2017四国その2 剣山〜三嶺


- GPS
- 15:56
- 距離
- 33.8km
- 登り
- 2,222m
- 下り
- 2,836m
コースタイム
- 山行
- 2:31
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 3:40
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:00
天候 | 一日目:晴れ 二日目:曇り、ガス多し 三日目:曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:52阿波池田 → 7:47穴吹 JR徳島線・徳島行 760円 8:20 穴吹駅発バス → 9:41川上 1,540円 10:00川上 → 10:30 見の越駐車場 820円 ▲美馬市HP http://www.city.mima.lg.jp/gyousei/kurashi/bus/turugisan-tozanbasu-kawakami.html ※川上・剣山線 運行時刻表 http://www.city.mima.lg.jp/gyousei/kurashi/bus/files/tozanbasu-zikoku.pdf 【帰り】 いやしの温泉郷から菅生バス停まで徒歩15分 11:37菅生 → 11:50 久保 12:24 → 13:34大歩危駅前 15:47菅生 → 16:00 久保 16:24 → 17:34大歩危駅前 ※G.W.渋滞につき、大幅にダイヤが乱れてました ↓ 18:05大歩危(おおぼけ)特急南風24号【アンパンマン列車グリーン車両 指定席券:大人2,550円】 19:41着 岡山 岡山 20:09発(のぞみ188号)→ 23:10新横浜【指定席券:大人7,060円】 ▲三好市市営バス(東祖谷地区) https://www.miyoshi.i-tokushima.jp/docs/4292.html ※東祖谷時刻表(H28.4改訂) 名頃線上り(菅生→久保 大人230円) https://www.miyoshi.i-tokushima.jp/fs/2/0/2/2/1/_/h28higashiiyajikokuhyou.pdf ▲四国交通(時刻表 祖谷線・大歩危経由PDF) http://yonkoh.co.jp/ ※大歩危・祖谷線 (久保→大歩危駅前 大人1,240円) http://yonkoh.co.jp/pdf/timetable/009.pdf |
その他周辺情報 | 【幕営地】 一ノ森ヒュッテ【キャンプ指定地ではないため、テントは事前に要確認】 テント一張り500円 ※飲料水・トイレは自由に使用可でした TEL:0883-53-5911 ※営業期間中(4/29〜)のみ電話開設 http://www.city.mima.lg.jp/kankou/kankouannai/tomaru/0006.html 【下山後のお風呂】 いやしの温泉郷 大人500円、こどもは無料でした。※ビール・ジュースの自販機あり。食堂あり。 電話 0883-88-2975 http://iyashino-onsenkyo.com/ ●阿波池田駅前「日乃出・本店」 ぶどう饅頭 220円 いちご大福 200円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
半袖シャツ
インナーシャツ
アウター
タイツ
長ズボン
半ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
包帯
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト(サバイバルシート)
ストック
ナイフ
カメラ
三脚
シュラフ
グラウンドシート
|
---|---|
共同装備 |
テント(3型)
|
感想
石鎚山の縦走を終えたあと、徳島の池田町に宿泊した。
たった半日の滞在、行動したのもわずかな範囲だったが、買い物に出かけてみたり、地元の方々との会話を楽しんだりと、充実した時間を過ごすことができた。
食料の調達、そしてしっかりと体を休めることができたおかげで、後半の三日間も順調に山を歩くことができたと思う。
<計画について>
一番最初は表玄関である見越から剣山へのピストン1泊で計画していたのだが、
やはり二百名山・三嶺の存在が大きく、地図を眺めているうちに、できれば縦走でつなぎたいと考えるようになった。
三嶺までの縦走路は長く、1泊2日ではかなりタイトだと思われたが、石鎚縦走を1日早く終えることにしたので、その分の1日を足して、2泊3日にしたことでかなり余裕ができた。
途中に避難小屋が2件あることも相当に心強かった。
最終的には初日の滞在場所を剣山から東に位置する「一ノ森」と決めた。
市営の営業山小屋で、基本は建物内での宿泊らしいが、一応認められた場所での野営も可能ということで、知る人ぞ知る穴場スポットのような所だった。
<山行について>
初日の剣山まではスタート地点ですでに標高1400メートル近くということで、割と余裕を持って登ることができた。リフトを利用する人も多かったが、途中でゆっくりと縦走路を望むことが出来るのは、もちろん歩いて登る者だけの特権だ。
ここはさすがに百名山、山頂直下にはしっかりした営業小屋もあり、安心して歩くことができる。多少の風はあったものの、山頂でくつろいだ後に一ノ森へ向かう。
剣山山頂の賑わいとは対照的に、白骨樹の目立つ静かな森の道。
ササ原を振り返ると大きく立ち並ぶ、剣山と次郎岌の山並みが印象的だった。
一ノ森ヒュッテはちょうどG.W.からその年の営業を開始する小屋だ。
我々が訪れた日は平日に当たったので、館内で宿泊する人はいなかったが、野営地を利用したのが他に2組。
小屋のご主人には、翌日に控えたご神体の奉納行事、この山に住む鳥や花々のことなど色々と教えていただき、より深く山のことを学ぶことができた。
翌日はあいにくの天気。
ほぼ終日霧の立ち込める天候だったが、道はよく整備されており、心配していた道迷いは無かった。近年よく踏まれているルートということで、トレイルランで往来する人も多かった。
この日は白髪避難小屋周辺の草地で野営。
キチンと整地された場所は限られており、そこには2、3張が限界か。
我々も13時過ぎには少し離れたところに適当な場所を見つけることができたが、15時過ぎにはさらにテントが増えており、かなりテントが広範囲に点在している状態だった。
ここはトイレの設置もないので、これだけ人が多くなってくると、自然へのインパクトを抑えるためには大掛かりな整備も必要になるんだぁ、お金がかかるなぁ…なんて考えていた。
最終日は三嶺への登頂を残すのみ。
幸いにも朝方にはガスが晴れる時間帯もあり、最後の最後に三嶺のなだらかな稜線を目にすることができたのが嬉しかった。
「みうね」という名の響きがなんとも優しい印象になり、この山へはいつかまた、季節を変えて訪れたいと思った。
四国の山々をゆっくりと歩くことは、ずっと憧れていた事のひとつだった。
今回は色々と恵まれた条件で旅することが出来、私としても大切な思い出となった。
この山行が、息子にとっても大切な思い出になってくれることを、心底願っている。
☆最後に☆
道中たくさんの方々に声をかけていただきとても感謝しております。
息子も励ましの声をいただき、相当元気づけられていたと思います!
ありがとうございました。
〔おやこ山行151〕
◆2017四国その1 堂ヶ森〜石鎚山〜瓶ヶ森◆
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1120527.html
コメント
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7日間の長旅、お疲れ様でした。
息子さん笑顔で楽しい山旅だった事が想像つきます。
どんどん山男にになって行きますね(o^^o)
お父さん歩荷が大変だったんでしょうね。
piccolosakiさん
当初、こどもには七日間は流石に長すぎるかなぁとも思ったのですが、途中に国民宿舎や旅館での宿泊を挟んだので、遠方での滞在にはちょうど良い期間でした。
小学生といえど、身体能力の伸びは大人とは比べ物になりませんね!
ボヤボヤしてたら、そのうち置いていかれそうです(笑)
素晴らしい山行でしたね!7日間、キャンプ有りで踏破できた事は息子くんも自信になったでしょう。うちのチビは無理そうかなー?
個人的はサンライズ瀬戸に乗って関西方面に旅行(山行)して見たいと思いました笑
kichimuraさん
いままで四国は遠いなーと思っていましたが、実際に行ってみれば、意外と甲信越のちょっと奥の方の山々に行くのと差ほど変わらないかも知れません...
今回は山の素晴らしさはモチロン、その土地にすむ人たちとのコミュニケーションも楽しいひと時でした。
たくさんお金を使ってしまったので、
これから夏に向けて節約生活しなきゃあです(笑)
sekihiroさん
こんばんは。
その1〜すでにウルウルしながら拝見しました。
小さい身体で大きな荷物で、
息子さん頑張り通しましたね!
感動の四国旅ヽ(;▽;)ノ
これはパパとの信頼関係があってこその旅。
sekihiroさんの準備も大変だったとお察しします。
お二人の中でずーっと語り継がれる
素敵な思い出になったことでしょう。
素晴らしいレコありがとうございました。
con
conroyさん
息子も初日は少々気が重かったようですが、
連日重いザックを背負っていれば不思議と体が山モードになったようで、最後は帰りたくないと連呼してました(笑)
当初は調子にのって「石槌全山縦走じゃ〜」と意気込んでいましたが、いやいや...
とてもじゃないけど四国の山はとっても広かったです。
山荘やキャンプ場も点在しているし、コースを選べば子連れでもOKな山だらけです!
sekihiroさん
その1からのスタートからその2のゴールまで、無事に元気に歩き通せて何よりでしたね。お二人の笑顔からとても充実した時間だったと想像するのも難くありません。
学校を休ませる?良いじゃないですか。山の思い出と絆はプライスレス!
melonpanさん
学校生活が始まったばかりで、七日間の遠出はちょっとハード過ぎやしないかとも思っていましたが、むしろ逆でした。
連日早朝に起こしていたこともあり、連休明けでもちゃんと早起きする山リズムを継続中...
また、山の中では極力自分のことは自分でやらせているので、少しずつだけど家での自主性も身に付いてきたようです(笑)
プライスレスな体験のあと...私の財布はマネーレスに陥っています(涙)
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