至仏山 快晴の山スキー
- GPS
- 05:42
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 810m
- 下り
- 815m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪たくさんで滑走適 |
写真
感想
4月までゲレンデスキーばかりやっていた。5月は山スキーだと考え、まず近いわりにこれまで滑ったことのない至仏山に行ってみることにした。尾瀬自体30年以上前に至仏山と燧ケ岳に登って以来だ。
前夜、白沢の道の駅に泊まり、6時前に戸倉に。鳩待峠駐車場は一杯とのことで、戸倉に駐車し、ジャンボタクシーで7時過ぎに鳩待峠に着く。
快晴で目の前に真っ白な小至仏山と至仏山。山荘の周りも雪に埋まっている。休憩所でトイレを借り、ご主人から話を聞く。「昨日すごい雨で、夜中マイナス13度くらいまで冷えて、下はガチガチになっているよ。アイゼンは12本でないと危ない。」とのこと。シールで上がるつもりで、念のために持ってきたのは6本アイゼンなのだが。少しゆっくり出たほうがよさそうだ。
スキーにシールとクトー(スキーアイゼン)を着け、8時過ぎに出発する。シールで快適に上がっていける傾斜と雪質だ。日差しもあるので雪はドンドン緩んできそうだ。風もなく小至仏と至仏山を見ながら歩くのは気持ちがいい。燧ケ岳と尾瀬ヶ原が見えるようになったところで小休止。この先も眺めのいいところで眺めを楽しみながらゆっくり進んだ。
この山はきつい登りがなくて楽だが、小至仏のトラバースは少し緊張。とはいえトレースもあり、雪も緩いので問題はない。しかし凍っていて、風が強かったりすると怖そうだ。小至仏を越えると至仏山は目の前。振り返ると、武尊山の奥に富士山が見えた。
ひと登りで大勢の人で賑わう至仏山頂上。快晴無風で360度の大展望。The DAYだ。山々の眺めを楽しんだ後にサンドイッチで昼食。傍にいたスキーヤーに年齢を伺うと82歳とのことで驚く。
いつまでも居たい頂上だがそうもいかず。さあ滑ろう。初めての斜面だが、目標の鳩待峠もよく見えるし、迷うことはなさそうだ。
ワル沢に向けてとりあえずドロップ。まずは斜滑降で様子を見る。傾斜はきついが、粗くて重いとはいえ雪は緩んでいるので問題はない。凍っていたら相当ヤバい。適当にターンを楽しみながら下る。貴重な高度なので簡単に下ると勿体ない。少し下でテレマーカーが転倒しているが、この大斜面にこの二人だけとは贅沢なものだ。気持ちがいい。眺めを楽しみながら下るが、このままでは勿体ないと、樹林に入ったところで一回だけ少し登り返して、一本追加した。
樹林に入ってしばらく滑るとワル沢に沿うようになる。木に気をつけながら滑り、川上川にぶつかったところで、滑走は終わり。ここで山ノ鼻からの道と合わさり、最後の標高差100mを登り返して、鳩待峠に戻る。
山荘前で後片付けして、一息つく。滑走は楽しかったが、登りが短くて楽な分、滑りもあっという間という気もした。次は定番の針ノ木に行こうかな。
帰りもジャンボタクシーで駐車場に戻る。尾瀬の町は桜が満開だった。
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