蕎麦粒山・川苔山 〜鳥屋戸尾根経由〜
- GPS
- 07:12
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,571m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR鳩ノ巣駅 out |
写真
感想
本日は奥多摩駅より8:20発の臨時バスで川乗橋BSへ向かい、川苔山を目指す人々の流れを無視するかのように鳥屋戸尾根にとりつき蕎麦粒山へ。
山と高原地図では鳥屋戸尾根は破線ルート扱いで参考CTも書かれておらず、レコをみる限りでは3時間〜4時間程度とばらつきがある。……が、東京都の「分県登山ガイド」(山と溪谷社)では3時間30分の記載があるため、これを標準タイムとし計画をたて、ハイク開始。はたしてほぼ計画どおりに笙ノ岩山へはおよそ2時間、そこから蕎麦粒山山頂までは1時間半弱で登りきることができた。
破線ルートとはいえ道標こそほとんどないものの、登山道は比較的明瞭。一部箇所でテープやリボンを見落としさえしなければほぼ迷うことなく山頂に立つことができる。地図では「迷」のマークがついているところがあり気を引き締めて歩いていたところ、特に迷うことなくいつの間にか通り過ぎていたなんて場面も。道標を整備さえすれば実線ルートにしてもおかしくなさそう。
さて鳥屋戸尾根はというと、序盤こそ植樹帯の薄暗いなかをひいこら登るものの、小一時間ほどでだんだんと広葉樹が増えてきて、眺望こそさほどではないものの明るい雰囲気の尾根となる。新緑の時期、これは気持ちいい。時折ある急登こそそれなりに堪えるものの、鷹ノ巣山の稲村岩尾根あたりを歩いたことがあるなら労せず山頂に立つことができる。そして臨時便が出るほどの賑わいをみせる川苔山と異なり、ハイカーの数が極端に少ない。本日すれ違ったのはほんの数人。これがよいかどうかは意見が分かれるところかもしれないが、しかして静かなハイクを望むのであればなかなか理想的では。少なくとも私はたいへん気に入った。
蕎麦粒山からはそのハイカーの多い川苔山を目指す。コースはゆるやかなアップダウンを繰り返しながら往くことになるが、ここまで登ってきたことを考えると(なにせバス停から一気に1000m超をひた登る)、たいへん気持ちがいい。風が吹けば涼やかで、奥多摩の山々を見渡せる眺望もまたよし。オススメです。
川苔山への到着時間は14時頃。さすがに朝から登っているハイカーはすでに姿を消し山頂には数人しかおらず、眺望をほとんど独占状態。なんて素晴らしい!
気分よく一本立て、あとは鳩ノ巣駅までの下山を残すのみ。実のところ鳥屋戸尾根を登ることが本日の主目的だったところ、全体をとおしてたいへん満足な山行でした。
はてさて本日もよいハイクでした。次はどこへ行こうかな。
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