『こいのぼり』を見に!残雪期の上高地〜涸沢カール往復(横尾:テン泊、涸沢:素泊まり)本谷橋上流に大規模雪崩跡あり
- GPS
- 50:33
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 950m
- 下り
- 944m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:42
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 7:20
天候 | 4/28 はれのち曇り 4/29 曇りのち吹雪(時折雷) 4/30 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
さわやか信州号 バスタ新宿 7:10→上高地BT 12:40 (事故渋滞のため予定より約50分遅延) (談合坂SA、諏訪湖SAで休憩) ■帰り さわやか信州号 上高地BT 16:15→バスタ新宿 21:40 (渋滞により遅延) (談合坂SA、諏訪湖SAで休憩) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・上高地〜明神 ところどころ融雪の水たまりがあるがおおむね良好。 行きに明神橋で猿の群れに遭遇。 ・明神〜徳沢 日陰に残雪や凍結箇所がわずかにあるが、通行には支障なし。 ・徳沢〜横尾 比較的残雪はあるものの、冬用登山靴であれば問題なく通行できる。 ・横尾〜本谷橋 横尾大橋から岩小屋跡までアイゼン不要。 岩小屋の先の急坂の手前でアイゼンを装着。 ・本谷橋〜本谷出合 夏道ではなく横尾谷の上を登る。 本谷出合に大きな雪崩跡あり。 気温が高くなると雪崩れる可能性があるので 行きも帰りも休憩せずに通過。 ・本谷出合〜涸沢 行きは曇っていたため、雪が締まっていたが 帰りは晴れていたため、ところどころ緩いところあり。 登りはストック、帰りはピッケルで下山。 ■危険個所 本谷出合付近にかなり規模の大きな雪崩の痕跡(横尾本谷方面)あり。 4/27の朝に入山した人はなかった、と証言していたので 4/27の午後か4/28に発生した模様。 雪崩の跡をみて涸沢入りをあきらめた方もいました。 これから行く方は、雪崩に注意してください。 |
その他周辺情報 | ■テン場情報 ・徳澤園 比較的融雪が進んでいる。 ・横尾キャンプ場 河原も避難小屋前もたっぷり残雪あり。水場はトイレ前。 避難小屋は閉鎖。ビール1本500円、大塚アミノバリュー300円 テン場料金(一泊) 1人700円(一泊) ・涸沢カール 残雪たっぷり。 涸沢ヒュッテ テン場料金(一泊) 大人1000円 子供500円 素泊まり 6500円 ■食事処 涸沢ヒュッテ:生ビール、おでんなど https://www.karasawa-hyutte.com/ 徳澤園(みちくさ食堂):名物はソフトクリーム。 http://www.kamikochi.or.jp/facilities/stay/tokusawaen/ 明神館 http://www.kamikochi.or.jp/facilities/stay/myojinkan/ イワナ塩焼き定食1500円 カレー1000円、りんごジュース500円、自動販売機あり 小梨平食堂 http://www.nihonalpskankou.com/facility/cafeteria.php 小梨の湯 (銭湯です。温泉ではありません) http://www.nihonalpskankou.com/facility/bathhouse.php |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル(マムート アイスフォールジャケット?)
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター(SEA TO SUMMIT : SUMMIT)
マフラー
ネックウォーマー
靴
ザック(カリマー:クーガ75-90)
アイゼン(ライカン)
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
シュラフ(米軍のシュラフ モジュラースリーピングバッグ)
シュラフカバー(ゴアテックス)
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
テント(BLACK DIAMOND:MEGA LIGHT TENT)
ツェルト(FINE TRACK ツェルトロング)
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 食料を行程の倍、寝袋を米軍仕様のものだったため30kgに。なんとか担ぎ上げたが、重かった。軽量化しなければ。風速20m/sではブラックダイヤモンドのメガライトは危険。素泊まりに切り替えました。 |
感想
鯉のぼりを見に涸沢までテントを担いで登りました。
今回はさわやか信州号で上高地入り。
沢渡乗り換えもなく、らくちんでした。
新宿バスタ内にはコンビニもできていて、入れ忘れてた歯ブラシを調達。
諏訪湖あたりから上高地までの間、桜が満開のところがいくつかあり
楽しい車窓でした。
バスは事故渋滞で約1時間遅れ。
上高地バスターミナルの裏手で昼食をとり出発。
平日なので人もそれほど多くなく。
一路横尾へ出発。
明神あたりから残雪あり。
徳澤は一部芝生が出ているところもあるので先着順です。
4/28の野営地は横尾。
横尾の幕営地は残雪たっぷり。
夜空には星がたっぷり見えました。
4/29
起床。
フロアレステントでしたが、早朝のテント内の気温は-5度とそれほど冷え込まず。朝食をとって涸沢へ入山。
横尾大橋を越えてすれ違った方に、
本谷出合で大規模な雪崩が4/27か4/28のうちに発生しているとの情報を入手。
行くときはまっすぐ登ったが、下山は大きなデブリを避けるように
ジグザグに踏み跡ができていたとの情報。
現場にいくと、氷の塊のようなデブリ跡あり。
直撃を食らうと一たまりもありません。
できる限り速やかに登ることをお勧めします。
午後1時前に涸沢着。
フロアレステントのため2.5M四方で
テント場を整地してましたが
強風と落雷のため涸沢ヒュッテへ素泊まりに切り替え
午後3時以降はふぶいていて夕日も見えず。
談話室でのんびり過ごしました。
4/30
4時起床。涸沢小屋までいきモルゲンロートを拝んできました。
快晴で風も収まり、絶好の登山日和ですが、
1日は仕事なので下山。
本谷出合の雪崩跡のところも早々に通過。
直後、大きな雪崩の音が2、3回
聞こえてきました。
横尾で昼食、徳澤園でソフトクリームを食べ
小梨平で外来入浴&ビールで乾杯して
16:00 上高地バスターミナル到着。
10分でお土産を購入。
定刻通り16:15出発。
上高地を後にしました。
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