尾瀬ヶ原・「岳ヶ倉山」にアタックでも力及ばず


- GPS
- 08:51
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 362m
- 下り
- 363m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:45
天候 | 曇り晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・鳩待峠駐車場 一日2500円 ・詳細な尾瀬情報 https://www.oze-fnd.or.jp/archives/77967/ http://www.oze-info.com/info/oze/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険な個所はありません ・山ノ鼻より猫又川を北上し柳平を経て更に北上 二股手前の尾根より取り付き岳ヶ倉山を目指しましたが脚力不足でした。 |
写真
感想
夜間の通行禁止が解除されスムーズに鳩待峠駐車場に乗り入れた。
昨日の雨で駐車場も空いている。
早速、身支度をし山ノ鼻に向かう。
鳩待峠休憩所で登山届を投函しようとポストを探したが
見当たらず仕方なく出発した。
気温が高いので凍結もなく順調に下り山ノ鼻に着いた。
登山届のポストは至仏山登山口にあった。
だがポストが倒れていた。
どうして倒れたか分からぬが、起こし登山届を投函した。
何だか分からぬが何故か虚しかった。(ポストが倒れていたことが?)
気を取直し猫又川に沿って北上し二股手前の尾根を目指す。
この尾根を直登すれば岳ヶ倉山の山頂に立てる。
ただ、取り付きから山頂までの標高差約350m 足のつりが不安だ。
何度となく山ノ鼻に来ているが、猫又川に沿って歩を進めるのは
今日がはじめて不安と期待が同居する。
湿原は思った以上に凹凸で歩き難い。
風の影響でこのようになるのかな。白馬大雪渓のスプンカットと同じかな。
スズヶ峰にBCの方や登山者の方が入り、若干のトレースを期待したが、
昨日の雨ですっかりリセットされたようで踏み跡は全く見当たらない
地形図とGPSを頼りに歩を進めた。
この時期に成ると山からの雪解け水で細い水路が雪原を分断し
場所によっては迂回をさせられる個所もある。
残念な事は天気が優れない。
予報では晴れ、でも先はガスって全く見えない。
始めてのルートに不安が増幅する。
暫く歩を進めていくと、偶然、木の幹に小さな柳平の標識を見つけた。
更に進むと正面の尾根を挟んで沢が二手に別れている場所に着いた。
ここが二股か、初めて目にする景色だ。少し感動
早速、アイゼンを付け手前の尾根に取り付く。
キックステップで高度を上げるが見た目以上にキツイ
大杉が行く手を妨げ藪を漕ぐ。
取付いて何とか標高を上げて来たが足に異常が・・・
ゆっくり登るが、不安に成った。山頂までの標高を確認。
あと標高差で約250m。力が一気に抜けた。
展望なく稜線はガスで霞む、足の吊らないうちに平坦まで戻ろう
ここまで登った記録は残る。むりはだめ!
未練なく下山にかかった。沢に下り右岸に移動。
危険な個所は高巻し平坦な場所まで降りた。
アイゼンを外し暫く腰を降ろし周囲を見渡す。
風もなく聞こえるのは沢を流れる雪解け水
静寂の一時に雪解け水で乾杯
そして自分の踏み跡を辿り山ノ鼻に向け歩を進めた。
空が急に明るくなり雲の切れ間から青空が見えた。
今さら晴れても遅いと思った。何とも意地悪な山の神
でも、気も晴れた。今さらながら太陽はありがたいと思った。
時間はたっぷりある。尾瀬ヶ原を楽しんで帰ろう
山頂に立てなくてもチャレンジする楽しみを味わった山行でした。
また、チャンスがあったら計画したい
闘士を燃やした長い一日でした。
お疲れ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する