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Yamareco

記録ID: 1167479
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

岩菅山〜烏帽子岳(聖平からピストン)

2017年06月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:06
距離
19.8km
登り
1,327m
下り
1,324m

コースタイム

05:44 岩菅山登山口(聖平)
05:53 小三郎小屋跡
06:10 アライタ沢
06:45 岩菅山中間点
07:15 ノッキリ
07:44 岩菅山 07:51
08:29 裏岩菅山
09:35 中岳
09:59 烏帽子岳 10:17
10:45 中岳
12:02 裏岩菅山 12:09
12:53 岩菅山 12:58
13:22 ノッキリ
13:46 岩菅山中間点
14:19 アライタ沢 14:21
14:39 小三郎小屋跡
14:46 岩菅山登山口(聖平)  
天候 早朝霧、日の出以降晴れ(快晴)
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:松本IC(03:45/0km)−長野自動車道−更埴JCT(04:21)−上信越自動車道−信州中野IC(04:38)−県道29号−志賀中野有料道路−国道292号−県道471号−岩菅山登山道入口(駐車スペース/05:40/111km)

■復路:岩菅山登山道入口(16:14/111km)−県道471号−国道292号−志賀中野有料道路−県道29号−信州中野IC−上信越自動車道−更埴JCT−<東部湯の丸SA>−藤岡JCT−関越自動車道−高崎JCT−北関東自動車道−岩舟JCT−東北自動車道−川口JCT−首都高速−都内(21:20/442km)

■駐車場
登山道入口の近くに駐車場はありません。登山道入口の両サイド県道471号沿いに駐車スペースがあります。詰めても10台は無理かな。朝の時点で5台ほどでした。
この時期、登山者よりタケノコ取りの車が多いと地元の方が言っていました。駐車スペースに駐められない車は路駐をするようです。
マップコード 341 889 427*81
コース状況/
危険箇所等
■ジャンルについて
岩菅山から裏岩菅山まではほとんど雪もなく、無積雪期の「ハイキング」でいいと思いますが、裏岩菅山から先の北面は樹林帯に多量の雪が残り、登山道が雪の下です。中岳には雪はありませんが、烏帽子岳への登山道と山頂は雪の下です。烏帽子岳の山頂は(夏山レコを参考にすると)まだ1〜2メートル位の積雪があると思います。このためジャンルを「雪山ハイキング」としましたが、雪山装備は特に必要ありません。

■岩菅山登山道入口(聖平)−岩菅山
登山道入口から0.4kmほど整備された登山道を登ると小三郎小屋跡で上条堰に出ます。上条用水路沿いに堰を20分ほど歩くとアライタ沢に出ます。
ここから岩菅山への登りが始まりますが、整備された優しい歩幅の階段が足への負担も少なく楽に高度を稼げます。
岩菅山中間点からノッキリまでは歩きやすい登山道ですが、ノッキリから岩菅山山頂まで0.6kmほど、それなりに勾配もあり、この山域最高峰の自負はあるようです。

■岩菅山−裏岩菅山
多少のアップダウンはありますが、危険箇所はありません。途中、雪田を3箇所ほど通過しますが、とくに雪山装備は必要ありません。

■裏岩菅山−烏帽子岳
裏岩菅山からの下りは急斜面です。山頂直下は雪が消えたばかりのようで登山道には水溜まりや雪解けの水が流れています。
樹林帯に入ると雪面が広がり登山道は雪の下です。トレース痕のようなものは見当たりません。朝歩いた自分のトレースも帰りは大半が消えていました。登山道は裏岩菅山から北へ下りますが、途中から東へルートを変えます。起き上がった笹に視界が遮られ、目印等も見当たらないので厳しいルーファイが要求されます。地形図、コンパス、GPSは必須です。樹林帯の積雪はツリーホールから1〜2メートルはあると思われますが、今後雪解けは急速に進むでしょう。今日に限っては、氷柱が下がっていたり、水溜まりには薄氷が張っていました。

ルートが東に変わっても登山道はしばらく雪の下で判りにくかったですが、中岳が近づくと雪も消え夏道が現れました。
中岳の手前に小ピークがあり、かなり急登でお助けロープがありました。新しいようなロープですが3本撚りの1本が上部で切れています。
中岳の取り付きには、地図には岩場「危」の文字があります。見上げるとハング気味で岩場にはスレたような跡はなくどこを登ったらいいのか迷いました。ガリー状を登り下りしましたが、ホールドも有り見た目ほど難易度は高くないと思います。お助け類はありません。

中岳から下った後、ピークを二つ越えると烏帽子岳の登りになります。夏道は雪の下で山頂へは雪上を登ります。山頂も一面深い雪に覆われています。
岩菅山登山口、5時出発予定でしたが、チョット寝過ぎて松本ICから1時間ほど遅れて高速に乗っています。裏岩菅山の先、烏帽子岳まで行く予定ですが、出だしでつまずきました。
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岩菅山登山口、5時出発予定でしたが、チョット寝過ぎて松本ICから1時間ほど遅れて高速に乗っています。裏岩菅山の先、烏帽子岳まで行く予定ですが、出だしでつまずきました。
登山道はよく整備されています。小三郎小屋跡まで0.4kmほど登ります。
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登山道はよく整備されています。小三郎小屋跡まで0.4kmほど登ります。
小三郎小屋跡からアライタ沢まで20分ほど上条堰を歩きます。上条用水路は朝は流れていませんでしたが、堰上げをする衆が4人ほど登ってきて掃除をされていました。
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小三郎小屋跡からアライタ沢まで20分ほど上条堰を歩きます。上条用水路は朝は流れていませんでしたが、堰上げをする衆が4人ほど登ってきて掃除をされていました。
下にアライタ沢が見えてくると...
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下にアライタ沢が見えてくると...
アライタ沢の出合いです。この時点では右側の上条用水路への流れは止水されていましたが、帰りには止水は解除されていました。
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アライタ沢の出合いです。この時点では右側の上条用水路への流れは止水されていましたが、帰りには止水は解除されていました。
アライタ沢を渡るといきなり雪が出てきますが、この先登山道にはほとんど雪はありません。
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アライタ沢を渡るといきなり雪が出てきますが、この先登山道にはほとんど雪はありません。
アライタ沢から30分チョットで岩菅山中間点に着きます。登山道は急登ではないのですが多くの箇所に木の階段が付けられています。この階段、歩幅が心地よく快適に登れます。
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アライタ沢から30分チョットで岩菅山中間点に着きます。登山道は急登ではないのですが多くの箇所に木の階段が付けられています。この階段、歩幅が心地よく快適に登れます。
だいぶ登って来ました。ノッキリが近づいて来ると岩菅山の山頂が見えてきます。
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だいぶ登って来ました。ノッキリが近づいて来ると岩菅山の山頂が見えてきます。
ノッキリに来ました。ここで寺小屋峰からの登山道と合流しますが、寺小屋峰方面の登山道もよく歩かれているようです。
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ノッキリに来ました。ここで寺小屋峰からの登山道と合流しますが、寺小屋峰方面の登山道もよく歩かれているようです。
ノッキリを過ぎると東側の斜面が見えてきます。魚野川に落ちる急峻な斜面です。これを見て岩スゲーって言ったのでしょうか...(笑)
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ノッキリを過ぎると東側の斜面が見えてきます。魚野川に落ちる急峻な斜面です。これを見て岩スゲーって言ったのでしょうか...(笑)
この時間、登山道の水溜まりには氷が張っています。ツララもこんな感じで気温は低いのですが、風がないので体感的には快適です。
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この時間、登山道の水溜まりには氷が張っています。ツララもこんな感じで気温は低いのですが、風がないので体感的には快適です。
岩菅山の山頂です。登山口から2時間ほどです。山頂には誰もいませんが、今朝の踏み跡があったので裏菅岩山に向かったのでしょう。
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岩菅山の山頂です。登山口から2時間ほどです。山頂には誰もいませんが、今朝の踏み跡があったので裏菅岩山に向かったのでしょう。
先週の日曜日に開山祭があったようです。ここでお賽銭を上げ登山の安全を祈願しました。
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先週の日曜日に開山祭があったようです。ここでお賽銭を上げ登山の安全を祈願しました。
山頂の展望は360度です。北西の方角には妙高山に火打山です。
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山頂の展望は360度です。北西の方角には妙高山に火打山です。
西の方角には北アルプスがズラ〜っと見渡せます。
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西の方角には北アルプスがズラ〜っと見渡せます。
浅間山は雪が無くなりました。
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浅間山は雪が無くなりました。
岩菅山の山頂はこんな感じです。朝の出遅れを取り戻したので、予定通り烏帽子岳まで行きます。
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岩菅山の山頂はこんな感じです。朝の出遅れを取り戻したので、予定通り烏帽子岳まで行きます。
三角点は山頂標の裏辺りにあります。
基準点:岩菅山/1等級/標高2295.00m
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三角点は山頂標の裏辺りにあります。
基準点:岩菅山/1等級/標高2295.00m
正面に裏岩菅山が見えてきました。裏岩菅山の右奥に見える山が最終目的地の烏帽子岳です。
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正面に裏岩菅山が見えてきました。裏岩菅山の右奥に見える山が最終目的地の烏帽子岳です。
裏岩菅山までの途中、雪田が2、3ヵ所あります。気温が低いので踏み抜きはありません。
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裏岩菅山までの途中、雪田が2、3ヵ所あります。気温が低いので踏み抜きはありません。
裏岩菅山が迫ってきました。ここから20分ほどで山頂です。
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裏岩菅山が迫ってきました。ここから20分ほどで山頂です。
裏岩菅山(2341m)の山頂です。岩菅山より標高が高いです。山頂には誰もいませんが、少し下がった所で数人が山座同定をしていました。この山頂も360度の展望です。
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裏岩菅山(2341m)の山頂です。岩菅山より標高が高いです。山頂には誰もいませんが、少し下がった所で数人が山座同定をしていました。この山頂も360度の展望です。
焼額山とスキー場、奧には北アルプスがズラ〜っと...
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焼額山とスキー場、奧には北アルプスがズラ〜っと...
草津の奧には浅間山、白いのは噴煙かしら...
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草津の奧には浅間山、白いのは噴煙かしら...
そしてこれから向かう烏帽子岳への稜線です。稜線の奥に見える白い山は苗場山です。
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そしてこれから向かう烏帽子岳への稜線です。稜線の奥に見える白い山は苗場山です。
鳥甲山が近いです。かっけぇ...
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鳥甲山が近いです。かっけぇ...
裏岩菅山から北方面に急坂を下ります。
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裏岩菅山から北方面に急坂を下ります。
樹林帯に入ると一面の雪でトレース痕のようなものは見当たりません。登山道は雪の下で目印のようなものは見当たらず、ルーファイが大変でした。
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樹林帯に入ると一面の雪でトレース痕のようなものは見当たりません。登山道は雪の下で目印のようなものは見当たらず、ルーファイが大変でした。
裏岩菅山から北に下ってきたルートは樹林帯で東に大きく曲がります。起き上がった笹などが視界を妨げるのでGPSで位置を確認しながら、やっと視界が開ける場所にでました。振り返った裏岩菅山です。だいぶ下ってきました。
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裏岩菅山から北に下ってきたルートは樹林帯で東に大きく曲がります。起き上がった笹などが視界を妨げるのでGPSで位置を確認しながら、やっと視界が開ける場所にでました。振り返った裏岩菅山です。だいぶ下ってきました。
そして目の前に中岳です。どこを登るんじゃい。登山道のようなものは見えません。地図には岩場「危」のマークが入っています。
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そして目の前に中岳です。どこを登るんじゃい。登山道のようなものは見えません。地図には岩場「危」のマークが入っています。
東側に回り込んで登山道はこの岩の前までです。ヤマプラを見たとき「カニの横ばい」と書かれていたのを思い出し、右にへつってみましたが行き詰まりました。結局、ガリー状の所を登りましたが、クサリなどのお助け類は一切ありません。
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東側に回り込んで登山道はこの岩の前までです。ヤマプラを見たとき「カニの横ばい」と書かれていたのを思い出し、右にへつってみましたが行き詰まりました。結局、ガリー状の所を登りましたが、クサリなどのお助け類は一切ありません。
シャクナゲは蕾だけでまだ開花しているものはありませんでした。
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シャクナゲは蕾だけでまだ開花しているものはありませんでした。
中岳の山頂です。おそらくこのプレートが山頂標でしょうが古いもので文字は消えています。
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中岳の山頂です。おそらくこのプレートが山頂標でしょうが古いもので文字は消えています。
そして中岳の山頂から見た裏岩菅山です。本家の岩菅山より立派に見えます。
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そして中岳の山頂から見た裏岩菅山です。本家の岩菅山より立派に見えます。
そして見たかったのがこれ、岩スゲー...
魚野川に落ちる絶壁です。
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そして見たかったのがこれ、岩スゲー...
魚野川に落ちる絶壁です。
そして反対側、目的地の烏帽子岳までは一旦下り、ピークを二つ越えて烏帽子岳への登りとなります。
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そして反対側、目的地の烏帽子岳までは一旦下り、ピークを二つ越えて烏帽子岳への登りとなります。
ピークを二つ越えて登山道(夏道)はここまでです。ここから山頂まで雪上を歩きます。多少気温は上がってきましたが、雪面は硬く、踏み抜きはありません。
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ピークを二つ越えて登山道(夏道)はここまでです。ここから山頂まで雪上を歩きます。多少気温は上がってきましたが、雪面は硬く、踏み抜きはありません。
烏帽子岳に登り始めて10分程で山頂です。広い山頂で一面雪に覆われ、どこがピークか判りません。GPSで確認しながら山頂を歩いていると針金が巻いてあります。夏レコを見ると、この下に山頂標があるようです。
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烏帽子岳に登り始めて10分程で山頂です。広い山頂で一面雪に覆われ、どこがピークか判りません。GPSで確認しながら山頂を歩いていると針金が巻いてあります。夏レコを見ると、この下に山頂標があるようです。
烏帽子岳の山頂は北東方向に細長いです。北東側先端まで来ました。雪が残る山は苗場山です。奧にチョコッと見えるのは越駒と中岳のようです。手前は大岩山かな。
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烏帽子岳の山頂は北東方向に細長いです。北東側先端まで来ました。雪が残る山は苗場山です。奧にチョコッと見えるのは越駒と中岳のようです。手前は大岩山かな。
北側には鳥甲山です。存在感があります。尾根筋の下に見えるのは万仏岩かしら...
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北側には鳥甲山です。存在感があります。尾根筋の下に見えるのは万仏岩かしら...
東の方角には白砂山かな...
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東の方角には白砂山かな...
東北東の方角ですが、奧は燧ヶ岳と至仏山だと思います。その手前は谷川のようですが、これだけ重なっていると同定は難しいです。目の前は切れちゃったけど佐武流山だと思います。
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東北東の方角ですが、奧は燧ヶ岳と至仏山だと思います。その手前は谷川のようですが、これだけ重なっていると同定は難しいです。目の前は切れちゃったけど佐武流山だと思います。
山頂へ戻ります。雪は1〜2メートルはありそうです。
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山頂へ戻ります。雪は1〜2メートルはありそうです。
妙高山と火打山もきれいに見えます。間に見えるのは焼山のようです。
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妙高山と火打山もきれいに見えます。間に見えるのは焼山のようです。
まだ10時ですが、早めに頂きます。山頂標は雪の下だと思われるので広い山頂に乾杯。汗をかくほど暑くはないのですが、喉がカラカラで五臓六腑にしみ渡ります。
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まだ10時ですが、早めに頂きます。山頂標は雪の下だと思われるので広い山頂に乾杯。汗をかくほど暑くはないのですが、喉がカラカラで五臓六腑にしみ渡ります。
烏帽子岳からは白砂山が目の前です。左奥は日光連山かな、右奥は皇海山の方角です。
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烏帽子岳からは白砂山が目の前です。左奥は日光連山かな、右奥は皇海山の方角です。
浅間山と黒斑山です。噴煙のようにも見えますが...チョット多すぎるので雲かな。八ヶ岳がぼんやりと、南アルプスは雲の中です。
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浅間山と黒斑山です。噴煙のようにも見えますが...チョット多すぎるので雲かな。八ヶ岳がぼんやりと、南アルプスは雲の中です。
苗場山の山頂台地をアップに...
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苗場山の山頂台地をアップに...
妙高山をアップに、外輪山がよく見えます。
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妙高山をアップに、外輪山がよく見えます。
さて裏岩菅山へ戻ります。このときは樹林帯の自分のトレースが残っていると思っていました。
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さて裏岩菅山へ戻ります。このときは樹林帯の自分のトレースが残っていると思っていました。
中岳と裏岩菅山です。東側斜面は魚野川によって浸食されたのでしょうか、谷底まで急峻です。
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中岳と裏岩菅山です。東側斜面は魚野川によって浸食されたのでしょうか、谷底まで急峻です。
「危」の岩場を降りてきて見上げると、岩の表面に黄色系の古いペンキで「↑」のようなものが見えます。上には文字のような跡がありますが判読はできません。この岩の表面を登れということでしょうか。私は右手のガリーを登り下りしました。
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「危」の岩場を降りてきて見上げると、岩の表面に黄色系の古いペンキで「↑」のようなものが見えます。上には文字のような跡がありますが判読はできません。この岩の表面を登れということでしょうか。私は右手のガリーを登り下りしました。
基部まで降りて見上げるとこんな感じです。ホールドはそこそこありますが、上部はハング気味に見えます。お助け類が無いということは事故もないのでしょう。
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基部まで降りて見上げるとこんな感じです。ホールドはそこそこありますが、上部はハング気味に見えます。お助け類が無いということは事故もないのでしょう。
コンデジだとピント合わせが難しい。
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コンデジだとピント合わせが難しい。
11時、この時間になっても北アルプスはガスらずにきれいに見えています。
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11時、この時間になっても北アルプスはガスらずにきれいに見えています。
鹿島槍ヶ岳を挟んで左奥の白い山は立山、右奥は剱岳です。
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鹿島槍ヶ岳を挟んで左奥の白い山は立山、右奥は剱岳です。
左奥の剱岳、五龍岳、唐松岳、不帰嶮、天狗ノ頭から鑓ヶ岳へ...
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左奥の剱岳、五龍岳、唐松岳、不帰嶮、天狗ノ頭から鑓ヶ岳へ...
中央は高妻山、右は黒姫山のようです。
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中央は高妻山、右は黒姫山のようです。
奧に見えるのは裏岩菅山の山頂です。ここまで朝のトレースが消えていてルーファイに苦労しました。この場所だけ雪がなく湿原です。池塘がある感じです。この先また雪が出ます。
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奧に見えるのは裏岩菅山の山頂です。ここまで朝のトレースが消えていてルーファイに苦労しました。この場所だけ雪がなく湿原です。池塘がある感じです。この先また雪が出ます。
ここは朝駆け下りてきた場所です。辛うじて朝のトレース痕が残っています。
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ここは朝駆け下りてきた場所です。辛うじて朝のトレース痕が残っています。
チョット一呼吸、振り返ります。一番奥が烏帽子岳、二つピークを越えて中岳、中岳の先にもピークがあり、このピークからが激下り、お助けロープがあります。
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チョット一呼吸、振り返ります。一番奥が烏帽子岳、二つピークを越えて中岳、中岳の先にもピークがあり、このピークからが激下り、お助けロープがあります。
裏岩菅山の山頂直下まであと少しですが、朝のトレースを見失い、GPSで登山道へ復帰しました。
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裏岩菅山の山頂直下まであと少しですが、朝のトレースを見失い、GPSで登山道へ復帰しました。
裏岩菅山に戻ってきました。ちょうどお昼頃です。ルーファイで苦労した割りにはマズマズの時間に戻って来れました。誰もいないので軽い昼食にします。
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裏岩菅山に戻ってきました。ちょうどお昼頃です。ルーファイで苦労した割りにはマズマズの時間に戻って来れました。誰もいないので軽い昼食にします。
眼下にはスキー場だらけの焼額山です。先ほどまでクリアだった妙高・火打方面に雲が出てきました。
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眼下にはスキー場だらけの焼額山です。先ほどまでクリアだった妙高・火打方面に雲が出てきました。
裏岩菅山から見た烏帽子岳から中岳にかけての荒々しい東面です。
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裏岩菅山から見た烏帽子岳から中岳にかけての荒々しい東面です。
大高山の奧には榛名山のシルエットです。
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大高山の奧には榛名山のシルエットです。
裏岩菅山から下ってきました。
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裏岩菅山から下ってきました。
そして岩菅山へ向かいます。
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そして岩菅山へ向かいます。
岩菅山に戻ってきました。まだ13時前なので楽勝で下山できます。
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岩菅山に戻ってきました。まだ13時前なので楽勝で下山できます。
山頂には今夜は避難小屋で一泊すると言っていた登山者が一人いました。中を覗いてみましたがきれいに片付けられていました。横にトイレも併設されています。
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山頂には今夜は避難小屋で一泊すると言っていた登山者が一人いました。中を覗いてみましたがきれいに片付けられていました。横にトイレも併設されています。
烏帽子岳まで無事にピストンができました。お礼を申し上げ下山します。
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烏帽子岳まで無事にピストンができました。お礼を申し上げ下山します。
岩菅山から下山方向を見下ろします。ノッキリから寺小屋峰への登山道が見えます。横手山の右奥に見えるのは四阿山のようです。
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岩菅山から下山方向を見下ろします。ノッキリから寺小屋峰への登山道が見えます。横手山の右奥に見えるのは四阿山のようです。
四阿山をアップに、右は根子岳かな...
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四阿山をアップに、右は根子岳かな...
岩菅山も見納めです。いい天気でした。まだ青空が続いています。
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岩菅山も見納めです。いい天気でした。まだ青空が続いています。
アライタ沢まで下ってきました。
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アライタ沢まで下ってきました。
朝は止水されていた上条用水路も掃除が行われきれいな水が流れていました。
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朝は止水されていた上条用水路も掃除が行われきれいな水が流れていました。
立派ですネ、上条用水路の御神体でしょうか、朝は気がつかなかったのですが紙垂が下がっています。
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立派ですネ、上条用水路の御神体でしょうか、朝は気がつかなかったのですが紙垂が下がっています。
小三郎小屋跡まで戻って来ました。上条堰はまだ先に続きますが、登山口へは右に下ります。
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小三郎小屋跡まで戻って来ました。上条堰はまだ先に続きますが、登山口へは右に下ります。
登山口に戻って来ました。この登山口の前に駐車スペースがあります。
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登山口に戻って来ました。この登山口の前に駐車スペースがあります。

感想

今年、4月23日に登った白砂山の帰り、堂岩山からの下りで見上げた雪の付いた岩菅山が素晴らしく(素晴らしく見えたのは裏岩菅山と東面の斜面)、雪の季節に行きたいと思っていたが時間が捻出できずに6月に入ってしまった。
気になっていたのは裏岩菅山とその先の烏帽子岳まで続く稜線、魚野川へ落ち込む東側の急斜面を間近で見たかった。

梅雨入りしたけど、好天は望めなくても雨は降りそうもなかったので、日曜日の早朝、更埴JCTを東京への帰路とは反対の信州中野ICへ向かった。
日の出前は霧に覆われていた志賀高原は、日の出とともに霧が晴れ青空が広がってきた。思いも寄らない梅雨の晴れ間に足取りも軽く、2時間ほどで岩菅山の山頂に立てた。これなら烏帽子岳は楽勝かと思っていたら、裏岩菅山から先に難所が待っていた。

裏岩菅山からは北面を下る。山頂付近の森林限界は日当たりもいいのかほぼ雪は融けていたが、樹林帯に入ると雪が多量に残っている。ツリーホールを覗いてみると1〜2メートルはありそう。登山道はこの雪の下で全く検討が付かない。トレースは無いし目印も見つからない。ここは破線ルートなのだ。
山頂から北に下り始め、烏帽子岳の稜線へ向かうため鞍部で東へ大きくルートを変える。周囲には背の丈以上の笹(根曲り竹?)が起きあがり始めて視界が悪い。歩いている方角も怪しくなってくる。
GPSとコンパスで何とか突破したが、帰りは朝のトレースが消えていて何回かあらぬ方向に歩いてしまった。

それでも中岳から見た裏岩菅山の東斜面や、烏帽子岳から見た中岳の東斜面は想像以上で十分満足のいくものだった。

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コメント

やっぱり本物がいいね〜(^_−)−☆
hottenさん、まいど〜

青空にロング缶が映えますな〜
って、そっちかい!!
ゼロを飲んでたどっかのおっさんはやっぱり弱気かしら?

岩菅山から先に行かれるとは流石のhottenさんですが、以前のようなとんでもないドM山行から最近は若干趣向が変わってきましたね
加齢に伴ってhottenさんもロマンチック爺さんに変わってきたのかしら

お疲れ様でした〜
2017/6/14 18:52
休肝日か...
ども、FREさん、おはようございます

最近のゼロは、喉越しはよくなったけど、五臓六腑にしみわたる、って感じがないのが残念です
山バナナにはゼロでもいいけど、これからの夏、山キュウリにはドライでないとネ

1年半程前に第三のエンジンを降ろしてしまったので、ドM山行はチョット無理です
もっとも、テント担いでのんびりが理想なので、ロマンチックかどうかは別として、山行形態は変わりますネ

私も休缶日を設けるかな
2017/6/15 7:34
珍しく
hottenさん、こんばんは!

コメ解禁とは! 珍しいですね〜
多分、設定を間違えたのでしょうが、例のアル中ハイマー!進行してますね

長野の山でも、そちら方面はサッパリですよ。
色々なお山をご存じで、流石は元教官!症状が悪化しても、昔取った杵柄ですね

しかし、「岩スゲー」な箇所、迫力満点ですね。
写真でも分かる位なので、実際の現場は愛息が縮む思いでしょう

約20kmをこの時間で走破。口だけではなく、足も相変わらず達者なようですね
2017/6/14 19:13
社会の窓を...
閉めるの忘れました

tailさん、おはようございます!
コメ有り難うございます。

拍手を忘れたり、ポチッを忘れたり、レコだけならいいけど、松本辺りで社会の窓開けっ放しで歩いていたら...声掛けて下さい
本当にありそうだから恐い

tさんは高い所が苦手ですか
恐いもの見たさで、一度お出かけ下さい

アル中ハイマー!進行中のアルツハイカーでした
2017/6/15 7:46
スゲー
岩じゃなくてhottenさんがですよ

hottenさん、大変大変ご無沙汰です。
なかなか解禁されないのに加え、気づくのが遅かったりしてようやくコメできますよ。それでも遅いか
コメの解禁の基準はなんなんでしょう?気分次第?

最近の山行を拝見していると以前より回数が増えた気が。
以前はなかなか行けないので1回にかけるエネルギーをMaxにしてたので常にトップギアだった?
最近は荒船山とかユルイのもあるけど、爺ヶ岳東尾根日帰りとかとんでもないものをぶっこんできますから、油断できないです。

岩管山、志賀高原の山と思うとバカにしてしましたが、なかなか男前じゃないですか。こちらもお気に入りにぽちっと。

それにしてもいつもながら山の選択がいいですねぇ。
私が行きたいとこばかりなのでいつも参考になります
実は昨日もhottenさんのレコを参考にさせてもらったばかり
ということで佐武流山もお願いします
2017/6/18 12:14
コメの解禁の基準は...
tさんが言われるように設定ミス、単に社会の窓を閉め忘れただけです
アルツハイカーです

おはようございます、kanosukeさん!
こちらこそご無沙汰しておりました。

志賀高原の山は雪の時期にと思っていますが、登山口までのアプローチが大変で、日帰りはなかなか難しいです。
白砂山もゲートオープンを待っての山行でした。岩菅山は雪が無くてもなかなかいい山ですよ。切明へ下ればもっと楽しめそうです。

kanosukeさんは岩に通っているようですが、どこを目指しているのでしょう
私も若い頃は暇があれば日和田や越沢に通っていましたが、いまはサッパリ行く気が起きません。
テント担いでゆっくりと北アを歩きたいです。
2017/6/19 8:31
あら、久々に書き込みできる
hottenさんこんばんはー。
コメント受け付けなんてドジりましたか?笑
久々にコンタクト取れて嬉しいです。
また、マイナーな山に繰り出しましたね。
写真に人っ子が見当たりませんが、これはこれでのんびりきままな登山も素敵な時間ですね。
こんなのんびり登山ならご一緒したいなあ。
2017/6/21 20:22
ご無沙汰でした...
おはようございます、pennylaneさん!
コメントありがとうございます。しばらくでした

私は人が少ない静かな山が好きなので、どうしてもマイナーな山、マイナールートが多くなります。今回も数組と出会っただけ、裏岩菅山から先には誰もいませんでした。

pennylaneさんのレコを最近見かけませんが、お休み中でしたでしょうか
今年は昔歩いた北アを再訪しようと思っているのですが、またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
2017/6/22 5:26
Re: ご無沙汰でした...
山は登ってますよ(^^)
他の趣味の影響で時間が取れないもありますが…
ただ記録を残すだけなのに費やす時間がかかりすぎるのが難点で、やる気が次第に失せていきますね。途中で投げ出した記録が多くありますよ(^^;)
北アなら予定次第で馳せ参じますよ〜。
2017/6/22 7:25
失礼しました...
そうですか、山には行かれていたのですネ
私もアップをしていない書きかけのレコが下書きに13も溜まっています

ご一緒したいのですが...ソロが多いのは仕事の関係で前日にならないと行けるかどうかが決められないのです。
前もって計画を立てることが難しいので、車には常に山道具を積んであります。
北アは日帰りでなくテントを担いでゆっくりと歩きたいです。
2017/6/24 9:23
Re: 失礼しました...
山は百名山65まで行きました。
ヤマレコ日記は全然ですね(^^;疲れた次の日とか無理です…。

前日でも出来るだけ対応しますよ!
打診くだされば是非〜♪
連絡先はプロフィールに記載があるのでお気軽にどうぞ(^^)
2017/6/29 0:01
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