ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1170229
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

光岳 (易老渡からピストン)

2017年06月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:19
距離
27.1km
登り
2,555m
下り
2,553m

コースタイム

日帰り
山行
11:07
休憩
1:13
合計
12:20
4:19
53
芝沢ゲート駐車場
5:12
5:12
70
6:22
6:22
14
6:36
6:43
99
1600m地点
8:22
8:23
23
8:46
8:48
22
三吉ガレ
9:10
9:20
39
9:59
10:03
14
静高平
10:17
10:25
15
10:40
10:40
14
10:54
10:57
9
11:06
11:25
10
11:35
11:35
12
11:47
11:50
40
12:30
12:30
59
13:29
13:30
13
13:43
13:50
60
P2254.5m
14:50
14:58
49
15:47
15:47
52
16:39
芝沢ゲート駐車場
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北又渡発電所の先1キロほどのところに芝沢ゲートが設置され,
そこに50台ぐらい駐められそうな駐車スペースがあります。トイレはありません。

ボクは,道の駅遠山郷で仮眠をとり,早朝にそこへ移動しました。
道の駅から40〜45分ほどで到着します。
(355K)
コース状況/
危険箇所等
■易老渡から登り始めて5分ほど,ザレた斜面をトラバース気味に登っていきます。
足もとがくずれそうで,ちょっとひやひやします。
■易老岳手前のP2254.5mを越えたところに,数mの岩場の登りがあります。
登りよりも下りのほうがイヤかな。
■三吉平から静高平の間には,まだ残雪があります。
滑落するほどの斜度ではありません。アイゼンやピッケルは必要ない程度です。
その他周辺情報 道の駅遠山郷に隣接する「かぐらの湯」は木曜定休だったので,
天龍村の「おきよめの湯」(大人500円)でおふろ。
アルカリ泉で肌がヌルヌルします。気持ちよかった〜。
芝沢ゲート前に駐車して,出発します。
2017年06月15日 04:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 4:20
芝沢ゲート前に駐車して,出発します。
易老渡に到着。この鉄橋を渡って,易老岳へ。
2017年06月15日 05:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 5:13
易老渡に到着。この鉄橋を渡って,易老岳へ。
易老渡が1で,面平が10。やっと半分です。急登をひたすら登っています。
2017年06月15日 05:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 5:40
易老渡が1で,面平が10。やっと半分です。急登をひたすら登っています。
標高1150m付近。尾根に乗りました。
2017年06月15日 05:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/15 5:43
標高1150m付近。尾根に乗りました。
面平です。標高は1480m。登山口から600mを登りました。
2017年06月15日 06:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 6:22
面平です。標高は1480m。登山口から600mを登りました。
やっと朝日が射し込んできました。今日もきっといいお天気です。
2017年06月15日 06:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 6:27
やっと朝日が射し込んできました。今日もきっといいお天気です。
次なる標識は面平が10で,易老岳が30。気が遠くなる〜。
2017年06月15日 06:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 6:36
次なる標識は面平が10で,易老岳が30。気が遠くなる〜。
1600mあたりで休憩。
2017年06月15日 06:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 6:43
1600mあたりで休憩。
うお〜,いいお天気で〜す!
2017年06月15日 07:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 7:15
うお〜,いいお天気で〜す!
標高2100m付近,聖岳と兎岳が見えました。聖,かっこいい〜
2017年06月15日 07:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 7:43
標高2100m付近,聖岳と兎岳が見えました。聖,かっこいい〜
さらに木々の間から上河内岳。上河内もかっこいいなぁ。
2017年06月15日 07:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 7:47
さらに木々の間から上河内岳。上河内もかっこいいなぁ。
2254.5mの三角点を通過。
2017年06月15日 08:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 8:04
2254.5mの三角点を通過。
その先にちょっとだけ岩場の登りがありました。
2017年06月15日 08:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/15 8:06
その先にちょっとだけ岩場の登りがありました。
木々の間から見える光岳方面。
2017年06月15日 08:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 8:12
木々の間から見える光岳方面。
稜線が近づいてきた模様。シラビソの森が明るくなってきた。
2017年06月15日 08:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 8:20
稜線が近づいてきた模様。シラビソの森が明るくなってきた。
易老岳分岐に到着しました。やっと南アルプスの主稜線です。長かった〜。
2017年06月15日 08:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 8:23
易老岳分岐に到着しました。やっと南アルプスの主稜線です。長かった〜。
稜線を光岳へ向かう。
2017年06月15日 08:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 8:42
稜線を光岳へ向かう。
三吉ガレの崩壊地が見えました。
2017年06月15日 08:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 8:46
三吉ガレの崩壊地が見えました。
ガレの向こうに,ちょろっとだけ兎岳。
2017年06月15日 08:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 8:47
ガレの向こうに,ちょろっとだけ兎岳。
幾重にも重なる山なみの彼方に,中央アルプスや御嶽山。
2017年06月15日 08:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 8:48
幾重にも重なる山なみの彼方に,中央アルプスや御嶽山。
三吉平で休憩。
2017年06月15日 09:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 9:09
三吉平で休憩。
道筋にはずっと,バイカオウレンのかわいらしい花が咲いていました。
2017年06月15日 09:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 9:12
道筋にはずっと,バイカオウレンのかわいらしい花が咲いていました。
静高平への登り。まだ雪が残っています。
2017年06月15日 09:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 9:24
静高平への登り。まだ雪が残っています。
ところどころ,まだ雪の上を歩かないといけませんでした。でも,アイゼンなどは必要ないと思います。
2017年06月15日 09:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 9:33
ところどころ,まだ雪の上を歩かないといけませんでした。でも,アイゼンなどは必要ないと思います。
静高平への登り。雪がとけたところは,岩ゴロゴロで歩きにくい。
2017年06月15日 09:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 9:46
静高平への登り。雪がとけたところは,岩ゴロゴロで歩きにくい。
おお,ハイマツが見えてきた。
2017年06月15日 09:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 9:58
おお,ハイマツが見えてきた。
静高平に到着です。
2017年06月15日 10:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 10:02
静高平に到着です。
水はこんこんと湧き出ています。冷たくておいしいお水でリフレッシュ。ハイドレーションの水も入れ替えました。
2017年06月15日 09:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 9:59
水はこんこんと湧き出ています。冷たくておいしいお水でリフレッシュ。ハイドレーションの水も入れ替えました。
ふり返れば,聖岳と兎岳。
2017年06月15日 10:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 10:03
ふり返れば,聖岳と兎岳。
さぁ,もうちょっと。
2017年06月15日 10:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 10:05
さぁ,もうちょっと。
センジヶ原に到着です。まずはイザルヶ岳へ向かいましょう。
2017年06月15日 10:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 10:09
センジヶ原に到着です。まずはイザルヶ岳へ向かいましょう。
イザルヶ岳山頂(2540m)。聖岳〜上河内岳〜茶臼岳の南ア南部の主稜線が一望。
2017年06月15日 10:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
6/15 10:17
イザルヶ岳山頂(2540m)。聖岳〜上河内岳〜茶臼岳の南ア南部の主稜線が一望。
富士山は,雲の上にちょっとだけ頭を出している。
2017年06月15日 10:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 10:17
富士山は,雲の上にちょっとだけ頭を出している。
2週間ほど前に登った大無間山〜大根沢山。
2017年06月15日 10:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
6/15 10:18
2週間ほど前に登った大無間山〜大根沢山。
誰もいないので,セルフで撮ってみました。なかなかむずかしい。
2017年06月15日 10:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
6
6/15 10:20
誰もいないので,セルフで撮ってみました。なかなかむずかしい。
聖岳・上河内岳,いいなぁ,また歩きに行きたい。
2017年06月15日 10:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 10:24
聖岳・上河内岳,いいなぁ,また歩きに行きたい。
中央アルプスの右には,うっすらと槍・穂高。
2017年06月15日 10:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 10:24
中央アルプスの右には,うっすらと槍・穂高。
深南部の不動岳と黒法師岳。
2017年06月15日 10:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 10:24
深南部の不動岳と黒法師岳。
それでは,今度は光岳をめざします。
2017年06月15日 10:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 10:25
それでは,今度は光岳をめざします。
センジヶ原を木道で通り抜けます。
2017年06月15日 10:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 10:30
センジヶ原を木道で通り抜けます。
すぐそこに光小屋。
2017年06月15日 10:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 10:35
すぐそこに光小屋。
深南部 信濃俣〜大根沢山〜大無間山 ここも歩いてみたいなぁ。
2017年06月15日 10:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 10:39
深南部 信濃俣〜大根沢山〜大無間山 ここも歩いてみたいなぁ。
ふり返れば,イザルヶ岳の向こうに南ア南部の主な峰々。
2017年06月15日 10:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 10:39
ふり返れば,イザルヶ岳の向こうに南ア南部の主な峰々。
県営光小屋。営業は7月中旬からですかね。
2017年06月15日 10:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
6/15 10:40
県営光小屋。営業は7月中旬からですかね。
そして,やっと光岳山頂(2591m)にとうちゃ〜く。
2017年06月15日 10:54撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 10:54
そして,やっと光岳山頂(2591m)にとうちゃ〜く。
ここでもセルフで。
2017年06月15日 10:56撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
6/15 10:56
ここでもセルフで。
山頂からちょっと先にある展望台。そこから見る百俣沢ノ頭から大無間山方面。
2017年06月15日 10:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 10:58
山頂からちょっと先にある展望台。そこから見る百俣沢ノ頭から大無間山方面。
そして,光石の向こうに池口岳。
2017年06月15日 10:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 10:58
そして,光石の向こうに池口岳。
光石に向かいます。ここから加加森山〜池口岳も歩いてみたいコースです。
2017年06月15日 11:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 11:01
光石に向かいます。ここから加加森山〜池口岳も歩いてみたいコースです。
光石が見えてきました。白っぽい石灰岩の光石。
2017年06月15日 11:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 11:04
光石が見えてきました。白っぽい石灰岩の光石。
光石からの池口岳。その向こうには鶏冠山から中ノ尾根山への稜線。
2017年06月15日 11:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
6/15 11:06
光石からの池口岳。その向こうには鶏冠山から中ノ尾根山への稜線。
加加森山の向こうには,恵那山や中央アルプス。
2017年06月15日 11:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 11:25
加加森山の向こうには,恵那山や中央アルプス。
光石から見る百俣沢ノ頭方面。テントを担いで,あちらから光岳をめざしたいですね。
2017年06月15日 11:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 11:25
光石から見る百俣沢ノ頭方面。テントを担いで,あちらから光岳をめざしたいですね。
光岳に戻ってきました。
2017年06月15日 11:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 11:35
光岳に戻ってきました。
本日のメインディッシュは,この聖岳〜上河内岳の眺望ですね。
2017年06月15日 11:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 11:36
本日のメインディッシュは,この聖岳〜上河内岳の眺望ですね。
光小屋の中をのぞかせてもらいました。とてもきれい。こんなに全面的に開放されているなんて,ありがたいですね。ボクも泊まってみたかったなぁ。
2017年06月15日 11:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 11:48
光小屋の中をのぞかせてもらいました。とてもきれい。こんなに全面的に開放されているなんて,ありがたいですね。ボクも泊まってみたかったなぁ。
それでは戻っていきましょう。イザルヶ岳,茶臼岳,上河内岳。
2017年06月15日 11:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 11:52
それでは戻っていきましょう。イザルヶ岳,茶臼岳,上河内岳。
センジヶ原の木道も,まだ部分的に残雪でおおわれていました。
2017年06月15日 11:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 11:55
センジヶ原の木道も,まだ部分的に残雪でおおわれていました。
センジヶ原とイザルヶ岳。
2017年06月15日 11:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 11:59
センジヶ原とイザルヶ岳。
静高平への下り。茶臼岳と上河内岳。
2017年06月15日 12:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 12:03
静高平への下り。茶臼岳と上河内岳。
もう見納めです。聖岳〜兎岳。兎岳の左にちょっと見えているのは大沢岳ですね。
2017年06月15日 12:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/15 12:07
もう見納めです。聖岳〜兎岳。兎岳の左にちょっと見えているのは大沢岳ですね。
ミヤマカタバミの花ですかね?
2017年06月15日 12:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 12:44
ミヤマカタバミの花ですかね?
三吉ガレまで戻ってきました。
2017年06月15日 13:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 13:01
三吉ガレまで戻ってきました。
易老岳分岐まで戻ってきました。
2017年06月15日 13:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/15 13:28
易老岳分岐まで戻ってきました。
P2254.5mでちょっと休憩。
2017年06月15日 13:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 13:43
P2254.5mでちょっと休憩。
面平でちょっと休憩。
2017年06月15日 14:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/15 14:58
面平でちょっと休憩。
登山口の橋まで戻ってきました。やっと下りが終了です〜。
2017年06月15日 15:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
6/15 15:46
登山口の橋まで戻ってきました。やっと下りが終了です〜。
林道を5キロほど歩いて,とうとう芝沢ゲートに着きました。今日も一日よく歩きました。お疲れ〜。
2017年06月15日 16:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/15 16:39
林道を5キロほど歩いて,とうとう芝沢ゲートに着きました。今日も一日よく歩きました。お疲れ〜。

装備

MYアイテム
ひさやま
重量:-kg

感想

6月になって,梅雨入りしたとはいえ,お天気のいい日が続いていますね。
そういえば,昨年も6月の上旬に,甲斐駒ヶ岳と池口岳に2週連続で行きましたっけ。
今年もこのお天気のいい日に,南アルプスの光岳へ登ってきました。

光岳への一番近い登山口は,遠山郷から遠山川をさかのぼった易老渡ですが,
易老渡への林道はもう1年半以上前から,林道が崩壊して通行止め。
そこで,光岳へは畑薙ダムから茶臼岳を経由してピストンするしかありません。
とてもじゃないけど,日帰りは無理です。

あるいは,池口岳から加加森山を経由するコースや
大根沢山から信濃俣・百俣沢ノ頭を経由するコースもありますが,
これらはバリエーションルートの範ちゅうで,これまた日帰りはむずかしい。

それでも,光岳にはまだ登ったことがなかったので,
今年はテントを担いで,これらのコースで光岳をめざそうと思っていました。

ところが,2週間ほど前に大無間山に登ったあと,
ヤマレコで「光岳」を検索して,みなさんのレコを読ませてもらったら,
易老渡から登っておられる方がけっこういるじゃありませんか。
未だ易老渡には車で入ることはできませんが,
その手前5キロほどのところにある芝沢ゲートまで車で入ることができて,
そこから1時間弱歩けば,易老渡の登山口に到着するということです。
これなら,光岳日帰りがなんとかやれるんじゃないかと。

そこで前夜,道の駅遠山郷で仮眠をとり,夜中3時過ぎに移動を開始して,
明るくなってきた4時過ぎに芝沢ゲートを出発しました。
易老渡から易老岳への登りは,標高差1500mの樹林帯のひたすら登りです。
ところどころに,易老渡を1,易老岳を30とする標識がかかっていますが,
これは見るたびに気が遠くなりそうでした。
それでも,登山道のわきに咲くバイカオウレンのかわいらしい花に癒され,
ときおり木々の間から見える聖岳や上河内岳に励まされて,なんとか易老岳に到着。

そこからは南ア主稜線をたどりますが,
まずは下って,三吉ガレから中央アルプス方面の絶景をのぞみ,
登り下りをくり返しながら三吉平へ。
三吉平から静高平へは標高差300mほどの登りです。
ここはまだ雪が残っていて,帰りの下りではときどき踏み抜きましたが,危険はありません。

静高平の水場で水を補給して,まずはイザルヶ岳へ登りました。
イザルヶ岳山頂は広くて,さえぎるもののない360度の大展望地でした。

それにくらべると,光岳山頂は木々に囲まれて展望のない,狭い山頂。
それでも,その向こうにある光石まで行ってみると,
そこには深南部の大パノラマが広がっていました。すばらしい展望でした。

帰りは易老岳への登り返しが地味に堪えました。
易老岳からの下りはもちろんヒザにきました。
それでも,やっと光岳に行くことができて,大満足の山行になりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1996人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [日帰り]
光岳 日帰りチャレンジ
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら