イワカガミを見に那須岳（茶臼岳、朝日岳）へ

2017年06月09日(金) [日帰り]

• GPS: 05:18
• 距離: 7.2km
• 登り: 533m
• 下り: 519m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 1:03
• 合計: 5:18

10:24 那須ロープウェイ山頂駅
10:33 10:35 牛ヶ首山頂分岐
11:04 11:04 山頂口
11:22 11:30 那須岳
11:39 11:39 お釜口
11:59 11:59 硫黄鉱山跡
12:22 12:22 峰の茶屋跡避難小屋
12:34 12:34 剣が峰
12:39 12:42 恵比寿大黒
13:04 13:04 朝日の肩
13:15 13:28 朝日岳
13:33 13:37 朝日の肩
13:50 13:52 恵比寿大黒
14:04 14:15 峰の茶屋跡避難小屋
14:17 14:17 硫黄鉱山跡
14:35 14:36 無間地獄
14:43 14:43 姥ヶ坂
14:45 15:03 牛ヶ首
15:09 15:10 高雄口
15:36 15:36 牛ヶ首山頂分岐
15:42 那須ロープウェイ山頂駅

天候

晴れ／曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新幹線で那須塩原下車（那須塩原着8：12）
東野交通で那須ループウェイ（終点）下車（8:35発、9:22着）
那須ロープウェイで山頂駅へ（9:40発、所要時間4分）

帰りは最終のロープウェイの一つ前の16:00発、バスは16:33発黒磯行き

注）平日ダイヤ

写真

6/9 8:23

那須塩原駅のコンコース2階より西側の風景
中央が茶臼岳、その右の尖っているのが朝日岳

6/9 10:02

那須ロープウェイのゴンドラ内よりより朝日岳

6/9 10:21

那須ロープウェイの山頂駅より那須の街
サンチュ駅の気温12℃

6/9 10:34

これより登る茶臼岳

6/9 10:37

朝日岳方面

6/9 10:47

登っていくと、色の異なる溶岩がある。
噴火の時期の違いか？

6/9 10:50

頂上手前に現れた大きな岩隗
「大岩」と名前がついていた

6/9 10:54

大岩の上から、登ってきた道を振り返る
左側中央に見える尾がロープウェイの支柱と駅舎

6/9 10:57

道は溶岩だらけだが、ペンキの目印やロープが張ってあるので、迷うことはない。

6/9 10:59

朝日岳の深い谷、峻険な山体、岩場、ガレ場が見えてくる

6/9 11:06

朝日岳の特異な姿が現れてくる

6/9 11:06

三本槍岳（左側）

6/9 11:08

茶臼岳のやや下にある三角点（四等三角点）

6/9 11:09

茶臼岳の旧火口
すり鉢状になっている

6/9 11:15

茶臼岳の山頂

6/9 11:13

茶臼岳の山頂の鳥居

6/9 11:14

茶臼岳の山頂の祠

6/9 11:23

西側にはまだ白い山が見られた
（山名不明）

6/9 11:25

茶臼岳からひょうたん池が見られた

6/9 11:26

茶臼岳の南西方面から上がる噴煙

6/9 11:50

おそらく流れた溶岩によってできた溶岩丘

6/9 11:47

峰の茶屋跡避難小屋へ向かう途中の風景
緩やかな斜面に石を一直線に並べたよう見える
どうするとこのようなものが、できあがるのか？

6/9 11:53

途中、噴煙が見られた

6/9 12:01

峰の茶屋跡避難小屋
小屋内の温度計は10℃
宿泊はできないとのこと

6/9 12:25

峰の茶屋跡避難小屋より茶臼岳を振り返る

6/9 12:27

峰の茶屋跡避難小屋を過ぎるとイワカガミが目立つようになる

6/9 12:28

ウラジロヨウラクの蕾

6/9 12:29

イワカガミの蕾

6/9 12:30

積雪期、残雪期にトラバースするとき難所となる地点の雪も残りわずかである。
汚れているが、スプーンカットになっている。　

6/9 12:31

白花のイワカガミ

6/9 12:32

イワカガミの群落

6/9 12:32

イワカガミ（白花）の群落

6/9 12:33

？

6/9 12:35

朝日岳の山容

6/9 12:37

？

6/9 12:44

岩場歩きとなるが、鎖やステップが整備されているので、問題なく歩ける

6/9 12:46

偶然とは思えない、緊張感のある岩
飛んできて挟まったとしたら、奇跡である。
周囲が崩れて残ったものか？

6/9 12:47

岩場の登り

6/9 12:49

？

6/9 12:53

急峻な岩場のトラバース道も翌整備されている

6/9 12:54

溶岩が重なるようなすごい景色

6/9 12:54

剣ヶ峰下の細い道を進む

6/9 12:58

6/9 13:07

朝日岳の尾根に整然と並んだ岩

6/9 13:11

朝日岳の頂上付近で見つけたカンスゲ

6/9 13:14

朝日岳の山頂

6/9 13:20

天気は良かったのだが、午後になったら、怪しげな雲が湧き上がってくる

6/9 13:24

朝日岳からみた茶臼岳（中央）と剣ヶ峰（右側）

6/9 13:32

朝日岳の尾根に映える中木
一日歩いて、ここだけであった。（少し下ると出てくる）

6/9 13:38

岩場の滑りやすいところを、木材で滑り止めを作ってあった

6/9 13:53

猫の耳のような形をした奇峰、恵比寿大黒
かつては3つの岩があったそうだ。

6/9 14:22

峰の茶屋跡避難小屋まで戻り茶臼岳の西側を歩く
硫黄鉱山跡で噴煙が上がっている

6/9 14:22

周囲の硫黄
この辺りは硫黄臭がすごい
（御嶽さん噴火時に硫黄臭という言葉はおかしい、硫黄は無臭との議論があったが、では、なんと言えばよいのかがわからないので、硫黄臭のまま使用します）

6/9 14:32

無間地獄（無間火口）の噴煙
噴煙に勢いがあり、シューシューと音を立てていた。

6/9 14:45

南側から見た茶臼岳

6/9 15:13

綺麗に並ぶイワカガミ
牛ヶ首と那須ロープウェイの間

6/9 15:25

イワカガミアップ

6/9 15:27

？

6/9 15:30

イワカガミ
斜面に咲いていたので、下部から撮影

6/9 16:01

ケーブルで下山
天気はだいぶ怪しい
実際、この15分後には大粒の雨が降り出した

6/11 14:50

[追加]
2日後、6/11那須のフラワーワールドから見た那須岳

6/11 14:50

[追加]
2日後、6/11那須のフラワーワールドから見た那須岳
左が茶臼だけ、中央の低いのが剣ヶ峰、その右が朝日岳

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

四等三角点

那須塩原、黒磯で所要が土日にあった。それを挟む金曜日か月曜日に那須岳へ寄ろうと考えたが、事前の天気予報は良くなかった。しかし、前日になり金曜日（6/9）の予報がよくなったので、急遽予定した。
梅雨の合間にうまくチャンスをつかむことができた。

2つのことを同時にやろうとしたので、大荷物になってしまったが、コインロッカーを利用して何とかなった。

那須岳は3回目であったが、硫黄臭、溶岩、噴煙、頂上部に草木が少ないなど火山の特徴を改めて体感で来た。

今回はイワカガミが見ごろであった。しばらく見ていなかったので、これは良かった。

調べると最近の噴火は下記のように多いことが分かった。注意が必要。
　1881年　西側(無間火口）、北西側の火口
　1953年　西側(無間火口)、旧火口の西側斜面で
　1960年　北西側
　1963年　西側(無間火口)、西斜面

16時前にロープウェイ山頂駅まで戻ってきたが、駅舎ではあわただしく机やいすの並べ替えが行われていた。
夜間特別運行「ムーンライト・スペシャルナイト」 の準備だそうで、バンド演奏の準備も行われていた。考えてみれば、6月9日は満月、特にこの時期の満月は高度が低く赤みがかかるので、ストロベリームーンという洒落た名前が付けられている。
しかし、夕方になって、雲に覆われてしまい、残念だったことと思う。

バスの運転手さんの話では、この企画が過去3回行われたが、いずれも雨で、一度も月が見えたことがないとのこと。（笑）
想像だが、あの広く広がる景色の中から月が出てきたら、さぞかし綺麗で雄大な景色が見られることだろう。

（Yontousankakuten -Tokenzakai)