また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1164696
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

平ケ岳。雷鳴が怖かった

2017年06月09日(金) 〜 2017年06月10日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:23
距離
22.7km
登り
1,809m
下り
1,818m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:37
休憩
0:42
合計
9:19
8:42
172
11:34
11:34
76
12:50
12:51
89
14:20
14:21
100
16:01
16:41
71
18:01
2日目
山行
4:17
休憩
0:03
合計
4:20
5:34
36
6:10
6:11
73
7:24
7:24
42
8:06
8:06
105
9:51
9:53
1
9:54
ゴール地点
天候 6月9日(金)晴れ、夕方曇り、夜は強風
6月10日(土)午前中晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葛西IC 4時頃 → 那須塩原IC 6時頃 → 鷹ノ巣P 8時頃

関越道の小出ICと東北道の西那須野塩原ICと、どちらを利用しても距離と時間はほぼ同じ。ただし、高速料金は西那須野塩原の方が安い

鷹ノ巣Pへは、檜枝岐方面からは尾瀬の御池Pを目指し、そこからさらに進む。峠を越えると、厭になるくらい標高を下げるように坂道を下る。駐車場は舗装エリアに16台、バイオトイレ左右の砂利に4台くらい駐車可能。さらに道を挟んで駐車スペースになる空き地が3か所ある。全部で30台くらい駐車可能
コース状況/
危険箇所等
鷹ノ巣から下台倉山:
最初は林道歩き。沢を渡ってしばらく行くと、標識あり。そこから標高をあげていくとやせ尾根に出る。注意して歩けば、難しくない。お助けのトラロープが随所にある。見るからに古いロープは除いて、体重をかけても大丈夫。ただし、補助的な使用が望ましい。雨の後は、粘土質の土、枯れ葉、木の根っこが滑りやすいので難儀する。かなりの急登である

下台倉山から台倉山:
6月10日時点で、1600mくらいから雪が現れる。この間の夏道は、ところどころ谷側に崩落気味かつ斜めっているので気持ち悪い。やせ尾根よりこちらに注意したい

台倉山から池ノ岳:
台倉山から下ると雪になる。以降、雪面をずっと歩く。踏み抜きはほとんどない。登山道が雪の下に隠れ、しかもピンクリボンや赤ペンキが極端に少ないのでルート取りを間違えないように。特に下りは勢いよく雪面を下ると思わぬ方向に逸脱する。私もコースを外れ、復帰するのに難儀した(間違ったトレースをつけて申し訳ない)
池ノ岳への最後の登りは、夏道と雪の斜面が交互に現れる。陽が高くなると、夏道は雪解け水が沢のように流れる。早朝は全く流れていなかった

池ノ岳から平ケ岳:
1キロほどで比較的容易にたどり着けるが、登山道が雪に覆われている部分が多く、その下に水が流れ空洞のようになっているところが数か所ある。ここは横の藪を通って抜ける。本来の幕営地と水場はまだ雪の下

水場は何箇所かコースにあるものの、6月10日時点ではどこも雪の下で水は取れない
台倉山から先の雪道でチェーンアイゼンをつけたが、あまり効かないし団子になるしで、途中で外した。下りは全く使用せず



その他周辺情報 ケータイ電波:
鷹ノ巣駐車場ですでにつながらず。前日にヤマレコ地図をダウンロードしておいて助かった。電波がつながったのは平ケ岳山頂のみ。途中はドコモもauもダメだった。幕営した池ノ岳も電波が届かず

コンビニ:
西那須野塩原ICを下りてしばらく走るとセブンが2件ある。その後はない。Yショップのようなローカルなコンビニはあるが、朝の開店は遅い

日帰り温泉:
百年記念を迎えている檜枝岐にはいくつも温泉がある。塩原にもいくつも日帰り温泉がある。汗を手早く流したいなら以下がよい。燧の湯は硫黄泉で、露天の方が硫黄臭が若干強い

燧の湯(0241-75-2290、500円、6:00〜21:00、最終受付20:30)
http://www.oze-info.jp/spot/hiuchinoyu/

駒の湯(0241-75-2655、500円、6:00〜21:00、最終受付20:30)
http://www.oze-info.jp/spot/komanoyu/

御池ロッジ( 0241-75-2350、500円、12:00〜17:00時)
http://www.ozejin-yamagoya.jp/lodge.html


鷹ノ巣Pに到着。金曜なので他には1台のみ。ここに16台、きれいなバイオトイレ両横に4台、道の反対側に3か所スパースあり。合計30台くらい駐車可能
2017年06月09日 08:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/9 8:42
鷹ノ巣Pに到着。金曜なので他には1台のみ。ここに16台、きれいなバイオトイレ両横に4台、道の反対側に3か所スパースあり。合計30台くらい駐車可能
最初はハルゼミの声を聞きながら樹林帯を進む
2017年06月09日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/9 8:49
最初はハルゼミの声を聞きながら樹林帯を進む
いきなり難所(笑)濡れているときは本当に要注意
2017年06月09日 08:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
6/9 8:57
いきなり難所(笑)濡れているときは本当に要注意
「すぐやせ尾根です」が私には遠かった
2017年06月09日 09:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/9 9:02
「すぐやせ尾根です」が私には遠かった
いい天気
2017年06月09日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/9 9:10
いい天気
葉が5枚。アカヤシオですね
2017年06月09日 09:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/9 9:11
葉が5枚。アカヤシオですね
アカモノ
2017年06月09日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
6/9 9:20
アカモノ
ヤマツツジ
2017年06月09日 09:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/9 9:21
ヤマツツジ
燧ケ岳が見えてきた
2017年06月09日 09:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
6/9 9:21
燧ケ岳が見えてきた
やっとやせ尾根にでた。陽が当たって暑い
2017年06月09日 09:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8
6/9 9:29
やっとやせ尾根にでた。陽が当たって暑い
コイワカガミ。濃淡いろんなピンクから白い花までいろいろ咲いていた
2017年06月09日 10:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
6/9 10:05
コイワカガミ。濃淡いろんなピンクから白い花までいろいろ咲いていた
ショウジョウバカマもあちこちに咲いていた
2017年06月09日 10:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/9 10:28
ショウジョウバカマもあちこちに咲いていた
タムシバ
2017年06月09日 10:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
6/9 10:51
タムシバ
やせ尾根を上がってきた。気をつければ全く難しくない
2017年06月09日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/9 11:03
やせ尾根を上がってきた。気をつければ全く難しくない
左一番奥が帝釈山。右手前は?
2017年06月09日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/9 11:03
左一番奥が帝釈山。右手前は?
会津駒ヶ岳(ほぼ中央)
2017年06月09日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 11:04
会津駒ヶ岳(ほぼ中央)
尾瀬もいい天気
2017年06月09日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 11:04
尾瀬もいい天気
ナエバキスミレですかね
2017年06月09日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 11:32
ナエバキスミレですかね
下台倉山を越えると1600mあたりで雪が出てきた
2017年06月09日 12:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/9 12:01
下台倉山を越えると1600mあたりで雪が出てきた
シャクナゲ
2017年06月09日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 12:10
シャクナゲ
アップ
2017年06月09日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
6/9 12:10
アップ
平ケ岳が見えてきた(左)。右は本日の幕営予定地の池ノ岳。遠いなぁ
2017年06月09日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
6/9 12:23
平ケ岳が見えてきた(左)。右は本日の幕営予定地の池ノ岳。遠いなぁ
ついつい休憩して燧を撮ってしまう。右には日光白根山
2017年06月09日 12:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 12:24
ついつい休憩して燧を撮ってしまう。右には日光白根山
こちらは至仏山
2017年06月09日 12:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 12:25
こちらは至仏山
台倉山を越えると一面雪に
2017年06月09日 13:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 13:02
台倉山を越えると一面雪に
ピンクテープがあった。見かけたのはピンクテープ3本と樹木につけられた赤ペンキ10本弱。登山道が本当に分かりづらい。GPSサマサマ
2017年06月09日 13:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
6/9 13:36
ピンクテープがあった。見かけたのはピンクテープ3本と樹木につけられた赤ペンキ10本弱。登山道が本当に分かりづらい。GPSサマサマ
若葉がきれい
2017年06月09日 13:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 13:56
若葉がきれい
GPS頼りに延々と雪の上を歩く。先行者のトレースが出てきたり消えたり
2017年06月09日 13:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/9 13:56
GPS頼りに延々と雪の上を歩く。先行者のトレースが出てきたり消えたり
ルート取りは間違っていない。ほっとした
2017年06月09日 14:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/9 14:11
ルート取りは間違っていない。ほっとした
こんな赤ペンキが気まぐれ的に現れる
2017年06月09日 14:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 14:11
こんな赤ペンキが気まぐれ的に現れる
ピンクリボン。ほっとする
2017年06月09日 14:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/9 14:14
ピンクリボン。ほっとする
だいぶ近付いてきたがまだ遠い
2017年06月09日 14:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/9 14:16
だいぶ近付いてきたがまだ遠い
下山する先行者。しばし会話。私より年配で60代半ばかな。日帰りとのこと
2017年06月09日 14:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 14:37
下山する先行者。しばし会話。私より年配で60代半ばかな。日帰りとのこと
池ノ岳へ登る稜線
2017年06月09日 14:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/9 14:54
池ノ岳へ登る稜線
夏道と雪面を交互に登って池の岳へ向かう。夏道は雪解け水で沢になっている
2017年06月09日 15:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/9 15:26
夏道と雪面を交互に登って池の岳へ向かう。夏道は雪解け水で沢になっている
奥只見から越後の山々
2017年06月09日 15:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/9 15:40
奥只見から越後の山々
奥只見湖アップ。東北道の小出ICからもシルバーラインを通って檜枝岐まで通れるようになった
2017年06月09日 15:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/9 15:40
奥只見湖アップ。東北道の小出ICからもシルバーラインを通って檜枝岐まで通れるようになった
会津駒ヶ岳(中央)
2017年06月09日 15:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 15:41
会津駒ヶ岳(中央)
平ケ岳が近くなってきた
2017年06月09日 15:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 15:43
平ケ岳が近くなってきた
雪と夏道を交互に歩く
2017年06月09日 15:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 15:43
雪と夏道を交互に歩く
至仏山と右に上州武尊山
2017年06月09日 15:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 15:44
至仏山と右に上州武尊山
武尊山アップ
2017年06月09日 15:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/9 15:44
武尊山アップ
池ノ岳到着。テントを張る。燧ケ岳の上には雲が増えてきた。急いで平ケ岳へ向かう
2017年06月09日 15:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 15:44
池ノ岳到着。テントを張る。燧ケ岳の上には雲が増えてきた。急いで平ケ岳へ向かう
平ケ岳山頂
2017年06月09日 17:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 17:13
平ケ岳山頂
山頂標
2017年06月09日 17:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 17:14
山頂標
山頂はこんな感じ。池塘は雪の下。雲行きが怪しくなってきた。ゴロゴロ鳴り始める。平ケ岳山頂でドコモとauがつながる。何と群馬県に竜巻と雷雨注意報
2017年06月09日 17:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/9 17:16
山頂はこんな感じ。池塘は雪の下。雲行きが怪しくなってきた。ゴロゴロ鳴り始める。平ケ岳山頂でドコモとauがつながる。何と群馬県に竜巻と雷雨注意報
環境省と新潟県が設置した山頂の案内板。注意事項3に「指定地以外でテントを張らないで下さい」とありますが、必ずしも指定地なら張ってよいということでもないようです。緊急の場合のみのようです
2017年06月09日 17:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
6/9 17:15
環境省と新潟県が設置した山頂の案内板。注意事項3に「指定地以外でテントを張らないで下さい」とありますが、必ずしも指定地なら張ってよいということでもないようです。緊急の場合のみのようです
会津駒方向
2017年06月09日 17:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/9 17:15
会津駒方向
至仏、武尊方面は真っ暗だが、新潟方面はまだなんとか
2017年06月09日 17:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6/9 17:30
至仏、武尊方面は真っ暗だが、新潟方面はまだなんとか
越後の山々。中岳と荒沢岳かな
2017年06月09日 17:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/9 17:33
越後の山々。中岳と荒沢岳かな
マイホームに戻った。姫の池前のウッドデッキにはちょうど石が8個あった(後記:ウッドデッキの幕営は自然保護の観点から禁止とのことです。ご注意ください)
2017年06月09日 18:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12
6/9 18:02
マイホームに戻った。姫の池前のウッドデッキにはちょうど石が8個あった(後記:ウッドデッキの幕営は自然保護の観点から禁止とのことです。ご注意ください)
さっき登った平ケ岳。左の至仏は雲の中。池ノ岳へ戻る途中に水場を通ってみたが、本来の幕営地と水場は雪の下だった
2017年06月09日 18:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
6/9 18:03
さっき登った平ケ岳。左の至仏は雲の中。池ノ岳へ戻る途中に水場を通ってみたが、本来の幕営地と水場は雪の下だった
雪で冷やしておいた缶ビール2本があっという間にカラ
2017年06月09日 18:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
6/9 18:54
雪で冷やしておいた缶ビール2本があっという間にカラ
群馬県方面で夕方から深夜まで雷がゴロゴロ。星は全く見えず。その後は強風。4時ごろ目が覚めると風は弱まっていた
2017年06月10日 04:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/10 4:04
群馬県方面で夕方から深夜まで雷がゴロゴロ。星は全く見えず。その後は強風。4時ごろ目が覚めると風は弱まっていた
会津駒の左からご来光
2017年06月10日 04:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/10 4:19
会津駒の左からご来光
ラッキーだ
2017年06月10日 04:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8
6/10 4:19
ラッキーだ
午後から雨の予報。下山するまで晴れますように
2017年06月10日 04:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
6/10 4:20
午後から雨の予報。下山するまで晴れますように
撤収します。某石○スポーツで、体がでかいので2−3人用を勧められた。重いけど確かに快適
2017年06月10日 04:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
11
6/10 4:21
撤収します。某石○スポーツで、体がでかいので2−3人用を勧められた。重いけど確かに快適
平ケ岳のモルゲン。すぐ左奥に武尊山、その左に至仏山
2017年06月10日 04:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/10 4:33
平ケ岳のモルゲン。すぐ左奥に武尊山、その左に至仏山
池塘の奥に荒沢岳の頭
2017年06月10日 04:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
6/10 4:34
池塘の奥に荒沢岳の頭
さよなら平ケ岳。静かで良い山だ
2017年06月10日 04:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
6/10 4:34
さよなら平ケ岳。静かで良い山だ
少し下って燧ケ岳から日光白根山
2017年06月10日 05:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/10 5:36
少し下って燧ケ岳から日光白根山
昨日は暗い雲で見えなかったが、皇海山も見える
2017年06月10日 05:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/10 5:39
昨日は暗い雲で見えなかったが、皇海山も見える
会津駒に光臨
2017年06月10日 06:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
6/10 6:04
会津駒に光臨
カメノキ
2017年06月10日 07:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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6/10 7:31
カメノキ
ありがとう平ケ岳
2017年06月10日 07:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/10 7:42
ありがとう平ケ岳
やせ尾根を下る。いつの間にか快晴で暑い
2017年06月10日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
6/10 9:13
やせ尾根を下る。いつの間にか快晴で暑い
左が下りてきたやせ尾根
2017年06月10日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
6/10 9:17
左が下りてきたやせ尾根
撮影機器:

感想

計画していた東北の山は天気の予報がいまいち。一方、テン泊デビューの候補にしていた平ケ岳は金曜から土曜の午前中にかけて晴れ予報。ならばテン泊の平ケ岳へと行き先を決定

この山は日帰りでは22キロ超の長丁場。しかもアクセスに片道4−5時間を要する。今の私にはとてもロングドライブの後に20キロ越えの山行は無理。迷わずテン泊を選択。軽めのザックで日帰りを強行するか、重いザックを背負って1泊でやるか、意見の分かれるところだが、今回はテント泊デビューが主目的なので重いのを覚悟して担いで上がる

下台倉山までのやせ尾根は、危険度こそないものの急登が続く。しかも太陽にさらされ暑い。日陰に到達するたびに休憩。谷から吹き上げる風が心地よい。台倉山から先は雪山。池ノ岳の直下まで雪の上を気持ちよく歩く。ただし、この山は百名山の割にピンクリボンや赤ペンキが極めて少ない。残雪時はGPS必携である

登りは日帰りのソロの年配の方のトレースがところどころあり心強かった。ハアハアゼーゼーで、頻繁に休むたびにGPSをチェックしてルートから大きく外れることはなかった(帰りは雪の斜面を飛ばして下りて、白沢清水のあたりで右にコースを外れ、コース修正に手間取った)

池ノ岳への登りは、夏道と雪面が交互に現れるが、高い気温と午後半ばだったため、雪解け水が沢のように流れて歩きづらかった。池ノ岳の池塘は完全に出ていた。ウッドデッキもしっかり出ており、ここでテントを張った(後記:ウッドデッキは幕営禁止とのこと。ご注意ください)。その後、平ケ岳へ向かったが、標高はさほど変わらないものの、こちらの池塘は雪の下だった

山頂だけ携帯電波がつながり、天候をチェックすると群馬県に竜巻と雷雨注意報。至仏や武尊山方面は真っ暗な雲に覆われ、ゴロゴロと雷が鳴りだしていた。せっかく張ったテントを撤収してヘッデン点けて下りようかと思ったが、平ケ岳の天気予報は持ちそう。テン泊することに賭けた

夕方から深夜まで雷鳴がとどろき、気が気ではなかった。その後は強風でテントがバタバタと風に煽られ、翌朝の撤収が思いやられたが、日の出のころには風も収まり、撤収もスムーズに行えた。といっても1時間もかかっており、素早い撤収は今後の課題となった

テン泊は私一人で、雷鳴と風と池塘のカエルを除けば、静かな夜だった。間もなく退職だが、リタイア後の山の楽しみ方のバリエーションが広がった。ただし、荷物を背負った時の登りのスピードが極端に落ちる。まぁ、時間はたっぷりとあるのだからゆっくりやればいいさ

まずまずのテン泊デビューとなったことに感謝感謝である

後記:平ケ岳は自然保護のため原則、幕営禁止とのことです。池ノ岳と平ケ岳の間に幕営指定地がありますが、こちらも非常時のみのようです。テン泊を検討される方はご確認ください。cucumis様、ご指摘ありがとうございました

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コメント

牛歩は仕方ないです
初テン泊お疲れさまでした。
池塘、平ヶ岳を拝める最高の場所に設営、カエルの合唱聞きながら酒盛り…雷鳴さえなければ最高でしたね。
設営はそうでもないですが撤収は私もやはり1時間くらいうだうだしてしまいます。
山慣れ、テン泊慣れされてる方の撤収の早さは舌を巻いてしまいます。
毎度毎度雨が降らないとは限らないので迅速に撤収出来るようにしたいですね。

歩くの遅いのは仕方無いです。
テン泊装備での縦走のペース、まだ模索中ですが、30分に一度はザック降ろしてひと息入れるようにしてます。

平ヶ岳、テン場あるんですか〜。
私もテン泊で歩いてみようかな〜という気にさせられました。
どうも日帰りロングする気力が薄れてしまいます。
日帰りのロングとテン泊交互に織り交ぜようと思ってます。
2017/6/11 6:39
Re: 牛歩は仕方ないです
トムさん、コメありがとうございます
避難小屋泊の装備にテントが加わっただけでずっしりときますね
縦走するもんじゃないなと痛感しました
同じ場所でテン泊して、中日は身軽な装備で足を伸ばすというパターンですかね

平ケ岳は自宅からのアクセスも登山口からも遠い山です
20キロ超えは鳳凰三山をドンドコ沢から中道を周回してくるのと同じような感じですね
けっして日帰りできない山ではないですが、人が少ないのでテン泊にはうってつけです
ただし、幕営地と水場は池ノ岳と平ケ岳の鞍部ですので、眺望は期待できません
どちらかの山頂で池塘の近くのデッキで張らせてもらうのが最高ですね
2017/6/11 11:50
テン泊お疲れさまでした!
夕焼けや日の出が見られるテン泊はいいですよね。
特に周囲に誰もいなかったとのことで、静かなテン泊を楽しまれたことと思います。
また、悪天候だったとのことで、ご無事でよかったです。

テントは2〜3人用なんですね。
私はソロだとモンベルの2人用を使っていますが、身長185cmなので斜めに寝ても足と頭がテントの壁についてしまい、濡れてしまいます。
2〜3人用というのは、いい選択かもしれませんね。

平ヶ岳は行きたいと思っていた山なので、参考になりました。
ありがとうございました!
2017/6/11 17:40
Re: テン泊お疲れさまでした!
eurekapapaさん、コメありがとうございました

テン泊は撤収はじめ、試行錯誤しながら、いろいろ学ぶことが多いです
特に自炊がダメですね。ワンパターンで・・

テン泊大先輩のeurekapapaさんに教わることが多いと思います
これからお聞きすると思いますので、ノウハウなど教えていただければ幸いです
よろしくお願いします
2017/6/11 22:15
平ヶ岳はテン泊禁止では?
植生保護のためウッドデッキがあっても非常事態のビバークしか認められていません。
2017/6/18 7:14
ご指摘ありがとうございました
cucumisさま、ありがとうございました。
過去の記録などで指定幕営地があると書いてありましたので出かけました。
幕営地が完全に雪の下でしたのでウッドデッキに張ったのですが、幕営地すらも非常時のみなんですね。知りませんでした。以後、よく事前調査して出かけたいと思います。
レコにも「非常時のみ」と追記させていただきました。
ご指摘に深謝申し上げます。
2017/6/18 11:39
ゲスト
平ヶ岳
Pinballさん

平ヶ岳、雪の長距離は本当にお疲れ様でした。
リボンがあっても樹林帯ではルートが難しいのでGPSがあっても不安です。
私もテントは2-3人用ですよ。私はG-Lightですが、アライ製だから重さは一緒ですね。連れもいるので3-4人用を勧められましたがさすがに重い。2人だとちょっと狭いです。テントとカメラを入れると20kgがたまにキズ。
退職されたタイミングでテント購入、今年の夏は壮大な計画が練られていそうですね
2017/6/23 20:40
Re: 平ヶ岳
ジムニーさん、コメありがとうございます
テント泊という選択肢が増えたので、今後の山を楽しみにしています
でも縦走は重くて無理ですね。ベースキャンプ型になりそうです
ツェルト泊というオプションもそのうちに試してみようと思っています
2017/6/24 15:03
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平ヶ岳鷹ノ巣ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
5/5

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