乾徳山 鎖場は大渋滞

2017年05月21日(日) [日帰り]

• GPS: 08:44
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,293m
• 下り: 1,278m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:38
• 休憩: 2:57
• 合計: 8:35

8:32 乾徳山登山口バス停
8:59 9:00 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
9:22 9:25 銀晶水
10:04 10:14 錦晶水
10:23 10:23 国師ヶ原
10:27 10:30 高原ヒュッテ
10:33 10:33 国師ヶ原
10:39 10:39 役小角像
10:59 11:11 月見岩
11:15 11:15 扇平
11:40 12:06 髭剃岩
12:24 12:37 乾徳山
12:56 14:05 水ノタル
15:05 15:11 高原ヒュッテ
15:15 15:15 国師ヶ原
15:22 15:52 錦晶水
16:17 16:20 銀晶水
16:39 16:40 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
17:07 乾徳山登山口バス停

天候

晴れ（地上では30℃、7月並みの暑さ）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

乾徳山登山口バス停の横に大きな駐車場（20台）あり。
乾徳山登山口へ進むと登山口近くにも駐車場（10台）あり。
この日は朝8時15分時点でこの二つの駐車場は満車。
臨時駐車場（5台）にギリギリ停められた。

コース状況／危険箇所等

乾徳山は登山道を進むにつれ様相が変わって行くのが特徴

登り
・登山口から二つの水場（銀晶水、錦晶水）を越え国師ヶ原までが森林を進む
国師ヶ原には高原ヒュッテ（避難小屋）がありトイレも利用できる。

・国師ヶ原から扇平までは樹木も減り平原となる。
天気が良ければ富士山や南アルプスの展望が素晴らしい。
月見岩付近が休憩に適している。

・扇平から山頂までは再び樹林下を進み次第に岩場となる。
カミナリ岩、鳳岩の鎖場はシーズンにはかなりの渋滞が予想されるので早朝出発など時間をズラした方がよいかもしれない。

※このコースのクライマックスは全長20mほどあるであろう鳳岩の鎖場だろう。落ちたら当然ただでは済まないので時には退く勇気も必要かと。

降り
・山頂から水ノタルまでは岩の上を進むアスレチックなルートだが長くはない。
黒金山方面へと下山新道との分岐がある。
下山新道から高原ヒュッテ間はガレ場の急な下りで注意が必要（山と高原地図では破線ルート）
道が分かりにくい箇所があるがピンクテープを辿って行けば迷わない。

その他周辺情報

笛吹の湯（市外大人510円 20時まで）

写真

5/21 8:23

8時15分頃バス停前の駐車場に到着するも既に満車。
今日の乾徳山は人が多そうだ…

5/21 8:24

5/21 8:32

トイレを済ませ出発。気温は朝から20度を超えている。

5/21 8:42

乾徳神社で安全祈願

5/21 8:44

林道を登山口へ進む。
自分たちのほかにも複数の登山者たちが

5/21 8:46

新緑が美しい。
この暑さの中木陰が救いだ

5/21 8:58

登山口到着。トイレ寄ったり神社寄ったりしたので記録開始から30分もかかっている

5/21 8:58

5/21 9:00

5/21 9:11

出発前にアミノ酸を摂取した為か身体が軽い。今日は絶好調だ

5/21 9:19

一方同行のnameless7cは朝飯をしっかり食べなかったせいで力が入らず。飯抜きは良くない。

5/21 9:23

1つ目の水場、銀晶水。
ここは水量が少ない。
人が多いので通り過ぎる

5/21 9:24

今日は前も後ろも登山者だらけで賑やかだ

5/21 9:27

林道との交差点

5/21 9:37

駒止も大人数パーティーが休憩中だったので通り過ぎる。
ここら辺でnameless7cはかなりバテ気味

5/21 9:46

5/21 10:04

二つ目の水場、錦晶水到着。
ここで休憩を取る。
水場のすぐ近くに鹿が3頭も。一心不乱に食事中で登山者を気にも留めない

5/21 10:06

5/21 10:10

水を飲んでみたが冷たくておいしい。
10分ほど休憩を取りnameless7cも復活

5/21 10:16

水場を過ぎるとまた鹿が。
これも登山道からすぐの距離。警戒心無いなぁ

5/21 10:19

次第に道が平坦になってくる

5/21 10:21

乾徳山山頂が見えた！

5/21 10:22

国師ヶ原到着。
いくつかの登山コースが交差する

5/21 10:23

5/21 10:30

高原ヒュッテのトイレを借りる。
きれいな避難小屋だ

5/21 10:38

扇平へ出発。
程なく役小角の像が

5/21 10:39

昔ここに建物があったのだろうか

5/21 10:48

傾斜を上っていくと樹林が切れ平原へ変わる

5/21 10:48

春霞で富士山はぼんやり。南アルプスもぼんやりとしか見えなかった

5/21 10:50

気持ちよい道

5/21 10:59

5/21 10:59

月見岩到着。ここで小休止。
去年来た時はまだ冬で冷たい風の中震えながら休憩したのに今日は夏日。

5/21 11:12

後続の登山者もどんどん上がってくる

5/21 11:15

扇平から山頂へ出発

5/21 11:17

樹林の下のガレ場を進む

5/21 11:20

既に3時間経過。疲労した身にはガレ場は辛い

5/21 11:24

5/21 11:29

傾斜もきつくなってくる

5/21 11:33

5/21 11:34

ところどころ鎖もある。今日は身が軽いのであまり鎖に頼らず勢いで抜けた

5/21 11:35

春霞だ

5/21 11:35

まだかすかに富士山が見える

5/21 11:35

上る人と降りる人で渋滞するようになってきた

5/21 11:39

5/21 11:40

剃刀岩

5/21 11:43

カミナリ岩の鎖場を前に小休止。
nameless7cの調子がなかなか回復しないのでこの後の岩場に備えて。

5/21 11:43

桜？がまだ咲いている

5/21 11:46

カミナリ岩前の岩場が予想通り渋滞中

5/21 11:49

5/21 11:50

前回は霧の中で怖い雰囲気だったが今日は逆に気持ちよい岩場に

5/21 11:51

道幅はあるのでそれほど危なくないがいきなり切れ落ちていてスリルある岩場

5/21 11:52

眺めは良い。風が気持ちよい

5/21 11:52

梯子を降りるとカミナリ岩へ

5/21 12:00

混んでる

5/21 12:01

前回来た時は恐ろしかったカミナリ岩の鎖場だが今回は楽々クリア。
うーむ経験を積み成長できたのかな

5/21 12:03

5/21 12:03

5/21 12:03

5/21 12:06

雨乞岩の下をくぐる

5/21 12:06

5/21 12:07

胎内、とあるが横から見たら穴が開いていて潜れそうだった

5/21 12:07

チョップ！

5/21 12:09

5/21 12:12

鳳岩へ向かう途中展望が開ける。ここら辺でお昼にする人たちも結構いた

5/21 12:13

5/21 12:14

5/21 12:14

見ごたえある岩場

5/21 12:18

5/21 12:19

ついにラスボスの鳳岩が視界に

5/21 12:20

混んでるなぁ…これは20分位待ちそう

5/21 12:28

順番待ち中前の人たちの様子を観察し作戦を練る

5/21 12:28

まずはnameless7cから。
彼は岩場に来てから急に元気になりバテていたのが嘘のように俊敏にw

5/21 12:29

ふらつきながらも登っていく

5/21 12:29

5/21 12:29

無事安全地帯へ

5/21 12:30

自分は二回目だが、今回は余裕を持って登れた
(去年来た時は怯えながらやっとこさ登ったので)

5/21 12:30

5/21 12:32

山頂到着

5/21 12:32

前回雲の中だった山頂。
晴れだとこんなに眺めが良いのか。
まるで別の山だな

5/21 12:33

奥秩父が一望

背後の雲がまるで夏の雲だ。
山頂でも風がないと暑くてしょうがない

5/21 12:36

久しぶりに登りのコースタイム3時間以上の山に登ったなぁ

5/21 12:36

山頂は混雑していてゆっくりする雰囲気ではない

5/21 12:38

5/21 12:39

先の方まで岩稜が続いている。
前回は気づかなかった

5/21 12:39

5/21 12:41

水ノタルへの登山道へは梯子をいくつか降りる

5/21 12:41

これは面白そうな道だ

5/21 12:42

この岩場はどこまで続いてるんだろう

5/21 12:47

振り返ると山頂が大迫力

5/21 12:55

5/21 13:22

少し進んだ岩場で昼飯とする

5/21 13:41

正面は奥秩父主脈だろうか

5/21 13:41

あの尖った影は金峰山の五丈石か！？

5/21 13:52

地図を片手に山を調べる。黒金山、国師ヶ岳、金峰山は確認出来た。

5/21 13:53

黒金山と下山新道の分岐

5/21 13:53

此方が下山新道

5/21 13:55

前方に黒金山。ここから2時間ほどかかる

5/21 13:57

奥秩父パノラマ

5/21 14:01

5/21 14:03

下山開始

5/21 14:06

5/21 14:13

足元はかなり悪い

5/21 14:15

5/21 14:18

すぐに注意書きにあったガレ場の急下降が出現

5/21 14:20

かなりの斜度だ

5/21 14:23

下山中カミナリがゴロゴロ鳴り始める。
予報では金峰山が午後から雷来るとあったが…

5/21 14:24

5/21 14:31

足場の悪い降りがずっと続く

5/21 14:34

5/21 14:38

5/21 14:44

鎖も1箇所だけあった

5/21 15:00

5/21 15:04

雰囲気が急に変わると…

5/21 15:12

高原ヒュッテに戻ってきた

5/21 15:13

水を切らしたので道満尾根はやめて錦晶水経由で降りる事にした

5/21 15:38

水場到着

5/21 15:38

余裕ぶっこいて錦晶水で山コーヒーブレイク

5/21 16:10

帰りは駒止に誰も居なかった

5/21 16:20

帰りは銀晶水も飲んでみたnameless7c。
錦晶水と味は変わらないらしい…

5/21 16:38

陽が長いので焦りを感じる事なく行ける

5/21 16:38

5/21 16:39

登山口まで戻ってきた

5/21 16:39

降りは水場から1時間弱か

5/21 16:55

5/21 16:58

無事下山のお礼をする

5/21 17:06

駐車場到着

5/21 17:20

笛吹の湯で汗を流す

5/21 17:20

撮影機器：

iPhone 6 Apple

iPhone 7 Apple

感想

kukaminn

土日ともに快晴の夏日予報、この時点で覚悟していたが、朝の駐車場に30台以上の車を見て鳳岩は渋滞するだろうと確信した。
そして事実岩場は大混雑であった…(^_^;)

今回は前日も予定があり疲れが取れなそうだったので登山前にアミノ酸のスティックを飲んでみた。
あと朝飯も多めに取ったのだが、これが効いたのか久しぶりにコンディション良好、元気一杯で登山開始。
コンディションが良いと足も進む進む。

一方同行のnameless7cはコンディションが優れない様子。いつもは状況が逆なのだが…。

登山道は前も後ろも常に誰かが居て賑やか。
静かな山行を好む人にはイマイチな感じだろう。
子連れ登山者、ソロ、二人組、10人以上のパーティー、老若男女問わない様子はこの山の人気の高さを伺わせる。

錦晶水では鹿ともご対面。
あんなに至近距離まで近づいて来るのは相当人間に慣れてしまっているのだろう。
冷たい水を飲んでしばしの休憩。

程なく国師ヶ原到着。
先ほどまでの森林とは様子が異なり静かで明るい雰囲気の平らな樹林となる。
避難小屋の高原ヒュッテは綺麗でトイレも利用し易く憩いの場となっていた。

国師ヶ原を過ぎると今度は平原が広がる。
今回は春霞でイマイチだったが、空気が澄んでいれば富士山や南アルプスが美しいだろう。
月見岩周辺の開放感ある場所でしばしの休憩…

さっきから休憩ばかりと思われるかも知れないが、実際休憩ばかり取っていた…(^◇^;)

この後の岩場に入るまでnameless7cのコンディションは回復しないままだったのだ。
扇平からもしばらく不調だった彼だが、カミナリ岩手前の岩場あたりからは何故か覚醒し（？）ガンガン進めるように変身！
気分の問題だったのだろうか。

岩場に入ってからは混雑が続き、列が繋がる事もしばしば。
鳳岩の鎖場は予想通り大渋滞。
少し待ったが、次は自分らの番。
先にnameless7cに鎖を楽しんでもらい、二番手で鳳岩に。

去年超えられなかった雷岩の正面の鎖を危なげなく通過し、鳳岩も特に苦戦する事なく突破出来たのが成長を実感出来て嬉しかった。

去年雲の中で何も見えなかった山頂からの360度の展望も見れたし、満足満足。

下山は水ノタル方面へ向かい下山新道から。
これは黒金山への登山道だが、途中下山道と分岐する。
岩場の面白いコースで奥秩父主脈の眺めも良いおススメのコースだ。

ゆっくりし過ぎたのか、下山時は人の気配も疎らになっていたが、おかげで自分のペースでゆったり下山出来た。

やはりもう少し空いてる時期に来た方がじっくり楽しめそうだが、この新緑の景色はこの季節しか見れないものだし、迷うところだ。
変化に富んだ乾徳山は一度は行ってみる価値のあると思う。