常念岳〜蝶ケ岳 日帰り周遊
長野県
hiker-masa
- GPS
- 01:55
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 2,019m
- 下り
- 2,019m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
05:15 三股登山口
08:06 前常念避難小屋上
08:46 縦走路分岐
08:54 常念岳山頂
11:25 蝶槍
12:11 蝶ケ岳山頂
12:47 下山開始
14:48 三股登山口
14:59 駐車場
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| 予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
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しばらくは尾根を歩いて、そこから岩場の急登がはじまります。
まだまだガスは上がってきていません。
稜線の東と西でまったく様子が違います。
こちらからの姿はかなりの鋭角でかっこいいです。
おだやかな稜線歩きを楽しむのみ。
中央少し右側のへこんだところに蝶ケ岳ヒュッテがあります。
その向こうが蝶ケ岳頂上。
まったくピーク感がありません。
旧頂上の方がまだ頂上っぽいかも。
白出のコルを遠望。
穂高岳山荘が思い出されます。
感想
2010年のシーズンの始まり、ひと山だけというのもつまらないので、記録の中で目についた常念岳から蝶ケ岳の日帰り周回コースを歩いてみました。
これまでの遠征では、地元から車を使ったり、深夜バスとレンタカーという組み合わせでしたが、今回は電車という手段をとりました。
新大阪から新幹線、名古屋で特急しなので松本。
そこからレンタカーでした。
前日、暗くなる頃に三股の駐車場に到着。
少し暑くはありましたが、窓を閉めたままでもそれほど苦痛に感じることなく寝ることができました。
十分な睡眠を取ることができたため、4時起きでも問題なし。
予定どおり5時に出発することができました。
あたりはまだ薄暗く、林道終点の先、蝶ケ岳との分岐では森の中ということもあって写真も非常に暗くなっております。
そこからまずは常念岳に向かいます。
いきなりからつづれ織りの登山道。いいペースで高度を稼いでくれます。
約1時間ほど歩いたあたりからは蝶ケ岳方面がきれいに見えました。
きつい上りでしたが、2時間足らずで尾根上に到達。
広場になったところで休憩を取りました。
そこから少し尾根上を歩くと、前常念の姿を目にすることができました。
この時点ではあまりガスらしきものは上がってきていなかったんですが…。
小さなハシゴを登って、ガレ気味の急登部にさしかかりますが、時間的にまだ日陰の部分が多く、それほど苦しいものではありませんでした。
このあたりから常念山脈の稜線の向こう側に穂高が顔を出し始めます。
時には手を使うシーンもありましたが、難しいところはなく、前常念に到着できました。
避難小屋を見つつ少し登ると、穏やかな稜線が常念岳まで続いているのが見えます。
稜線の北側はほぼガスに覆われてしまい展望は利きません。東側もすこしずつ増えてきています。
こんな状態だけにどこかで雷鳥でも…と期待したのですが、この日は姿を見ることはありませんでした。
少しの登り降りを繰り返して縦走路との出会に向かいます。
時々ガスが完全に晴れて常念岳がくっきりと見えます。
頂上にいる人の姿もみえるようになってきました。
縦走路と合流してからは少しの間急な登りになります。常念小屋方面から登ってこられた方々はかなりしんどそうでした。
ここからは10分足らずで頂上に到達です。
絶景が待っていました。
槍穂の山並みが一望のもと。槍ヶ岳も見る角度によってはズングリとして見えることがありますが、こちらがわからは鋭い槍そのもの。
本当にかっこいいです。
ただ、景色にばかりは見とれていられません。
ここから蝶ケ岳まで縦走し、下山もしないといけないのですからね。
無理でない程度に早足で歩き始めます。
縦走路をこのあとコルに向かって降りていくのですが、1カ所だけ踏み跡だけをみていると道から外れそうになるところがありました。
コルまで下ってしまうと、その跡は登り降りを繰り返すようになります。
時間がたつにつれ、かなり暑くなってきます。
2400�辰鯆兇┐訃貊蠅箸六廚┐覆い曚匹僚襪気蚤領呂�削られます。
登りは本当にこたえました。
そんな時でも西の方角にはすばらしい景色、時々現れるお花たちに励まされるように脚を運びました。
登りの時から見えていた蝶槍。このの登りはきつかったけど、このあとは大してアップダウンはありません。
何事もなく蝶ケ岳頂上に着き、ヒュッテに戻って大休止。
あまりに暑かったので、ヒュッテで缶ビールを購入。
はじめて山でアルコールを飲みました。
ちょっと酔いが心配だったけど、飲むそばからエネルギーに分解されてしまったようです。
しばらくして降り始めましたが、いつもと完全に同じで、何の影響もありませんでした。
快調に下っていたんですが、途中から脚の裏がヒリヒリと。
久しぶりに痛みを感じました。
かなりの汗をかいていたので、フヤケてしまったようです。
最後はあまりペースがあがらなかったものの、予定どおり10時間ほどで行動を終えることができました。
これまでは登山口からのピストンばかりだったので、周回コースはすごく新鮮な感じがしました。
時間があれば縦走なんかもしてみたいですね。
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