神室山 役内口から周回 キヌガサソウ花盛り♪
- GPS
- 07:40
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:40
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
役内川に沿って南下、集落を通り過ぎ、 右に鳥居を見たら右折、鳥居をくぐり 道なりに平坦な植林帯を走ると登山口 周辺に駐車スペースがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識、登山道は良く整備されています ・パノラマコース登山口〜西ノ又登山口〜三十三尋の滝 西ノ又登山口までは車でも入れます 吊橋を渡った後は、へつりもありますので滑落注意 ・三十三尋の滝〜神室山 滝の横から俄かに激登りになり、その分標高を稼ぎます 樹林帯を抜けると、斜度が緩み、近づいた尾根が見渡せ 湿原にはお花畑が広がり、キヌガサソウが最盛期でした ・神室山頂〜前神室山〜パノラマコース登山口 道端のお花畑は花盛りで、シラネアオイが楽しめました 前神室を過ぎてからの下りは案外長く、 登山口に近づくに連れ急坂の度合いが増してきて 疲れた足には応えました 足の疲労度によっては滑落に注意かもしれません |
写真
感想
牛形山、真昼岳、女神山と巡った、東北の山旅も今日が最終日。
楽しく充実した日々はそれだけに過ぎ去るのも早い印象!
昨日は、役内登山口付近の素晴らしい芝生上でテント泊♪
買ったきりで使わず、初テントを楽しむ方も居て
わいわいがやがや騒々しい宴会後は、それぞれのテントに籠りぐっすり♪
夜中に僅かに星も見えたようですが、明け方はあいにくの曇り空。
体調の悪いCLは留守番をする事になり、三人で周回に向けて出発。
CLには長時間、登山口でお待たせする事になりそうです。
登山口から三十三尋の滝までは殆ど平坦と言っても良いのですが
吊橋が三箇所程あり、何時まで経っても揺れる吊橋は苦手です。
轟音を立てる大きな滝を過ぎるとブナ林の中を俄かにきつい登り!
ほっと一息つける僅かな場所で振り返ると、
車で通り過ぎて来た、田植え直後の田園と集落が谷間に見渡せます。
その光景に励まされ、もうひと頑張りで小灌木帯に出ると
なだらかな湿原帯で、花盛りの高山植物の歓迎を受けました。
「窓くぐり」という尾根を横切る地点手前の急坂に
キヌガサソウの群落が満開の時期を迎えていました。
予想もしなかった大群落には、本当に感激!
もうこれほどの見事な群落に会う事は出来ないかもしれません。
シラネアオイを始めとする花の咲く尾根道も素晴らしく
いつの間にか雲が切れ、右遠方に鳥海山、月山も
雲上に姿を現してくれ、正に遮るもののない天空の散歩道。
まさか、こうして神室山に再訪するとは思いもよりませんでしたけれど
眺めの素晴らしい山は、何度訪れても良いものです。
以前登った時に槌音が谷間に響いていた山小屋も覗いてみました。
すると、小又山へと続く縦走路が更にはっきりと見え
小又山の思い出と共に、この縦走路を歩いてみたいという思いが
振り払っても湧いてくるのを止められません。
もうそんなに体力は持続しそうもないのに、
どうにも気持ちだけは押さえられず、困ったものです。
前神室山からの下り道は足の疲労も手伝って
とても長く感じられました。
緩やかだった尾根道も、登山口に近づくに連れ急坂になり、
飯豊連峰の丸森山の下りを思い出させるきつさでした。
CLには登山口で随分長くお待たせしましたが
無事に周回を終え、三日間の楽しかった山行を胸に帰途に着きました。
有難うございました。また来ますね♪
コメント
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kyom4 さま こんにちわ
6月上旬に神室山を目指される事を記されていたのでキヌガサソウはチョット間に合わないのではと思っていましたが日程が諸都合で遅れたのですかキヌガサソウの開花にビンゴでしたね。おめでとうございます。
群生しているのは、神室連峰が広しと言えど窓くぐりの手前だけなんです。
唐松岳に行った時はちょっとで小振りで少なく、白馬岳の雪渓手前は少しだけ、群生しているキヌガサソウを見られるのは神室連峰だけではないかと思っています。絶滅危惧種にも指定されている様子で大切にしたいものです。
精力的に東北の山々を徘徊されましたね。私なんか一回の山行で一山ですよ。山登りの醍醐味は期間は短いですけど残雪と高山植物と新緑のコラボですね。
レコはしていませんが9年程前だったでしょうか6/14(土)、神室山登山で役内口(西ノ又コース)の胸突き八丁の途中で、栗駒山を震源とする地震と遭遇しはじめは眩暈ではないか、もしや血圧の病気かと心配した時もあり印象深い山となってしまいました。下山後、汗もかき秋宮温泉郷で温泉を楽しみに行ったら断られ、少々憤慨。(地震の影響で湯が濁っていると言われました)
地震による大変な状況を掴めていなくて大変失礼しました。帰りの東北自動車道は救援の車で大変でした。
おかげ様で、花盛りのキヌガサソウを楽しむことが出来ました。
本当に、御田の神を過ぎて、急坂の笹藪の沿道に咲いているだけなんですね
余りにも群生しているのでとてもいとおしく感じ、立ち去り難い思いでした。
キヌガサソウは、北アルプスの柏原新道から針ノ木岳への縦走路と、
十石山(上高地の奥の白骨温泉から登るマイナーな山)で
沿道に咲く群生を楽しんだ記憶が鮮明に残っています
もし機会があったら、神室山の群生と比べに来てみてください
思い出しましたが、小又山に登った2014年9月24日の二日後、
晴れて大賑わいの東吾妻山に登って帰宅したのですけれど
帰宅後、御嶽山の噴火で大勢の行方不明者が出た事を知り、驚きました。
天変地異はいつ巻き込まれるか分からない、測り知れない恐怖です。
栗駒山に登ったのは地震の後、道路が綺麗に修復され
爪跡もわからない位でしたが、御無事で何よりでした。
神室山から見えた大きな栗駒山が、今懐かしく思い浮かびます。
6年前に高妻山ですれ違いましたHijiridakeです。その後、小生は2012年に百名山を無事完登しました。足掛け30年掛かりました。次の目標を二百名山と百高山の完登におき、20座/年のペースでピークハントを続けていましたが、恒例の海外駐在となり2年半ほど足踏みしておりました。この度、任務を終えて帰任することになり、まずは東北地方の残った二百名山の情報を収集し始めたところKyom4さんの記録を拝見する機会に恵まれた次第です。またどこかの山でお会いできることを楽しみにしております。
hijiridakeさま コメント有難うございます
高妻山でお行き会いしてから、もう6年も経つのですね
月日の流れの速さをつくづく感じます。
2012年に百名山達成なさったのですね おめでとうございます
長い時間をかけての達成に感慨も一塩だったことでしょう。
二百名山と百高山を次の目標とされているのですね
アクセスが悪く、大変な山が結構沢山ありますけれど
だからこそ百名山にはない大きな達成感が得られると思います
海外勤務の合間をぬっての登山されていたのですね、本当にお疲れ様です。
これからは、目標に向かって専念出来ると良いですね。
自分は膝を痛め、体力の衰えも感じ、山歩きも終盤に入っている感じです。
東北百名山が最後の目標になるかもしれず、
現在、東北の山を、楽しんで歩こうと計画しています。
東北の山でお行き会い出来たら良いですね
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