九重山 トレッキング (九州山旅その4)


- GPS
- 05:55
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 608m
- 下り
- 875m
コースタイム
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:45
天候 | 二日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全て一般コースであり概ね整備された良い道ですが、星生山からの下りは岩場が続きちょっとスリリング。 また九重分れから北千里浜への道は荒れ気味で、人影も少なく決して良い道とは言えない状況でした。 |
その他周辺情報 | 壁湯温泉「旅館福元屋」に入りましたが、河傍の混浴露天風呂は野性味いっぱいでした。(300円 日本秘湯を守る会に加盟) |
写真
感想
山を始めた若い頃、日本アルプスに先んじて九州の山に登りました。
その時に訪れたのは阿蘇山と九重山でした。
カレンダーで見て感動した九重山のミヤマキリシマをみたくて...
買ったばかりのカモシカのエスパースのテント、それに友人から借りたシュラフ。
それらを担いで三俣山、大船山、中岳、久住山を登り、坊がツルで一人テン泊しました。
その時、法華院温泉の露天風呂に入りました。
記憶に依ればコンクリート打ちっ放しの湯船で、湯の花でドロドロした白く濁った湯でした。
今あの温泉はどうなっているだろう?
あのミヤマキリシマをもう一度見たい...
その想いを実現するためのトレッキングです。
最初は山に登らない日帰り入浴で考えていましたが、晴天が続き予備日を使わずに3つの百名山を登りきることが出来ました。
日程にもゆとりが出来・・・山小屋で一泊することになりました。
しかし悲しい性・・・時間が出来るとトレッキングだけではもの足りず、一つだけでいいからピークを踏みたくなりました。
手頃なピークを探し、「星生山」が候補に上がりました。
この山なら1時間程度の寄り道で登れそう・・・だけが理由でした。
安直な気持ちで登った星生山でしたが、西側から見るたおやかな山容とは異なり、東側は険しい岩稜を備えた山でした。
もちろん、大満足! 登って良かったです。
さて、本命の法華院温泉。
入浴してみると、どうも古い記憶とはつながりません。
屋根もない混浴の露天風呂だったと思うのですが、今は男女別の立派な内湯。お湯の濁りも薄く湯の花もない。野生味が減っています。
後で宿の人に聞いたら、湯船も何度か代わり、湯質も年月を経て硫黄泉ではなくなったとか。また熊本地震で大きな影響があったそうです。
記憶とは違っていても、湯船から扉一つで解放感抜群のウッドデッキに出ることが出来、大自然に包まれたすばらしい温泉にはかわりありません。
そのウッドデッキのおかげで、温泉に入りながら満天の星を見たり撮影することが出来ました。
誰かが見ていたら、裸で写真撮影している変人に見えたことでしょう...
ともあれ、坊がツル讃歌を口ずさみながら、のんびり山旅をすることが出来ました。
満開のミヤマキリシマにはちょっと早かったけど(見頃は2週間後ぐらいではないでしょうか?)、それは1万円の「弾丸フェリー」ツアーで実現すれば良いことです。
今回も実り多い山行となりました。感謝!
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