笊ヶ岳（テント泊）

2017年04月22日(土) 〜 2017年04月23日(日)

• GPS: 23:14
• 距離: 23.1km
• 登り: 3,670m
• 下り: 3,656m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:36
• 休憩: 0:11
• 合計: 9:47

距離 9.2km 登り 2,504m 下り 819m

4:54 老平駐車場
8:45 山ノ神
10:26 10:34 ４本桧の肩
12:37 12:40 桧横手山
14:41 宿泊地

2日目

• 山行: 12:42
• 休憩: 0:22
• 合計: 13:04

距離 13.8km 登り 1,172m 下り 2,848m

5:07 宿泊地
7:47 7:49 布引山
9:02 9:16 笊ヶ岳
10:41 布引山
13:03 13:05 桧横手山
14:21 ４本桧の肩
15:22 15:26 山ノ神
17:14 タケ沢吊橋
18:05 老平駐車場
18:11 ゴール地点

天候

1日目　晴れ夜のうち雨　2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

老平駐車場に前泊。

コース状況／危険箇所等

■老平駐車場〜林道終点…危険個所なし
■林道終点〜広河原…吊橋、ハシゴ、岩壁シャワー、ガレ場、狭いトラバース道あり。
■広河原〜山の神…広河原は靴を脱いでサンダルで渡渉。急坂の降りは転倒に注意。
■山の神〜桧横手山…桧横手山の少し下から残雪。踏み抜くのでゲイター装着。急坂の降りは転倒に注意。
■桧横手山〜幕営地…太ももまで踏み抜く雪。
■幕営地〜布引山…12本爪アイゼン、ピッケル使用。下山時、2,400m付近(小ピーク)は南西方向の尾根、2,350m付近は南方向の尾根(2,264m)に引き込まれやすいので要注意。
■布引山〜笊ヶ岳…12本爪アイゼン、ピッケル使用。シュルンド、雪庇に注意。

その他周辺情報

ヴィラ・雨畑　大人550円、タオル250円

写真

ゲート。登山届ポストあり。

トンネル。

この先の分岐を右に進め、ということだそうです。

廃屋。

吊り橋。けっこう揺れました。

右の山側をトラバースして、奥にあるハシゴを使います。

広河原。水量が豊富。サンダルで渡渉したら、すごく冷たい水で痛いほど。

山の神。

ウィンチ散乱。

桧横手山の手前から残雪が出始めました。踏み抜き祭り。

幕営地。マイナスまで気温が下がったみたいです。銀マット＋個人マットを使用。薄いフリース、厚手ダウン、ダウンパンツ、シュラフで、朝方に地表からの冷気を感じながらも熟睡できました。

上河内岳。

聖岳。

布引山山頂。

稜線の東側。遠くに富士山。

雲海に浮かぶ富士。

笊ヶ岳と南アルプス。

左が笊ヶ岳、右が小笊。

右のキレイに尖っている山が北岳。

塩見岳。

荒川岳？

笊ヶ岳山頂。

小笊。

小笊の向こうに富士山。

晴天で気温も上がり、この後は踏み抜き祭りでした。

装備

個人装備

冬用靴 夏用トレッキングパンツ 夏用ロンT 薄手フリース 厚手ダウン ダウンパンツ ウールタイツ シュラフ（モンベル＃２） ピッケル 12本爪アイゼン ストック2本 レインウェア上下 ニット帽 インナー手袋 アウター手袋

感想

azkuma

いつか行きたいと思いながらも、体力的、技術的に無理だと諦めていた笊ヶ岳。
ベテランの方が快く同行して下さって、なんとか残雪期の山頂に到達できました。

今まで経験したことのない行動時間、標高差、雪ヤブ漕ぎ、靴を脱いでの渡渉、雪山テント等々、すべてが新鮮で衝撃的でした。

技術面では、基礎技術、雪山歩行、雪山テント、読図、と多岐にわたり、ベテランの方がとても丁寧に教えてくださいました。

今の自分にとってすごく敷居の高い山に引っ張り上げて頂いたおかげで、長時間行動や読図など色々な経験ができ、一気に世界が広がった感じがします。
また、たくさんの課題も見えました。
ご指導下さった方には、本当に感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。

コメント

uechi

突然のコメント失礼いたします。
私も笊ヶ岳大好きです。
ドＭの山だなんて言う人がいますが、そうではありません(笑)
他では味わえない、本物の野生の息吹きを感じられるような、素晴らしい山です。✨

azkuma

Re: 突然のコメント失礼いたします。
初めまして。コメントありがとうございます。
野生の息吹、たしかに私も感じられました。
人と一度も会わずに山行が終わったこともそうですが、人の手が入ってない山の雰囲気が粗っぽいんですけど、とても良かったです。

uechi

Re[2]: 突然のコメント失礼いたします。
自分は去年、真夏に日帰りで登りました。
あの森の美しさ…✨
きっと今の時期の新緑も素晴らしいんだろうなぁ…
次回はテントを持って、山頂で一晩過ごして朝日を見たい…　でも水とテントと食料を背負ってあの登りは…(>_<)
とにかく神秘的で大好きな山です！