檜洞丸〜蛭ヶ岳(北尾根〜地蔵尾根)


- GPS
- 11:39
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,701m
- 下り
- 2,708m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・北尾根 以前の2度の山行で下部の崩れやすい悪路のことを書きましたがルートを間違えたようで、取付きから左側の枯れ沢沿いのジグザグの登りはもっと手前で北側に進めばいいようで苦もなく伐採跡地へ続く植林地帯まで登れました。 初めて通る時は登りから入った方が無難です。 伐採跡地からは尾根の高いところを登るだけで迷うところはないと思います。 ・地蔵尾根 下降地点から岩稜部までは狭い木の間のマークを見つけて下りて行くのですが気を抜けません。 マークが見つけられないときは戻って目を凝らしてマークを見つけるべきだと思いました。 馬酔木平の下降地点を見つけるのに苦労しました。 以前の登りのときより岩水沢から離れたルートを下りていると気付きましたがマークがあり踏み跡もあり安心していましたが途中でマークを見つけられなくなりへこんだガレたところを慎重に横切って岩水沢に近い方へ行きましたがマークを見つけられずまた戻りました。 しばらく下るとロープがありマークも復活し安心しました。 そこから取り付きまではロープが続いて安全に降りれました。 取付きは前回の登った所より20mほど上流にあり古い取付きのようですがこちらのほうが岩の段差がなく安全に河原に降りられます。 馬酔木平から取り付きの間は落石不可避です。 複数の人で行く時は要注意です。 |
写真
感想
以前からの夢である北から同角山稜を通って北に戻ってこようと思い立ち北尾根から同角山稜に行ってみようかと広河原分岐に着いたとき心身とも疲れ切っており、今日は山を諦めて広河原で昼まで過ごして帰ってこようと源蔵尾根取付きの堰堤に寝転がって、たらみのみかんゼリーを食べていたら気力が回復してきた。
何かの一つ覚えみたいに北尾根を登ってヤタ尾根を下りてくるのも良いだろうと北尾根に取りついた。
崩れる所を通るのは嫌だなと重い気持を抱いてしばらく枯れ沢沿いにジグザグ歩いて行き、広河原方向へ戻るようにしばらく進むと崩れる斜面を抜けた地点へ着いた。
なんだ北尾根って難路がないんだなと思った。
ここからは気持ちが軽くなった。
心地よい風に当りながらブナの森を登りバイケイソウが見えてあっさり頂上に着いた。
疲れていたら普段のようにヤタ尾根を降りてこようと思っていたが、かなり体力に余裕があり時間も午前10時と早かったので地蔵尾根の下りに挑戦してみようと蛭ヶ岳へ向かった。
その後も地蔵平までは快適だった。
地蔵平から岩稜部まではルートを見つけるのに難儀して地蔵平まで戻って風巻尾根を下りてこようと何度も思った。
第3峰から巻き道に降りるときにロープを手放して木につかまったところ木が折れ3mほど滑り落ちた。
下が落ち葉で弾力があり特に体にダメージがなかったが山で初めての滑落でその後は放心状態から抜けることはなかった。
馬酔木平を見つけられずマークのある所から適当に降りた。
以前のルートより岩水沢から離れていることに気付いたが踏み跡、マークもあり安心できた。
マークが無くなり地面が崩れ落石をし続けながら岩水沢に近づいてみたがマークを見つけられずまた南方向へ戻り地面を崩しながらとりあえず降りた。
ロープが見えマークも見つかりそのまま取付きまで安全に降りられた。
今回降りた上流の古い取付きのほうが安全だと思った。
少し神ノ川の右岸を歩いて水に濡れずに渡渉できるところで岩に腰を下ろして残っていたアセロラドリンクを飲み干し癒していたらズボンのポケットに入れていた白いパナソニックのSDオーディオD-snap SV-SD850Nがないことに気付いた。
どうやら取付きに降りる最後のロープのあたりでカメラを取り出すときに落としたようだ。
水に濡れても雪に埋まっても故障することなく愛用し山にも必ず携帯していたものを無くしたのだが戻って探す気力も体力も湧いてこなかった。
広河原分岐まで上がる道を見つけられず彦右エ門谷右岸に戻って第二堰堤に足場をよじ登って上がり堰堤を渡りなんとか広河原分岐に戻った時には精魂尽き果てた。
神ノ川ヒュッテまでの林道歩きも今までになく苦しかった。
北尾根は最高、地蔵尾根は下るものじゃないってことに気付いた山行でした。
自転車で日陰沢橋まで入り、地蔵尾根を下ってくるとはスゴイの一言です。
取付の急峻な登りは下りに使いたくないなぁ、と思っていましたが、もう1本ルートがあるのですね。
これはいずれ、挑戦したいです。
yamajinn さん
またコメントをしていただき本当に光栄です。
思い返してみると今回の馬酔木平の下降地点から下部のロープが張ってある場所の手前くらいまでルートは新しい取付きから登った時と同じだったかもしれません。
ヤマレコの記録やブログに見られる上部の方向転換する大きな岩は降り始めてすぐ左に見えましたし前回は右に見えた記憶があるので同じルートだった様な気もします。
今回の下降地点は945mくらいで北丹沢ガイドブックに馬酔木平925mとあるので間違いではと思い尾根を920mあたりまで進んだのですがマークが見当たらず戻ってから降りました。
ネットで検索しても新しい取付きと今回の古い取付きから上の詳しいルートが出てこないので謎です。
破線とはいえ地図に載っている道でここまで歩きにくいのは希少ですね。
地蔵尾根を下るのは大変だろうな〜とこの前登りながら思ったのですが、やっぱり大変だったんですね
a-maefanさんの別のレコに有った、まだ歩いていない源蔵尾根と北尾根の後で、下りもやってみたいですね
Futaro さん
また、コメントをしていただき本当にありがとうございます。
感想には書かなかったのですが神ノ川ヒュッテに着いた時には同角山稜を下りて、臼ヶ岳南尾根を登ってこようと思ってました。
Futaroさんの超ロングコースの同角山稜を通る神ノ川周回コースは体力的に無理だと思ったのでこのルートが現実的かなと。
林道で日差しが強くなって気が萎えました。
地蔵尾根は登りと下りでは別物だと思いました。
すごく疲れました。
a-maefanさん、おはようございます。
川崎からそもそも自転車で来るのが凄いです
こちら方面は、a-maefanさんのレコがとっても役立っています。まだ参考にさせてください。
Futaro さん
こんにちは。
川崎の北部からだと世田谷街道を真っすぐ行くと淵野辺で国道16号にのって津久井湖までは登りがほとんどないので小学生でもサイクリングでよく行くんですよ。
本当は焼山登山口あたりから周回できればベストなんですけどね。
去年、山に登り始めた時は2ヶ月くらいママチャリで淵野辺を真っすぐ進んで半原から仏果山や高取山に登ることを繰り返したんですが、相模川から半原に行くのも長い上り坂を何度か越えなければならず、宮ヶ瀬を越えて塩水橋まで行くのはさらに大変だと思い、道志みちから登山口に入った方が楽かなと北丹沢に登り始めました。
山に登り始めたきっかけは35を過ぎて体にガタがきて血行を良くしようと思ったからなので、自転車を漕ぐことも健康に良いと思って続けています。
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