横浜の自宅を出たのは5時20分頃。保土ヶ谷BP+東名で西の県境に向かいます。夜に雨が降ったようですが、天気予報は丸1日晴れマークでした。大井松田の手前では雲も切れて富士山の頭が見えました。
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横浜の自宅を出たのは5時20分頃。保土ヶ谷BP+東名で西の県境に向かいます。夜に雨が降ったようですが、天気予報は丸1日晴れマークでした。大井松田の手前では雲も切れて富士山の頭が見えました。
国道246号から県道に進んで三国峠を目指すと、峠道ではまだ雲が取れておらず、霧の中でした。
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国道246号から県道に進んで三国峠を目指すと、峠道ではまだ雲が取れておらず、霧の中でした。
三国峠の駐車場には7時10分頃到着。今回はここを拠点に世附方面の滝を廻ることにしましたが、何しろ三国峠の標高が高く、体力がある午前中が下りメインに、足が疲れる帰路が登りになりますから、この点ちょっと気になります。
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三国峠の駐車場には7時10分頃到着。今回はここを拠点に世附方面の滝を廻ることにしましたが、何しろ三国峠の標高が高く、体力がある午前中が下りメインに、足が疲れる帰路が登りになりますから、この点ちょっと気になります。
準備を済ませて出発したのは7時15分。まずはお手軽に三国山を往復しておきます。入口は駐車場の脇から始まります。
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準備を済ませて出発したのは7時15分。まずはお手軽に三国山を往復しておきます。入口は駐車場の脇から始まります。
道は火山灰質の土で前日の雨で湿っていますが、泥ヌタにはならずに歩きやすいです。ただ、表層が軟らかいため、複数の踏み跡の筋ができていて、適宜歩きやすいところを進むようにします。
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道は火山灰質の土で前日の雨で湿っていますが、泥ヌタにはならずに歩きやすいです。ただ、表層が軟らかいため、複数の踏み跡の筋ができていて、適宜歩きやすいところを進むようにします。
峠から山頂までおよそ500mとなっていましたが、全線しっかりした勾配の登りのために、意外と疲れます。駐車場で準備されていた方もここを登ってきました。
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峠から山頂までおよそ500mとなっていましたが、全線しっかりした勾配の登りのために、意外と疲れます。駐車場で準備されていた方もここを登ってきました。
霧でピークが見えませんでしたが、黙々と歩いていたらほどなく山頂に到着。峠から25分くらいでした。写真を撮ろうと思っていましたが、山頂はご覧の通り木々に覆われて見晴らしは良くありません。
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霧でピークが見えませんでしたが、黙々と歩いていたらほどなく山頂に到着。峠から25分くらいでした。写真を撮ろうと思っていましたが、山頂はご覧の通り木々に覆われて見晴らしは良くありません。
仕方ないので、山頂の様子を少し写真に収めてさっさと峠に戻ることにします。山頂にはこんなベンチもありましたが、転がした丸太に板を乗せただけの簡単なものでした。山頂では他に2人のハイカーさんがやって来ましたが、皆さん大洞山方面の稜線に向かったようです。
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仕方ないので、山頂の様子を少し写真に収めてさっさと峠に戻ることにします。山頂にはこんなベンチもありましたが、転がした丸太に板を乗せただけの簡単なものでした。山頂では他に2人のハイカーさんがやって来ましたが、皆さん大洞山方面の稜線に向かったようです。
一旦三国峠に戻り、うっかり忘れていた日焼け止めクリームを塗ってから、改めて登山開始です。道の向かいに始まる「明神山」方面の稜線です。その明神山は一般に鉄砲木ノ頭と呼ばれるピークです。
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一旦三国峠に戻り、うっかり忘れていた日焼け止めクリームを塗ってから、改めて登山開始です。道の向かいに始まる「明神山」方面の稜線です。その明神山は一般に鉄砲木ノ頭と呼ばれるピークです。
こちらの道も火山灰質で、見た目には赤土のようですが、雨が降った後もそう滑りません。しばらく鬱蒼とした木々の下を抜けます。勾配は厳しくありません。
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こちらの道も火山灰質で、見た目には赤土のようですが、雨が降った後もそう滑りません。しばらく鬱蒼とした木々の下を抜けます。勾配は厳しくありません。
森の中の道は程なく終わり、今度は草原の中を進みます。もう雲が切れ始めていて、時折日が出たり隠れたりしていました。
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森の中の道は程なく終わり、今度は草原の中を進みます。もう雲が切れ始めていて、時折日が出たり隠れたりしていました。
草原の区間の勾配は平均的な登山道レベルですが、日が出てくると結構暑苦しくなります。右を見るとしばらく林の中に並行して踏み跡ができていたので、そちらを進みます。
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草原の区間の勾配は平均的な登山道レベルですが、日が出てくると結構暑苦しくなります。右を見るとしばらく林の中に並行して踏み跡ができていたので、そちらを進みます。
なんと言う花かは分かりませんが、ここで鮮やかに咲いていたやつも、下の林道ではもう道端にほとんど落ちていました。
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なんと言う花かは分かりませんが、ここで鮮やかに咲いていたやつも、下の林道ではもう道端にほとんど落ちていました。
こんな小さな花も咲いていました。ツルシロカネソウかとも思いましたが、中心部が黄色くておしべの数が多くてちょっと異なるようです。
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こんな小さな花も咲いていました。ツルシロカネソウかとも思いましたが、中心部が黄色くておしべの数が多くてちょっと異なるようです。
林の中の道は途中で終了し、再び直射日光を浴びながら登ります。勾配はそうキツくはないのですが、だらだら続く感じです。
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林の中の道は途中で終了し、再び直射日光を浴びながら登ります。勾配はそうキツくはないのですが、だらだら続く感じです。
途中、横を見ると、富士山の頭が雲の切れ目から見えたので、すぐにパチリ。これから天気は快晴になるはずですから、後でしっかり見えるようになるでしょう。
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途中、横を見ると、富士山の頭が雲の切れ目から見えたので、すぐにパチリ。これから天気は快晴になるはずですから、後でしっかり見えるようになるでしょう。
鉄砲木ノ頭に到着したのは8時28分。再スタートしてから20分の行程です。天気はまだ雲が日差しを遮ったり、強烈な日差しが出たりしていました。
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鉄砲木ノ頭に到着したのは8時28分。再スタートしてから20分の行程です。天気はまだ雲が日差しを遮ったり、強烈な日差しが出たりしていました。
富士山をバックに記念写真を撮りましたが、残念ながら富士山は頭だけチラ見できる程度しか写っていません。
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富士山をバックに記念写真を撮りましたが、残念ながら富士山は頭だけチラ見できる程度しか写っていません。
撮影を終えて先に進もうかと思ったら、雰囲気良く雲が上下に分かれて富士山が見えてくれました。当然撮影タイムです。帰路ではきっと雲が消えてきれいに撮れることでしょう。
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撮影を終えて先に進もうかと思ったら、雰囲気良く雲が上下に分かれて富士山が見えてくれました。当然撮影タイムです。帰路ではきっと雲が消えてきれいに撮れることでしょう。
鉄砲木ノ頭には立派な祠がありましたが、休憩用のベンチはありませんでした。そこから真っ直ぐ山中湖方面にも下れますが、もちろんここは稜線を進みます。勾配はキツくないです。
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鉄砲木ノ頭には立派な祠がありましたが、休憩用のベンチはありませんでした。そこから真っ直ぐ山中湖方面にも下れますが、もちろんここは稜線を進みます。勾配はキツくないです。
この道は神奈川と山梨の県境になるため、ずっとこのように境界標柱が打ち込まれていました。鉄砲木ノ頭にあった同じものには、脇に「三角点」と書かれた杭も立っていました。
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この道は神奈川と山梨の県境になるため、ずっとこのように境界標柱が打ち込まれていました。鉄砲木ノ頭にあった同じものには、脇に「三角点」と書かれた杭も立っていました。
一度軽いピークを登りましたが、基本的にずっと下りになります。途中勾配が強くなってきましたが、それでも一般登山道並みで、全般的に緩いです。
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一度軽いピークを登りましたが、基本的にずっと下りになります。途中勾配が強くなってきましたが、それでも一般登山道並みで、全般的に緩いです。
それでも、結構距離があるので、帰路でここを登り直さねばならないことを考えると、ちょっと面倒だなと思えてきました。
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それでも、結構距離があるので、帰路でここを登り直さねばならないことを考えると、ちょっと面倒だなと思えてきました。
やっと切通峠に到着。9時17分ですから、鉄砲木ノ頭から40分ほど掛かりました。ここを浅瀬方面にV字に戻るような形で折れて下ります。
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やっと切通峠に到着。9時17分ですから、鉄砲木ノ頭から40分ほど掛かりました。ここを浅瀬方面にV字に戻るような形で折れて下ります。
浅瀬方面に進む道は東海自然歩道と指定されますが、菰釣山方面からの県境尾根も東海自然歩道ですから、せっかく西南に進んでも、ここで世附方面に東に戻る形になるのかと思いきや、菰釣から高指山に南下してきて、そこから平野の方に進んで富士川方面に抜ける形になっていました。世附から切通峠までの区間は通行止め区間に指定されていましたね。
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浅瀬方面に進む道は東海自然歩道と指定されますが、菰釣山方面からの県境尾根も東海自然歩道ですから、せっかく西南に進んでも、ここで世附方面に東に戻る形になるのかと思いきや、菰釣から高指山に南下してきて、そこから平野の方に進んで富士川方面に抜ける形になっていました。世附から切通峠までの区間は通行止め区間に指定されていましたね。
途中から結構な斜面をつづら折れして下って行きます。踏み跡はありますが、ちょっと曖昧で、リボンもないので注意して下ります。
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途中から結構な斜面をつづら折れして下って行きます。踏み跡はありますが、ちょっと曖昧で、リボンもないので注意して下ります。
旧タイプの東海自然歩道の道標が出てきました。上には金属製の新しいものがあったので、もう通行止めは解除されているのでしょうが、普通に山深い登山道ですね。
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旧タイプの東海自然歩道の道標が出てきました。上には金属製の新しいものがあったので、もう通行止めは解除されているのでしょうが、普通に山深い登山道ですね。
この倒木のところも左に折れる形で下って行きます。あまり利用者がいないのか、今の時期でも踏み跡に落ち葉が覆い気味ですね。
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この倒木のところも左に折れる形で下って行きます。あまり利用者がいないのか、今の時期でも踏み跡に落ち葉が覆い気味ですね。
この辺には踏み跡が消えていて、尾根が分かれているため厄介なところです。左にも行けそうですが、道は直進する方の尾根になります。
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この辺には踏み跡が消えていて、尾根が分かれているため厄介なところです。左にも行けそうですが、道は直進する方の尾根になります。
するとまた支尾根がありまして、ここは左に下ります。リボンも何もないので、バリルートみたいな按配ですが、これでも「東海自然歩道」なんですねぇ。
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するとまた支尾根がありまして、ここは左に下ります。リボンも何もないので、バリルートみたいな按配ですが、これでも「東海自然歩道」なんですねぇ。
このトラバース区間はまるで書策新道みたいです。気を付けて慎重に進みます。
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このトラバース区間はまるで書策新道みたいです。気を付けて慎重に進みます。
結構下ってきたところで沢の音が聞こえてきました。そのまま進むと赤テープが表れ沢の脇に出ました。
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結構下ってきたところで沢の音が聞こえてきました。そのまま進むと赤テープが表れ沢の脇に出ました。
踏み跡はもうないに等しいですが、ここで一休み。先を見ると道は渡渉して沢の左側を進むしかないようです。
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踏み跡はもうないに等しいですが、ここで一休み。先を見ると道は渡渉して沢の左側を進むしかないようです。
すると、そのうちまた道標が出てきました。切通峠から結構歩いてきた感じがしましたが、まだ800mしか進んでないのですね。
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すると、そのうちまた道標が出てきました。切通峠から結構歩いてきた感じがしましたが、まだ800mしか進んでないのですね。
そして広々とした道に出てきました。これは間違いなく林道でしょう。
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そして広々とした道に出てきました。これは間違いなく林道でしょう。
軽い下りの砂利道を進んで行くと、すぐに分岐に出ました。こんなところに枝道があったとはつゆ知らず、ちょっと地図を確認してみますと、そもそも地図にはここまでの林道の線すら引かれていませんでした(笑。
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軽い下りの砂利道を進んで行くと、すぐに分岐に出ました。こんなところに枝道があったとはつゆ知らず、ちょっと地図を確認してみますと、そもそも地図にはここまでの林道の線すら引かれていませんでした(笑。
出てきたところに竣工年等を刻んだ石柱が立っていたので確認すると、登山道から出てきてここまでの区間は「新大棚沢林道」と言うようです。前の道標からも分かる通り、たった200mの区間です。
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出てきたところに竣工年等を刻んだ石柱が立っていたので確認すると、登山道から出てきてここまでの区間は「新大棚沢林道」と言うようです。前の道標からも分かる通り、たった200mの区間です。
その分岐は左側に大きくカーブして登って行く道で、それが大棚沢林道の本線なのでしょうが、もうすぐに行き止まりになります。今は東電の作業径路として使われているようです。
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その分岐は左側に大きくカーブして登って行く道で、それが大棚沢林道の本線なのでしょうが、もうすぐに行き止まりになります。今は東電の作業径路として使われているようです。
大棚沢林道はしばらく前に崩落して不通になっていたと聞いていましたが、道は良く整備されていました。画像では中央部に何か砂埃のようなものが見えますが、これは前日の雨で湿った土が直射日光に照らされて水蒸気を上げているものです。暑くなりそうです。
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大棚沢林道はしばらく前に崩落して不通になっていたと聞いていましたが、道は良く整備されていました。画像では中央部に何か砂埃のようなものが見えますが、これは前日の雨で湿った土が直射日光に照らされて水蒸気を上げているものです。暑くなりそうです。
こんな感じで新たに架けられたコンクリートの橋も2箇所ありましたように、どうやら崩落地点は全て補修済みのようです。そうでなければこれまであった轍跡は付く訳がないですものね。
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こんな感じで新たに架けられたコンクリートの橋も2箇所ありましたように、どうやら崩落地点は全て補修済みのようです。そうでなければこれまであった轍跡は付く訳がないですものね。
先ほどの分岐から1.8km歩くと、再び分岐が現われましたが、ここが帰路で使うバラシマ林道です。ここも崩落していて抜けられないと聞いていますが、どんな按配でしょうか。
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先ほどの分岐から1.8km歩くと、再び分岐が現われましたが、ここが帰路で使うバラシマ林道です。ここも崩落していて抜けられないと聞いていますが、どんな按配でしょうか。
その脇には「大棚沢林道」の名を刻んだ碑が立っています。この林道は80年代半ばに世附林道とセットで走りましたが、当時延々と30km以上走れた上、丹沢湖の脇には玄倉林道、北には神ノ川林道があって、本当にオフロードパラダイスでしたね。
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その脇には「大棚沢林道」の名を刻んだ碑が立っています。この林道は80年代半ばに世附林道とセットで走りましたが、当時延々と30km以上走れた上、丹沢湖の脇には玄倉林道、北には神ノ川林道があって、本当にオフロードパラダイスでしたね。
そのまま大棚沢林道を進むと、左に小さな棚沢がありました。プチ大棚の滝みたいですね。
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そのまま大棚沢林道を進むと、左に小さな棚沢がありました。プチ大棚の滝みたいですね。
大棚沢の水量は結構なもので、堰堤の幅一杯に水が流れ落ちていた点から、これから向かう大棚の滝もさぞ勢い良く水を落としてくれていることでしょう。
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大棚沢の水量は結構なもので、堰堤の幅一杯に水が流れ落ちていた点から、これから向かう大棚の滝もさぞ勢い良く水を落としてくれていることでしょう。
もう峠から5km歩いていますが、最初の目的地の大棚の滝はまだ先です。車道ゆえに勾配は大したことはないのですが、長い下りになるので、ちょっとつま先が痛くなります。
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もう峠から5km歩いていますが、最初の目的地の大棚の滝はまだ先です。車道ゆえに勾配は大したことはないのですが、長い下りになるので、ちょっとつま先が痛くなります。
3度目の分岐点。ここを右に折れて南に進む道は明神峠に抜ける世附林道です。ここも昔バイクで楽しんだ道ですので、後日最後まで歩いておきたいです。
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3度目の分岐点。ここを右に折れて南に進む道は明神峠に抜ける世附林道です。ここも昔バイクで楽しんだ道ですので、後日最後まで歩いておきたいです。
分岐から少しして、水音が激しくなってきたので沢を見ると、お目当ての大棚の滝が見えてきました。何となく道っぽいものが見えたので、適当にこの辺から斜面を下りましたが、本来滝の入口にポールが立っているはずです。
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分岐から少しして、水音が激しくなってきたので沢を見ると、お目当ての大棚の滝が見えてきました。何となく道っぽいものが見えたので、適当にこの辺から斜面を下りましたが、本来滝の入口にポールが立っているはずです。
丸太で角を支えていて、つづら折れするように下りましたが、この丸太はもう古くてかなり朽ちていました。やはり正規の道で下った方が安全ですね。
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丸太で角を支えていて、つづら折れするように下りましたが、この丸太はもう古くてかなり朽ちていました。やはり正規の道で下った方が安全ですね。
滝壺手前に降り立つと、こんな人工物が。良く見るとなにやらウォーターポンプのようなものですね。動力はどこから取っていたのかは不明ですが、そもそも水をどこに汲み上げていたのかも分かりません。逆にここに水を落として水車を回転させて電力を取っていたのでしょうか。
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滝壺手前に降り立つと、こんな人工物が。良く見るとなにやらウォーターポンプのようなものですね。動力はどこから取っていたのかは不明ですが、そもそも水をどこに汲み上げていたのかも分かりません。逆にここに水を落として水車を回転させて電力を取っていたのでしょうか。
渓流を進むと、ほどなく滝壺に到着しました。期待通り水量は多く、近付くと飛沫で濡れます。元々は水の流れは1本だったそうですが、何らかの自然現象でこのように2本に分かれて落ちるようになったとか。勢いがあって迫力がありました。
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渓流を進むと、ほどなく滝壺に到着しました。期待通り水量は多く、近付くと飛沫で濡れます。元々は水の流れは1本だったそうですが、何らかの自然現象でこのように2本に分かれて落ちるようになったとか。勢いがあって迫力がありました。
ちょっと離れたところの岩場にカメラを乗せてセルフタイマーで記念撮影。ちょっと位置がイマイチですから、滝が小さく見えちゃいますね(^∇^)。
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ちょっと離れたところの岩場にカメラを乗せてセルフタイマーで記念撮影。ちょっと位置がイマイチですから、滝が小さく見えちゃいますね(^∇^)。
せっかくだからカメラも写しておきました。今回持って行ったフィルムカメラはリトレック6X6と言う中判一眼レフカメラで、1968年にデビュー後、メーカーの武蔵野光機が資金難に陥り、レンズを引き受けていたノリタ光学に設計図その他を委譲し、70年にノリタ66として再デビューしました。リトレック6X6は35mm一眼レフをそのまま大きくしたようなカメラで、ペンタックス6X7よりも大分スマートに見えます。
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せっかくだからカメラも写しておきました。今回持って行ったフィルムカメラはリトレック6X6と言う中判一眼レフカメラで、1968年にデビュー後、メーカーの武蔵野光機が資金難に陥り、レンズを引き受けていたノリタ光学に設計図その他を委譲し、70年にノリタ66として再デビューしました。リトレック6X6は35mm一眼レフをそのまま大きくしたようなカメラで、ペンタックス6X7よりも大分スマートに見えます。
滝壺での撮影を終えて、正規の道で林道に登ります。ちゃんとこんな入口案内のポールが立っています。
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滝壺での撮影を終えて、正規の道で林道に登ります。ちゃんとこんな入口案内のポールが立っています。
Uターンして今度はバラシマ林道に向かい、その途中にある別の滝がこの日の2番目の目的地です。歩き始めると大棚の滝の上流にもう一段小さな棚沢があるのが見えました。
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Uターンして今度はバラシマ林道に向かい、その途中にある別の滝がこの日の2番目の目的地です。歩き始めると大棚の滝の上流にもう一段小さな棚沢があるのが見えました。
道端の草の上にタマゴらしいものを発見。大きさはウズラのタマゴよりちょっと大きいですが、鳥の巣はなかったですから、ヘビの卵かも。
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道端の草の上にタマゴらしいものを発見。大きさはウズラのタマゴよりちょっと大きいですが、鳥の巣はなかったですから、ヘビの卵かも。
Uターンしてからはずっと登りですから、地味に疲れます。しばらく歩いてやっとバラシマ林道の分岐に到着です。
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Uターンしてからはずっと登りですから、地味に疲れます。しばらく歩いてやっとバラシマ林道の分岐に到着です。
バラシマ林道由来のバラシマ沢とは、元々「茨島」と漢字で書いたそうですが、「バラジマ」と表記されることもあるようです。歩き出しの道は崩れてはいませんが、もう整備されていないので、ゴロタ石だらけで、歩くのも面倒な状態です。
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バラシマ林道由来のバラシマ沢とは、元々「茨島」と漢字で書いたそうですが、「バラジマ」と表記されることもあるようです。歩き出しの道は崩れてはいませんが、もう整備されていないので、ゴロタ石だらけで、歩くのも面倒な状態です。
沢の水量もしっかりしていて、ここも後で見られる滝が楽しみですね。
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沢の水量もしっかりしていて、ここも後で見られる滝が楽しみですね。
最初の崩落地が現われました。徒歩なら問題ないレベルですね。
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最初の崩落地が現われました。徒歩なら問題ないレベルですね。
次の崩落地点は道の真ん中がV字に流されている区間が長く続きます。右側斜面脇を抜けますが、かなり斜めになっていて大変なところもあります。ただし、滑り落ちてもせいぜい2mです。
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次の崩落地点は道の真ん中がV字に流されている区間が長く続きます。右側斜面脇を抜けますが、かなり斜めになっていて大変なところもあります。ただし、滑り落ちてもせいぜい2mです。
このV字谷が元は平坦であった証拠。この側溝は斜面側からの水の流れを左の沢に流すよう、道を横切って埋め込まれていたやつですね。
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このV字谷が元は平坦であった証拠。この側溝は斜面側からの水の流れを左の沢に流すよう、道を横切って埋め込まれていたやつですね。
溝になった区間はそのまま先の枯れ沢につながっていました。かつて大きな台風でここが激しい水流で流されたのでしょうね。道は画面中央から左に延びていますから、ここの溝を向こうに登らないといけませんが、結構な高さでちょっと面倒でした、上に出たら鹿の骨が散らばっていました。
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溝になった区間はそのまま先の枯れ沢につながっていました。かつて大きな台風でここが激しい水流で流されたのでしょうね。道は画面中央から左に延びていますから、ここの溝を向こうに登らないといけませんが、結構な高さでちょっと面倒でした、上に出たら鹿の骨が散らばっていました。
林道を進むと、ここにも通行止めゲートが置かれていましたが、これを置いた頃はまだここまで車で来られたことを示します。しかし、それ以降何ら修復が行なわれないまま放置されて、先ほどのような情況になった訳です。もう完全に廃道ですね。
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林道を進むと、ここにも通行止めゲートが置かれていましたが、これを置いた頃はまだここまで車で来られたことを示します。しかし、それ以降何ら修復が行なわれないまま放置されて、先ほどのような情況になった訳です。もう完全に廃道ですね。
またしてもV字に流されて道が寸断されています。ここは深さがあって真っ直ぐは登って行けませんから、一旦画面左の下流側に少し下って、傾斜が緩くなったところから向こうに抜けました。
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またしてもV字に流されて道が寸断されています。ここは深さがあって真っ直ぐは登って行けませんから、一旦画面左の下流側に少し下って、傾斜が緩くなったところから向こうに抜けました。
そして林道を少し進むと、いよいよこの日二つ目の目的地になるバラシマ沢二条の滝に到着しました。林道から滝壺に下るには道がないので、適宜下れそうなところを探して進みますが、濡れた落ち葉と土がじんわりと流れるので気を付けないといけません。滝は直下降するタイプではなく、滑滝になりますが、ここも流れが二つに分かれているのが特徴になります。水量が左右とも揃っているのが面白いですね。
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そして林道を少し進むと、いよいよこの日二つ目の目的地になるバラシマ沢二条の滝に到着しました。林道から滝壺に下るには道がないので、適宜下れそうなところを探して進みますが、濡れた落ち葉と土がじんわりと流れるので気を付けないといけません。滝は直下降するタイプではなく、滑滝になりますが、ここも流れが二つに分かれているのが特徴になります。水量が左右とも揃っているのが面白いですね。
滝壺でフィルムカメラで撮影し、フィルムを交換してさあ帰ろうと言う時にアクシデント発覚。リトレックの巻き戻しノブ(実際は巻き戻し機構はないので、フィルムを支えているノブです)の上面の化粧蓋がいつの間にか消えていました。ここに来た時には間違いなく付いていたので、フィルム交換時にそれが剥がれ落ちたのだろうと、目を皿のようにして探しましたら、岩の間に落ちているのを見付けました! 裏を向いていて接着剤の茶色い模様で落ち葉と見分けが付かないところですが、まん丸の形が決め手になって目に留まり安堵しました(^∇^)v
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滝壺でフィルムカメラで撮影し、フィルムを交換してさあ帰ろうと言う時にアクシデント発覚。リトレックの巻き戻しノブ(実際は巻き戻し機構はないので、フィルムを支えているノブです)の上面の化粧蓋がいつの間にか消えていました。ここに来た時には間違いなく付いていたので、フィルム交換時にそれが剥がれ落ちたのだろうと、目を皿のようにして探しましたら、岩の間に落ちているのを見付けました! 裏を向いていて接着剤の茶色い模様で落ち葉と見分けが付かないところですが、まん丸の形が決め手になって目に留まり安堵しました(^∇^)v
見付けたパーツをリュックに納めて道のないところを林道まで登り直します(前の画像)。林道に出て上から見る二条の滝もなかなか乙なものがありますね。
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見付けたパーツをリュックに納めて道のないところを林道まで登り直します(前の画像)。林道に出て上から見る二条の滝もなかなか乙なものがありますね。
林道はまだまだ倍くらいの長さで続くはずです。先の方でここでは初めてしっかりした橋が見えてきましたが、手前の倒木が阻みます。上下の間から抜けますが、リュックが引っかかって大変面倒でした。
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林道はまだまだ倍くらいの長さで続くはずです。先の方でここでは初めてしっかりした橋が見えてきましたが、手前の倒木が阻みます。上下の間から抜けますが、リュックが引っかかって大変面倒でした。
その橋には「バラジマ橋」と刻まれていました。それにしても、結構沢の名前でカタカナ表記されるものが多いですが、なぜなんでしょうね。
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その橋には「バラジマ橋」と刻まれていました。それにしても、結構沢の名前でカタカナ表記されるものが多いですが、なぜなんでしょうね。
橋の先は一層道が荒れていて、斜面からの落石が多いようです。白いザレがむき出しになっていたところも見かけましたが、結構地盤が脆いのは確かですね。
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橋の先は一層道が荒れていて、斜面からの落石が多いようです。白いザレがむき出しになっていたところも見かけましたが、結構地盤が脆いのは確かですね。
そして崩落地がまた出てきました。このすぐ向こうも崩れていますが、人が歩く分には問題ない幅が残されています。
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そして崩落地がまた出てきました。このすぐ向こうも崩れていますが、人が歩く分には問題ない幅が残されています。
その先ではちょっと下りになるところがありますが、その間のところに苔むした岩がいくつかあって、椅子&テーブル代わりになってくれるので、この辺で「出前山頂」タイム。いや、今回は「出前林道」になりました(^∇^)v
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その先ではちょっと下りになるところがありますが、その間のところに苔むした岩がいくつかあって、椅子&テーブル代わりになってくれるので、この辺で「出前山頂」タイム。いや、今回は「出前林道」になりました(^∇^)v
またしても土砂崩れで道が流されたところが2箇所現われました。最初のところは細かいザレのトラバースで問題なく進めましたが、ここはちょっとヒヤヒヤしますね。45度くらいの角度ですから、土なら踏ん張ってくれますが、砂利ですから慎重に進みます。
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またしても土砂崩れで道が流されたところが2箇所現われました。最初のところは細かいザレのトラバースで問題なく進めましたが、ここはちょっとヒヤヒヤしますね。45度くらいの角度ですから、土なら踏ん張ってくれますが、砂利ですから慎重に進みます。
その先もまた道が消えています。丁度トラバースするところの傾斜が多少緩いので助かりました。
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その先もまた道が消えています。丁度トラバースするところの傾斜が多少緩いので助かりました。
ここが元々しっかりした林道であった証拠に、奥にカーブミラーが倒れているのと、手前の路面がアスファルトであるのが見て取れます。もう30年くらい放置されているのでしょう。
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ここが元々しっかりした林道であった証拠に、奥にカーブミラーが倒れているのと、手前の路面がアスファルトであるのが見て取れます。もう30年くらい放置されているのでしょう。
左側にこんな棚沢が現われました。こうした小さな沢は無数にありますが、それらが束ねられて先ほどの二つの滝になるんですね。
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左側にこんな棚沢が現われました。こうした小さな沢は無数にありますが、それらが束ねられて先ほどの二つの滝になるんですね。
こんな鳥が周辺を飛んでいました。大きさは鳩とツバメの中間くらい。青い羽から見て、前に北相木の御座山に登った時に見たカケスでしょうね。
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こんな鳥が周辺を飛んでいました。大きさは鳩とツバメの中間くらい。青い羽から見て、前に北相木の御座山に登った時に見たカケスでしょうね。
途中左に東電の道標が見えました林道は「301」ですが、山側に「302」号線が続いています。どこにどうやって出るのかは全く不明ですからもちろん進みませんでしたが、位置的にここを登っても高指山方面に出られるかも知れませんね。
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途中左に東電の道標が見えました林道は「301」ですが、山側に「302」号線が続いています。どこにどうやって出るのかは全く不明ですからもちろん進みませんでしたが、位置的にここを登っても高指山方面に出られるかも知れませんね。
今度は右手の沢を渡る橋が見えてきました。林道からの入口には「西群馬幹線260号」と書かれたポールと、前の画像と同じ道標では「佐久間東幹線No.301号」となっています。鉄塔・送電線管理の径路なのは間違いないです。
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今度は右手の沢を渡る橋が見えてきました。林道からの入口には「西群馬幹線260号」と書かれたポールと、前の画像と同じ道標では「佐久間東幹線No.301号」となっています。鉄塔・送電線管理の径路なのは間違いないです。
そしてバラシマ林道はまたも崩落地点になります。ここは難儀することなく左端から抜けるだけです。
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そしてバラシマ林道はまたも崩落地点になります。ここは難儀することなく左端から抜けるだけです。
道は大きく右にカーブして登って行くところに出ますが、ご覧のように道の上に木の幹が自然に生えています。
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道は大きく右にカーブして登って行くところに出ますが、ご覧のように道の上に木の幹が自然に生えています。
またも土砂災害で道が埋まったところに出ました。
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またも土砂災害で道が埋まったところに出ました。
やっと林道終点に至りましたが、ここはかつてUターンできるように広場になっていたのが見て取れます。でも、先ほどの地点同様、長らく放置されていて、木が自然とここで繁殖していますね。道はもうありませんから、左上に続く尾根をよじ登るしか選択の余地はありません。
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やっと林道終点に至りましたが、ここはかつてUターンできるように広場になっていたのが見て取れます。でも、先ほどの地点同様、長らく放置されていて、木が自然とここで繁殖していますね。道はもうありませんから、左上に続く尾根をよじ登るしか選択の余地はありません。
尾根は勾配がキツくて幅が狭く、その上土質で軟らかいので、木の根や枝に手を掛けてよじ登ります。
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尾根は勾配がキツくて幅が狭く、その上土質で軟らかいので、木の根や枝に手を掛けてよじ登ります。
こんな感じで枯れ茎があると良いロープ代わりになってくれますね。
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こんな感じで枯れ茎があると良いロープ代わりになってくれますね。
一旦足場の良いところに登って振り返って見た画像。結構な勾配であるのが分かりますね。ただ、枝や木の根が豊富なので、結構ゆとりを持って登れます。
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一旦足場の良いところに登って振り返って見た画像。結構な勾配であるのが分かりますね。ただ、枝や木の根が豊富なので、結構ゆとりを持って登れます。
そこからの尾根もまだまだ急です。ご覧のようにロープはおろかリボンも何もありませんが、ここだけは踏み跡っぽくなっていますね。
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そこからの尾根もまだまだ急です。ご覧のようにロープはおろかリボンも何もありませんが、ここだけは踏み跡っぽくなっていますね。
上に出ると、左側からの尾根に合流します。そちらも踏み跡も何もない尾根ですが、ひょっとしたらこれも林道に下れるのかも知れませんね。登ってきたのはストックで指す方の尾根です。下りではここを見極めるのは難しいでしょう。
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上に出ると、左側からの尾根に合流します。そちらも踏み跡も何もない尾根ですが、ひょっとしたらこれも林道に下れるのかも知れませんね。登ってきたのはストックで指す方の尾根です。下りではここを見極めるのは難しいでしょう。
尾根に合流してからもまだまだ急登区間が続きますが、かすかな踏み跡っぽい筋が見えますね。
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尾根に合流してからもまだまだ急登区間が続きますが、かすかな踏み跡っぽい筋が見えますね。
するとこんな三叉に分かれたところに出ました。左に下る道、右上の尾根を進む側、その中間の斜面をトラバースして登る道があり、ちょっと悩むところですが、左下から上がってくる道が先ほど見た東電の径路だとしたら、同じように尾根上ではなく脇をトラバースする側が続きの道だろうから、そちらに進んでみることにしました。
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するとこんな三叉に分かれたところに出ました。左に下る道、右上の尾根を進む側、その中間の斜面をトラバースして登る道があり、ちょっと悩むところですが、左下から上がってくる道が先ほど見た東電の径路だとしたら、同じように尾根上ではなく脇をトラバースする側が続きの道だろうから、そちらに進んでみることにしました。
このような具合にしばらく尾根の下側を横向きに進みますと、道は不明瞭になってきましたが、先に青いマーキングが見えました。あの辺りから右上に進むのでしょう。
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このような具合にしばらく尾根の下側を横向きに進みますと、道は不明瞭になってきましたが、先に青いマーキングが見えました。あの辺りから右上に進むのでしょう。
道そのものはありませんでしたが、何やら踏み跡っぽいものを見付けてそれに沿って登ると、実はこれ、人の踏み跡ではなくて動物の足跡でした。しかし、上手い具合に緩やかになったところを通っているので、そのまま上を目指します。
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道そのものはありませんでしたが、何やら踏み跡っぽいものを見付けてそれに沿って登ると、実はこれ、人の踏み跡ではなくて動物の足跡でした。しかし、上手い具合に緩やかになったところを通っているので、そのまま上を目指します。
もう稜線は見えていますが、最後のところで右側にブナの巨木が斜面に立っていました。これを目印にしても良いでしょうね。
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もう稜線は見えていますが、最後のところで右側にブナの巨木が斜面に立っていました。これを目印にしても良いでしょうね。
そしてやっと県境の稜線に出ました。リボンも何もないので、出てきたところの木の枝に、枯れ木の枝を引っ掛けておきました。
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そしてやっと県境の稜線に出ました。リボンも何もないので、出てきたところの木の枝に、枯れ木の枝を引っ掛けておきました。
ちょっと進むと道標があり、高指山へは300mとなっています。高指山にはベンチがあるはずですから、そこで休んで踵が痛くなってきたのでバンドエイドでも貼っておこうと思いました。
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ちょっと進むと道標があり、高指山へは300mとなっています。高指山にはベンチがあるはずですから、そこで休んで踵が痛くなってきたのでバンドエイドでも貼っておこうと思いました。
高指山への登りはキツくはない勾配ですが、さすがにたっぷり歩いてきたので息が切れます。途中鉄塔があるところに出ましたら、富士山がはっきり見えました。雲は大体取れていますね。
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高指山への登りはキツくはない勾配ですが、さすがにたっぷり歩いてきたので息が切れます。途中鉄塔があるところに出ましたら、富士山がはっきり見えました。雲は大体取れていますね。
高指山には午後3時丁度に到着しましたが、山頂のベンチは4人組ハイカーさんらが腰を下ろしていて座る余地がありませんで、仕方なく富士山の写真だけ撮って先を急ぐことにします。
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高指山には午後3時丁度に到着しましたが、山頂のベンチは4人組ハイカーさんらが腰を下ろしていて座る余地がありませんで、仕方なく富士山の写真だけ撮って先を急ぐことにします。
高指山からの下りは珍しく土嚢階段になっていました。菰釣山方面を歩いた時にはたくさんありましたが、三国山から切通峠まで一度も見掛けませんでした。
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高指山からの下りは珍しく土嚢階段になっていました。菰釣山方面を歩いた時にはたくさんありましたが、三国山から切通峠まで一度も見掛けませんでした。
しばらく下って鞍部に至るとこんな案内板が立っていました。東海自然歩道の山梨県区間の地図ですが、すべて木で作られていて良い感じでした。
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しばらく下って鞍部に至るとこんな案内板が立っていました。東海自然歩道の山梨県区間の地図ですが、すべて木で作られていて良い感じでした。
その先で平野方面の分岐の道標があります。切通峠まで600mですが、地形図によると一度コブを乗り越えないといけないので、ちょっと疲れそうです。
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その先で平野方面の分岐の道標があります。切通峠まで600mですが、地形図によると一度コブを乗り越えないといけないので、ちょっと疲れそうです。
そして名無しピークから下ると(山頂は巻くようになってました)切通峠に到着。朝はここを左下に進んだ訳です。ここは中央を登ります。
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そして名無しピークから下ると(山頂は巻くようになってました)切通峠に到着。朝はここを左下に進んだ訳です。ここは中央を登ります。
ここからは鉄砲木ノ頭まで長い距離の登りになります。全体として勾配は緩やかですが、後半は普通程度の傾斜になって疲れます。
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ここからは鉄砲木ノ頭まで長い距離の登りになります。全体として勾配は緩やかですが、後半は普通程度の傾斜になって疲れます。
ほぼ平坦なところもありますが、それでもじんわり登りですから疲れます。高指山から下る辺りから、日差しが弱まって半袖シャツでは寒くなってきました。
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ほぼ平坦なところもありますが、それでもじんわり登りですから疲れます。高指山から下る辺りから、日差しが弱まって半袖シャツでは寒くなってきました。
ダラダラと続いた上り坂がやっと切れて先に富士山が見えてきました。鉄砲木ノ頭に到着です。
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ダラダラと続いた上り坂がやっと切れて先に富士山が見えてきました。鉄砲木ノ頭に到着です。
もう時間は4時過ぎなので逆光になりますが、これはこれできれいな富士山を拝むことができました。
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もう時間は4時過ぎなので逆光になりますが、これはこれできれいな富士山を拝むことができました。
北側を見ると、大月方面の三ツ峠山や清八山・本社ヶ丸鶴ヶ鳥屋山が見えます。
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北側を見ると、大月方面の三ツ峠山や清八山・本社ヶ丸鶴ヶ鳥屋山が見えます。
南には金時山から明神・明星ヶ岳の稜線や箱根の山が見えます。
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南には金時山から明神・明星ヶ岳の稜線や箱根の山が見えます。
そして進行方向には三国山からの稜線が見えますね。鉄砲木ノ頭は本当に展望が開けた絶景ポイントですね。
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そして進行方向には三国山からの稜線が見えますね。鉄砲木ノ頭は本当に展望が開けた絶景ポイントですね。
帰路は肌寒くなっていたので、あえて直射日光を浴びる草地側の道で下りました。ほどなく鬱蒼とした林の区間になったらゴールは目と鼻の先です。
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帰路は肌寒くなっていたので、あえて直射日光を浴びる草地側の道で下りました。ほどなく鬱蒼とした林の区間になったらゴールは目と鼻の先です。
そして三国峠には午後4時45分に到着。漠然と4時半頃の到着になるかなと思っていましたが、ほぼ予想が的中です。
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そして三国峠には午後4時45分に到着。漠然と4時半頃の到着になるかなと思っていましたが、ほぼ予想が的中です。
駐車場は目の前ですから、比較的楽に登山を楽しめますが、問題はここをスタート地点にすると、体力がある往路で下りが多くなり、疲れた帰路でここまで登りが多くなること。それでも今回のコースは、かつて楽しんだ林道の今の姿に触れ、西丹沢有数の滝を見て、これでもかと言うくらいの廃道を歩き、未踏だった西丹沢端の稜線区間を歩いて富士山を拝むことができて、大変濃い山歩きになりました!
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駐車場は目の前ですから、比較的楽に登山を楽しめますが、問題はここをスタート地点にすると、体力がある往路で下りが多くなり、疲れた帰路でここまで登りが多くなること。それでも今回のコースは、かつて楽しんだ林道の今の姿に触れ、西丹沢有数の滝を見て、これでもかと言うくらいの廃道を歩き、未踏だった西丹沢端の稜線区間を歩いて富士山を拝むことができて、大変濃い山歩きになりました!
トプさん、お疲れ様でした!
大変興味深いレコでした。
レコと地図を見比べてみると、結構林道があるんですね(^.^)
どれも行き止まりっぽいですけど(^.^)
今回は途中で引き返したみたいでしたが、
大棚沢林道で丹沢湖まで行けそうでしたか?
自分は丹沢湖を起点に使ってみたいです(^.^)
林道歩きも面白そうですね(^^♪
あと「出前林道」もありですね(*^_^*)
youさん、こんばんは。
世附から明神峠に抜ける世附林道も、途中から別れるこの大棚沢林道も大丈夫ですね。
作業車が通っていますから間違いないです。
今回は元々大棚の滝と二条の滝がメインだったので、丹沢湖の浅瀬方面までは行く必要がなかったですが、あと往復10km歩けば丹沢湖にも行けます。
でも、結局三国峠に戻るには長い距離の往復になるので、それは意味ないので初めから組み入れていませんでした。
超ロングコースで、明神峠から丹沢湖の浅瀬に近いところまで進み、途中から北上して大又沢沿いに進み、果てしなく北上して城ヶ尾峠に進んで甲州相州国境尾根に出て、西に延々と歩いて菰釣山-樅ノ木沢ノ頭-石保土山-大棚ノ頭-高指山-鉄砲木ノ頭-三国山-明神峠と50kmくらい(いや、軽くオーバーかも)の一周コースが組めますが、日帰りでこれをこなすのはちょっと無理ですね。
大又沢から城ヶ尾峠に出て、畦ヶ丸の方から権現山に南下して丹沢湖に戻る周回コースも面白そう。
こっちなら35kmくらいで済むのかな?
いずれにせよ、閉鎖林道は今回のバラシマ林道のように完全に廃道になった場合、スッパリと道が崖下に消えて、回避するルートも組めない場合もありますから、最新の情報を調べておきたいですよね。
甲相国境尾根を絡めると、
結構なロングコースになっちゃいますね^^;
一度、林道だけ下見するのもありですね(^.^)
浅瀬から大又沢を北に進んで、途中から椿丸方面に折れて山神峠を西に抜けて甲相国境尾根に出て南下し、切通峠から大棚沢林道経由で浅瀬に戻るコースもありですね。
まぁ、切通峠-浅瀬間が15km以上だから、これまた35kmコースになりそうですけどね(^∇^)b
それはそうと、閉鎖林道調査歩きなら付き合いますよ。
登山道の登りではとても付いて行けないけれど、林道なら走らない限り問題ないです。
また「出前林道」やりますか!
閉鎖林道調査歩き宜しいですか(^.^)
とりあえず自分の予定は、
明後日の31日(水)は天気が良ければ、
知り合いと塔ノ岳へ行く約束をしてしまっています。
6月は21日以外の水曜日なら今のところ空いています(^.^)
「出前林道」楽しみですね〜
了解しました!
では、来週の水曜日に林道歩き&ちょっとピークハントのコースを組み立てましょう!
メールしときますね!
6月7日(水)ですね、
了解しました(^.^)
宜しくお願いしますm(__)m
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