【薮山レコ】東岐山・小金井山 〜会越国境稜線〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 724m
- 下り
- 724m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
標高540m、林道が大久蔵沢支流を横切る地点から入渓する。水量はそれほど多くなく遡行できそうである。堰堤を越えると徐々に勾配が増し途切れ途切れに雪渓が現れる。上流部まで来ると勾配は落ち着き安定した雪渓が続く。県境近づく源流域は新緑のブナ林が広がり気持ちがよい。
東岐山の東鞍部(930m)からは県境稜線から東岐山を目指す。低潅木の薮が密集しているが背丈は低く踏み跡らしき痕跡もある。それほど苦労もなく東岐山に到達。山頂部は平坦で広く、まだ半分以上が残雪に覆われていた。当然、三角点は確認できない。展望は素晴らしく西側には端正な駒の山容をした駒形山や川内山塊の盟主、矢筈岳から太郎山へ連なる稜線を一望できた。また南西側には残雪たっぷりの村杉半島の山や浅草岳、守門岳も遠望出来た。
小金井山に向けて東岐山を下り始める。残雪は南の肩までで終わり、そこから方向を南西に変えて薮の細尾根が続く。背丈を越える潅木薮の中に比較的明瞭な踏み跡が時々現れるのは意外でもあり助かる。最低鞍部の880m付近からは笹薮が混ざり登りにくくなる。中間ピークの934m峰付近と小金井山手前では連続する残雪を拾えてペースアップ。稜線上は北西側が潅木薮に覆われており南東側に雪堤が残る傾向にある。
小金井山は北西側が最高点になっており薮が露出している。松とイヌツゲとヤマグルマの混ざる潅木藪の下を探すと苔むした三角点が見つかった。三角点の脇にはイワナシがひっそりと咲いていた。会越国境稜線上にある小金井山は残雪期の縦走記録はいくつか見られるが三角点を確認するには今の時期がベターと思われる。川内山塊と下田山塊、只見の眺望を楽しみながら昼の休憩後、往路を下山した。
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