鍋谷山・井ノ口山（衣懸坂〜鍋谷峠）

2017年04月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 22.4km
• 登り: 1,143m
• 下り: 1,087m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:42

9:50 スタート地点
11:10 11:18 衣懸坂
12:29 12:30 井ノ口山
13:34 13:44 鍋谷山
14:01 14:20 井ノ口山
15:06 15:06 ナベ谷峠
17:32 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

京都バス32系統広河原行き
行き：出町柳駅前 (7:50) → 菅原 (9:37)
\1000
帰り：山の家グラウンド前 (17:56) → 出町柳 (19:16)
\770

コース状況／危険箇所等

衣懸坂へ至る沢道は荒れています。衣懸坂への取り付きは地形図どおりではなく、支沢の左岸に目印があり急坂を登ると道を発見できます。鍋谷の上流部も荒れており、距離は短いですがあまりお薦めできません。ただ、今回は地形図の破線と違うルートを通っており、正しい支沢にテープを見たのでそちらはもう少しマシかも知れません。

写真

衣懸坂経由で鍋谷山を目指します。倉谷林道からが一番近いはずですが、崩落してから復旧の情報を聞かないのと、一度衣懸坂を通ってみたかったので。谷道は結構荒れていて歩きにくい

ミヤマカタバミ

衣懸坂に詰める沢。この沢の左岸の斜面に取り付きがあります。気付かずに沢沿いを行くと苦労しそう

少し登るとはっきりした道が現れてジグザグに上って行きます。途中からイワウチワが見られるようになりました

稜線に出ると広域林道が通っています。タムシバの花がお出迎え

ここからの尾根には足の踏み場も無いほどイワウチワが群生している場所がありました

このピークから南へ尾根を下り、676.8m峰（ユルメ山？）を経て京北の掛尾峠に出るというルートが少し気になっています

この付近の尾根道は自然保護区域で立ち入り禁止となっているようなのでしばらく林道を進む

しかし、鍋谷山への取り付きを見つけられずだらだらと進んでしまう。林道にはまだ雪が残っていて驚きました

結局、林道井ノ口線の分岐まで歩いてきてしまいました。ここから尾根に上って引き返し

鍋谷山までの尾根には杉の巨木が点在する

タムシバ繚乱

井ノ口山付近は雑木の開放感のある尾根です

ブナ新緑の緑とタムシバの白

異形の杉が鎮座する鍋谷山に到着。引き返します

井ノ口山。三角点はここではなく、少し東へ下がった肩にあります。三角点の少し先に伏条台杉の群生地があるのでそちらへ

尾根の右側（南）は大杉の点在する植林、

左側（北）はタムシバの花咲く雑木林という贅沢な道です

台杉には保護用の柵で近づけませんが、十分に迫力を感じることができました。ここから広域林道へ下りられれば早いのですが、崖に阻まれるかもしれないと思い引き返す

新緑がきれいで、すっかり春になりました

桑谷山方面

今日は鍋谷峠から下山してみます。距離は短いですが谷は荒れ放題で道の痕跡も残っていませんでした（素直に谷を下りていきましたが、ルートミスの可能性大）

林道沿いのショウジョウバカマ。今日は14時台のバスに間に合わせるつもりが遅れてしまい、残りはひたすら舗装路を歩く羽目になりました。片波山経由で下山すればよかった

キケマン

広河原〜大布施付近の桜は今が満開でした

以下は飽きるほど咲いていたイワウチワのギャラリーです

感想

field8us

去年、片波山と一緒に登ろうとして林道工事の都合で断念した鍋谷山に行ってきました。見れたらいいな、程度に思っていたイワウチワの花が尾根の至るところに咲いていて、時々地面に散っている白い花びらに気付いて見上げるとタムシバも咲いている、そんな感じの山行でした。
伏条台杉も有名な所は結構見てきましたが、北山の奥地にはびっくりするような大木がまだまだ人知れず佇んでいるのでしょう。