平ヶ岳（残雪期）

2017年06月11日(日) [日帰り]

• GPS: 09:00
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,670m
• 下り: 1,669m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 8:50

5:10 鷹ノ巣登山口
6:30 6:30 下台倉山
7:00 7:10 台倉山
7:40 7:40 白沢清水
9:00 9:10 池ノ岳
9:10 9:10 平ヶ岳
9:10 9:10 池ノ岳
9:10 9:10 白沢清水
12:40 12:40 台倉山
13:10 13:10 下台倉山
14:00 鷹ノ巣登山口

玉子石には10時20分頃着。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口の鷹ノ巣駐車場（無料）

コース状況／危険箇所等

台倉山以降の鷹ノ巣尾根は、残雪のため、登山道が消失しており、何度かコースを見失ない、沢に降りてしまったり、猛烈な藪漕ぎを余儀なくされた。天気に恵まれ、周囲の景色から自分の位置・進んでいる方角を把握できたから良かったものの、ガスっていたら遭難の危険性が高かったと思われます。

その他周辺情報

最寄の温泉まで遠い。新潟県小出側からは通行止めでアクセス不可。

写真

6/11 5:05

鷹ノ巣駐車場。無料。バイオトイレもある。駐車場は二十数台置けそう。日曜日だというのに、アウディのうしろに隠れている筆者の車と合わせて3台のみ。この後もう一台来たので、この日4パーティ（10名弱）しか平ケ岳に入山していない。10キロ超のコースでこの人数なので、静かな登山だった。

6/11 5:22

登山開始10分で現れた沢越えの橋。真ん中で折れてる。

6/11 5:36

30分も歩くと、尾瀬を見守る燧ヶ岳を拝むことが出来る。以後、平ケ岳山頂に至るまで、基本的にずっと見える。

6/11 6:28

1時間20分で下台倉山へ。このピーク以降、尾根に残雪が出現。登山道を消し去り、本日入山する登山者を悩ませることになる。

6/11 6:42

雪上を進む。どこが登山道なのか、だんだんわからなくなってくる。

6/11 6:58

下台倉山→台倉山間で、池ノ岳〜平ケ岳を確認することが出来る。

6/11 7:03

登山開始2時間弱で台倉山。山頂であることは三角点が示すのみ。看板は無い。ここまではいいペースで進んでこれたが、ここから樹林の中の積雪地帯となり、登山道はほぼ消失することとなる。先人者は少なく、踏み跡はほとんど確認できない。

6/11 7:18

鷹ノ巣尾根。樹林帯で、道はわからなくなるし、雪道はすべる。「念の為」と準備しておいた軽アイゼンを装着。本当に使うこととなるとは・・・。台倉清水、白沢清水と水場があるはずだったが、積雪で不明。想定より北にコースをはずれ、沢らしきに降りてしまった。のぼり返しが急で、滑りやすく、苦労した。まさか自分が遭難？の不安がつきまとった。雪さえなければアップダウンの少ない尾根。今回の登山では、この尾根の踏破に一番苦労した。

6/11 9:01

とはいえ、尾根を歩いていけば、自然と池ノ岳に到着する。風景はがらっと代わり、山上湿原は、まさに天空の楽園。ここまで来れば、平ケ岳まではもうすぐだ。

6/11 9:11

池ノ岳から先は、林道がしっかりと整備されている。快適。さすが100名山。

6/11 9:22

だが、積雪で林道も消えている。

6/11 9:27

山頂。ここは展望が悪いが、山頂から西に100メートルほど進むと、360度の大展望。利根川源流の手付かずの自然。ダム以外の人工物を見ることはない。山頂周辺には30分程滞在したが、ずっと一人。贅沢な時間でした。

6/11 10:26

奇石・玉子石。ガイドブックで見たときよりも、玉子の根本が細くなっているような・・・。

6/11 10:41

玉子石〜池ノ岳にて。背後には燧ヶ岳。天気がいいってのは、本当にすばらしい。

6/11 10:53

池ノ岳からこれから下山する鷹ノ巣尾根を一望する。天空の楽園から、遭難の危険漂う'ながーい樹林帯’へ。まさに天国と地獄。実際にこの後、再度コースロスト。想定より南に進路を取りすぎ、猛烈な藪に突入することとなる。

6/11 13:48

登山口まであと10分の橋が壊れていた沢。冷たい雪解け水で、疲れを洗い流す。

撮影機器：

COLOR LIFE4 WATERPROOF SoftBank 301P パナソニック

装備

備考

アイゼン（軽）があって良かった。

コメント

roxie

お疲れさまでした
途中で抜かれた3人組です。さすがお早いですね！ほんと、鷹ノ巣尾根は大変でしたね。GPSがあったので何とか大きく外さずにすみましたが。

期待以上の360度パノラマが、気持ちよかったですね。

お疲れさまでした！

crz4649

Re: お疲れさまでした
大変お疲れ様でした。天候だけは最高でしたので、勘と経験で突き進みましたが、装備を軽量化してたので、万が一の際を考えると、ゾッとします。途中避難小屋もないですし。

野風

crz4649さん、お疲れさま
途中でスライドしたテン泊者です。
トレランなみの快速ですね〜。羨ましいです。

雪の樹林帯、下山のコースアウトは、私がコースを逸脱して付けてしまったトレースのせいではないかと申し訳なく思っております。

天気は１日良かったようで何よりでした。檜枝岐集落ではお昼過ぎに雨が降ったので、心配していました。

tsatoo

さすがに早いっすな。
！