白山 初めての自転車利用
- GPS
- 06:13
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,986m
- 下り
- 1,980m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・市ノ瀬〜別当出合間の道路は特に問題なし(もう少し早くゲートを開けて〜)。 ・中飯場付近から残雪あり。 ・この日は朝から気温も高めで、雪がほどよく緩み、危険はなかったが、斜面によってはなかなか融けにくい箇所もあるため、急斜面(甚之助小屋〜弥陀ヶ原の取り付き)では慎重に。 ・山頂直下の室堂側の残雪は、水屋尻雪渓から切れている。 |
写真
感想
(内容の薄い長文のはじまり はじまり・・・)
■長い林道、自転車で
2年前に買った入門者向けロードバイクを利用して、市ノ瀬〜別当出合間を、初めての自転車走行。これで登りはともかく、帰りは楽々やね〜、との思いで市ノ瀬の駐車場をスタート。
市ノ瀬のゲートでいったん自転車を降りる。ゲートの右端では、少し先に到着していたママチャリおじさんが、自転車が狭い隙間にひっかかるのか、なかなかゲートを通過できずに苦労していたため、自分はもう一方のゲートの左端から、自転車を片手に持ちヒョイっと通過。
さあ、ここから長い道のり。いつもの徒歩なら1時間以上かかるが、今回、スピードこそ出せないものの、この程度の斜度ならなんとか漕いでいけるし、徒歩より速い。
とはいえ、別当出合からの登りに備え、ここで体力を使い果たしては無意味、力を加減し、余裕をもって進む。
釈迦岳登山口を通過してすぐ、後ろに走行音。ふと見ると、さっきゲート通過で苦しんでいたママチャリおじさんが、もう追いついてきた。マジか。
と思ったら、これが噂に聞く(?)、電動アシスト自転車か!
ママチャリおじさん(俺も40過ぎたおじさんやけど、明らかにこの人が年配やったので、そう呼ばせてもらおう)がスィ〜と横切り、抜きざまに
「いやー悪いねぇ、申し訳ないねぇ」
と言いながら先を行く。何が悪いか、よくわからなかったが(おそらく、兄ちゃんは一生懸命自転車漕いでるのに、自分は楽して先に進んじゃって、悪いね、ってとこか?)、うーん、まいった。
ママチャリおじさんにどんどん離されていく、と思ったらまた、後ろから走行音。
また、電動アシスト自転車!その後、視界の先の方で、この2台目の自転車が、先行するママチャリおじさんを抜くところまでは見えたが、2台ともすぐ見えなくなった。
恐るべし、電動アシスト自転車。
正直、着いていけなくもなかっただろうが、そんなことすると、今日は別当出合で終了〜となるに違いないので、自制。
その後、徒歩の人や自転車を押して歩く人たちを何人か抜きつつ、ようやく別当出合に到着。約45分、歩くよりはずっと早いが、劇的というほどでもないか。(電動アシスト自転車なら、30分くらいかも?)
まあ、それでも、帰りを考えたら笑みがこぼれる、うっしっし。
■別当からの山歩き
自転車をロックし、別当出合でビデオなど撮影、再び歩き出す。
さて、吊橋を渡って登り出すも、うーん、やっぱり足が重い。自転車のせいや。
もっとゆっくり漕げばよかったか〜。もう、これからは、登りは抑えて行くしかない・・・。なんとも先行きが暗いスタート。
中飯場に到着。雪が多いが、まだ所々、登山道が出ている。
一応、いつでもスキーで登高できるように、スキー靴に履き替えるが、まだツボ足で登ろう。ここに登山靴をデポしようかと考えたが、帰りに忘れそうなので持っていく。
登り出してすぐに登山道は見えなくなるが、まだ藪も多い。スキーは履かない・・・
ってか、雪面は固すぎず、柔らかすぎず、スリップもほぼ無し。これは下手なシール登高より、ツボ足のほうが、今日は楽でいいな。
(だいたい、今の疲れた両足にスキーを引きずる力は出てこない・・・)
甚之助小屋で小憩をとり、さて今回はどちらから登ろうかな。スキーならいつもエコーラインやけど、今日は・・・十二曲り、黒ボコ経由。ツボ足で。
■そして山頂へ
弥陀ヶ原に取り付き、御前峰を前にホッと一息。
ズルズルと重い足を引きずり、水屋尻雪渓方面へ・・・いやいや、今の俺にシール歩行、ムリでしょ。五葉坂に方向修正。
五葉坂も上の方は石段がほとんど出ている。けっして歩きやすくはないが、雪面より力が伝えやすいため、疲れた足には助かる。ヨレヨレと室堂到着。
小憩後、御前峰、最後の登り込み。当然、登山道っしょ!
半分以上は雪面歩きだったが、今の俺に石階段はありがたい。すでに両足が軽く麻痺状態。息切れするほども動けない・・・。
それでもなんとか、かんとか、山頂到着、ありがとう、しらやまさん。
■お楽しみの滑降・・・のハズが
山頂でもスマホやビデオで撮影を楽しみ、LINEで山とスキー仲間に報告。
水屋尻雪渓の上部に移動し、ここでやっとスキーを準備。
昨日、前もって自宅で貼っておいたシールをベリベリ剥がし(意味ねー!)、いざ滑降!おりゃ〜!・・・ズデンッ!イテッ。いきなり尻もちスタート。
そんな自分でも、素晴らしい、滑りやすい斜面のおかげで、1分とかからず室堂平まで滑り降りる。ところが、斜度のゆるいこの辺りで、滑りながらビデオを回していたら、雪面の急な段差に足を取られ、左前方にみごと一回転、自分をも豪快に回していたりする(キョロキョロ、だれも見てないよね!)。
滑りの疲れを感じつつも、楽しいのでどんどん先に進む(と言うほど速くもない)。
帰りはエコーライン経由。この日は甚之助小屋まで、楽しめたぞ!
甚之助小屋から下部はまあ、この時期は、雪面が少しずつガタガタになり、木々も増えてくるので、快適なスピードというよりは、慎重なスキー操作を楽しむ。
■お楽しみその2、自転車・・・のハズが
そして中飯場手前でスキー終了!楽しかった。
中飯場小屋で登山靴に履き替え、登山道をパタパタおりる。
別当出合でお待ちかね、自転車の再登場!お待たせしました(パンクしてないよね)。
いざ、スタート、おー、楽ちん、速い!・・・速いが、ハテ、また両足が痺れてきた・・・。自転車なのに?ロードバイクは前傾姿勢やから、なんやかんや、足の血行が良くないのか、ペダルに乗せてるだけの足に、自然に力が入っちゃうのか?
シンドイ、シンドイと声がもれつつも約10分耐えしのぎ、市ノ瀬のゲートに到着。
ひー、苦しーい。自転車を止め、サドルから腰を下ろし、自転車を降りようとするも・・・ダメや、今、少しでも足を動かしたら、間違いなく痙攣する!
そのままジッと考える事、約1分、もうスっ転んでも構わんと決心、勢いよく右足を後方に跳ね上げ、なんとか無事着地(?)。何やってんだ・・・。
市ノ瀬のゲートを通過し、ようやく駐車場に到着。
やったー、無事つきました。しばらく放心後。LINEで皆に無事を報告。
■おまけ
帰宅時の運転中、なんか忘れているような気がしていたが、疲れていて、とても運転しながらの考え事なんてできない・・・。あぶないから、運転に集中しよう。
13時半頃、帰宅して思い出す。
(あ、お風呂、入ってくるの忘れた・・・)
■反省点、メモ
・ズバリ、ペース配分に尽きる。「自転車漕ぎ、思う以上に疲れてる」
最後まで余力を残す。「自転車は、下りも疲れる(?)」
・電動アシスト自転車は早い!
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