記録ID: 1168761
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沢登り
奥多摩・高尾
日蔭三頭ノ沢
2017年06月12日(月) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:54
- 距離
- 7.8km
- 上り
- 905m
- 下り
- 887m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日蔭三頭ノ沢(三頭沢左俣): 水量の少ないヤブ沢で危険個所はない、というよりも全く沢登りの対象とはならない。しかし奥多摩には珍しく出合から源頭まで自然林に覆われていて深山の趣が堪能できる。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
GPS
ロープ
ハーネス
ヘルメット
ディッセンダー
渓流シューズ
|
---|---|
備考 | ・熊鈴を忘れた。 ・沢装備でなくても登れる。 |
感想
今季は南秋川右岸のあまり記録がない小さな沢を歩いている。森沢、南沢、ハチザス沢と登ってきて、次に気になったのが日蔭三頭ノ沢だ。
日蔭三頭ノ沢は、手持ちの沢登りガイド本には三頭沢左俣となっており、一言「平凡な沢」で片付けられている。三頭沢は滝が多い美しい沢で沢登りの対象となっているが、それは大滝まで。さらに奥を源頭まで詰める方は少ないようで、ネット上でも記録は見当たらない。もちろんヤマレコにも未記載。いわゆる「遡行価値のない沢」なのだろう。
しかし価値というのは主観の問題だ。沢登りの価値というのは滝を登り淵を泳ぎナメを歩くことにあるのだろうが、平凡な沢をのんびり歩くのもいいものだ。それに何より、今の私に三頭沢下部を単独遡行する自信はない。
さて、実際に入渓してみると予想以上のヤブ沢で、遡行価値がないとされるのも頷けた。しかし深い自然林の中の踏跡(獣道)を拾って登ってゆくと、思わず歓声をあげたくなるような巨樹が現れた。そしてその後も次々と…。どれも奥多摩としては有数の巨樹で、狭いエリアにこれだけまとまって見られるのは珍しい。昨秋訪れた日原のナラテイロに匹敵するのではないかと思う。
という訳で、日蔭三頭ノ沢は、私にとって最高度の「遡行価値のある沢」になった。やはり登ってみなければわからない。
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