ブナの新緑・三頭山(奥多摩湖から下山は数馬の湯)
- GPS
- 05:40
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
天候 | 快晴(ブナの森林は風も涼しく日差しを遮ってくれるので暑さでバテることはありませんでした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・奥多摩〜峰谷橋:西東京バス 峰谷行き 500円 ・数馬の湯〜武蔵五日市:西東京バス 910円 ※増発バスが2台後続 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※本来は麦山の浮橋を渡ってヌカザス尾根で三頭山へというルートを想定して出発したのですが、この時期(渇水期)は奥多摩湖の水位が低すぎて浮橋は撤去されていました。事前情報収集を怠ったツケで深山橋への大回りとムロクボ尾根登りとなりました。 (ムロクボ尾根) 取り付きから樹林帯のなかの急登です。展望のあるポイントは皆無ですが、日差しの強い日でも直射日光をあびることが無いので、これからの時期には意外と向いているコースかもしれません。ベンチ等は皆無ですがきょっと休憩するような場所は結構あります。 ヌカザス分岐まで途中にコースポイントとなるところが無いので高度計がないとどのあたりまで到達しているのか把握出来ない点は初めての場合にはツラいところです。 ヌカザス分岐への最後の急登部分はザレ気味の土斜面で、踏ん張りが効きづらく登りづらい斜面でした。私はダブルストックも駆使して3点で踏ん張って登りましたが、両足だけだとかなり大変だと思いました。 (ヌカザス分岐〜三頭山) 広いブナの森林に覆われた尾根道です。展望はありませんが、この時期、ブナの新緑に囲まれたとても気持ちの良いコースでした。 (三頭山) その名の通り、三つの頂で形成された山です。 都民の森から沢山の人が登ってくるので、お昼どきはベンチ満員です。 中央峰:1531mの最高峰 山頂標識から少し下ったところにベンチの広場があります 東峰:1527.5m 山頂標識の周りには何もありません(少し先に展望台あり) 西峰:1524.5m 一番広い山頂広場は、展望もあって一番混んでいました。富士山も見えます。 (三頭山〜槇寄山:笹尾根) なだらかな歩きやすい尾根道です。 三頭山頂から下ってすぐにとてもキレイな避難小屋があります。槇寄山にはベンチがあって富士山方向は切り拓かれていました。 (数馬の湯) 日帰り800円。個々の浴槽は露天も含めてコンパクト。混んでいるときは結構大変そう。湯上りのビールは最高でした。 数馬から武蔵五日市へのバスは通常便だけでなく2台も増発が後続してくれたおかげで1時間弱の乗車で座ることができて助かりました。 合流したメンバーと拝島の飲み屋(や台やずし)で懇親飲み会。夜7時まで飲み物半額のおかげでリーズナブルに酔えてお腹も満たされました。 |
写真
感想
そろそろ今シーズン買い換えたソロテント(エスパース)の試し張りも兼ねた山行をどこか手近なところでと考えてた週末。当初は雲取山を計画してたけど、日曜日の天気が怪しいとのことで計画中止。
せめて土曜日日帰りでどこか手近なところに行こうかと思案してたところ、山仲間の都民の森からの三頭山企画を知り、その企画ではちょいと物足りないので山頂合流ということにして計画実行。
お昼あたりに三頭山近辺で合流する当初計画は、峰谷行きバスを峰谷橋で下車し、麦山の浮橋を渡って奥多摩湖からヌカザス尾根経由の標高差1000m、それなりの骨のあるコース設定。
ところがスタート直後にいきなり大誤算! 麦山の浮橋がかかっていない。事前情報収集を怠ったツケがいきなりきました。さすがに落胆しつつも、迂回コースをあわてて地図で探し、深山橋まで迂回してムロクボ尾根というのを登れば、当初予定よりも30分ほど多いコースタイムで登れると解り、さっそく次善策に切替実行。
ムロクボ尾根は最初から急登続きで、汗ビッショリ。幸い樹林帯が強い日差しを遮ってくれるので、暑さでのバテは防げましたが、なかなかの急登コースでした。
合流の約束をしている手前、遅れるのは申し訳ないし、最初から計画変更となったのということもあり、少々焦り気味で三頭山を目指しました。
ズルズルのヌカザス分岐手前の急登を越えて、ようやく自分のコースタイムを判断できる分岐でみると地図のコースタイム2時間のところを1時間15分ほどで到達。この先のコースタイムは1時間半。これなら予定通り合流できる(もしかしたら先着できるかも)。
これで気持ちも落ち着き、ここから三頭山までの新緑のブナに包まれた静かな尾根道を気持ちよく進みました。
さすがにこのルートは歩いている人が少なくすれ違いはゼロ。追越は8名ほど。
これが一転、三頭山の鞍部(御堂峠)へ出ると、いきなり人が沢山。
11:08 まずは最高峰の中央峰
ここに居ればきっと合流できるだろうと、ベンチでのんびり缶チューハイとともに昼食休憩。都民の森からここまでは家族ハイキングでも登れるコースのようで家族連れや女性グループなど、普段登る山では見かけない光景です。
いつまでたっても山頂に来ないので、別の頂でお昼してるのかと、東峰、西峰を巡ってみると、一番広い西峰の広場の一角に休憩している3人組を発見。
ガッツリ登山の登りは既に終了しているので、あとはグループでワイワイやりながら笹尾根をユルユル下り、槇寄山からは尾根を外れて数馬の湯へ下山。
お風呂で汗と疲れを癒し、湯上りのビールでご機嫌になり、最後は拝島で軽く宴会をして終了。
2週間前に懇親会で利用した「や台や」の近所にあった姉妹店「や台やずし」も夜7時までは飲み物半額でやはりリーズナブルに酔っ払ってお腹もいっぱいになって、標高差1000mの急登で消費したカロリー以上のカロリー補給して、家に帰りました。
いつもの単独マイカー登山と違って、帰りは酔っ払って熟睡しながら帰れるし、ガッツリ登りは単独マイペースで行動できて、下りはワイワイ楽しく。
この行動パターン、意外とアリかな。
kazさん、はじめまして。
まだ、私は未登録ですが21日に三頭山に妻と登っていました。
ちょっと早かったのですが数馬の湯で一緒になっていますね。
私は13時半ころついて食べた(飲んだ)あと14時前に風呂に入り14時20分ころから再度飲んでいました。お風呂で会っているのでしょうね。
三頭山の上で食事をされたようですが、蠅だかアブだかが大量にいませんでしたか? 私たちはあまりの虫に結局食べられず、降りてから数馬の湯で食べることになってしまいました。
toratora48さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
天気が良くて登山日和な一日でしたよね。
奥さんと同じ趣味とは羨ましい。
私は中央峰のベンチで昼食を食べたんですが、気になるほど虫には邪魔されませんでしたよ。
でもこれからの季節、虫の邪魔が増えてくるので、虫除けスプレーの携行が必須になってきますね。
toratora48さんの登録も楽しみにしてますね。
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