京都兵庫府県界中央分水嶺 板坂峠〜弓谷峠
- GPS
- 03:15
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 458m
- 下り
- 473m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根上は問題無く歩けますが、西山(559.7m)の西Ca.550ピーク南斜面上部岩場の登下降は要注意。大平山(540m)の西斜面の登下降も要注意。 弓谷峠手前は尾根が複雑で特に注意。 |
写真
感想
岩尾峰〜板坂峠(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1110674.html)間に引続き中央分水嶺未踏区間を歩いてきました。
板坂トンネル西口手前の道路の膨らみに車を停めて、旧板坂峠へ向かいます。峠から送電線巡視路を利用して尾根に上がり398mピークからの尾根に出合うと大きく右へ尾根は曲がり、鉄塔を二本過ぎると又北へ向かう。
小さなピークを過ぎると巡視路は左へ分水嶺から逸れるので、地形図通りに真っ直ぐ斜面を登って行く。踏み跡もテープ類も無くなり傾斜も次第に急になり大きな岩の斜面となる。獣道も大きな岩を避けて右上に逸れて尾根に登る様だ。これを辿ると分水嶺から外れるので岩の弱点を繋ぎ登って行くと傾斜が落ち尾根に到達した様です。其処には何方かが積んだと思われる岩のケルンが在った。御丁寧に降る方向と左直角の方向に小さな石も積まれていた。
分水界は西へ辿れば良いのだが、東に在る「西山(さいやま)」にも登るため足を延ばします。少し行くと展望良い岩が有るが戻りに登るため先を急ぐ。一度降って登り返せば三等三角点点名:八田559.71mの西山山頂です。残念ながら展望は無し。山名板には「西谷山」地形図は「西山」??
北への尾根と東への尾根にも踏み跡が有りました。
戻る途中で展望岩から北東側が見晴らせる。特徴のある弥仙山と若狭青葉山、大きな山体の長老ヶ岳。左の奥には丹後の由良ヶ岳も見えてます。
元へ戻って縦走を再開、ほんの少し行ったら南側が見晴らせる展望岩も在り、こちらは、櫃ヶ岳、雨石山、岩尾峰、八ヶ尾山、小金が岳と御岳。こんな素晴らしい展望が得られる府県界尾根だとは思いませんでした。
穏やかな尾根を辿り540mの大平山に到着、ここも針広混交林で展望は無いが正午を過ぎているので、お昼にする。
昼を済ませ弓谷峠へ向かいますが、府県界尾根を忠実に降るには確実に地形を読まないと尾根から外れます。少し降っては確認を繰り返し何とかコルまで降ってきました。
弓谷峠まではあと少しですが、ここからも確認の繰り返しでした。
無事弓谷峠に到着しましたが、林道を降り、県道を板坂峠まで歩いて車を回収するにはもう一頑張りです。
次回は、この続きで、藤坂峠を越えて篠見四十八滝背後の616mピークまでの区間を歩きます。
後日談:京都府の山(山名リスト)(http://www5f.biglobe.ne.jp/~tsuushin/sub15.html)によれば、「瑞穂町の南端、兵庫県との県境近くの山。山頂部は京都府の山。「にしやま」とは読まず、西山(さいやま・さいざん)であるということになっているが、実は西山は誤りで、西谷(さいだん)に由来する山名の西谷山(さいだんやま)が地元で用いられている正しい呼称である(内田)。なお、「西山(にしやま)」という項目(三省堂日本山名事典)は、現地での呼称を全く無視したものである。」と書かれています。点名「八田」の八田から西山を見れば大きな谷の後ろに聳える山で、その谷が「西谷(さいだん)」なのかは調べていません。
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