしげに雲に下半身を隠した北アの山々も出現。見下ろした限りでは残雪も多そうですが、予定通り二ツ山への片道5.5kmのロングトレイルを辿ることにします。
 最初はいきなり笹の急斜面をジグザグの急降下。帰りの登り返しがシンドそう、とビビりながらも、その先は雪も殆どないヤセ尾根混じりの歩きやすいルート。ところが、尾根を右に巻きながら下るあたりから、残雪タップリのゾーンに突入。トレースもほぼ皆無のイヤらしいトラバース区間も次々現れて、ペースはガタ落ち、両足のストレスも相当に溜まります。いい加減気持ちも折れそうになる頃、ようやく巻き道トラバースは終了。一転して奥多摩のハイキングコースのような幅広で歩きやすい樹林の道が続きます。
 二ツ山直下のつづら折れの斜面はさすがに残雪も多く、ツボ足で慎重にステップを切って登りながら、帰路のアイゼン着装を覚悟します。やがて勾配も緩くなり、登山口から5時間半、ようやく二ツ山の頂稜の一角に登り着きます。ここは3年前に鉢伏山から足を伸ばして踏破済み。つまり、ここで鉢伏山と霧ヶ峰手前までの足跡がしっかり繋がりました!午後になっても天候は晴れ基調で安定しており、一応証拠写真を自撮りの後、腹ごしらえを済ませ、早々に下山開始。
 途中、急斜面の入口と出口でアイゼンを着脱、帰路は雪の多いトラバース区間も登りの自分のトレースが大変助けになり、快調に距離を稼ぎます。三峰山の最後の登り返しはさすがに疲れた足腰にこたえましたが、何とか16:00前に三峰山頂帰着。朝は雲に姿を隠していた穂高、槍、常念や後立山の峰々も堂々の雄姿を見せ、お楽しみのフルーツ缶も食べて当方テンションも大幅アップ。帰路は分水嶺トレイルを忠実に辿り、最後に旧中山道の古蹟もしっかりチェックして、往復19km強のロングトレイルを何とかクリア。暗くなる前に、出発点の駐車場へ無事戻りました。

 今回は好天の週末にもかかわらず、今は無料のビーナスラインからのアクセスも良い展望絶佳の三峰山頂をはじめ、全コースで行き会った登山者は皆無。約10時間の行動中に出会った生き物は野生のシカ一頭と昆虫数匹、それとビーナスラインを疾駆するラリーカー(彼らは山歩きには全く興味ナシ…)ぐらいでした。この素晴らしい景色を家族や友人に見せたく思いながら、最後は何やら人恋しい気持ちになりました。次の足跡繋ぎツアーでは、付き合ってくれる相棒が欲しいところですが、残る区間は地味でマニアックな山域ばかり、正直望み薄です…。ともかくも、この日は大型連休のハードな残雪名山ツアーに向け、良い準備ができました。

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コメント

ようこそ(^^)
satonao1jpnさん、お久しぶりです。
私のホームグラウンドにようこそ。

22日は私もビーナスラインをドライブしていましたので、satonao1jpnの車も視界に入っていたはず。

この時期のトレイル、キツかったと思います。
素晴らしいですね、あのコースをピストンするだなんて。
健脚ぶりに感心です。

ヤマレコの地図に出てくる赤線を見ていると、繋ぎたくなりますよね。
地味でマニアックなコースってどこなのか、気になります。
2017/4/24 15:34
Re: ようこそ(^^)
trekker_さま:貴殿のお膝元に、前触れもなくお邪魔してしまった上、貴殿も走行されていたかもしれないビーナスラインのクルマを十把一絡げに「ラリーカー」呼ばわりしてしまい、大変失礼いたしました…。
 このコース、標高差は余り大きくないのですが、今の時期は確かに残雪状況やコース取りも日々変化するため、難易度は比較的高めに思われました。因みに、ヤマレコ上の小生足跡で北アルプスエリアから山梨県までの「未開通」区間は、1)徳本峠→新島々→松本市内→鉢伏山、2)蓼科登山口(竜源橋)→霧ヶ峰、3)飯盛山→美しの森→赤岳、4)瑞牆山登山口→信州峠→横尾山→飯盛山で、ツアー回数にすると5〜6回分のボリュームです。(4が意外と難関かも…。)貴殿ホームグラウンドの2や八ヶ岳ゴールデンエリアの3以外、やっぱりどれも地味ですよね!
 ところで、今回のツアーのレコをアップした後、和田峠で繋がったはずの足跡をよーく拡大してみると、何と過去ツアー(24年前)での鷲ヶ峰から和田峠への下山口と、今回の登り口(農の駅)の間が数百メートル離れていることが判明!これでは、厳密な意味で「日本海→太平洋」の足跡が繋がったことにはならず、今後のツアーでリカバーできるか思案に暮れております…。(そもそも足跡伸ばしツアーでは、スタートとゴール地点が遠く離れている場合が多く、マイカー登山の場合は今回のようにロングトレイルのピストンを余儀なくされる上、和田峠へ公共交通機関で辿り着くことも容易でないため、今後のツアーで和田峠に寄り道することも実は結構大変です<汗>。)相変わらずの小生の詰めの甘さには、反省しきりであります 。三峰山の360°大展望は本当に感動モノでしたので、視界の良い季節に職場の仲間や家族を連れ出して再訪するのもアリかな、などと考えている次第です。
 ともかくも、300名山最後の2座巡りと並行して、今後何回か貴殿の「庭」である八ヶ岳〜霧ヶ峰エリアにも足跡繋ぎのためお邪魔いたしますので、引き続き宜しくご指導、ご助言の程お願い申し上げます!
2017/4/24 20:01
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