記録ID: 1141878
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳白馬沢右俣
2017年05月18日(木) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:37
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,759m
- 下り
- 1,759m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ、時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場林道からのアプローチは一部雪がつながっていないところがありますが、ほとんどスキーを履いたまま登れます。長走沢もつながっています。金山沢出合から上部は水流が現われているところはありません。 全山ザラメ。2500m以上では前日の降雪がわずかに積もっていましたが、数センチ程度で、これによる雪崩の恐れはありませんでした。 白馬山荘から頂上は雪が着いていません。頂上から三方境までもほぼ夏道が出ていますが、中途半端に雪が残っているところは歩くのが困難で要注意です。(スキーを履いて慎重に下りました) 白馬沢右俣は上部はものすごくいい斜面ですが、急斜面のため当日のかなり腐ったザラメ雪では、滑った後のスラフが延々と流れ続け、小さな雪崩程度になります。従って大人数での滑降は危険と思われます。 デブリの堆積エリアには前述のスラフが溜まっており、堆積してから時間が経っていないようでガチガチに固まっておらず、デブリ帯をスキーで滑ることも可能ですが、かなりしんどい通過になります。(恐らくツボ足では潜ってしまい、歩けない。) |
写真
撮影機器:
感想
今シーズン、なかなかチャレンジングなルートに行けていなかったので、天候が良ければ白馬沢に挑戦してみようと平日休みを取って行ってきました。
やはり大雪渓を登って、スキーを担いで山頂を越えてドロップポイントに到着するというアプローチはなかなか体力的にしんどいもので、シートラした途端に足が進まなくなりました。
肝心の白馬沢右俣は、傾斜はえらく急というほどではないものの、ザラメ雪のスラフがスキーで切ると途端に流れ始め、自分が滑った後にスラフの沢ができる状態でした。ルートそのものは滑りごたえ十分で満足できるものでしたが、下に人がいたり、複数名で滑降するには危険が伴うと感じました。
左俣と合流してからの白馬沢下部は広大な緩斜面で、大雪渓のように荒らされていないので、山スキーの練習をするにはとてもいいところでした。
とにもかくにも、とても充実した参考になりました。
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