白馬岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,870m
- 下り
- 1,271m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓には落石がよく目についた、要注意!!。 |
写真
感想
二泊三日の白馬三山縦走を天気の関係であきらめ、一泊二日の白馬〜白馬乗鞍縦走に変更する。自宅より約540キロを、途中寄り道をしながら10時間をかけて下山口にした栂池高原駐車場に着く。翌早朝一番電車に乗るため、JR白馬大池駅を目指し歩く。コンクリートの下り道は膝にくる。一番電車の車窓から見るさわやかな白馬の山並みはきれいすぎる。駅前で弁当を買い、バスに乗る。猿倉荘前の登山相談所で登山届を出す。さすが大雪渓のためかアイゼンのレンタルもしている。いよいよ出発だ。途中自転車をかつぃだ人に追いつく。聞けば白馬岳より蓮華温泉に自転車で向かうそうだ。「お疲れさん!…」の大きな石に迎えられ白馬尻小屋に着く。まだ小屋の前まで雪渓が残っている。さあ簡易アイゼンをつけて出発だ(登りの大雪渓は4本爪でOKだが乗鞍の向こうの下りの雪渓では怖い思いをした、6本爪が必要と感じた!)。青空の下、大雪渓を歩くのは楽しい。少し色が薄くなった赤いベンガラの上を一列に歩いている、我々もその一員になって歩く。落石がところどころにある。上越教育大学のワンゲル部の諸君に出会う。大きな大きなザックを背負って明るく挨拶をしてくれる。山に来る若人はみんなさわやかだ。やっと雪渓をぬけ、小屋をすぎると、お花畑が始まる。頂上宿舎に着くと、相方がはがきを出すという。宿舎内に郵便局があり、消印が貴重とのこと。尾根に出ると少しガスってきたが日本一の収容人数を誇る白馬山荘が見える。山小屋に着くと玄関横に例の自転車が置いてある、すごい体力だ。山小屋にレストランがある。我々もレストランでビールで乾杯だ。夕食後テラスで夕日に染まる劒・立山を見る、富山湾に沈む夕日がとってもきれいだ!。翌日午前5時前から小屋を抜け出し写真ポイントに行く。先客が多い。剣・立山はもちろん、南を見れば鹿島槍、その向こうに槍・穂高、その左に目を移せば八ヶ岳とうっすらと富士山まで見えるじゃないか!。小屋に戻り朝食を頂き出発とする。白馬岳山頂でピークハントの写真を撮り、小蓮華に向かう。途中相方が、白馬をバックにしたお気に入りの写真を撮ってくれる。小蓮華山頂には劒が立ててある。遠くに頚城山地を望み、白馬大池に向け下っていく。蓮華温泉への道を左に分け白馬大池山荘に着く。小屋の前のテーブルを借りカップラーメンを作り食べる。目の前には高山植物が多く咲いている。特にハクサンコザクラの群生が素晴らしかった。小屋の横を通り、池のそばの大石の上を歩き、注意しながら乗鞍を目指す。残雪とガスってきた中をゴーロに注意し進むとケルンに着く。山頂を越え下りに入ると雪が残っている。初めは大したことはないが徐々に雪が深くなり、傾斜がきつくなる。4本爪アイゼンをつけたが効果はなく、ロープにつかまり何とか雪原をぬける。天狗原近辺は木道を歩く。木道の横には水芭蕉が咲いている。建物が多くなってきたところまで降りてきた。栂池自然園方面を見れば、白雪が残る白馬三山が見える。ロープウェイ乗り場に着いた。今日は充実した一日であった。(後日談、帰宅後さっそく6本爪アイゼンを買いました。)
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