去年のGWとは全く違う八ヶ岳（西岳〜編笠山）

2017年04月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 20.5km
• 登り: 1,724m
• 下り: 1,107m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:46
• 合計: 9:31

3:40 富士見駅
5:55 6:24 富士見高原リゾート駐車場
6:51 6:51 五叉路分岐
6:57 7:00 不動清水
7:43 7:44 林道出合
8:48 9:03 西岳
9:46 9:47 乙女の水
9:54 10:03 青年小屋
10:46 11:29 編笠山
12:21 12:22 押手川
12:36 12:36 雲海
13:05 13:09 観音平
13:11 ゴール地点

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：ML信州で富士見駅下車、富士見高原登山口まで徒歩2時間50分（途中休憩20分）
帰り：小淵沢駅より乗車

コース状況／危険箇所等

・西岳は2300mあたりから残雪が多くなり、滑り止めを着用。以後、編笠山の下り押手川まで装着したまま行動。
・源治新道で一瞬迷いそうに。後から来たソロの方も同じ目にあったそうです。GPSのログをみてもどうも地図と実際のルートが若干違うような気がします。踏み跡と目印テープの確認を小まめに。

その他周辺情報

・富士見高原登山口の手前100ｍくらいのところに公衆トイレあり
・水場：不動清水（長命水？、西岳下1540ｍあたり）、乙女の水（源治新道）とも水量は十分。
・観音平から徒歩1時間半ほど、小淵沢駅まで徒歩20分くらいのところに日帰り温泉「延命の湯」あり。きれいな入浴施設で県外者は820円。畳敷きの広い休憩室あり。

写真

4/29 3:26

富士見駅。木造の渋い建物。

4/29 3:36

標高955m。JR中央線で一番高い地点にある駅とのこと。
出発です。

4/29 4:42

登山口までの徒歩の途中で甲斐駒ケ岳が見えます。
凛々しい山です。

4/29 5:33

リゾート地区に入りました。
登山口の表示もしっかりあります。

4/29 5:56

先に進むとゴルフ場の手前で分岐。左はゴルフ場。直進して登山口。公衆トイレはここの50mくらい手前の右側です。

4/29 6:31

富士見高原登山口。登山届が用意されています。
登山道も広く、しっかりと整備されていて気持ちよく歩けます。

4/29 6:43

1450m地点あたり。林道を横断します。

4/29 6:51

編笠山との分岐です。左に進むと西岳。

4/29 6:58

長命水。標高は1540mくらい。

4/29 7:19

1690mあたり。登山道がしっかりしていて歩きやすい。

4/29 7:43

1930mあたり。この先からだんだんキツくなります。

4/29 8:07

2138m小広場あたり。残雪も増えてきます。

4/29 8:24

2270mあたり。軽アイゼンを装着。
もっと手前でつけてもよかったかも。

4/29 8:28

う、ピンボケ...
こんな道が頂上まで続きます。

4/29 8:29

さすがのPORIさんも雪はやや苦手のようです。

4/29 8:32

森林限界を抜けた2320mあたり。
次にめざす編笠山は綺麗です。

4/29 8:33

振り返ると北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳など南アの峰々が。

4/29 8:34

PORIさん、余裕の笑顔。まったく疲れが見えません。

4/29 8:34

あらためて南アの美しさを目に焼き付けてもらいました。

4/29 8:46

右から編笠山、三ツ頭、権現岳、ギボシ、旭岳
ギボシがカッコいい。

4/29 8:47

西岳。とうちゃこ。

4/29 8:47

疲れてます。。。

4/29 8:48

赤岳、阿弥陀岳の上部が見えます。

4/29 8:49

頂上はゆったりしていて、のんびりできます。
南、中央ア方面の眺めは申し分なし。北はかすんで見えず。

4/29 9:48

旨いっ。乙女の水だそうです。

4/29 10:21

青年小屋に到着。去年はこのあたりは全く雪がなかったのに。
今年は雪が1mくらい残ってました。

4/29 10:34

2450mあたりで振り返ると、正面に権現岳、ギボシ。
左に阿弥陀岳、右に三ツ頭。

4/29 10:46

編笠山とうちゃこ。
ここは去年も風が強かった。赤岳が白い。

4/29 11:26

真新しい山梨百名山の標識とPORIさん。
カップヌードルとコーヒー旨かったです（笑）

4/29 11:51

下山途中の2370mあたり。しっかり雪山。

4/29 12:11

押手川。ここで滑り止めを外しました。
ここから下は無くても問題ないと思います。

4/29 13:04

観音平に到着。お疲れ様でした。

撮影機器：

Xperia Z3 SOL26 au SONY

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ネックウォーマー 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

RyoPAPA

富士見高原登山口からの西岳への登山は、登山道の整備が行き届いていて歩きやすいです。樹林帯の中を進むため、道中の眺めはいま一つですが、頂上からの眺めは360°遮るものがないため、大変良好でした。西岳は、標高がやや低いものの、眺めのよさは編笠山にも引けをとりません。編笠山は昨年と逆に青年小屋から登り、観音平へ下りました。頂上からの眺めは申し分なく、PORIさんと一緒にゆっくりと食事しながら景色を楽しみました。帰路は、編笠山の頂上直下付近の岩場は道幅が狭い上に勾配がきついため、残雪の中の下山に神経を使いました。

今回の登山は、昨年GWの楽しい山行をもう一度、と考え権現岳まで足を伸ばすことも計画していましたが、かなり甘い読みでした。特別だったのは2016年だけで、GWに権現岳〜赤岳に登るには冬山装備が必要だということを今回はっきりと思い知らされました。計画を変更して軽アイゼンで行動できるルートを楽しみましたが、体力的には結構ギリギリでした。一方で、山の装いは完全に今年の方が上。八ヶ岳の雪山たちはことさら美しく、南アルプスの峰々も神々しく聳え立っていて、何度眺めても見飽きることがないほどでした。ぜひ来年もこの眺望を楽しみたいものです。