景鶴山と尾瀬ヶ原
福島県
群馬県
新潟県
1000bero
- GPS
- 104:00
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 954m
- 下り
- 954m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 3:50
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 8:35
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 2:50
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 4:20
- 山行
- 1:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:35
| 天候 | 晴れ/雨/晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・今回の全ルートはトレースに従えばOK。但し、暗闇の中、やたらと湿原を歩き回ると現在地不明になるので注意。 ・景鶴山へはトレース明瞭でルーファイ不要であったが、与作岳下から景鶴直下はなだらかな地形なので視界不良時は注意。景鶴山直下は左右切れ落ちていて、トレース一人分ですれ違えない。滑落したらアウト、距離は短いが慎重に。 |
| その他周辺情報 | ・戸倉のプラリ館の駐車場には4台車があったので、鎌田の寄居山温泉に入浴。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
残雪山装備として：KAJITAX10本爪アイゼン
二村ピッケル
ExpertOfJapanアルミ輪カン
BlackDiamondストック
|
|---|
感想
【4/29】
夜半にゲート着。すでに20台程の車が駐車していた。軽食の後、仮眠をとる。4時過ぎ起床すると、係員や警察が開通準備を始め出した。駐車場収容台数以上と思われる車は係員に告げられ、引き返し、戸倉駐車場に向かったようだ。鳩待峠では料金徴収の渋滞に30分位かかる。山ノ鼻へ向かうと今年は雪が多めで、早めに川上川沿いに降りるルートであった。山ノ鼻で一息ついたのち見晴へ向かう。竜宮に近づくと小屋のカーテンが閉まっている、もしや小屋明け準備中？（見晴もまだ小屋明けしていない＝ビール無し）とものすごく不安になるが、竜宮小屋は営業していた。見晴テン場には先客なし。テン場の水場は掘り出されていた。桧枝岐小屋は営業中、弥四郎小屋、燧小屋は小屋開け準備中。シェルター設営後、時折小雨が降り、雷鳴があった。山ノ鼻以降ハイカーは少なく静かな1日であった。本日のテントは全3張り。
【4/30】
4:45起床、晴れ、シェルター内-4℃で内外着霜。6:35出発。東電尾瀬橋までショートカットで直行する。橋を渡るとそのまま尾根に取りつく。数組のパーティと単独行者と前後しながら与作岳を目指す。与作岳までは急登と平坦が階段状に交互に現れる。次第にトレースがはっきりしてくる。与作岳から見る景鶴山は尾瀬ヶ原からみるのとは異なって、鋭三角形の山容であった。最後の登りは両側が切れ落ちていて、1人分のトレースしかない。登り切った山頂は狭く20人は立てないだろう。ちょっと先のピークにいってみるが本峰ではなく、ひどく狭いので早々に戻る。3百名山に選ばれているせいかひっきりなしに入山する。これほど混雑するとは思わなかった。それでも、なんだかんでで2時間以上も山頂にいてから下山する。山頂直下は恐怖感は無かったが慎重に下る。往路は景鶴沢方向へ向かう。途中、腐ったグズグズの足元が崩れ滑落する。ピッケルのピックを2〜3回、雪面に打ち込み、両手が伸びきってシャフトにぶら下がったような恰好で何とか停止することが出た。所謂、滑落停止姿勢などできず、練習不足と反省。景鶴沢に降りると右岸に3か所デブリが出ている。一番大きなデブリを見物し早々に左岸に退散する。景鶴沢からシュプールを追って東方向に進む。ヨッピ橋にはまだ橋板がなく、鉄骨をアイゼンを履いたままで渡るが、滑りやすくひどく歩きにくい。竜宮小屋で祝杯をあげてから見晴に戻った。
【5/1】
1:00起床、-2℃。霜なし、晴れ。ノソノソ支度して六兵衛堀方向へ向かう。到着時は星空であったが次第に薄雲が広がり、未明には曇り出してきた。テン場へ戻り撤収作業を行い出発すると、雨がぱらつきだした。竜宮小屋で雨具の上衣とザックカバーを着用する。次第に雨脚が強くなり、下の大堀で雨具下を着用した。平日のせいか閑散としていたが、山の鼻のテン場には10張程テントがあった。シェルターを設営するころには雨が止んで助かったが、昼食後再び雨がぱらつきだした。なんだか寒いのでストーブを空焚きして暖をとる。夕食後、晴れ間がのぞいてきたがやる気がなく、横になると寝てしまった。
【5/2】
昨晩の気分からあまり期待していなかったが、意外なことに、4時前に目覚め、支度を始める。とりあえず牛首へ向かう。9時頃テン場に戻り、昼食後は見本園、夕食後は上の大堀を散策した。本日は大きな移動がなく、初めてゆっくり過ごすことができた。20時就寝、2℃、晴れ、テント20張り位。
【5/3】
2:00起床、晴れ、-3℃。夜半は結構風が強かったが、起床時にはほぼ風は止んでいた。シェルター内外着霜。目覚ましは1:00であったがウダ寝してしまった。支度を整え今日も牛首へ向かう。牛首から下の大堀を散策しテン場に戻ったのは8:30すぎであった。朝食後、撤収し、あっという間の5日間をフラッシュバックしながら鳩待峠へ向かった。
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