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Yamareco

記録ID: 1139759
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

浅間山荘〜浅間山外輪山周回 カモシカとの出会い

2017年05月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:26
距離
16.1km
登り
1,261m
下り
1,256m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:11
休憩
1:15
合計
7:26
7:49
10
スタート地点
7:59
7:59
23
8:22
8:24
11
8:35
8:42
44
9:26
9:35
5
9:40
9:40
16
9:56
9:56
29
10:25
10:25
30
10:55
10:58
9
11:07
11:08
16
11:24
11:26
19
11:45
11:47
27
12:14
12:45
11
12:56
13:06
34
13:40
13:40
4
13:44
13:47
37
14:24
14:25
10
14:35
14:39
25
15:04
15:04
11
15:15
ゴール地点
標準CTと異なりJバンドから鋸岳切っ先、バカ尾根など、登山道以外の所を歩いた実時間。
天候 くもり時々晴れ、稜線上は強風
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
 浅間山は気象庁指定の監視活火山であり、噴火警戒レベル2の火口より2km以内は立入禁止。4km以内は自己責任において。詳細は下記URLにて。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/level/PDF/level_306.pdf

 樹林帯内残雪により踏み抜き多発、特に黒斑山〜蛇骨岳間。アイゼン、滑り止めは不必要と判断。チェーンスパイクすら要らない。天候により稜線上と平地では体感気温差が大きい、レイヤー、冬装備を忘れずに。
その他周辺情報  5月20日、21日は車坂峠ヒルクライム開催のため、チェリーパークラインは交通規制となる。距離12km獲得標高1km斜度8%を40分で駆け抜ける。
 火山館は無料で休憩できる。きれいなバイオトイレ200円。

 浅間高原しゃくなげ園でシャクナゲが見ごろを迎えた。入園料200円。
小雨降る前橋市から90km西へ向かうと、薄曇りの浅間山荘天狗温泉。
2017年05月15日 08:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 8:00
小雨降る前橋市から90km西へ向かうと、薄曇りの浅間山荘天狗温泉。
六合目。2404mの黒斑山まで獲得標高が約1000m=1kmだ。
2017年05月15日 08:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
5/15 8:00
六合目。2404mの黒斑山まで獲得標高が約1000m=1kmだ。
蛇堀川。酸化鉄により茶色い川底。天狗温泉も単純鉄冷鉱泉で茶色い湯だ。湧出温度が9℃のため温めなくてはならない。
2017年05月15日 08:03撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 8:03
蛇堀川。酸化鉄により茶色い川底。天狗温泉も単純鉄冷鉱泉で茶色い湯だ。湧出温度が9℃のため温めなくてはならない。
落ち葉をラッセルして一ノ鳥居に。川の東側、不動滝へ進む。
2017年05月15日 08:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 8:23
落ち葉をラッセルして一ノ鳥居に。川の東側、不動滝へ進む。
カヤツリグサ。蚊帳吊草と書く。いわゆる道端の雑草の一種だが穂が朝日に照らされ美しい。
2017年05月15日 08:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 8:31
カヤツリグサ。蚊帳吊草と書く。いわゆる道端の雑草の一種だが穂が朝日に照らされ美しい。
ツルネコノメ。水分を好む草。川辺に群生していた。
2017年05月15日 08:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 8:33
ツルネコノメ。水分を好む草。川辺に群生していた。
不動滝。月曜の早朝ひと気もなくひっそり。
2017年05月15日 08:37撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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不動滝。月曜の早朝ひと気もなくひっそり。
火山館のご主人には大変世話になっているので、今回も男気を見せて6本運んでいく。雷とからっ風義理人情。
2017年05月15日 08:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 8:47
火山館のご主人には大変世話になっているので、今回も男気を見せて6本運んでいく。雷とからっ風義理人情。
硫化水素が発生しているが、微量であり立ち止まらなければ問題ない。
2017年05月15日 09:26撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
5/15 9:26
硫化水素が発生しているが、微量であり立ち止まらなければ問題ない。
火山館。毎度お世話になります。
2017年05月15日 09:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 9:30
火山館。毎度お世話になります。
薪と男気を運んできた。浅間山荘からの登山者が少なく、下の薪が減らないと言っていた。
2017年05月15日 09:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 9:30
薪と男気を運んできた。浅間山荘からの登山者が少なく、下の薪が減らないと言っていた。
スピーカーやアンテナも新しくなっていた。槍ヶ鞘、トーミの頭方面はガスガス。避難シェルターもある。
2017年05月15日 09:34撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 9:34
スピーカーやアンテナも新しくなっていた。槍ヶ鞘、トーミの頭方面はガスガス。避難シェルターもある。
見送られて出立。無事の帰還を・・・
2017年05月15日 09:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 9:36
見送られて出立。無事の帰還を・・・
カラマツの落葉を踏みしめて湯ノ平口。
2017年05月15日 09:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 9:41
カラマツの落葉を踏みしめて湯ノ平口。
外輪山稜線上はガスガス。今日は最初に草すべりへ行きたかったが賽ノ河原方面へ直進。予定を変え反時計回り周回にする。
2017年05月15日 09:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 9:42
外輪山稜線上はガスガス。今日は最初に草すべりへ行きたかったが賽ノ河原方面へ直進。予定を変え反時計回り周回にする。
樹林帯内は積雪がまだ残る。
2017年05月15日 09:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 9:46
樹林帯内は積雪がまだ残る。
樹林帯を抜けると浅間山が目前だが・・・機嫌が悪くガスで頭を隠している。
2017年05月15日 10:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 10:04
樹林帯を抜けると浅間山が目前だが・・・機嫌が悪くガスで頭を隠している。
変色したカラマツと仙人岳、虎ノ尾。
2017年05月15日 10:05撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:05
変色したカラマツと仙人岳、虎ノ尾。
三ッ石にはバランスよくケルン。
2017年05月15日 10:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:12
三ッ石にはバランスよくケルン。
とりあえずJバンドへ登っていく。風が強い。
2017年05月15日 10:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:12
とりあえずJバンドへ登っていく。風が強い。
ガスと風の分水嶺。折角なので目の前で見るため北東方面、バカ尾根へ向かう。自己責任で。
2017年05月15日 10:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:30
ガスと風の分水嶺。折角なので目の前で見るため北東方面、バカ尾根へ向かう。自己責任で。
振り返ると賽ノ河原、牙山、剣ヶ峰。小諸市内は晴れている。
2017年05月15日 10:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:30
振り返ると賽ノ河原、牙山、剣ヶ峰。小諸市内は晴れている。
浅間山。ガスも取れて火口が見える。鋸岳から北方は群馬県。ちなみにトーミの頭も群馬県、あとは長野県。
2017年05月15日 10:35撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:35
浅間山。ガスも取れて火口が見える。鋸岳から北方は群馬県。ちなみにトーミの頭も群馬県、あとは長野県。
鋸岳の切っ先に到着。分水峰でガスと風のせめぎ合い。気温3℃と強風で体感温度はマイナスだ。
2017年05月15日 10:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:41
鋸岳の切っ先に到着。分水峰でガスと風のせめぎ合い。気温3℃と強風で体感温度はマイナスだ。
踵を返し外輪山へ登っていく。岩によじ登る。
2017年05月15日 10:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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踵を返し外輪山へ登っていく。岩によじ登る。
地球ではない景色。火星探査のようだ。
2017年05月15日 10:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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地球ではない景色。火星探査のようだ。
鋸岳が見えてきた。
2017年05月15日 10:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 10:42
鋸岳が見えてきた。
ミネズオウ。高山の岩稜地に生育。まだ小さい。
2017年05月15日 10:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:47
ミネズオウ。高山の岩稜地に生育。まだ小さい。
鋸岳山頂。標高2254m。山頂標の文字が消えている。
2017年05月15日 10:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 10:56
鋸岳山頂。標高2254m。山頂標の文字が消えている。
今年は残雪が多い。
2017年05月15日 10:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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今年は残雪が多い。
コケモモ。可愛らしい花。
2017年05月15日 11:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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コケモモ。可愛らしい花。
虎ノ尾、仙人岳、白ゾレ付近も分水峰。すさまじいせめぎ合い。
2017年05月15日 11:10撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 11:10
虎ノ尾、仙人岳、白ゾレ付近も分水峰。すさまじいせめぎ合い。
浅間山外輪山。黒斑山、トーミの頭。
2017年05月15日 11:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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浅間山外輪山。黒斑山、トーミの頭。
博識ならざる愚か者、鳥の名前もわからない。調査中。上州の賢者yamayuriさんのご教授により「イワヒバリ」と判明。さすが2400mの高地、居るとは思わなかった。yamayuriさん、いつもありがとうございます。
2017年05月15日 11:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 11:13
博識ならざる愚か者、鳥の名前もわからない。調査中。上州の賢者yamayuriさんのご教授により「イワヒバリ」と判明。さすが2400mの高地、居るとは思わなかった。yamayuriさん、いつもありがとうございます。
ガス内に突入していく。岩稜のピークを行けばガスを避けられるが下は断崖。
2017年05月15日 11:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 11:15
ガス内に突入していく。岩稜のピークを行けばガスを避けられるが下は断崖。
振り返ると地獄絵図のような景色。
2017年05月15日 11:25撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 11:25
振り返ると地獄絵図のような景色。
仙人岳山頂。標高2319m。強風吹き荒れる。
2017年05月15日 11:26撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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仙人岳山頂。標高2319m。強風吹き荒れる。
南は白ゾレ、湯の平高原。白ゾレを吹き上げる風で北に飛ばされる。
2017年05月15日 11:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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南は白ゾレ、湯の平高原。白ゾレを吹き上げる風で北に飛ばされる。
北は強風でガスが抑え込まれている。分水峰の真ん中。
2017年05月15日 11:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 11:31
北は強風でガスが抑え込まれている。分水峰の真ん中。
蛇骨岳を過ぎ樹林帯へ入ると残雪。ようこそ踏み抜き地獄へ。
2017年05月15日 11:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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蛇骨岳を過ぎ樹林帯へ入ると残雪。ようこそ踏み抜き地獄へ。
私だけだろうか?こんなにも踏み抜くのは?
2017年05月15日 12:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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私だけだろうか?こんなにも踏み抜くのは?
黒斑山山頂。標高2404m。浅間山は居ないふりをしている。
2017年05月15日 12:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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黒斑山山頂。標高2404m。浅間山は居ないふりをしている。
山頂の一段下で昼食。今日はかき揚、かぼちゃ天のうどん。ねぎたっぷりで。
2017年05月15日 19:38撮影
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山頂の一段下で昼食。今日はかき揚、かぼちゃ天のうどん。ねぎたっぷりで。
今朝の残りご飯でツナマヨおにぎりを作って持ってきた。
2017年05月15日 19:37撮影
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今朝の残りご飯でツナマヨおにぎりを作って持ってきた。
食事後ガスが晴れてきた。
2017年05月15日 12:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 12:29
食事後ガスが晴れてきた。
景観は悪いがトーミの頭に寄る。猛烈な風、立っていられない。
2017年05月15日 12:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 12:59
景観は悪いがトーミの頭に寄る。猛烈な風、立っていられない。
小諸市内は晴れている。
2017年05月15日 12:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 12:59
小諸市内は晴れている。
戻って草すべりへ下っていく。
2017年05月15日 13:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 13:02
戻って草すべりへ下っていく。
急坂の草すべり、所々残雪がある。
2017年05月15日 13:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 13:07
急坂の草すべり、所々残雪がある。
美しい浅間山。おや!カモシカがいる。
2017年05月15日 13:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 13:18
美しい浅間山。おや!カモシカがいる。
ニホンカモシカ。国の特別天然記念物。しかし長野県、岐阜県では駆除対策指定動物となっている。保護と駆除の二律背反。生後一年の生存率が50%と厳しい環境で育つ。
2017年05月15日 13:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ニホンカモシカ。国の特別天然記念物。しかし長野県、岐阜県では駆除対策指定動物となっている。保護と駆除の二律背反。生後一年の生存率が50%と厳しい環境で育つ。
人懐っこいのか、呼ぶと反応しこちらを向く。私を人間と認識していないのか。逃げもしない。
2017年05月15日 13:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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人懐っこいのか、呼ぶと反応しこちらを向く。私を人間と認識していないのか。逃げもしない。
人相が悪く黒い顔の人間みたいな物に興味を無くし、草を食み始める。角が可愛らしい。
2017年05月15日 13:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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人相が悪く黒い顔の人間みたいな物に興味を無くし、草を食み始める。角が可愛らしい。
外輪山方面は青空になってきた。そんなことなど関係なく草を食むカモシカ。
2017年05月15日 13:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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外輪山方面は青空になってきた。そんなことなど関係なく草を食むカモシカ。
見上げる草すべり。
2017年05月15日 13:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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見上げる草すべり。
さらば、ニホンカモシカ。
2017年05月15日 13:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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さらば、ニホンカモシカ。
ガスが飛び美しい浅間山。大きい溶岩のところまで降りてきた。
2017年05月15日 13:26撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 13:26
ガスが飛び美しい浅間山。大きい溶岩のところまで降りてきた。
見上げるトーミの頭、黒斑山。帰りは花を眺めながらぶらぶらと・・・
2017年05月15日 13:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 13:39
見上げるトーミの頭、黒斑山。帰りは花を眺めながらぶらぶらと・・・
開花前のショウジョウバカマ。花言葉は「希望」
2017年05月15日 13:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 13:54
開花前のショウジョウバカマ。花言葉は「希望」
オオカメノキ。葉がカメの甲羅に似ているから。別名ムシカリ。虫が葉を好むから。花言葉は「以心伝心」
2017年05月15日 14:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 14:42
オオカメノキ。葉がカメの甲羅に似ているから。別名ムシカリ。虫が葉を好むから。花言葉は「以心伝心」
タチツボスミレ。
2017年05月15日 14:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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タチツボスミレ。
スミレ。花の中に側毛がある。
2017年05月15日 15:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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スミレ。花の中に側毛がある。
シロバナエンレイソウ。花言葉は「奥ゆかしい心」
2017年05月15日 15:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 15:04
シロバナエンレイソウ。花言葉は「奥ゆかしい心」
浅間山荘で二羽のキビタキが遊んでいた。さえずりが美しい。
2017年05月15日 15:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 15:09
浅間山荘で二羽のキビタキが遊んでいた。さえずりが美しい。
黄色いカラーリングが美しい。
2017年05月15日 15:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 15:09
黄色いカラーリングが美しい。
自生するクサボケ。
2017年05月15日 15:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 15:14
自生するクサボケ。
ムラサキケマン。
2017年05月15日 15:37撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/15 15:37
ムラサキケマン。
ヤマザクラとヤマブキに縁取られた浅間山荘登山口。いざ前橋へ帰らん。
2017年05月15日 15:37撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/15 15:37
ヤマザクラとヤマブキに縁取られた浅間山荘登山口。いざ前橋へ帰らん。
撮影機器:

感想

 15日月曜日、小雨予報の群馬県。鳴神山のカッコウソウ、袈裟丸山のアカヤシオを見たいが中止。当然上越方面は土砂降り。ならば雨の降らない所に行くことにした。
長野県中央部は晴れ時々曇り予報。

 小雨降る前橋を6時前に出立。碓氷峠、軽井沢は霧と雨で視界不良。
サンラインから小諸市へ入ると薄曇り。雨は降っていない。
チェリーパークラインはヤマザクラとヤマブキが両脇に咲き美しい道となっていた。
浅間山荘登山口のダート路肩に適当に路駐し出立。駐車禁止区域に停めない事。

 薄曇りの空の隙間から朝日が照らされ、早朝独特の澄んだ空気が清々しい登山道を歩む。
道端には西洋タンポポやスミレが群生していた。
浅間山荘登山口には火山活動度の表示看板があり警告を示している。
火口から4km以内は自己責任なのだ。この登山道なら一ノ鳥居辺りから、高峰高原からなら車坂峠辺りからが対象区域。

 不動滝を見て二ノ鳥居を過ぎると、薪が積んである所に出る。
恒例の火山館への薪運び。皆さんを温める大切な薪、一本持ってきてほしい旨が木片に書いてある。簡単だ!と思ったら大間違い、木は持ってみると分かるが結構重い。
私は何度も世話になっているので、必ず5本以上は背負っていく。今回も男気を見せ6本背負っていく。

 火山館のご主人と何度か話したが、前掛山への登山が出来なくなり、浅間山荘からの登山者が激減しているそうだ。ヤマレコのレコでもほとんど車坂から。その影響で薪を割って積んでも数がなかなか減らないそうだ。火山館は無料休憩所でもあり避難用シェルターもある。湯ノ平口からすぐ近く、きれいなバイオトイレもあり、中にも無料で休憩できるので是非立ち寄って欲しいと願う。利用して覚えておくべき。

 ご主人と言葉を交わし湯ノ平口へ。見上げると外輪山はガスガス。
予定では草すべりを登ってJバンドを下る時計回り周回だったが、天候の回復待ちで賽ノ河原方面へ直進する。反時計回り周回に変更。樹林帯に入ると残雪が多い。
どなたかのレコでミスコース、迷いやすいと記してあったが、確かにマーカーやリボンがなくトレースも分散していた。ただカラマツの切れ目やシャクナゲの生育地沿いを行けば自然と賽ノ河原へ出られる。私は何度も通っているので、体が覚えているのだろうか?

 賽ノ河原へでると一気に視界が開けて浅間山が大きく見えるはずだが、ガスで良く見えない。とりあえず見えているJバンド方面へ上がる。蛇骨岳から鋸岳が分水嶺になっておりガスと風がせめぎ合っているのが目の前で見られる。折角なのでバカ尾根へ行って分水嶺の分け目を目の前で見てくることにした。

 鋸岳から先は群馬県であり尚且つ登山道ではないので自己責任で。
ザレた足元と吹き上げる風に煽られながら切っ先に到着。ガスが上昇気流で吹き上げられるのがよく分かる。気温3℃だが体感温度はマイナスだ。非常に寒い。
ザレた足元から今度は岩場をよじ登って鋸岳へ向かう。

 鋸岳は山頂標の文字が消えていた。虎ノ尾から仙人岳は下からの猛烈な風。
吹き上げるように下から吹いてくる。仙人岳手前で初めて登山者とすれ違う。
当日は10名の方とすれ違った。ただし虎ノ尾〜トーミの頭間だけ。あとは一人静かな山行だった。

 白ゾレでも分水嶺を北と南で見られた。振り返るとガスに覆われた浅間山、外輪山、殺風景な賽ノ河原、まるで地獄絵図のような景色。明るい色が何もない。
蛇骨岳〜黒斑山間の樹林帯内は残雪が多く踏み抜き連発。10歩ごとに踏み抜きするのは体重と装備が重い私だけだろうか?また雪融けべちゃ泥もあるのでゲーター必須。
慣れというのは怖いもので、股まで踏み抜いても何事もないように冷静に対処するようになった。ちなみに全行程ノーアイゼン、チェーンスパイクすら要らない。無駄に足下重くしない方が良い。

 風が弱い黒斑山山頂の一段下で昼食。かき揚げと南瓜天ぷらのうどん。
朝ご飯が残ったので、ツナマヨおにぎり作り持ってきた物も食べた。
再装備してトーミの頭へ寄るが、猛烈な風で立っていることすら儘ならぬほど。
それでも小諸市内が晴れているのが見えた。あとはガスガスで視界不良。

 草すべりを降り始めると風も弱くなりガスも飛んでいった。
ふと外輪山を撮影すると視界にカモシカが見えた。距離にして10m程度。
昨年カモシカ平で4m程度まで接近したことがある。
草を優雅に食んでいる。人慣れしているのか全く逃げる気配がない。
呼びかけに振り向いて目が合ったが、人相の悪い真っ黒い顔に興味もなく何事もなかったようにまた草を食み始めた。私を人間と捉えていないのだろう。
少し近づいたが全く動じない。毛がつやつやしているのが、良く見えた。
5分程度カモシカを観察して湯ノ平口へ。

 浅間山荘までは登山道脇の花を眺めながらぶらぶらと。
途中カモシカ平にカモシカが現れるかなと期待していたが、気配すらなかった。
二ノ鳥居からは西側ルートへ。鳥がさえずり、川がせせらぎ、風が木々を揺らす音しか聞こえない静かな登山道。自分一人だけの世界と誤解しても誰も文句を言わない。
何も考えず目に映った景色や花を楽しみながら歩き、いつの間にか終点に到着していた。

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コメント

ニホンカモシカに会えたとは
growmonoさんこんにちは。
踏み抜き地獄とはいえカモシカに会えてよかったですね。私は最近会ったことがありません。
調査中の小鳥はイワヒバリと思います。
2017/5/18 11:09
野生の証明
 こんにちは、yamayuriさん。

 いつも鳥の名前ご教授頂き誠にありがとうございます。感謝です。
イワヒバリはもっと高地にいると思ってました。まだまだ勉強が足りません。
日本野鳥の会のHPでも、撮影されたものは長野や岐阜が多いですね。
http://www.birdfan.net/pg/kind/ord17/fam1710/spe171000/

 カモシカは良く会います。ここと草津本白根山では遭遇頻度が高いです。
昨年はカモシカ平にて、番いと子供の三頭連れを目の前で見ました。

 股までの踏み抜きは、積雪期、残雪期問わず私の定番です。他人が通れたトレース上でも豪快に踏み抜きます。慣れたもので、騒がず淡々と足を抜いて、何事もなかったかのように歩き始めます。
2017/5/18 12:58
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